最終更新日: 2024年05月07日

誰でも簡単!刺繍を使ったオリジナルTシャツの作り方を徹底解説!

最近、人気な刺繍入りTシャツ。
シンプルなTシャツでもワンポイント刺繍するだけで、アクセントになります。

また、デザインによっては世界で一つだけのオリジナルTシャツにもなるでしょう。
そこで本記事では、刺繍を使ったTシャツの作り方について詳しく解説します。

UP-TでオリジナルTシャツを作ってみる

 

刺繍するデザインの探し方

刺繍する前に、まずはデザインを探すことから始めましょう。
ここでは、デザインの探し方について紹介していきます。

インターネットを使って探す

インターネットで「刺繍 図案」などと検索すると、多くの図案が出てきます。
その中から特に気に入ったデザインを刺繍してみましょう。

ECサイトやファッション雑誌を参考にする

ECサイトやファッション雑誌には、おしゃれなデザインのTシャツが数多く載っています。
特に普段使いできるオリジナルTシャツを作る場合は、これらを参考にするのがおすすめです。

自分でデザインする

イラストを描くのが得意、すでに思い描いているデザインがある場合は自分で行うのがおすすめです。
ただし、初心者の場合はでシンプルなデザインの方が無難でしょう。

初心者キットを使用する

初心者キットでは、刺繍を基本から練習することができます。
さまざまなステッチをマスターできるので、特に自分が得意とするステッチでオリジナルTシャツを作ると良いかもしれません。

キットの中には初心者でも挑戦しやすい図案が載った説明書も入っているので、参考にすると良いでしょう。

刺繍本の中から好きなデザインを探す

イラストを描くのが苦手、デザインが思い浮かばないという場合は、刺繍本を参考にするのがおすすめです。

簡単なデザインから複雑なデザインまで幅広く載っている本が多いので、自分のレベルに合わせてデザインを決めていきましょう。

 

刺繍の基本!ステッチの種類


ステッチとは、刺繍のさまざまな縫い方のことを指します。
基本のステッチを覚えれば、Tシャツだけでなくバッグやハンカチなどにも刺繍できるようになります。

クロスステッチ

その名の通り糸が×の形にクロスするように刺していく方法です。
マス目に沿って刺していくため、初心者でも図案通りに仕上げることができます。

チェーンステッチ

くさり状になるように刺していく方法です。
基本的なステッチで、線で文字を刺すときだけでなく、面を埋めるときにも使えます。

ブランケットステッチ

アップリケやフェルトなどの周りを縫っていくステッチです。
刺繍の存在感が出るため、小物の縁取りやアップリケの縫い付けによく使われています。
ステッチの長さが均等になるように縫っていくのが、ブランケットステッチのポイント。

ビーズステッチ

針を使ってビーズを編んでいく方法です。
世界中でさまざまな編み方があり、奥が深いステッチと言えます。

サテンステッチ

ステッチが平行になるように糸を通し、面を埋めていく方法です。
刺繍の表面にツヤが出るデザインが特徴的!

糸の引き加減で、布にシワが寄ってしまったり、糸が浮いてしまったりします。
そのため、初心者には少し難易度が高く感じるかもしれません。

ランニングステッチ

ランニングステッチは、ぐし縫いや波縫いとも呼ばれています。
服などの縫製にも使われているため、馴染み深いかもしれません。
基本的な直線のステッチで、縫い目の間隔が均等になるよう意識しましょう。

バックステッチ

バックステッチはランニングステッチとは異なり、縫い目に間隔がないのが特徴です。
刺繍で線を縫うときによく使う方法で、文字だけでなく絵も縫うことができます。

アウトラインステッチ

アウトラインステッチは、バックステッチと同様に縫い目がありません。
しかし、立体感が出ることが異なる点です。
直線だけでなく、曲線を縫うこともできるので、イラストを描くときなどにおすすめ。

レゼーデイジーステッチ

レゼーデイジーステッチとは、糸で花びらを一枚一枚作り、花模様に仕上げるステッチです。
糸が一本どりだと華奢な印象になり、数が多くなるほどお花の存在感が強くなります。

 

刺繍の基本!刺繍糸の種類


刺繍の主役は糸ですが、その種類はさまざまです。
糸の種類によって仕上がりも変わるため、ここでは刺繍糸について詳しく説明します。

25番糸

刺繍糸の中でも1番よく知られているのが、25番糸といっても過言ではありません。
細い6本の糸が合わさって1本の束となっているので、1本ずつ引き抜き、必要な本数を束ねて使います。

例えば、2本使う場合は2本どりと呼びます。
1本どりから6本どりまで、好きな太さで刺繍を楽しめるのが25番糸の魅力です。

5番糸

25番糸の次に人気なのが太めの5番糸。
そのまま1本の状態で使用し、太い線で刺繍したいときやざっくりとした雰囲気に仕上げたいときにおすすめです。

12番糸

5番糸を細くした12番糸は、シャープなラインを出すことができます。
5番糸と12番糸の中間の太さで8番糸もあります。

レーヨン糸

光沢があり、柔らかいのが特徴のレーヨン糸。
くたっとした布にも相性が良いです。

麻糸

素朴な質感を出すことができます。

絹糸

光沢と柔らかさが魅力の糸です。

毛糸

ふんわりとした雰囲気に仕上げたいときにおすすめな毛糸。
ウール生地に馴染みやすいです。

花糸

つや消しのシャープなラインを出したいときにおすすめです。

 

