最終更新日: 2025年09月15日
【方法から手順まで】Tシャツのアイロンプリントを剥がす驚きの方法10選!
自分で考えたプリントでオリジナルのTシャツを作成しても、日を追うごとに、
「Tシャツの名前や背番号のプリントを変えたい」
「Tシャツのデザインに飽きたからプリントを剥がしたい」
上記のようにTシャツに施したプリントの剥がす方法を知りたい、と思うことがありますよね。
自作プリントで作ったTシャツも「失敗した箇所を直したい」と修正のために剥がすことが必要になる場合もあります。
そんな時、プリント方法が熱転写プリントやアイロンプリントの場合なら、自宅でも剥がせるのです!
今回は、Tシャツに施したプリントを剥がす方法を紹介します。
【事前確認】剥がす前に「必要性」と「プリント方式」を見極めよう!
「プリントをやり直したい」「デザインに飽きた」と思っても、むやみに剥がすのは危険です。
プリント剥がしには時間がかかり、失敗すると生地やデザインを傷めてしまうこともあります。
特に初めて挑戦する場合は慎重に判断しましょう。
家庭で安全に剥がせるのは、インクが生地に染み込んでいない「熱転写プリント(ラバープリント)」と「アイロンプリント」の2種類のみ。なかでもアイロンプリントは比較的剥がしやすくおすすめです。
一方、シルクスクリーンやインクジェットプリントは生地に定着しているため、自宅で剥がすのは困難です。
無理に剥がすと服全体を台無しにしてしまうかもしれません。
これらを踏まえ、失敗しにくい方法を選ぶことが大切です。
因みにこちらの記事では、プリントの種類について詳しく解説していますので、ぜひあわせてご確認ください。
【保存版】Tシャツのプリントを剥がす方法10選!
アイロンプリントや熱転写プリントを剥がす方法は、10通りあります。
- テープを使う
- アイロンで温める
- アイロンと濡れタオルを使う
- スチームアイロンを使う
- ドライヤーを使う
- 中性洗剤を使う
- 消毒用エタノールを使う
- 剥離剤を使う
- 除光液を使う
- 残った糊はガムテープで!
手軽な方法から順に紹介しますので、プリントを剥がしたい人は、試してみてくださいね。
Tシャツの生地を傷めずに剥がすためには、焦らず無理に剥がさないことがポイントです。
少しずつ剥がしましょう!
ゆっくりとテープで剥がす
テープを使ってプリントを剥がす方法があります。
強粘着タイプのテープをTシャツのプリントに貼り付けましょう。
この時、紙製のガムテープがおすすめです。
プリント部分にしっかりとテープが粘着するよう、擦って密着させ、テープを少しずつ剥がすとプリントが剥がれていきます。
力任せに剥がしたり、生地にダメージを与えるように剥がしてしまうと、土台のTシャツが伸びてしまいます。
Tシャツを片手で押さえ、ゆっくりとテープを剥がしていきましょう。
プリントが残ってしまったら、繰り返しテープをプリントに貼って少しずつ取ってみてください。
アイロンシートで温める
アイロンとアイロンプリントを使って剥がす方法です。
印刷がされていないアイロンプリントシートを、剥がしたいプリントの上に重ねましょう。
次に、上からアイロンで熱を加えるとプリントが綺麗に剥がれます。
アイロンを当てる時には、貼り付ける時のように圧を加える必要はありません。
アイロンでプリントを温めるイメージで行いましょう。
また、印刷がされていないアイロンプリントシートは、洗濯に強いタイプのものである必要があります。
白色や淡色の生地用のシートを選んでくださいね。
黒色や濃色の生地用を選ぶと、うまく剥がれない可能性が高いです。
この方法は、解説ブログやYouTubeで手順が公開されていますので、剥がす前に調べておくとスムーズですよ。
アイロンと濡れタオルを使う
アイロンと濡れタオルを使ってプリントを剥がす方法を紹介します。
プリントを剥がすTシャツは、濡れタオルを置く前の状態を「完全に乾いている状態」で行ってください。
まずタオルを水で濡らし、剥がしたいプリントの上に置きましょう。
濡れタオルの上からアイロンを当てて、プリントを接着しているノリを溶かします。
