最終更新日: 2024年05月30日
押し花スマホケースの作り方!綺麗な押し花を作る方法も併せて解説
毎日使うものだからこそ、デザインにこだわったスマホケースが欲しいと思っている方は多いのではないでしょうか。
市販のスマホケースだと、なかなか理想通りのものを見つけるのは難しいです。
そこで今回は、押し花を使ってスマホケースを作る方法を紹介します。
UVレジンと押し花があれば簡単にできるので、ぜひ参考にしてください。
綺麗な押し花を作る方法
市販の押し花を使うこともできますが、ハンドメイドした押し花を使う方法もあります。ここでは、綺麗な押し花を作る方法3つを紹介します。
どの方法でも押し花を作ることができるので、自分に合った方法を選びましょう。
本や雑誌などを重しにする方法
- 押し花用の乾燥シート、もしくは新聞紙の上にティッシュを敷き、花を並べます。
- その上からティッシュ、新聞紙を重ね、挟んだ新聞紙ごとジップロックなどの袋に入れます。
- 上から雑誌や本などで重しをし、できるだけ空気を抜いて袋を閉じる。
- 翌日に新聞紙を取り替えます。
- ④を何度か繰り返したら完成です。
電子レンジを使う方法
- 段ボールを2枚、電子レンジに入る大きさにカットします。
- カットした段ボール1枚に乾燥シートを敷き、その上に花を並べます。
- さらに上から乾燥シート、またはキッチンペーパーと段ボール1枚を重ね、花がずれないように押したら全体を輪ゴムで固定します。
- 600Wの電子レンジで1分加熱する。花を確認しながら、必要に応じて加熱します。
- 重ねていた段ボールと乾燥シートをゆっくりと剥がし、常温で花を乾燥させたら完成です。
アイロンを使う方法
- アイロン台、または新聞紙を重ねたものなど、熱を通さない厚みのあるものの上にティッシュを敷き、その上に花、ティッシュの順に重ねます。
- アイロンを低温で熱し、20〜30秒ほど当てます。
- アイロンを外し、粗熱を取ります。
- 再度10秒ほどアイロンを当てます。
- ③④を5回ほど繰り返し、乾燥させたら完成です。
押し花が完成するまでの期間
比較的水分の少ない乾燥しやすい花で2〜5日ほど、水分の多い花は1〜2週間かかる場合もあります。
時間をかければかけるほど変色してしまう可能性があるので、乾燥シートをこまめに取り替え、早く水分を抜いてしまうのがコツです。
押し花を綺麗に長持ちさせる保管方法
乾燥した後も湿気を避けるために、密閉状態で保存しましょう。
市販の押し花保管袋やお菓子などに入っている乾燥剤を袋の中に入れておくと、綺麗な状態のまま長持ちさせることができます。
できるだけ湿気の少ない、直射日光が当たらない場所に保管することが大切です。
押し花スマホケースの作り方
ここでは、上記の方法でハンドメイドした押し花を使ってスマホケースを作る方法を紹介します。
用意するもの
- スマホケース
- UVレジン
- UVライト
- トップコート
- 爪楊枝
- 押し花
- お好みの素材(ラメやラインストーンなど)
- 割り箸
作り方
- スマホケースの上に、バランスを見ながらピンセットを使って押し花を配置します。
配置によって仕上がりの雰囲気が変わるので、何パターンか試しお気に入りの場所を見つけましょう。 - 配置が決まったら、押し花を置く場所にトップコートを塗り、貼り付けるように固定します。
お好みでラメやラインストーンを飾ると、より華やかになるのでおすすめです。 - UVレジンを押し花の上に塗ります。
塗りすぎると液が垂れやすくなるので注意しましょう。
スマホケース全体にUVレジンが行き渡るように、割り箸を使って平らに伸ばします。 - 塗った時にできた気泡は爪楊枝を使って潰しましょう。
- スマホケースをUVライトに入れて、レジンを硬化させます。
スマホケースが大きい場合は、上部・中央・下部と三段階に分けて硬化させると良いです。
しっかりと硬化できたら完成です。
押し花は単体でもかわいいですが、ワイヤーアートやパーツを組み合わせればより自分らしいデザインにできます。
以下のコラムではUVレジンを使ったスマホケース作りでおすすめなデザインをまとめているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
スマホケースは【レジン】で簡単手作り!作成方法とデザイン集
スマホケースを作る時の注意点
ここでは、スマホケースを作る時の注意点を解説します。
注意点をしっかり押さえて作業を進めると、失敗するリスクも少なくなります。
押し花を扱う時はピンセットを使う
押し花はとても繊細なので、花びらを整える時や移動させる時などで簡単に花びらを破れてしまう可能性があります。
押し花を扱う時は、必ずピンセットを使用するようにしましょう。
丁寧に作業を進めることが、綺麗に仕上げるためのコツです。
スマホケースはハードタイプのものを選ぶ
スマホケースを自作する際、土台となるスマホケースが必要になります。
一口にスマホケースと言っても、さまざまなタイプがありますが、初めて自作する方にはハードタイプのスマホケースがおすすめです。
ソフトタイプだと、レジン液を硬化させる時にケースが変形してしまう可能性があります。
カバーをスマホ本体に装着させて作業すれば変形する恐れはありませんが、その場合はスマホ本体にレジン液が付く恐れがあるのでおすすめできません。
レジン液もハードタイプを選ぶ
レジン液にもソフトタイプとハードタイプがあります。スマホケースを自作するのに使用する場合は、ハードタイプを選びましょう。
カメラレンズの位置を考慮する
スマホケースを自作する時に立体的な仕上がりにする場合は、カメラレンズの位置も考慮する必要があります。
押し花などの素材の配置が悪いと、写真を撮る時に写り込んでしまう可能性があります。
一度硬化させると元に戻せないので、丁寧に作業を進めていきましょう。
自作と業者に依頼する方法どちらが良い?