刺繍を使ったオリジナルTシャツの作り方


ステッチや刺繍糸の種類について詳しく解説しました。
基本的な知識を身につけた後は、実際に刺繍を使ってオリジナルTシャツを作ってみましょう。

自分で作る方法

自分でオリジナルTシャツを作る場合は、以下のものを用意します。

・刺繍糸
・刺繍針
・刺繍用下地シート
・刺繍枠

①刺繍用下地シートに直接イラストを水性ペンで描く。
②イラストの周り1センチくらいのところをカットし、シールを剥がす。
③Tシャツの刺繍したい場所のシートを貼って、刺繍枠をする。
④刺繍糸から2本、糸を取って針に通し、Tシャツの裏に10センチほど残して刺繍を始める。
⑤刺繍が終わったらTシャツを裏返し、最初に10センチ残しておいた刺繍糸に針を通して、2センチほど縫い目の間を交差してじゃら余分な糸をカットする。
⑥刺繍用下地シートを溶かす。

刺繍用下地シートにイラストを描く場合は、必ず水性ペンを使うようにしましょう。
油性ペンを使ってしまうと、洗濯で線が消えなくなってしまいます。

また、シートは水に5分ほど浸した後、流水でもみ洗いすると溶けていきます。
刺繍糸の真下が溶けにくいので、しっかりと溶かすようにしましょう。

業者に依頼する方法

業者によって多少異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。

①見積もりの依頼
②発注
③仕上がりイメージの確認
④商品の加工・お届け

見積もりを依頼する際は、数社から作成してもらいましょう。
業者によって費用が異なるため、比較することが大切です。

また、オリジナルTシャツを着用する日が近い場合は、納品日についても相談する必要があります。

デザインが明確であればあるほど、話もスムーズに進みやすいです。
イメージしていたものと仕上がりが違うという失敗も少なくなるでしょう。


刺繍加工を取り扱っている業者の数は限られており金額も上がるため、刺繍風のデザインがおすすめです。
以下のコラムでは刺繍風のデザインについてまとめているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
【Tシャツ作成】オリジナルで作るのなら刺繍に挑戦してみよう!


 

刺繍をするのにおすすめなTシャツ


定番Tシャツ|00085-CVT |PrintStar

適度な厚みが着崩れを防ぎ、快適さが持続するように作られたTシャツ。
性別や年齢問わず、誰でも着れるシルエットとなっています。

ジャパンフィットスリムTシャツ|DM030 |DALUC

しなやかな着心地が特徴のタイトでスタイリッシュなシルエット。
体のラインがほどよく出るため、ガタイの良い方や着痩せ効果を狙いたい方におすすめです。

ハイクオリティーTシャツ|500101 |United Athle

よれない・透けない・長持ちするの三大要素を兼ね備えたTシャツ。
ヘビーウェイトのTシャツを探している方におすすめです。

 

オリジナルTシャツは自作と業者どちらが良い?


刺繍を使ったオリジナルTシャツは、自作する方法と業者に依頼する方法があります。
ここでは、それぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

自作するメリット・デメリット

【メリット】

・趣味になる
・費用を抑えてオリジナルTシャツを作ることができる
・好きなデザインにできる
・Tシャツの好きな場所に刺繍することができる

【デメリット】

・失敗する可能性がある
・時間と労力がかかる
・大量に作れない
・刺繍できるデザインが限られる

刺繍の基本を覚えれば、新しい趣味として楽しむことができます。
しかし、不器用な方だと失敗するリスクがあり、刺繍できるデザインも限られてしまいます。

費用を抑えて刺繍を使ったオリジナルTシャツを作りたい方、新しい趣味を見つけたい方、簡単なデザインを刺繍したい方におすすめです。

業者に依頼するメリット・デメリット

【メリット】

・好きなデザインにできる
・Tシャツの好きな場所に刺繍することができる
・市販同様のクオリティに仕上がる
・大量にオリジナルTシャツを作ることができる
・プロからアドバイスをもらうことができる

【デメリット】

・自作するのに比べて費用がかかる
・Tシャツを持ち込めない場合がある
・手間がかかる

業者に依頼すると、枚数が多くても同じクオリティに仕上げてくれます。
しかし、手間がかかるのは自作するのと同様に変わりません。

業者はお客様がイメージしているデザインをできる限り再現するため、細かく聞くことが多いです。

そのため、イメージがはっきりしていない場合は答えるのが難しいかもしれません。
しかし、失敗するリスクも低いため仕上がりに満足できるはずです。

 

まとめ

オリジナルTシャツならUP-T!

今回は刺繍を使ってオリジナルTシャツを作る方法について詳しく解説しました。
自分で作ることもできますが、業者に依頼した方がきれいに仕上げてくれます。

それぞれメリット・デメリットがあるため、それらを考慮した上でどちらにするか決めるようにしましょう。

即日!格安に1枚からオリジナルTシャツを作成するならUp-Tがおすすめ! 

Tシャツをオリジナルで!Up-Tがおすすめ!1枚から注文可能

UP-Tなら1枚から作成可能

監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。
おすすめ記事ランキング
1
2024年12月18日
2
2025年03月15日
3
2025年01月01日
4
2024年03月12日
5
2024年07月17日