最終更新日: 2024年06月13日
【自分でもできる!】気になるTシャツの汚れを簡単に落とす方法
お気に入りのTシャツにソースをこぼしてしまい、ショック…
ヘビロテしていたTシャツの首元が黄ばんでしまった…
大事に愛用していた白Tに黒ずみができてしまった…
せっかく買った服なので出来るだけ長い期間キレイに着用したい…
大事にしていたTシャツに大きなシミを作ってしまったり、黄ばみや黒ずみを見つけてしまった時って、なんとも言えないショックな気持ちになりますよね。
本記事では、こういった悩みに答えています!
今回は家にあるアイテムやすぐに手に入る道具を使用して、シミや黄ばみなどの嫌な汚れを簡単に除去する方法をお伝えします。
この記事を読んで実践すれば、着用を諦めていたお気に入りのTシャツや、黄ばみのせいで廃棄しようと思っているヘビロテアイテムも綺麗な状態に戻してまた着用できます。
出来るだけ簡単な方法をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧下さい。
お気に入りのTシャツをもう一度着用しましょう!
Tシャツの汚れの原因とは?汚れごとの落とし方を解説
ひとえにTシャツの汚れといっても食べ物のしみや、黄ばみなど様々なものがありますよね。
実は、汚れの種類によって除去の仕方も変わってきます。
落としたい汚れの種類がわからずに間違った方法で除去をしてしまうと、余計に落ちにくくなってしまったり、汚れが目立つようになってしまったりとやる前よりも悪化する可能性があります。
ですので、まずはご自分のTシャツについている汚れがどのようなものなのか、についてしっかり確認していきましょう。
通常、Tシャツに付着する汚れの種類は以下の3つが考えられます。
・黄ばみ
・黒ずみ
・シミ
以上の3点について、どのような汚れなのか詳しく解説します。
【種類①】黄ばみ
黄ばみとは、汗と共に毛穴から排出された皮脂が酸化したものです。
最初は無色透明なのでほとんどわからないのですが、時間と共に黄色く変色します。
黄ばみが目立つようになってしまう原因として、普段の選択が不十分で皮脂などの汚れが落としきれていないことなどが挙げられます。
【種類②】黒ずみ
黒ずみは排気ガスなどの空気中の汚れが皮脂に付着したものです。
通常、黄ばみよりも落とすのが大変です。
その理由は、黄ばみの上にさらに汚れが付着したものだから。
皮脂汚れが多くなるほど、黒ずみを落とすのは大変な作業になります。
【種類③】シミ
Tシャツの汚れの中で最も悩んでいる人が多いのは、シミによる汚れではないでしょうか。
シミになる原因としては、Tシャツなどの衣服に色のついた油分や、水分が付着することでシミになります。
考えられる主な原因は、
・コーヒーやソースなどの飲食物
・美容液などの化粧品
・ボールペンなどのインク
・血液
など多岐にわたります。
シミは通常の洗濯だけでは落ちにくく、洗濯の前にシミ抜きという作業を行う必要があります。
Tシャツについた黄ばみの落とし方
黄ばみを落とす際に活躍するのが、「酸素系漂白剤」です。
酸素系漂白剤とは色素を含んだ汚れを分解することができる洗剤で、酸素の力が汚れだけに作用するので色柄物でも色落ちの心配がないことが最大の特徴です。
どんな服にも安心して使えるため、非常に便利な洗剤です。
酸素系漂白剤を使用して、汚れを落とす方法は主に二つあります。
・塗り洗い
・つけおき洗い
上記の2点について詳しく解説していきます。
【黄ばみの落とし方①】塗り洗いのやり方
軽い黄ばみを落とすなら、まずは塗り洗いから始めましょう。
なぜなら、簡単に出来て時間もかからないからです。
具体的なやり方は、
①汚れ部分に漂白剤を振りかけて揉み込む。
②そのまま洗濯機に入れる。(他の衣服と一緒に洗ってOK)
この2点のみです。
また、洗剤を塗り込んだ後に5分ほど放置してから洗濯機を回すことで、より高い効果を得られます。
【黄ばみの落とし方②】つけおき洗いのやり方
塗り洗いで落ちないような頑固な黄ばみには、つけおき洗いを試してみましょう。
つけおき洗いであれば頑固な汚れを時間をかけて分解できるため、黄ばみに対してより高い効果があります。
