最終更新日: 2024年12月19日
【切らない】自宅でできる!自分でTシャツの裾を簡単に上げる方法とは?
性別・年齢問わず、多くの方に着用されているTシャツ。
夏の定番アイテムでコーディネートがしやすく、何枚も持っているという方も多いのでは?
店舗でTシャツを購入する場合は、試着して裾の長さなどサイズの確認はできますが、オンラインの場合、掲載されているサイズ表を参考にするしかありません。
そのため、「オンラインで購入したら思った以上に裾が長い」なんてこともありますよね。
そこで本記事では、自分でTシャツの裾上げをする方法について、詳しく解説します。
裾上げと丈詰めの違いとは
裾上げと似ている言葉に、丈詰めがあります。
どちらも短くすることですが、厳密には違う意味です。
ここでは、裾上げと丈詰めの違いについて解説します。
裾とは
裾とは、衣類の下の縁のことを指します。
Tシャツなどの衣類を着用したときに、1番床に近い部分が裾です。
Tシャツのデザインによって裾の長さは変わりますが、Tシャツを着たときに、ベルトが隠れるか隠れないかくらいの裾の長さがベストサイズです。
丈とは
丈とは、長さのことを指します。
Tシャツの場合、着丈や袖丈などサイズ表に記載があります。
裾上げとは
裾上げとは、裾の長さを短くすることです。
ズボンやスカートだけでなくTシャツなどの裾を短くするときにも裾上げと言います。
丈詰めとは
丈詰めとは、衣服のあらゆる部分の長さを短くすることです。
丈詰めに対して、裾を長くするときは「丈出し」と言います。
「裾上げ」は裾を短くするときに使い、「丈詰め」は衣類のあらゆる部分を短くするときに使います。
トップスの袖丈や着丈、ボトムスのウエストなど各部分の長さを詰めるのが、「丈詰め」ということです。
裾上げと裾直しの違い
裾上げや裾出しは、総じて「裾直し」と呼ばれるお直し方法です。
裾上げは裾を短くすること、裾直しは自分の体型に合うように、裾を短くしたり長くしたりすることです。
裾を切らずに、ただ折り返して縫うだけの方法も裾直しの一つです。
【切らない】Tシャツを裾上げする方法
思ったより服の裾が長くて直したいときや、Tシャツの丈をトレンドのクロップド丈したいときは、裾上げしましょう。
切らずにTシャツの裾上げができる方法を5通り紹介します!
ミシンを使う方法
【準備する物】
ミシン、ミシン糸、ミシン針、まち針、アイロン、アイロン台
【所要時間目安】
10分~15分
【手順】
- 裾上げしたいTシャツの裾を、上げたい分だけ裏に三つ折りします。
- アイロンをかけて折り目線をつけます。(アイロンを持っていない場合は、重しやを使いましょう。)
- 折り目のズレが気になる場合は、折り返した部分をまち針で押さえましょう。
- 折り目の山部分(上)を数ミリ開けて縫います。
- アイロンで縫い目を落ち着かせて完成!
ミシンで縫う時、ジグザグ縫いがおすすめですが、直線縫いでもOK。
使う糸やミシン針は、Tシャツの厚みや素材に合わせた太さのものを使用すると、生地がつれずにキレイに縫えますよ。
手縫いする方法
【準備する物】
手縫い用糸、縫い針、アイロン、アイロン台
【所要時間目安】
30分
【手順】
- 裾上げしたいTシャツの裾を、上げたい分だけ裏に三つ折りします。
- アイロンをかけて折り目線をつけます。(アイロンを持っていない場合は、重しやを使いましょう。)
- まつり縫いで縫って完成です。
しつけておくと縫いズレが起きずに、キレイに縫えますよ。
手縫いは地道な作業のため、少し時間がかかりますが、ミシンを持っていない人にもおすすめ。
また、縫い目を目立たせたくないときにもおすすめのお直しです。
裾上げテープを使う方法
【準備する物】
裾上げテープ、はさみ、アイロン、アイロン台
【手順】
- 裾上げしたいTシャツの裾を、上げたい分だけ裏に折り曲げてアイロンでクセをつけます。
- 折り曲げた裾の中に裾上げテープを入れて、アイロンします。
- アイロンの熱が取れたら完成です。
裾上げテープの注意書きや使用方法は必ず確認しましょう!
