最終更新日: 2024年05月07日
【切らない】自宅でできる!自分でTシャツの裾を簡単に上げる方法とは?
性別・年齢問わず、多くの方に着用されているTシャツ。
夏の定番アイテムでコーディネートがしやすく、何枚も持っているという方も多いのでは?
店舗でTシャツを購入する場合は、試着して裾の長さなどサイズの確認はできますが、オンラインの場合、掲載されているサイズ表を参考にするしかありません。
そのため、「オンラインで購入したら思った以上に裾が長い」なんてこともありますよね。
そこで本記事では、自分でTシャツの裾上げをする方法について、詳しく解説します。
裾上げと丈詰めの違いとは
裾上げと似ている言葉に、丈詰めがあります。
どちらも短くすることですが、厳密には違う意味です。
ここでは、裾上げと丈詰めの違いについて解説します。
裾とは
裾とは、衣類の下の縁のことを指します。
Tシャツなどの衣類を着用したときに、1番床に近い部分が裾です。
Tシャツのデザインによって裾の長さは変わりますが、Tシャツを着たときに、ベルトが隠れるか隠れないかくらいの裾の長さがベストサイズです。
丈とは
丈とは、長さのことを指します。
Tシャツの場合、着丈や袖丈などサイズ表に記載があります。
裾上げとは
裾上げとは、裾の長さを短くすることです。
ズボンやスカートだけでなくTシャツなどの裾を短くするときにも裾上げと言います。
丈詰めとは
丈詰めとは、衣服のあらゆる部分の長さを短くすることです。
丈詰めに対して、裾を長くするときは「丈出し」と言います。
「裾上げ」は裾を短くするときに使い、「丈詰め」は衣類のあらゆる部分を短くするときに使います。
トップスの袖丈や着丈、ボトムスのウエストなど各部分の長さを詰めるのが、「丈詰め」ということです。
裾上げと裾直しの違い
裾上げや裾出しは、総じて「裾直し」と呼ばれるお直し方法です。
裾上げは裾を短くすること、裾直しは自分の体型に合うように、裾を短くしたり長くしたりすることです。
裾を切らずに、ただ折り返して縫うだけの方法も裾直しの一つです。
【切らない】Tシャツを裾上げする方法
思ったより服の裾が長くて直したいときや、Tシャツの丈をトレンドのクロップド丈したいときは、裾上げしましょう。
切らずにTシャツの裾上げができる方法を5通り紹介します!
ミシンを使う方法
【準備する物】
ミシン
糸
ミシン針
まち針
アイロン・アイロン台
【所要時間目安】
10分~15分
【手順】
①裾上げしたいTシャツの裾を、上げたい分だけ裏に三つ折りします。
②アイロンをかけて折り目線をつけます。(アイロンを持っていない場合は、重しやを使いましょう。)
③折り目のズレが気になる場合は、折り返した部分をまち針で押さえましょう。
④折り目の山部分(上)を数ミリ開けて縫います。
⑤アイロンで縫い目を落ち着かせて完成!
ミシンで縫う時、ジグザグ縫いがおすすめですが、直線縫いでもOK。
使う糸やミシン針は、Tシャツの厚みや素材に合わせた太さのものを使用すると、生地がつれずにキレイに縫えますよ。
手縫いする方法
【準備する物】
手縫い用糸
縫い針
アイロン・アイロン台
【所要時間目安】
30分
【手順】
①裾上げしたいTシャツの裾を、上げたい分だけ裏に三つ折りします。
②アイロンをかけて折り目線をつけます。(アイロンを持っていない場合は、重しやを使いましょう。)
③まつり縫いで縫って完成です。
しつけておくと縫いズレが起きずに、キレイに縫えますよ。
手縫いは地道な作業のため、少し時間がかかりますが、ミシンを持っていない人にもおすすめ。
また、縫い目を目立たせたくないときにもおすすめのお直しです。
裾上げテープを使う方法
【準備する物】
裾上げテープ
はさみ
アイロン・アイロン台
【手順】
①裾上げしたいTシャツの裾を、上げたい分だけ裏に折り曲げてアイロンでクセをつけます。
②折り曲げた裾の中に裾上げテープを入れて、アイロンします。
③アイロンの熱が取れたら完成です。
裾上げテープの注意書きや使用方法は必ず確認しましょう!