その分時間もかかってしまいますが、つけて放置するだけで良いので家事などの作業の合間に黄ばみを除去できます。
具体的なやり方は以下の手順です。
①汚れ部分に、漂白剤をかける。
②漂白剤をかけた衣服を、40度前後のお湯を張った洗面器に入れる。
③1時間ほど放置する。
④漂白剤が染みたお湯ごと、洗濯機に入れて洗濯する。
以上の手順になります。
たったこれだけの工程で着用を諦めていたTシャツが蘇るので、悩んでいる方はぜひ試してみてください。
長く着用したTシャツは、襟元などがよれてしまうこともあるでしょう。
こちらのコラムでは、Tシャツのよれを直す方法について解説しています。
よれが気になるTシャツをお持ちの方はぜひご参考ください。
襟がよれよれになったTシャツを復活させる!誰でも簡単に直せる方法を紹介!|オリジナルTシャツのUP-T
Tシャツについた黒ずみの落とし方
次に、黒ずみの落とし方について解説します。
黒ずみは黄ばみよりも落とすのが大変ですが、やり方を間違えなければしっかり落とすことができますので、ぜひ試してみてください。
【黒ずみの落とし方①】用意するもの
黒ずみを落とす際に事前に準備するものは、以下の5点です。
・台所用洗剤
・洗面器
・お湯(50℃くらい)
・粉末洗剤
・酸素系漂白剤
【黒ずみの落とし方②】具体的なやり方
次に具体的なやり方を解説します。
①衣類の黒ずみ部分を水で濡らし、台所用洗剤を塗ってもみ洗いする。
②洗面器にお湯と粉末洗剤を入れてよく溶かす。
③酸素系漂白剤を入れて混ぜ合わせる。
④出来上がった体液に①で濡らした黒ずみ部分を漬ける。
⑤1時間ほど放置する。
⑥黒ずみが衣類から浮いてきたら、洗濯機で通常通り洗濯する。
以上が黒ずみを落とす工程になります。
⑤の漬け込み時間は黒ずみの程度によって多少変わってくるので、衣類の状態を確認しながら行ってください。
Tシャツについたシミの落とし方
最後にシミの落とし方について解説します。
【シミの落とし方①】用意するもの
まず、事前に準備するものは以下の7点です。
・エタノール
・歯ブラシ
・蛍光剤なしの液体洗剤
・タオル
・40℃前後のお湯
・液体の酸素系漂白剤(シミが落ちない場合)
・粉末の酸素系漂白剤(シミが落ちない場合)
【シミの落とし方②】具体的なやり方
続いて、具体的なやり方は以下の5工程です。
①書いたタオルを敷き、その上に衣類を置く。
②液体洗剤とエタノールを2:1の比率で混ぜ合わせる。
③②で作成した液をシミの部分にかけ、歯ブラシを使って馴染ませる。
④タオルに汚れがつかなくなるまで、上から叩く。
⑤40℃前後のお湯ですすぐ。
以上の5工程です。
上記の方法でもシミが落ちない場合には、液体と粉末の酸素系漂白剤を9:1の割合で混ぜ合わせ、もう一度②の液体洗剤とエタノールをかけた後に塗布しましょう。
【シミの落とし方③】外出先での応急処置
外食をした際などに食事のソースや、コーヒーを誤ってこぼしてしまうことってありますよね。
そんな時のために、普段持ち歩いているものや、コンビニなどですぐに手に入るものでできる、簡単な応急処置をお伝えします。
知識として知っていれば、外出先でシミを作ってしまった時でも、慌てずに外食をまた楽しむことができます。
【外出先での応急処置①】準備するもの
まずは外出先でのシミ抜きに必要なものを紹介します。
・ティッシュペーパー
・ハンドソープ
・水
以上の3点があれば、どこでも応急処置ができます。
【外出先での応急処置②】具体的なやり方
応急処置の具体的なやり方は、
①シミ部分に水・ハンドソープをかける。
②シミを広げないように、ティッシュペーパーで押さえるようにして、汚れを移しとる。
以上の2工程です。
簡単にできるので、ぜひ覚えておきましょう。
シミがどうしても落ちない時は
最後に、上記の方法を試してもどうしても落ちない時は、プロのクリーニング屋さんに依頼しましょう。
一箇所であれば、500円〜1000円くらいの値段で、シミ抜きをしてくれます。
また、お店によってはクリーニング料のみで、シミ抜きをサービスでやってくれるところもあるので、依頼をする際は事前に業者に確認してみてください。
Tシャツを長く愛用するためには?