オリジナルのスマホケースを作成する場合、自作する方法と業者に依頼する方法があります。
それぞれメリットだけでなくデメリットもあるので、どちらの方法にしようか迷った場合は、それらを考慮して決めることをおすすめします。
下記では、自作する場合と業者に依頼する場合のメリット・デメリットを紹介します。
自作するメリット・デメリット
【メリット】
- 手作り感溢れた仕上がりになる
- 作る過程も楽しめる
- 完成した時に達成感を味わえる
- コストを抑えられる
- 印刷以外の加工方法でスマホケースを作れる
【デメリット】
- 仕上がりに満足できない場合がある
- 自分で材料や道具を揃えなければいけない
- 手間や時間がかかる
業者に依頼するメリット・デメリット
【メリット】
- 材料や道具を揃える必要がない
- 市販と同じクオリティに仕上がる
- 自作にかかる手間や時間を節約できる
【デメリット】
- 手元に届くまで最低でも数日はかかる
- 手元に届くまで実際の仕上がりは確認できない
- パソコンやスマホで確認する色合いと異なる場合がある
重視するポイントで方法を決めよう
どちらの方法にしようか迷った場合は、それぞれのメリット・デメリットに加えて、自分が重視したいポイントを考慮して決めることが大切です。
自作する過程も楽しみたい方や印刷以外の加工方法でスマホケースを作りたい方は自作する方がおすすめです。
一方で、自作にかかる手間や時間を節約したい方やハイクオリティな仕上がりを求める方は業者に依頼した方が良いでしょう。
業者選びで失敗しないためのチェックリスト
業者に依頼する場合、まず依頼する業者を決める必要があります。業者の数が多いので、どこに依頼しようか迷ってしまう方もいるでしょう。
しかし、業者によって仕上がりや費用が異なるため、適当に選んでしまうと後悔する可能性が高いです。
業者を選ぶ時は、それぞれ比較する必要があります。
ここでは、業者を選ぶ時にチェックするべきポイントを紹介します。
価格
先ほどもお伝えしたように、同じ注文内容でも費用が異なります。
少しでも費用を抑えてスマホケースを作成したい方は、候補の業者から見積もりを作成してもらい、見比べることが大切です。
最初から一社に絞るのではなく、候補の業者を数社ピックアップすることがポイントです。
実績
仕上がりも業者によって異なるので、できるだけ実績の多い業者に依頼した方が安心です。
実績はホームページやSNSで確認することができます。
口コミ
口コミは業者を選ぶ上で、重要な判断材料となります。
ホームページが良さそうでも、口コミがあまりにも悪い場合は、他の業者に依頼した方が無難です。
ただし、中には事実とは異なる内容を書き込む人もいるので、参考程度にしておきましょう。
納期
スマホケースを使いたい日が決まっている場合は、納期にも注目してみましょう。
同じデザインでも、数日で納品される業者もあれば、1週間以上かかる業者もあります。
「せっかく注文したのに、必要な日までに届かなかった!」ということがないように、あらかじめ納期も確認しておくと安心です。
デザインの入稿方法
デザインの入稿方法も業者によって異なります。
WEB上にアップロードするだけであれば簡単ですが、入稿方法やファイル形式を指定している業者もあるので注意が必要です。
デザインの入稿方法が難しい業者に依頼してしまうと、注文がスムーズにいかず、思った以上に時間がかかります。
まとめ
今回は押し花を使ってスマホケースを作る方法を紹介しました。
可愛い雰囲気のスマホケースが欲しい方におすすめです。
市販の押し花を使うこともできますが、押し花もハンドメイドすると、よりオリジナリティ溢れたスマホケースに仕上がるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、世界に1つだけのスマホケースを作ってみてくださいね。