最終更新日: 2024年12月19日
色落ち・色褪せしないTシャツのお手入れ方法!まず原因から知ろう!
昨年買ったお気に入りのTシャツ、久々に着ようと思ったらすごく色落ちして、なんだかくたびれた印象に。。。
こんな経験はありませんか?
強い日差しの中で着用する機会が多く、洗濯の頻度も高いTシャツにとって、色落ちや色褪せによる劣化は避けられません。
お気に入りのTシャツを少しでも状態が良く、長く愛用したい人は必見!
Tシャツの色落ち・色褪せの原因、Tシャツの色を長く楽しむための予防方法と対策を紹介します。
Tシャツが色落ちしたり色褪せたりする原因3選
Tシャツが色落ち・色褪せしてしまう原因はなんでしょうか?
Tシャツの色が劣化しまう原因には、以下の3つがあげられます。
・洗濯方法
・日差しや汗に触れる頻度
・摩擦
Tシャツが色落ち・色褪せする3つの原因について、解説します。
洗濯の方法が悪い
Tシャツは気軽に着れる分、洗濯の際に衣類タグを確認せず、大雑把に洗濯しまいがちです。
衣類タグには、その服の適切な洗濯方法が細かく図で表記されており、衣類タグを無視しして洗濯してしまうと、色の劣化が早まってしまいます。
また、綿や麻のような天然素材を使用したTシャツの場合は、使用する洗剤や温度によっては、数回の洗濯で色落ちや色褪せが発生してしまいます。
強い日差しや汗
夏場の強い日差しの元で色付きの衣服を干してしまうと、衣服も日焼けをしてしまい、色褪せの原因になります。
さらに、直接肌の触れる襟元や袖口などは、汗による皮脂汚れで色が退化してしまいます。
肌や衣類同士の摩擦
強い日差しや汗だけでなく、重ね着が多い冬場でも、衣類同士の摩擦で色は劣化します。
リュックやショルダーバッグと衣類との摩擦で、肩部分が擦れ、縫い目の部分が色ぬけし白っぽくなってしまうことも(白化現象)。
色落ちの他に「Tシャツがよれて何とかしたい・・・」と思うことはありませんか?
こちらのコラムでは、襟などがよれたTシャツを元に戻す方法について解説しています。
ぜひご参考ください。
襟がよれよれになったTシャツを復活させる!誰でも簡単に直せる方法を紹介!|オリジナルTシャツのUP-T
Tシャツが色落ちする悪い洗濯方法
洗濯方法によっては、Tシャツの色落ちや色褪せが早まってしまいます。
どんな洗濯方法が色の劣化を早めるのか、詳しく見ていきましょう!
高い温度での洗濯
Tシャツの汚れを落とそうと、高い温度での洗濯を繰り返してしまうと、その分生地の染料が溶け出してしまい、色落ちや色褪せに繋がってしまいます。
お気に入りのTシャツで色落ちや色褪せをとにかく防ぎたい時は、低い水温でたっぷりと水を使った洗濯がおすすめです。
お風呂の溜め湯を使って洗濯することが多い人は、気をつけましょう!
アルカリ性の洗剤を使う
アルカリ性の洗剤は洗浄力が強く、Tシャツに付いた皮脂汚れや食べ物による汚れなどをスッキリと落としますが、その分Tシャツは色落ちしてしまいます。
黒色や紺色のように濃く暗い色でアルカリ性洗剤を頻繁に使用すると、全体的に古びたような色褪せにもなってしまいます。
また、漂白剤のように脱色させるほど強い洗浄力の洗剤は、付着した汚れと生地の色素で化学反応を起こし、色が部分的に抜けてしまうこともあります。
洗濯時間が長い
Tシャツを洗濯や乾燥にかけている時間が長いほど、色落ちや色褪せに繋がります。
洗濯槽や乾燥機で長期時間回されていると、他の衣服との摩擦頻度も高くなるため、できるだけ脱水や乾燥の時間は短く設定しておきましょう。
洗濯物の量が多い
一度に大量の洗濯をしてしまうと、衣服の摩擦も大きくなり、洗濯時間も長くなってしまいます。
お気に入りの服を長くキレイに愛用したい時は、お気に入りの服とそれ以外の物とを分けて洗濯しましょう。
色落ち・色褪せしてしまった後の対処法
洗濯方法に細心の注意を払っても、完全に色落ちや色褪せは防げません。
一度色落ちしたTシャツを元に戻す方法はあるのでしょうか?
