最終更新日: 2024年07月17日
手作りの刺繍Tシャツをつくろう!手縫いのやり方を徹底解説!
色々なブランドから出ている刺繍Tシャツ。
文字やワンポイントなど、そのデザインは様々です。
しかし、好みのデザインがなかったり、自分オリジナルデザインの刺繍Tシャツが欲しいと思っている方もいるのではないでしょうか。
「オリジナルの刺繍Tシャツを作るのは難しそう」
「失敗したらどうしよう」
上記のような不安を感じている人は少なくないはずです。
刺繍は、色々な縫い方があるので、最初は大変ですが、コツを掴めばオンリーワンのTシャツを作る事が可能です。
この記事では、初心者でも納得のいく刺繍Tシャツを作る方法をお伝えしていきます。
ぜひ、刺繍Tシャツ作りにチャレンジしてみて下さい!
自分で刺繍Tシャツを作る上でのメリット・デメリット
刺繍作業は、魅力たっぷりですが、ちょっと癖のある作業になります。
しかし、刺繍が出来上がった時の達成感は計り知れません。
そんな刺繍のメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット
・自分の個性をだしたオリジナルTシャツが作れる
・Tシャツや刺繍糸の色から、縫い方まで自由にデザインできる
・刺繍する場所と刺繍の大きさを選べる
まず他人とかぶる事がないので、あなただけのオリジナルTシャツが作れます。
しかも、Tシャツの生地から、色味、刺繍糸の色まで全て自分でカスタムできるのも魅力的なところです。
刺繍場所も、袖部分にワンポイントや背中など、お店ではあまり見かけないデザインのTシャツを作る事が可能です。
刺繍作業が癖になる人も多いため、これをきっかけに趣味が刺繍になるかもしれません。
ぜひ、あなたも刺繍の虜になって下さい。
デメリット
・思い通りのTシャツが作れなかった
・作っている途中で、失敗をして挫折してしまう
・Tシャツに対して、刺繍のバランスが取れていない
刺繍していくうちに、「自分が想像していた形と違う」「糸が絡まって失敗してしまった」と問題が発生する可能性があります。
出来上がっても、Tシャツに対して、刺繍の大きさやバランスが変であったり、デザインが傾いていたりといった悩みが出てくる事もあるでしょう。
そうならないように、最初の段階で刺繍のデザインと大きさ、Tシャツや刺繍糸の色味など細かく決めておきましょう。
刺繍するのに、慣れていなかったり、初めての方は、練習用の布を用意して、ステッチの練習をする事をおすすめします。
刺繍図案の探し方
「刺繍に挑戦してみたいけど、どんなデザインにすればいいかわからない」
そんなあなたのために、刺繍図案の探し方を紹介します。
- 刺繍の図案本を参考にする
- 自分でイラストを描く
- ネットでフリーのイラストや画像を使う
- 刺繍キットを購入する
順番に見ていきましょう!
刺繍の図案本を参考にする
刺繍の図案本があるため、それを参考にするのも一つの方法です。
本屋や図書館に刺繍本がありますので、それを見て好みの刺繍を決めましょう。
本には、簡単なものから複雑なものまであるため、自分のレベルにあったデザインを選ぶようにして下さい。
自分でイラストを描く
イラストが得意な方は、自分でイラストを描いてはいかがでしょうか。
サイズや色も自分で選べるので、自分だけのオリジナル刺繍Tシャツができますよ。
ネットでフリーのイラストや画像を使う
家にパソコンやプリンタがある方は、ネットでフリーのイラストを探してプリントアウトするのも、一つの手です。
その時に、注意する事は、必ず著作権に引っかからないように、フリーのイラストや画像を使いましょう。
