最終更新日: 2024年12月18日
TPUケースってなに?メリット・デメリットなど素材について徹底解説!
数あるスマホケースの中で、耳にすることの多いTPUケース。
「よく聞くけどどんな素材なの?」「シリコンとは何が違うの?」と、TPUについて詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、スマホケース選びの参考になるよう、TPUケースについて詳しく解説していきます!
TPUってどんな素材なの?
まず、TPUという素材について、どんな素材なのか特徴を見ていきます。
弾力のある素材なので「シリコンと何が違うの?」と、疑問に思うこともあると思います。
TPU素材について理解を深めていきましょう。
「熱可塑性ポリウレタン」というプラスチック
TPUは「Thermoplastic Polyurethane」の略で、日本語に訳すと「熱可塑性ポリウレタン」です。
ウレタン樹脂やエラストマーなどの通称でお馴染みのプラスチックの一種です。
熱可塑性とは、熱を加えると変形し、冷やすと固まる性質を指し、金型での大量生産が可能なのが魅力。
プラスチックと言っても、柔軟性のある弾力が特徴で、衝撃を吸収しやすいため、スマホケースにぴったりの素材と言えます。
スマホケースの中でも、シリコンケースと並んでソフトケースに分類される素材です。
コストが低く加工がしやすい
TPUという素材は、もともと低コストで仕入れることができます。
その上、柔らかい素材で加工しやすいため、大量生産も簡単に行えます。
種類も充実しており、家電量販店などでは迷ってしまうほど多彩なデザインのものが取り揃えられていることが多いです。
安くて加工しやすい性質を併せ持っている結果、TPUケースは100円ショップでも購入できるほど身近なものになりました。
スマホの周辺アクセサリーは根が張る印象が強いですが、安価で手に入りやすく種類も豊富なのはありがたいですね。
シリコンとの違いは?
柔らかい素材が特徴のソフトケースといえば、シリコンケースを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
弾力のあるシリコンで作られたスマホケースを目にすることも多いかと思います。
しかし、シリコンケースには摩擦でゴミや埃がつきやすかったり、カバーがスマホから外れやすかったりと、さまざまな難点がありました。
そんな難点をカバーできるのがTPU。
シリコンのデメリットをカバーできる点が、シリコンとTPUの大きな違いと言えます。
TPUはシリコンよりも硬いため、スマホから意図せず外れてしまうことが少なく安心です。
また、ゴミの付着も気にならないプラスチック素材でありながら、特徴的な柔軟性で衝撃を吸収します。
シリコンケースはゴミが目立つから…と、選択肢から外していた人も、TPUなら心地よく使えますよ。
TPUケースのメリット
素材のことがわかったところで、TPUケースを使うメリットを紹介していきます。
後にデメリットも紹介しますので、便利な部分とそうではない部分を比較して、自分の使い方に合っているかを検討してみてくださいね。
安価だけど耐久性に優れている
まず、なんと言っても安価で手に入ることが大きなメリットと言えるでしょう。
しかも安いだけではなく、耐久性にも優れています。
安物は壊れやすい、プラスチックは落とすと割れてしまう、というイメージがありますが、TPU素材は柔軟性のあるプラスチックなので丈夫で壊れにくいのが嬉しいポイント。
高いところから落としてもケースが壊れることは少ないようです。
プラスチックの良いところを保持しつつ、硬いプラスチックの弱点を、シリコンのような柔軟さで補っています。
安く購入できるので、気分でケースを付け替えたいという人でも、気軽に収集できるオススメのケースです。
軽くて手に馴染みやすい使用感
プラスチックと聞くと硬い手触りを想像すると思いますが、TPUはプラスチックの一種ながら、柔らかい手触りが特徴。
スマホと一緒に持っても、重さが気にならず、その柔軟性で手に程よくフィットします。
しっかりと掴みやすいため、スマホがツルッと手から滑ってしまう危険も回避しやすくなります。
柔軟性抜群で着脱しやすい
シリコンのように勝手に外れてしまうことはありませんが、着脱時には適度に曲げながらストレスなく取り外しや装着ができます。
スマホを修理やバッテリー交換に出す時など、その場でケースを外すのに苦労したことがある人もいるのではないでしょうか。
頻繁にケースを変える人にも嬉しい着脱のしやすさが魅力です。
TPUケースのデメリット
ここまで、特徴や優れた部分を見てきましたが、TPUケースにも弱点があります。
どの素材にも共通して言えることですが、メリットだけでなくデメリットも頭に入れて、生活する上で支障がないかをチェックしておきましょう。
直射日光に注意!熱に弱い
TPUケースは熱を加えて変形させる性質上、高温に注意しなくてはなりません。
通常の使い方なら夏でも変形することはまずありませんが、暑い日に車内に放置したり、車のダッシュボードに置きっぱなしにすると、変形する恐れがあるので注意してください。
とはいえ、スマホも電子機器なので、高温の場所に長時間放置するということはまずないかと思います。
普通に使っている分には変形などを心配しなくても大丈夫ですよ。
黄ばみが目立つことも
TPUは紫外線に弱い素材でもあるため、紫外線の当たる場所での使用が頻回に続くと、ケースが徐々に黄ばんでしまうことがあります。
この黄ばみは素材自体が変色して起こる黄ばみなので、洗っても落とすことができません。
太陽光の当たる場所での使用を控えるのがベストですが、常時気にせず使いたい場合は濃い色のデザインのケースを選ぶと変色してしまった場合にも気になりにくいですよ。
厚みが気になる可能性あり
しっかりと衝撃を吸収するために、厚めに加工してある製品が多いTPUケース。
スマホ特有のシャープさや薄さを重視したい場合には、少し厚みが気になる可能性があります。
しかし、手にフィットしやすい素材で持ちにくさは感じにくいので、スマホをしっかりと守りたいという人であれば、気にならない厚さと言えます。
TPU以外の素材も知りたい!