裾上げテープは、裁縫が苦手、とにかく急いで服の裾上げをしたいときに、とても便利な方法です。
その他に、布用接着剤を使って裾上げする方法もありますよ。
ゴムで結ぶ方法
【準備する物】
細めのゴム(ヘアゴミでもOK)、鏡
【所要時間目安】
2分~3分
【手順】
- Tシャツを裏返して、両サイドをつまみます。
- それぞれ裏からゴムで縛ります。
- 鏡で長さをチェックして完成!
ゴムで結ぶ方法は、気軽にTシャツの丈を短くできるので、その日の気分に合わせてTシャツのアレンジが楽しめます。
ゴムで結ぶ方法も、直接裾を結ぶやり方と同様にさまざまです。
こちらで紹介する方法はタックイン風にアレンジする方法です。
すっきりとまとめられますので、ぜひ参考にしてくださいね。
裾にゴムを通す方法
裾部分にゴムを通す方法は、Tシャツの丈を簡単に調整できる便利なアレンジです。
【準備する物】
針と糸、ソフトゴム、ゴム通し
【所要時間目安】
10分~15分程度
【手順】
- まず、裾の内側にある縫い目を少しだけほどく
- その隙間に細めのソフトゴムを通し、長さを調整してから結ぶ
- 最後に解いた部分を縫い直せば完成
この方法で、ウエスト部分にブラウジングが自然に生まれ、丈が短く見えるため、スタイルアップ効果も期待できます。
リメイク専門店を活用する方法
「自分でTシャツを裾上げするのは面倒」、「失敗しないか心配」という場合は、専門店を活用してみましょう。
自分で裾上げするのに比べて費用はかかりますが、その分失敗するリスクはなく、プロの技術でキレイに仕上げてくれます。
自宅の近くに専門店がなければ、インターネットで衣類のお直しサービスを検索してみましょう。
Tシャツのサイズを選ぶときのポイント
<定番Tシャツ|00085-CVT |PrintStar | UP-T>
Tシャツのサイズを選ぶ際には、裾上げや丈詰めをしなくて済むよう、自分に合ったサイズを慎重に選ぶことが大切です。
以下のポイントを押さえましょう。
ちなみにご自身の身幅を知っておくことは、最適なTシャツ選びに欠かせないポイントです。こちらの記事もサイズ選びの参考にしてください。
試着してサイズ感を確かめる
購入前に試着できる場合は、必ず試着してサイズ感を確認しましょう。
Tシャツはタイトサイズ、ジャストサイズ、オーバーサイズといったサイズ感があります。
タイトサイズはインナーやスポーツ用に、ジャストサイズはビジネスカジュアルに、オーバーサイズはカジュアルシーンに適しています。
試着すれば、自分の体形や着用シーンに最適なサイズ感を確かめられます。
通販では特にサイズ表を確認する
オンライン購入の場合、ブランドによってサイズ感が異なるため、必ずサイズ表を確認しましょう。
普段Mサイズを着ていても、ブランドによっては微妙に寸法が異なる場合があります。
UP-TでTシャツを購入するときは、必ず上図のようなサイズ表(UP-T 定番Tシャツ)をチェックしてください。
サイズ表を確認することで、購入後のサイズ違いのトラブルを防げます。
手持ちのTシャツを比べてみる
すでに持っているTシャツがフィットしている場合、そのTシャツの寸法を測るのも一つの方法です。
測定した数値をサイズ表と照らし合わせることで、適切なサイズを選べます。
この方法なら、試着できない状況でも安心です。
自分のジャストサイズを知る
正確なサイズを知るためには、体のサイズを測定することが重要です。
メジャーを使って、胸囲や肩幅、着丈などを測りましょう。
薄手の肌着を着用した状態で測ると、正確な数値を得られます。
ジャストサイズを知っていれば、Tシャツ選びの失敗を防げます。
自分のサイズに合ったTシャツを選ぶことで、裾上げや丈詰めの手間を省けます。
自分のサイズがよく分からない場合や、サイズ表の用語についてきちんと把握していない場合、サイズ選びがうまくいかないこともあります。
以下のコラムでは、サイズ表の見方やジャストサイズのTシャツについてまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
オリジナルTシャツの目安サイズとは?サイズ表を元に男女別で解説!
まとめ:裾上げ方法をマスターして、自分のサイズに合ったTシャツを着こなそう
今回は自分でTシャツを裾上げする方法について詳しく解説しました。
Tシャツはサイズ感によって着たときの雰囲気が異なるため、購入するときは必ずサイズ表を確認するようにしましょう。
ブランドによってサイズの基準が変わるので注意が必要です。
普段と同じサイズを購入しても、サイズが合わない可能性があります。
もし、購入したTシャツのサイズがどうしても合わない場合は、本記事を参考に裾上げしてみてください。
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