最終更新日: 2024年04月08日
Tシャツに刺繍!?デザインの方法や刺繍の施し方をご紹介
「Tシャツに刺繍を施したい」「プリントだけで刺繍っぽいTシャツは作れる?」「刺繍はどこに頼めば良いの?」など、Tシャツに刺繍を施したいと思うこともあるでしょう。
特に春や秋には刺繍を使ったデザインの人気が高まります。
刺繍はTシャツとの相性も良く、カジュアルなTシャツをさらにオシャレに見せてくれる効果もあります。
そもそも刺繍とはどういったものなのか、刺繍はどのように施すのかなど刺繍にまつわる疑問を一つずつ解決していきましょう!
なんとなく知っている刺繍とは
刺繍とは色のついた糸を使って、文字や模様を作ったもののことです。
刺繍に使う糸は刺繍糸と呼ばれます。
刺繍の起源は古代エジプト。
15〜16世紀にヨーロッパで服の装飾として広く使われるようになりました。
それから現在に至るまで、装飾や趣味として刺繍は使われ続けています。
刺繍の特長は、立体的に仕上がるところにあります。
立体的で手の込んだ文字や模様には、高級感を感じることができますよね。
これは刺繍は手作業で施すイメージが強いからです。
今では機械を使って刺繍を施すこともできますが、刺繍といえばおばあちゃんがチクチク縫っている姿をイメージする人も多いでしょう。
ユニフォームなどの名入れに刺繍が選ばれることも多く、特別に感じることも高級感へとつながっているのかもしれません。
また、刺繍のデザインは文字だけでなく、植物や食べ物などさまざまです。
このように自由度が高いのも、刺繍の魅力の1つと言えるでしょう。
Tシャツに刺繍を施したい!2つの方法から選ぼう
Tシャツに刺繍を施したいと思った時、2つの方法から選ぶことになります。
まずは完成したTシャツに自分で刺繍を施す方法です。
刺繍が出来上がると達成感や自分だけの特別感を感じられるでしょう。
次にTシャツプリント業者にプリントの仕方として刺繍を注文する方法です。
プロの手で施してくれるので、綺麗な仕上がりになります。
届いた時にすぐ着ることができるところも魅力です。
この2つの方法をさらに詳しく見ていきましょう。
自分で刺繍を施す方法
自分で刺繍を施す時には、まず道具が必要になります。
刺繍枠や刺繍用の針、刺繍糸、刺繍用の下地シートを用意しましょう。
これらは100円ショップで取り扱っていることも多いです。
手芸店ではキットとしてセット販売されているので、買い忘れをしたくない人はキットを買うと安心でしょう。
道具を揃えたら実際に施す刺繍の図案を探します。
ステッチの方法が載っている刺繍本を一冊用意すると、確認しながら刺すことができるので便利です。
ネットを使って図案を探す人もいます。
図案を決めたら下地シートに写しましょう。
刺繍を入れたい位置に下地シートを貼り、刺繍枠を付けてTシャツの張りを一定にします。
図案の刺し方に沿って刺繍を入れると完成です。
自分で刺繍を施す楽しさや達成感がありますが、刺繍を完成させるまでに時間がかかります。
初めて刺繍をする場合には別の布に練習をする必要もあるでしょう。
ステッチの方法もたくさんあるので、使い分けに大変な思いをすることもあります。
Tシャツへの刺繍をきっかけに趣味として刺繍を楽しむ人なら良いかもしれませんが、時間や道具の費用から一度だけの挑戦にはオススメできない方法です。
Tシャツプリント業者に刺繍を注文する方法
Tシャツプリント業者によっては、刺繍加工を取り扱っているところがあります。
刺繍加工をお願いすることでTシャツが届いた時にすぐ着ることができますよ。
ただし、Tシャツの代金だけでなく刺繍加工の料金が必要になります。
刺繍加工の料金は使う大きさによって変わりますが胸へのワンポイントで3,000~4,000円程度といわれています。
サイズが大きくなるほど刺繍加工の価格も比例し、値段が設定されているのです。
刺繍を施す土台の素材や刺繍に使う色数でも価格が変わることがあります。
一般的にデザインをプリントして仕上げるよりも値段は高いです。
ですが業者側で刺繍糸を取り揃えているので、シルバーやゴールドといった珍しい色を選ぶこともできます。
ラメの入った刺繍糸を用意している業者もあります。
プリント方法と組み合わせて刺繍加工をお願いすることができるので、デザインの幅が広がるメリットを感じることができるでしょう。
Tシャツに刺繍を施す時に知っておきたいステッチ方法
自分で刺繍を施す、業者に刺繍を注文するに関わらず、刺繍のステッチの方法を知っておきましょう。
ステッチの違いを知ることで、ステッチの使い分けができるようになるだけでなく業者に細かく刺繍の指定をすることもできます。
一般的に使われることの多い、初心者向けのステッチの方法をいくつかご紹介します。
ご紹介するステッチの方法は刺繍の基礎でもあります。
自分で刺繍を施す時にも役に立ちますよ。
今回は、5種類のステッチ方法を見ていきましょう。
ランニングステッチ
ランニングステッチは、基礎中の基礎のステッチ方法です。
英語でランニングステッチと呼ぶと難しそうに感じますが、縫い物で使われるなみ縫いを指しています。
ランニングステッチをする時には表と裏の糸の長さがポイントです。
それぞれの糸の長さがおなじになるように刺していくと仕上がりが綺麗になります。
バックステッチ
バックステッチは、針を出して戻るように刺していきます。
縫い物に使われる返し縫いと同じ要領です。
バックステッチをする時には縫い目の幅を意識しましょう。
幅を揃えることで見た目が綺麗になります。
刺繍において、針の目を揃えることは使うステッチの方法に関わらず大切なポイントです。
アウトラインステッチ
アウトラインステッチは、バックステッチとほとんど同じステッチ方法です。
針を出して戻る時に形を整えながら糸を重ねていきます。
少しずつすらして糸を重ねていくので、曲線を作りたい時に役立つステッチです。
直線はバックステッチ、曲線はアウトラインステッチと覚えると違いを覚えやすいでしょう。
サテンステッチ
サテンステッチは、糸で埋め尽くしていくステッチ方法です。
ぷっくりとした立体的な仕上がりになります。
広い範囲を糸で埋め尽くしたい時にはサテンステッチを使いましょう。
サテンステッチをする時には、図案の真ん中から始めます。
糸を一番長く使う部分から形を作っていくことで、外線が綺麗に仕上がりますよ。
ロング&ショートステッチ
ロング&ショートステッチは、立体的な刺繍を刺したい時に使うステッチ方法です。
犬の毛並みや花びらのシワなどを表現する時に選ばれます。
立体的な仕上がりは質感の表現にもぴったりですよ。
自分でアレンジすることもできるので、人気の高いステッチ方法です。
安く刺繍を施したい!その願い、叶えられます!
