最終更新日: 2024年05月10日
Tシャツを保管の正しい方法!【洗濯から乾燥のやり方もレクチャー!】
Tシャツの保管方法が知りたいと思ったことはありませんか?
お気に入りのTシャツが
・カビで変色してしまった。
・虫食いの穴が空いていた。
・Tシャツのプリント部分が剥がれた
こんな状態になってしまったという方も多いと思います。
本記事では、オリジナルTシャツが作れるサイトのUp-Tが、失敗しないTシャツの保管方法や洗濯・乾燥方法についてお伝えします。
お気に入りのTシャツを長く着られるようになるためにも、参考にしていってくださいね。
Tシャツの正しい保管方法とは?
結論からお伝えすると、「タンス」で保管する方法がベストの保管方法です。
ハンガーでTシャツを掛けて収納する場合は、ハンガーにTシャツを掛けるだけなので、収納方法としてはかんたんで楽ですが、保管方法としては、デメリットが大きいです。
ハンガーでTシャツを保管する場合のデメリットは、肩の部分にハンガーの跡が着いたり、襟のところが伸びたり、Tシャツが型くずれする可能性があります。
Tシャツ自体の重さで生地が伸びてしまうこともあります。
そのため、Tシャツを保管する場合はハンガーなどで吊るすような保管方法よりも、タンスにたたんで保管する方法がよいでしょう。
ただし、タンスで保管する場合でも注意点があります。
Tシャツをキレイに保管するときは、保管する前のTシャツを洗濯する段階や乾燥から大事な要素です。
お気に入りのTシャツをきれいに長持ちするためにも、洗濯や乾燥も重要な工程です。
次はタンスでTシャツを保管するときの注意点について解説していきますね。
Tシャツの保管はタンスがおすすめですが、部屋のレイアウトや場所の都合上難しい場合もありますよね。
以下のコラムではコンパクトにTシャツをたたむ方法やハンガーで吊るす場合のしまい方をまとめているので、参考にしてみてくださいね。
【かけるVSたたむ】シワにならないTシャツの収納方法を徹底解説!
タンスでTシャツを保管する場合の注意点
タンスでTシャツを保管する場合は、以下の4つの点に注意してください。
- 湿気
- 虫食い
- 変色
- プリントが接着してしまう
注意点をくわしく解説していきます。
タンスでTシャツを保管するときの注意点:①湿気
湿気はTシャツにカビを発生する可能性があります。
6月などの雨が多く降る梅雨の時期は、特に注意が必要です。
また、Tシャツをしっかり乾燥する前に保管した場合なども湿気が増えますのでカビが発生する要因になります。
保管する前に、しっかりTシャツが乾ききったことを確認しましょう。
湿気の対策方法としては、吸湿剤をタンスのなかに入れること、換気が基本です。
吸湿剤は、湿気が貯まりやすい奥の隅に置くことがいいでしょう。
Tシャツの収納方法もぎゅうぎゅうに押し込むようにすると、空気の通り道がないため、換気が不足しがちになります。
そのため、余裕をもってTシャツを保管することをおすすめします。
また、定期的にタンスを開けるようにすると、湿気対策としては万全です。
タンスでTシャツを保管するときの注意点:②虫食い
虫食いもタンスで保管する場合は注意しましょう。
お気に入りのTシャツに、虫食いがあるだけで着れなくなってしまいます。
また、虫食いの補修のために別途、補修費用が発生してしまいます。
虫食いの対策としては、防虫剤を保管するTシャツの上に置いておきましょう。
防虫剤を使用するときの注意点は、汚れた服をそのまま保管しないようすること、適した個数の防虫剤を使用することです。
汚れた服をそのまま保管すると、雑菌の温床となりそこに虫食いが発生する可能性があります。
そのため、保管する場合は洗濯をしっかりと行ってから保管します。
タンスの大きさや防虫剤の種類によって、タンスに置く防虫剤の個数は違います。
たとえば、本来2つが標準使用量ですが節約するために、1つだけ使用するなどですと、正常な効果が出ません。
タンスごとに適した防虫剤を使用して、虫食いからTシャツを守りましょう。
タンスでTシャツを保管するときの注意点:③変色
透明の衣装ケースなどでTシャツを保管するときは、Tシャツの変色についても気をつけましょう。
Tシャツによっては、太陽の日の光で変色する可能性もあります。
そのため、日の光が当たらないような場所で、保管するようにしましょう。
ちなみに太陽光でTシャツなどの衣服が変色するメカニズムは、以下のような仕組みで変色するようです。
衣服が紫外線により変色するメカニズムは、日光に当たって色あせた家具や、日光に当たって色あせた本の表紙と同様のメカニズムと考えられます。
具体的には、使われている色を表現する染料分子が紫外線という強いエネルギーの影響を受けて分解されてしまい、変色という作用が起きてしまうことがあります。
引用:東京都クリーニング生活衛生同業組合https://www.tokyo929.or.jp/column/ware/post_63.php
タンスでTシャツを保管するときの注意点:④プリントが接着してしまう
Tシャツを保管するときは、Tシャツのプリント面同士がくっついたりするときもあります。
対策としては、タンスに保管するときは収納する空間に余裕をもたせて保管するのがよいでしょう。
湿気対策にもなりますし、一石二鳥です。
どうしても、難しい場合やお気に入りのプリントTシャツの場合は、クッキングペーパーなどの紙をプリント面に1枚置いておくとプリントの接着を防げます。
また、万が一プリント面が接着した場合ですが、強引にプリント面同士を剥がさないようにしましょう。
プリント面が接着した場合は、お湯などに入れて接着面をほぐし、そのあとに洗剤などの界面活性剤を入れて優しく剥がしてみると、大きく剥がれることは少ないです。
Tシャツの正しい洗濯方法は?