アイロンを当てたタオルは、とても熱くなっているため、ピンセットなどで火傷に気をつけながら剥がしましょう。
また、プリントシートの厚みによって、剥がしている途中にプリント面がちぎれてしまうこともあります。
綺麗に取れない時には、もう一度濡れタオルを置いて、上からアイロンを当ててくださいね。
ただし、高温のアイロンを当てるため、濡れタオルとTシャツが熱くなります。
再度火傷に気をつけながら、作業を行いましょう。
スチームアイロンを使う
スチームアイロンで剥がす方法は、濡れたタオルで剥がす方法と同じ仕組み。
元々プリントに使われているノリは、定着させるときに熱の力を使います。
それを逆手にとって、スチームアイロンで再び熱を与えることで、プリント面の粘着力が低下する仕組みです。
まず、剥がしたいプリントの上に、ハンカチなどのあて布を置きましょう。
中〜高温のアイロンに温度を設定したら、スチームアイロンで熱を与えます。
熱が冷める前に、ピンセットなどでプリントを剥がしましょう。
スチームアイロンをあてる時、プリントの端から熱を加えることで、剥がしやすくなりますよ。
スチームアイロンをあてる時、滑らせることはNG。
ノリがズレたり伸びたりしてしまうので、動かさずに上からスチームアイロンをあててくださいね。
また、圧力も必要ありません。
スチームアイロンをプリントに置くイメージで、優しく焦げない程度にあてましょう。
ドライヤーを使う
アイロンがない場合はドライヤーで代用可能です。
アイロンほど高温にはならず温度調整も難しいため、生地にダメージが残ったり糊が取り切れない場合もありますが、応急的な対応には十分効果があります。
方法としては、プリント部分から5〜10cm離してドライヤーを当て、熱で糊が柔らかくなったらピンセットなどで端からゆっくり剥がすのがポイントです。
焦らず少しずつ作業することで、生地を傷めにくく仕上げられます。
中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸ける
洗面器などで中性洗剤数滴をぬるま湯で溶かして、服のプリント面を剥がす方法です。
プリント部分を中性洗剤が溶けたぬるま湯に浸します。
このぬるま湯がプリントにしっかり染み込むまで、時間をおいてください。
別布にも中性洗剤をつけてプリント部分をこすり洗いすると、プリントが剥がれます。
ノリが取りきれないときには、メラミンスポンジでさらにこすりましょう。
中性洗剤に含まれる界面活性剤が、ノリをふやかしてくれます。
中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸ける方法は、キレイに剥がす方法ではありますが、中性洗剤やメラミンスポンジでTシャツが、傷んだり縮んだりしてしまう可能性があります。
Tシャツの生地の劣化が早くなるため、大切なTシャツにはおすすめできない方法です。
消毒用エタノールを使う
消毒用エタノールを使った剥がす方法を紹介します。
綿棒に消毒用エタノールを染み込ませ、Tシャツのプリント部分に叩いて濡らしましょう。
プリントに消毒用エタノールがしっかりと染み込んだら、ピンセットなどを使ってプリント面を端から丁寧に剥がします。
ポロポロと消しゴムのカスのようにプリントが剥がれるますが、Tシャツの生地素材によっては、色落ちすることがあります。
Tシャツの目立たない部分に消毒用エタノールを少し染み込ませてみて、色落ちしないかを事前に確認しておくと安心です。
剥離剤を使う
Tシャツプリント業者や手芸用品店などで、プリント剥離剤を購入しましょう。
プリントの裏から剥離剤を染み込ませます。
ピンセットなどでプリントの端から剥がすとキレイに取りやすくなりますよ。
専用の溶剤を使って剥がすので、確実な剥がし方といえます。
ただし、服の素材の相性によっては、生地が傷んだりシミになったりする可能性もあるので、取り扱いには注意が必要です。
また剥離剤を使うときには、素手で触らないようにしましょう。
剥離剤の使い方は、製品についている説明書に従ってくださいね。
除光液などの溶剤を染み込ませる
除光液などの溶剤を使った剥がし方はとても簡単!