最後に、黄ばみや黒ずみが出来るだけ付着しないようにするために、普段のケアから気をつけるべきことを解説します。
ちょっとしたことに気を配ることで黄ばみや黒ずみを予防してお気に入りのTシャツを長く着用できるので、普段特に何もやっていないという方は、ぜひ明日からの洗濯に取り入れてみてください。
【ポイント①】着用したらすぐに洗濯をする
通常、黄ばみの原因となる皮脂汚れは、時間が経てば経つほど落ちにくくなっていきます。
一人暮らしで着用する枚数が少ない方などは洗濯をする間隔が長くなってしまうとは思いますが、最低でも2〜3日に一回は洗濯機を回すようにしましょう。
【ポイント②】ぬるま湯で洗濯をする
洗濯機で洗濯をする際に、水ではなくぬるま湯を使用することで、皮脂汚れが落ちやすくなります。
理由は、ぬるま湯を使用したほうが洗剤が溶けやすくなり、洗浄力が上がるからです。
自宅で洗濯時に使用する水の温度を調節するのは中々難しいかもしれませんが、以下の方法で簡単に調節できます。
・洗濯機を回す際に、沸かしたお湯を少しだけ足す。
・お風呂の残り湯を使用する。
特にお風呂の残り湯を使用する方法では、経済的な負担も減らせるのでおすすめなやり方です。
毎回は無理でも、時々は洗濯時にぬるま湯を使用するようにしましょう。
【ポイント③】保管場所を工夫する
黄ばみを防ぐには、保管場所にも気を配る必要があります。
ポイントは2つで、
・風通しが良いこと
・光を遮断できる場所であること
湿気が多く風通しの悪い個所では、菌の繁殖もしやすく黄ばみの原因になります。
また、光の当たる場所では紫外線による変色も起きやすいので、出来るだけ光の当たらないところに保管しましょう。
可能であれば、タンスの引き出しにたたんでしまうのではなく、クローゼットにハンガーで保管するようにしましょう。
【ポイント④】Tシャツ着用時にインナーを着るようにする
お気に入りのTシャツや黄ばみの目立つような白いTシャツを着用する際には、インナーを着用するようにしましょう。
インナーがTシャツの代わりに汗や皮脂汚れを受け止めてくれるので、Tシャツの黄ばみを予防することができます。
特に男性の場合は直接Tシャツを肌に着ることも多いと思いますが、出来るだけインナーを着用して、皮脂汚れをTシャツに付着させないようにしましょう。
下記のコラムでは、オリジナルTシャツを長持ちさせる方法をご紹介していますので併せてチェックしてみて下さい!
色落ちしないお手入れ方法は?オリジナルTシャツを長持ちさせる方法!
まとめ:Tシャツの汚れを簡単に落とす方法
いかがだったでしょうか?
今回の記事のまとめとして、
・Tシャツの汚れの種類によって落とし方が異なる
・それぞれの汚れについての、落とし方
・長くTシャツを着用する際に気をつけるポイント
以上の3点について、解説しました。
お気に入りのTシャツってついついヘビロテしてしまうので、汚れやすくもなりますし、外出先でシミを作ってしまった時などはとってもショックですよね。
そんな時は、今回紹介したやり方を試して、お気に入りのTシャツをまたヘビロテできるようにしましょう!
特に「酸素系漂白剤」はどんな汚れにも対応できるので、家庭に保管しておくことをおすすめします。
また、汚れがどうしても落ちなければ、新しく新調するのも1つの手。
UP-TでオリジナルのTシャツを作成すれば、世界に一つだけのお気に入りのTシャツを簡単に作成できます!
とても手軽に作ることができるので、ぜひUP-TでオリジナルTシャツ作成も検討してみてください。
即日!確実にオリジナルTシャツを作成するならUP-Tがおすすめ!