Tシャツを長くキレイに保管するときは、洗濯も重要な工程の一部です。
まず、Tシャツをキレイに保管する場合の洗濯方法の結論からお伝えします。
結論は、
・手洗いで洗うのがベスト
こちらをくわしく解説していきます。
「手洗いがいいのは分かるけど、忙しくてなかなか手洗いできない」「量が多くて難しい」などという場合もありますよね。
今回は、洗濯機で洗う場合の注意点もあわせて紹介していきます。
Tシャツは手洗いで洗うのがベスト
Tシャツは手洗いで洗いましょう。
やはり洗濯機を使用する場合ですと、摩擦により、Tシャツにダメージが出る可能性があるため優しく手洗いすることをおすすめします。
また、手洗いする場合は30度〜40度くらいのぬるま湯で洗い、Tシャツに付着した皮脂を洗い流すようにするいいでしょう。
プリントTシャツを手洗いする場合ですが、漂白剤を使用しないようにしてください。
漂白剤を使用することによって、プリント部分が剥がれてしまう可能性があるためです。
Tシャツは手洗いがベストですが、お気に入りのTシャツが多い場合など手洗いで洗う時間がない場合もあります。
そこで、つぎからはTシャツを洗濯機を使ったときの注意点を解説していきます。
Tシャツを洗うときに洗濯機を使用した場合の注意点
Tシャツを洗濯機で洗うときのポイントは、大きく分けて3つあります。
1.ネットに入れて洗濯する。
2.Tシャツは裏返して洗濯する
3.ほかの洗濯物とは分けて洗濯する。
ここからは、3つのポイントについてくわしく解説していきますね。
Tシャツを洗濯機で洗うときのポイント:①洗濯ネットに入れて洗う。
最初のポイントは、Tシャツを洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。
Tシャツを洗濯ネットに入れることによって、ほかの洗濯物との摩擦を抑える効果があります。
洗濯ネットを使用しないと、ほかの洗濯物との摩擦によってTシャツのプリントや生地が傷み、お気に入りのTシャツが着れなくなってしまう可能性もあります。
特にファスナーやホックがついているものと一緒に洗う場合は注意が必要です。
そのため、Tシャツは洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
Tシャツを洗濯機で洗うときのポイント:②Tシャツは裏返して洗濯する。
洗濯ネットに入れて洗うときは、Tシャツを裏返しにしてから、洗うようにしましょう。
洗濯機は洗濯物同士をこすりあわせて汚れを落としているため、外側になっている部分の方が汚れが落ちやすいのです。
しかし、その分、生地が傷みやすくなってしまいます。
裏返しにすることによって、表面のプリント面を守る効果や、肌が直接触れている部分を重点的に洗浄することができます。
Tシャツを洗濯機で洗うときのポイント:③ほかの洗濯物とは分けて洗う。
Tシャツの色移りが気になってしまうときや、一度に多くの洗濯するときなどは、ほかの洗濯物とは分けて洗うことをおすすめします。
一度に洗濯を行えば、経済的です。
しかし、多くの洗濯物同士で摩耗する可能性が大きいです。
そのため、大事なTシャツを洗濯機で洗う場合は、ほかの洗濯物とは分けて洗うようにしましょう。
洗濯量は、洗濯槽の7割ほどまでが目安です。
洗ったTシャツの乾燥方法
Tシャツを洗ったあと、普通にハンガーに掛けて乾燥させてませんか?
しかし、ハンガーに掛けて乾燥させてしまうと、首の部分が伸びたり、ハンガーを掛けた部分に跡がついてしまうことも。
上記のような失敗しないために、Tシャツを乾燥させる場合のポイントを2つご紹介します。
- ハンガーに干すときは2つ折りにして干す
- 乾燥機の使用は控える。
つぎは、ポイントについて解説していきますね。
Tシャツを乾燥させる場合のポイント:①干すときはTシャツを2つ折りにする。
竿やハンガーに2つ折りにして、Tシャツを干すようにしましょう。
2つ折りにすることによって、首の伸びやハンガー跡を防ぐことができます。
また、2つ折りで干す注意点ですが、折っている内側が風に当たらずに乾きづらいかもしれません。
そのときは、内側を裏返しにして乾かすようにしましょう。
Tシャツを乾燥させる場合のポイント:②乾燥機の使用は控える。
Tシャツの乾燥方法で乾燥機を使用した方法もありますが、Tシャツが縮むことやプリント面に傷みが入る可能性があります。
そのため、乾燥機の使用は控えることをおすすめします。
どうしても乾燥機を使う必要がある場合は、低温モードを使って乾燥させましょう。
Tシャツの素材は綿が主ですが、熱によって繊維が収縮するためです。
大事なTシャツは乾燥機は使用せずに、自然乾燥の天日干しがおすすめです。
Tシャツの正しい保管方法のまとめ
本記事では、Tシャツのおすすめ保管方法から洗濯、乾燥について紹介しました。
Tシャツを保管する場合は、「タンス」で保管するのがベストです。
ただし、タンスで保管するときの注意点も紹介しました。
タンスで保管するときでも湿気、虫食い、変色などはしっかりと対策を行うことで、大切なTシャツを守ることはできます。
また、保管する前の洗濯や乾燥といった工程のポイントをおさえることも重要です。
本記事を参考に、お気に入りのTシャツを、長く着れるようになれるようになれば幸いです。
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