まず始めに、Tシャツを裏にひっくり返します。
プリント面のある裏面に除光液などの溶剤をしっかりと染み込ませます。
プリント面まで染み込んだことを確認したら、表にTシャツを戻し、ピンセットなどでプリント部分を端からゆっくりと剥がします。
消毒用エタノールと同様に、Tシャツの生地素材によっては色落ちする場合もありますので、事前にTシャツの目立たない箇所で色落ちチェックをしてから、作業を行いましょう。
残った糊にはガムテープが有効!
アイロンプリントを剥がした後に糊が残ってしまったときは、ガムテープを使うのがおすすめです。
やり方は簡単で、ガムテープを糊部分に貼り、上からしっかり押さえて密着させてからゆっくり剥がします。
糊が残っている場合は同じ作業を繰り返せば、少しずつ取り除けます。
時間はかかりますが、生地を傷めにくく安全にノリを処理できる方法です。
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プリントを剥がす時に失敗しないためのコツ
失敗しないためには、前述のように糊もしっかりと取り除くことを意識しましょう。
色が剥がれたら実際に触ってみて、ベタベタしていないか確認しましょう。
また、作業中はアイロンの熱や薬剤などで手を傷めないように気をつけてください。
また、熱の加すぎは生地を傷める原因になります。
しっかり剥がしたいからといって、長時間アイロンを押し付けるのはやめましょう。
すっきり取れないときは、ガムテープや濡れタオルでのりを剥がすのもおすすめですよ。
剥がす、剥がさない?それぞれのメリットとデメリット
ここまで「剥がす」方法を紹介してきましたが、実際に「剥がさない」でデザインを変えることも可能です。
それぞれのメリット・デメリットを整理した表を参考に、自分に合った方法を選びましょう。
方法 | メリット | デメリット |
剥がす | ・服の印象を大きく変えられる ・うまくいけば無地に近い仕上がり ・自宅で挑戦できる |
・種類や素材によってはきれいに剥がれない ・生地が傷む可能性あり ・時間と手間がかかる |
剥がさない | ・短時間で簡単にアレンジ可能 ・材料は100均でも入手可能 ・生地を傷めにくい |
・元のプリントが透けたり段差が残る ・厚みが増す場合がある ・イメージ通りに仕上がらないことも |
剥がすのは丁寧さが必要ですが自由度が高く、剥がさない方法は手軽さと安心感が魅力です。
状況に合わせて最適な方法を選びましょう。
もし剥がしに失敗したら?代替アイデア3選
もしアイロンプリントをうまく剥がせなかった場合は、無理にこすったりせず代替アイデアでアレンジするのがおすすめです。
以下の3つを参考にしてください。
- 残った部分を隠すように大きめのプリントを重ね貼りする
- ワッペンや刺繍をプラスしてオリジナルデザインにしてしまうのもおしゃれ
- 思い切ってUP-Tで新しいTシャツを作成するのも一案!
失敗を逆手に取り、オリジナル性を高める機会にするのも楽しい方法です。
気になるプリントを剥がさずにできるTシャツのアレンジ方法は、こちらのコラムで紹介!
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まとめ:丁寧な作業で綺麗にプリントを剥がそう
Tシャツプリントは一度定着すると剥がれないと思われがちですが、身近な材料でプリントを剥がせますので、失敗した時やデザインをやり直したいとき、名前などを変更する時は、紹介した方法を試してみてください。
どの方法でも言えることは、「プリントを剥がすのはとても繊細な作業」だということ。
無理やり剥がそうとすると、Tシャツ生地までダメージを受けるので、気を付けながら剥がしましょう!
また一度剥がそうとすると、元には戻りませんので、慎重に剥がすかどうかを決めましょう。
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