裾上げテープは、裁縫が苦手、とにかく急いで服の裾上げをしたいときに、とても便利な方法です。
その他に、布用接着剤を使って裾上げする方法もありますよ。
ゴムで結ぶ方法
【準備する物】
細めのゴム(ヘアゴミでもOK)
鏡
【所要時間目安】
2分~3分
【手順】
①Tシャツを裏返して、両サイドをつまみます。
②それぞれ裏からゴムで縛ります。
③鏡で長さをチェックして完成!
ゴムで結ぶ方法は、気軽にTシャツの丈を短くできるので、その日の気分に合わせてTシャツのアレンジが楽しめます♪
クリーニング店を活用する方法
「自分でTシャツを裾上げするのは面倒」、「失敗しないか心配」という場合は、クリーニング店を活用してみましょう。
自分で裾上げするのに比べて費用はかかりますが、その分失敗するリスクはなく、プロの技術でキレイに仕上げてくれます。
自宅の近くにクリーニング店がなければ、インターネットで衣類のお直しサービスを検索してみましょう。
Tシャツのサイズを選ぶときのポイント
<定番Tシャツ|00085-CVT |PrintStar | UP-T>
Tシャツのサイズを購入するときは、できるだけ裾上げや丈詰めをしないで済むように、サイズを選びたいものです。
Tシャツのサイズを選ぶときのポイントについて、詳しく解説します。
サイズ感で選ぶ
Tシャツはシンプルなデザインが多いため、おしゃれに着こなすには、以下の3つのサイズ感が大切なポイントとなります。
- 体のラインが強調されるタイトサイズ
- 着回ししやすいジャストサイズ
- トレンド感のあるオーバーサイズ
インナー用のTシャツはタイトサイズ、ビジネスシーンではジャストサイズのTシャツがおすすめです。
オーバーサイズはカジュアル感が強くなるので、レジャーシーンやアウトドアシーンにもぴったり!
合わせるボトムスのデザインに合わせてTシャツのサイズ感を変えてみると、毎日のコーディネートに幅が広がりますよ。
サイズ表は必ず確認する
Tシャツを購入するときは、必ず上図のようなサイズ表(UP-T 定番Tシャツ)を確認するようにしましょう。
サイズの基準はブランドによって異なるため、同じサイズのTシャツでも大きさは違います。
いつもMサイズだからといってサイズ表を確認せず購入すると、思っていたものとは違うサイズ感のTシャツが届いてしまう可能性があります。
サイズ選びでの失敗を防ぐためにも、サイズ表を購入前に確認することを意識しましょう!
自分のジャストサイズを知る
自分のジャストサイズを知ることも大切です。
自分のサイズが分からなければ、サイズ表を確認しても何が自分に合ったサイズなのか分かりません。
裸に近い状態または薄手の肌着を着た状態で、鏡を見ながら、自分の体の各部位にメジャーをあてましょう。
メジャーのスタート位置とゴール位置を手前に持っていくと、大まかな自分のサイズが目視できますよ。
すでに丁度よく体にフィットするTシャツを持っている場合は、そのTシャツを測ってサイズ表と測り照らし合わせる方法もおすすめです。
自分のサイズがよく分からない場合や、サイズ表の用語についてきちんと把握していない場合、サイズ選びがうまくいかないこともあります。
以下のコラムでは、サイズ表の見方やジャストサイズのTシャツについてまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
オリジナルTシャツの目安サイズとは?サイズ表を元に男女別で解説!
まとめ:裾上げ方法をマスターして、自分のサイズに合ったTシャツを着こなそう
今回は自分でTシャツを裾上げする方法について詳しく解説しました。
Tシャツはサイズ感によって着たときの雰囲気が異なるため、購入するときは必ずサイズ表を確認するようにしましょう。
ブランドによってサイズの基準が変わるので注意が必要です。
普段と同じサイズを購入しても、サイズが合わない可能性があります。
もし、購入したTシャツのサイズがどうしても合わない場合は、本記事を参考に裾上げしてみてください。