色落ちや色褪せしたTシャツのお直し方法を2通り紹介します。
業者による染色でTシャツを元通りに
色落ちしたTシャツを元の色に戻したい場合、専門業者に依頼するのが最も確実です。
プロの染色技術で色ムラなく美しく仕上げてもらえます。
自分で染めるより安心で、元の色味を復活させることができます。
布用のペンを使用する
部分的な色落ちには布用ペンが便利です。
抜けた色をペンで塗りつぶすだけで見た目が改善します。
簡単に使用でき、手芸店で購入可能ですが、染色用ペンを選ぶことが大切です。
リメイクする
色落ちしたTシャツは、リメイクして再利用できます。
ワッペンや刺繍でデザインを加えたり、カバンやポーチなど小物に作り変えたりすることで、新しいアイテムとして生まれ変わります。
以上のように色落ちしてしまった場合は、いくつかの対処法があります。
しかし、お気に入りのTシャツはやはり、適切な方法でいつまでもきれいな状態で保ちたいですよね。
続いて、色落ちや色あせを防ぐコツについて紹介します。
Tシャツの色落ちや色あせを予防するお手入れ方法
Tシャツが一度色落ちや色褪せしてしまうと、買った当初と全く同じ状態には戻せません。
色落ちや色褪せをできるだけ防ぎ、キレイな色味を保つためには、初めの洗濯からしっかりとお手入れすることがポイントです。
色落ちと色褪せを予防するお手入れ方法を3つ紹介します!
「自分でTシャツのお手入れをするのが面倒・・・」
そんな人におすすめ!Tシャツをクリーニングに出すメリットについて、下記のコラムで紹介しています。
【おすすめコラム】Tシャツをクリーニングに出すメリット!料金相場や日数も徹底解説
洗濯方法を見直す
まずはいつもやっている洗濯を見直してみましょう。
きちんと衣類タグを確認して洗濯していますか?
同じTシャツに見えても、メーカーやブランドごとに洗濯方法も異なりますので、きちんと衣類タグを確認して、正しい洗濯方法を把握しましょう!
陰干しする
直射日光のあたる場所で長時間干していると、色が退化してしまいます。
色をキレイに保ちたい服は、風通しの良い、直射日光のあたらない場所で干しましょう。
裏返して干す
日陰や部屋干しをしていると、どうしても乾きに時間がかかってしまいますよね。
そんな時はTシャツを裏返して短時間、日光下で乾かしましょう!
服以外に家具や家電でも、裏面に紫外線があたっていても、意外と表面は色味がキレイなまま、なんてこともよくあります。
Tシャツも同様に、日差しあたる頻度が高い部分は色落ちや色褪せをしてしまいますので、色が劣化しても気にならない裏地を表にして干しましょう。
色落ち・色褪せを予防できる洗濯方法
色落ちや色褪せが予防できる洗濯方法は下記の7通り。
- お湯を使わない
- 中性洗剤を使う
- 同じ色同士で洗濯する
- 洗濯ネットで摩擦を防ぐ
- 水量を多く設定する
- 脱水後はすぐに干す
- 手洗いも一つの手
それぞれの洗濯ポイントを紹介しますので、ぜひ毎日のお手入れの参考にしてくださいね。
お湯を使わない
洗濯時の水温が高いほど、衣類の色落ちが進みやすくなります。
お風呂の残り湯を利用する方も多いと思いますが、そのまま高温で洗濯すると色落ちが早まることがあるため、注意が必要です。
洗濯する際は、水温を適切に管理し、できるだけ冷たい水で洗うようにしましょう。
中性洗剤を使う
デリケートな素材のTシャツや生地の傷みを極力抑えたい場合は、「おしゃれ着用洗剤」のような中性洗剤を利用してお手入れしましょう。
頑固な汚れが付着した場合は、汚れが付着した部分だけをシミ取りして、全体を洗う際に中性洗剤を使用してください。
同じ色同士で洗濯する
黒系と白系で洗濯物を分けるなど、色ごとに分けて洗濯することも色の劣化を防ぐ洗濯方法になります。