刺繍キットを購入する
糸の色選びや、どのステッチ方法で縫えばいいのか、わからないと悩んでいる方は、刺繍キットの購入をおすすめします。
刺繍キットは、少しお金はかかりますが、デザインから糸セット、縫い方についての説明書まで全て入っていますので、早く刺繍を始めたい!と思っている方は、刺繍キットを購入してみてはいかがでしょうか。
実際に刺繍Tシャツを作ってみよう
刺繍するデザインが決まったら、実際に刺繍Tシャツを作ってみましょう。
初めてなので、緊張している方もいるかもしれませんが、ベテランの人も最初は素人だったのでご安心ください。
たくさん練習して、納得のいく自分オリジナルの刺繍Tシャツを作ってみましょう。
用意するもの
・刺繍枠
・刺繍針
・刺繍糸
・刺繍用下地シート
・接着芯(必要な場合)
これらのアイテムは、全て百均にありますので、低予算で簡単に用意ができます。
刺繍針には、色々なサイズがありますが、Tシャツであれば7号のものがおすすめです。
刺繍糸は、Tシャツとデザインの色を見ながら、選びましょう。
刺繍糸にもサイズがあり、細い6本の糸からなる25番のものを2本取りで使う事が一般的です。
刺繍用下地シートですが、刺繍したいイラストを布に貼り付けて、その上からそのまま刺繍する事ができます。
手描きはもちろんプリンターで印刷する事も可能です。
シール状になっているため、刺繍したい部分に貼り付けるだけなので、とっても簡単なアイテムになります。
転写シートは、刺繍が出来上がったあと水をかければ、刺繍糸だけが残るようになっています。
接着芯は、薄手の生地に張りをもたせるためのアイテムとなります。
薄手のTシャツに刺繍をする方は、使う事をおすすめします。
刺繍にハリをもたせたい方も、ぜひ使ってみて下さい。
一通りアイテムの紹介をしましたが、初めての方はどれを購入すればいいか迷ってしまうのではないでしょうか。
買い忘れをしたくない、手芸に詳しい人に相談をしながら、購入したいという方は、百均に比べると、値段は少し張りますが、手芸店での購入をおすすめします。
作り方
道具を用意したら、実際に刺繍にチャレンジしてみましょう。
1.刺繍用下地シートにイラスト図案を描きます。
この時、油性で描いてしまうと、洗濯をした時に線が残ってしまうので水性ペンなど水で洗ったら、消えるもので描きましょう。
2.刺繍したい位置を決めたら、その部分に刺繍枠をはめ込みます。
3.刺繍糸を2本とって、針に糸を通します。玉結びは作らず、布の裏に10cm程度糸を残して、刺繍を始めていきましょう。
4.自分が作成したデザインにマッチした縫い方で、刺していきます。
直線に縫う場合はバックステッチ、カーブの部分はアウトラインステッチで縫っていきましょう。
中を塗りつぶしたい時はサテンステッチがおすすめです。
5.刺繍が完成したら、Tシャツを裏返します。
最初に残していた10cmの糸に針を通して、縫い目の間に糸を通し、余った糸を切ります。
6.刺繍用下地シートは、水に溶けるため、水に5分ほど浸けたあとは、流水で洗い流して下さい。
シートが溶けて、ヌルヌルしますので、ぬめりがとれるまで、洗い流しましょう。
どうしてもぬめりが取れない場合は、Tシャツを洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗って下さい。
もし、刺繍部分が不安定だったり、刺繍にハリを出したい時は、刺繍部分の裏にアイロンで接着芯を貼って下さい。
洗濯をしても、ヨレる事がないため、刺繍部分に安定感がでます。
自分で刺繍を施したオリジナルTシャツは特別感たっぷり!