「自分で刺繍は難しい、業者に頼むには高すぎる。でも刺繍デザインのTシャツを作りたい!」という時には、一般的なプリント方法を選び、デザインを工夫してみましょう。
刺繍の特長は、形に糸の線が出るところです。
これをデザインで再現するだけで刺繍風のTシャツを作ることができます!
具体的に刺繍風のデザインをご紹介します。
どれも土台にインクでプリントを施しただけなので刺繍糸は使っていません。
デザインの線を工夫したり、特殊加工を利用するなど、4つの方法を見ていきましょう。
線だけでイラストを仕上げる
線で刺繍のジグザグした質感を表現したデザインです。
直線もわざとガタつかせることで、刺繍を施しているかのような仕上がりになります。
刺繍風のイラストを作るときのポイントは、線の向きです。
一箇所を作るために、糸はいろいろな方向から交差はしません。
常に一定の方向に糸は動きます。
刺繍風のデザインを作る時には、糸の動きを想像しながら色を付けていきましょう。
特殊加工と組み合わせる
線だけで仕上げたデザインを特殊加工でプリントしたTシャツです。
ぷっくりとした加工を施すことで、立体的が生まれます。
より刺繍らしい仕上がりになりますよ。
ただし、特殊加工を施すプリント方法はシルクスクリーンプリントが主流です。
色数ごとに金額が加算され特殊加工代金もプラスされるので一般的なプリントよりも金額は高くなります。
刺繍を施すよりは安く仕上がりますが、特殊加工をする大きさや色数に気をつけなければいけません。
線の動きを考えて、いろいろな形を作る
刺繍の糸が作る線の動きを掴んだ人は、花柄に挑戦してみましょう。
こちらは花柄を刺繍風に仕上げたデザインのTシャツです。
花柄は円や直線など、さまざまな形を使います。
線の動きやステッチの違いを知ることで、プリントだけで本格的な刺繍風に見せることが可能なのです。
プリントだけで仕上げた刺繍デザインは糸を引っ掛ける心配がありません。
動きの激しい子どものTシャツにもオススメですよ。
線を荒くしてざっくりとオシャレに見せる
刺繍といえば繊細な仕上がりが特長でもあります。
刺繍を格好良く見せるなら線を荒くしてデザインを仕上げましょう。
ざっくりとした仕上がりは、実際の刺繍の場合には雑な仕上がりに見えてしまいます。
刺繍風のプリントにすることで抜けのある印象を与えることができるのです。
刺繍に遊び心やよりオシャレさを求める人は、刺繍風のデザインで遊んでみましょう。
また、刺繡のほかにもアレンジを加えることでひと手間加えたオリジナルTシャツを作成することができます。
こちらのコラムでは、簡単にできるTシャツアレンジ術を紹介しているので、合わせてご覧ください。
差がつくTシャツアレンジ術を解説!自分だけのオリジナルTシャツに変身させよう!|オリジナルTシャツのUP-T
刺繍風のデザインでTシャツを作るなら土台はこちら!
刺繍風のデザインを使ってTシャツを作るなら、UP-Tの「定番Tシャツ」を選びましょう!
オーソドックスな形に仕上げているので、誰でも似合うTシャツを作ることができます。
定番Tシャツの価格は1枚2,000円(税抜)です。
この価格のなかにプリント代金が含まれているので、色数に金額が左右されることがありません。
オリジナルTシャツを業者に依頼しようとした際に、「デザインにこだわっていたら、料金が上がっていた」というケースもあります。
Up-Tでは、そのようなことはありません。
カラフルに仕上げたい刺繍風のデザインにもぴったりといえます。
さらにTシャツプリント業者でTシャツを作った場合の相場は2,500円から3,000円といわれているので、相場よりも価格が安いです。
Tシャツの相場に刺繍代の相場を合わせると1枚6,000円になってしまいますよね。
Up-Tなら2,000円で刺繍風のTシャツを作ることが可能です。
生地の厚みにもこだわりカラーバリエーションも豊富に取り揃えているので、満足のいくTシャツを作ることができますよ。
まとめ
今回は、刺繍の施し方やステッチの種類、Tシャツに刺繍デザインをしたい時の方法などを紹介しました。
Tシャツに刺繍デザインをしたい時に、本記事が参考になれば幸いです。
オリジナルの刺繍Tシャツを作成したい場合は、UP-Tにお任せください。
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