同じ色同士をまとめ洗濯すると、他の衣類に色移りしてしまってもほとんど目立ちません。
とくに白色や淡色Tシャツは、他の衣類の色が移ってしまいやすい色なので、濃い色の衣服と分けて洗濯するように意識しましょう。
洗濯ネットで摩擦を防ぐ
まとめて洗濯することが多い人は、お気に入りのTシャツを洗濯ネットに入れての洗濯がおすすめです。
洗濯ネットは、衣類同士の摩擦を防ぎ、摩擦による色落ち・色褪せを防ぎます。
ただし、洗濯ネットの容量に合わない衣服を入れてしまうと逆効果なので、洗濯ネットに入れる枚数は容量に合わせましょう。
水量を多く設定する
節約モードで洗濯機の水量を少なくしている場合は、色落ちや色褪せを防ぎたい服を洗濯する時だけ、通常モードまたは水量多めに設定しましょう。
水量が多い分他の衣類への色移りも少なくなり、衣服の色落ちや色褪せも防げます。
脱水後はすぐに干す
洗濯後は、脱水が終わったらすぐに干すことが大切です。
脱水後に放置しておくと、湿った状態が長時間続き、もしかしたら色落ちが進んでしまうかもしれません。
また、雑菌が繁殖し、洗濯物に不快な臭いが残る原因にもなります。
色移りや臭いを防ぐためにも、洗濯後は早めに干すことを心がけましょう。
手洗いも1つの手
洗濯機は機械のパワーによって汚れを落とすため、Tシャツに負担がかかってしまいます。
手洗いは優しく押し洗いで、脱水も洗濯機に比べて弱いため、色味を含めた生地全体の負荷が軽くなり、キレイな状態を長く保てます。
時間と家事に余裕がある時は、手洗いがおすすめです。
色落ち・色褪せしにくいTシャツを着用しよう
色落ちや色褪せを防ぐお手入れ方法を紹介しましたが、購入前に色落ちや色褪せがしにくいTシャツを選んでおけば、経年劣化も気になりませんよね。
どういったTシャツを選べば、色の劣化が分かりにくいのか、2つ紹介します。
淡い色なら白化現象も気にならない
定番Tシャツ|00085-CVT |PrintStar | UP-T
紹介したように、Tシャツの色落ちの原因には、以下の2つがあります。
・染料の退色
・生地の摩耗
Tシャツの色が黒や紺などの濃い色ほど、上記の原因で色の劣化はだんだんと目立っていきますが、白やパステルカラーのように、もともと淡い色のTシャツなら、Tシャツ全体の色落ちや色褪せは目立ちません。
劣化を気にせず、長期間愛用したいと思う人は、淡色系のTシャツがおすすめです。
ポリエステル素材で摩擦や酸化を避ける
ドライTシャツ|00300-ACT |glimmer | UP-T
摩擦や酸化に強く、色落ちもしにくいポリエステルTシャツは、シワになりにくく、乾きやすいため、お手入れがしやすいのも特徴です。
衣類同士の摩擦による色の擦れを防ぎ、全体的な色を鮮やかに保ちたいと思う人は、ポリエステルTシャツを選びましょう!
ただし、ポリエステル素材は汚れを吸着しやすい特性があるため、汚れた衣類と一緒にまとめて洗濯するのはNG。
まとめ:Tシャツの色落ち・色褪せしないためには日常のケアが大切!
毎日着ているといっても過言ではないほど、使用頻度の高いTシャツ。
あまり洗濯方法を気にせず、家庭内で気軽にお手入れできるのもTシャツの魅力の一つですが、お手入れ方法をちょっとこだわってみるだけで、買った時のキレイな状態を長く保てます。
お気に入りのTシャツの色落ちや色褪せを防ぐためには、中性洗剤や洗濯ネットを利用し、干し方にも工夫をしてみましょう。
どうしても色落ちや色褪せが気になる時は、業者の染色サービスもおすすめです。
Tシャツの正しいお手入れ方法で、お気に入りのTシャツを長く大切に楽しみましょう!
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