毎日の着こなしに大活躍間違いなしですね♪
こちらの記事ではTシャツに刺繍をする方法をさらに詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
Tシャツに刺繍!?デザインの方法や刺繍の施し方をご紹介
刺繍Tシャツを作る上での注意
刺繍Tシャツは、難しい分注意する点もあります。
- 刺繍場所に注意する
- Tシャツと刺繍糸の色に気をつける
- ステッチの種類を使い分けよう
この章の注意事項を参考にして、自分オリジナルの刺繍Tシャツを作ってみて下さい。
刺繍場所に注意する
一度刺繍を始めると、簡単にやり直しができません。
そのため、刺繍する場所や角度に注意をしましょう。
Tシャツと刺繍糸の色に気をつける
Tシャツと刺繍糸の色があっていないと、刺繍が目立ったなかったり、逆に悪目立ちをする可能性があります。
デザインを目立たせたい場合は、Tシャツと刺繍の色にメリハリをもたせましょう。
ステッチの種類を使い分けよう
ステッチには、様々な種類があります。
刺繍のデザインによって、ステッチを使いわければ、あなたの刺繍はもっと魅力的なものになるでしょう。
この章では、基本的な5種類のステッチについて説明をします。
ランニングステッチ
いわゆる「並縫い」で仕上がりは、点線状になります。
主に、輪郭線を作る時に使います。
コツとしては、針目の間隔が均等になるように縫いましょう。
バックステッチ
刺した場所から後ろに戻して、前へ針を出して進めていく縫い方です。
こちらも輪郭線を作る時に使います。
コツとしては、刺し進めていくと、間隔が狭くなったり、広くなったりしがちなので、間隔が均等になるように刺していきましょう。
サテンステッチ
塗りつぶしたい箇所いっぱいに、針を刺していきましょう。
コツとしては、ステッチの流れがバラバラにならないように気をつけて下さい。
この時、隙間ができないように刺していくと、きれいに仕上げる事ができます。
アウトラインステッチ
針に角度をつけて刺し、1針分の位置で針を入れ、半分戻って針を出します。
立体感や滑らかな曲線を出したい時に、アウトラインステッチを使いましょう。
コツは、曲線を描く時は、ステッチを細かく縫っていくようにする事です。
チェーンステッチ
名前の通り、くさり状に連なるステッチの事です。
玉結びをし、布の裏から面に向かって針を刺します。
刺し始めと同じ穴に再度針を刺し、5mm程度前に出します。
針の先に糸を引っかけ、針を引き抜くと、チェーンステッチの完成です。
コツとしては、1つの目の大きさが均一になるように注意しましょう。
この他にも様々な種類のステッチがありますが、まずは基本的な5つの種類のステッチを覚えておきましょう。
いきなりこれらの縫い方をマスターするのは難しいので、いらない布で練習をする事をおすすめします。
自分で刺繍は難しい?
刺繍のやり方などを読んで、「やっぱり自分でやるのはちょっとめんどう…」「うまくできる気がしない」と思った人もいるのではないでしょうか。
しかし、刺繍Tシャツには刺繍ならではのオリジナリティやあたたかさがあって憧れますよね。
そんな時は、デザインは自分で考えて、刺繍の作業を業者に頼むのもおすすめです!
デザインは自分の好きなデザインを考えられるので、オリジナリティはそのままに、めんどうな刺繍作業だけを業者が請け負ってくれます。
オリジナルグッズ専門のプリント業者や刺繍専門業者など、依頼できる業者はたくさんあるので、ぜひ自分に合った業者を探してみてくださいね♪
ワンランク上の刺繍Tシャツを作るならUP-Tがおすすめ
ここまでの説明を読んで、刺繍Tシャツは手間と技術がいるから難しいと思っている方は、UP-Tの「定番Tシャツ」をぜひ使ってみて下さい。
「業者に頼むなんて、お金と手間と時間がかかりそう」という声が聞こえてきそうですが、ご心配なく。
UP-Tは、他社と比べても金額が圧倒的にリーズナブルです。
Tシャツ代金に合わせ、刺繍プリント代などを合わせると、1枚6,000円もかかるところもあります。
しかし、UP-Tの「定番Tシャツ」の場合、1枚2,000円(税抜)という低価格です。
ほかにも、「ハイクオリティーTシャツ」や「ドライTシャツ」に刺繍が施せますよ。
この金額の中には、プリント料金が含まれているため、糸の色数で金額が変わる事がありません。
カラフルで高品質な刺繍デザインTシャツを作りたい方に、おすすめのメニューとなっています。
しかも、生地の厚みから選ぶ事ができるため、こだわり抜いた自分だけのオリジナル刺繍Tシャツの作成ができますよ。
まとめ
UP-Tは、パソコンやスマホから簡単に、オリジナル刺繍Tシャツが作成できるプリントサービスです。
デザインの作成だけなら3分、しかも最短で即日出荷が可能です。
しかも、発注数が1枚でも、最安で制作できるため、気軽に注文をする事ができます。
ぜひ、UP-Tで高品質なオリジナル刺繍Tシャツを作成してみませんか。
即日!格安に1枚からオリジナルTシャツを作成するならUP-Tがおすすめ!