スマホケースによく使われる素材は、TPU以外にもたくさんあります。
- ポリカーボネート素材
- シリコン素材
- アルミ素材
- レザー素材
- ガラス素材
上記のような素材のものがありますよ。
ポリカーボネートはTPUと同じくプラスチックの一種ですが、プラスチックらしい硬さが魅力のハードタイプケースの代表格。
アルミやガラスも、硬さとスリムさが洗練された印象のハードケースに用いられる素材です。
レザー素材は、手帳型タイプのケースでもよく見かけますね。
画面を保護するほか、プライバシーの保護にも一役買う手帳型は根強い人気があるケースです。
どの素材、形にもメリットデメリットがあるので、「自分がどのようにスマホを使うか」や「どんなデザインのものを持ちたいか」をイメージしながらケースを探してみてくださいね。
もっとスマホケースについて詳しく知りたい!という人は、こちらの記事が参考になりますよ。
スマホケースの形から素材の種類まで詳しく解説してあります。
自分に合うものを見極めてお気に入りのスマホケースと出会ってくださいね♪
スマホケースにおすすめの材質はどれ?種類やメリット、デメリットを紹介!
UP-TでオリジナルのTPUケースをデザインしてみよう!
UP-Tでは、TPUケースにオリジナルのデザインを施すことができます。
自分で作ったスマホケースは、愛着が湧いて大切に使いたくなること間違いなしです。
市販のものにはないオリジナリティーで、周りの人と被らないのもポイント。
多くの人がお手持ちのスマホに合わせて作成できるよう、たくさんの機種の専用ケースを取り揃えています。
人気のiPhoneシリーズだけでもこんなに幅広い世代のケースがラインナップされていますよ!
- iPhone15シリーズ( Pro Max / Pro / Plus / iPhone15 )
- iPhone14シリーズ( Pro Max / Pro / Plus / iPhone14 )
- iPhone13シリーズ( Pro Max / Pro / iPhone13 / mini )
- iPhone12シリーズ( Pro Max / iPhone12(Pro) / mini )
- iPhone11シリーズ( Pro Max / Pro / iPhone11 )
- iPhone7,8,SE2
iPhoneはもちろん、Androidケースも充実しています。
使い勝手のいいTPUケースを、自分だけのデザインでゲットするチャンス!
Illustratorなどのデザインソフトを持っていなくても大丈夫!
サイト上で簡単にデザインを作れるツールを使って、サクッと入稿できます♪
出荷は入稿後3営業日なので、作ったらすぐに届いちゃいます。
まとめ:コスパ抜群のTPUケースでiPhoneを守ろう!
安くてしっかりスマホを守ってくれるTPUケース。
使い勝手の良さが魅力で、どんな場面でも気軽に使えそうなところが人気の秘密かもしれませんね。
簡単に着脱ができるので、その日のファッションに合わせて着せ替えて使うのもおしゃれですよ。
お気に入りのケースが欲しい!という人は、自分でデザインしてみませんか?
UP-Tなら、デザインなんてしたことがない!という人でも簡単にデザインできるツールを使って、思い通りのTPUケースに仕上げることができます。
プロのデザイナーに無料でデザインを依頼してもOK!
ほかにはない自分だけのTPUケースで、おしゃれにスマホを保護しましょう♪