最終更新日: 2024年05月05日
ステンシルプリントでオリジナルTシャツを作る手順とは?メリットとデメリットも解説!
「自分でオリジナルTシャツを作ってみたい」
「自宅でできる簡単な方法でオリジナルTシャツを作りたい」
「お気に入りのTシャツにワンポイントのデザインを入れたい」
「Tシャツに文字をプリントしてリメイクしたい」
そんな方におすすめなのがステンシルです。
ステンシルの道具は100円ショップや手芸店などで簡単に手に入ります。
お気に入りのTシャツがないときは、ステンシルを使ってオリジナルTシャツを作ってみてはいかがでしょうか。
でも、
「ステンシルってどうやるの?」
「初心者でもできるのかな…」
「ステンシルTシャツを使うときの注意点はある?」
などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ステンシルでオリジナルTシャツを作る手順、ステンシルTシャツのメリットとデメリットについて詳しく解説します。
少しサポートすればお子様でも作ることができるので、休日に親子でチャレンジするのも楽しいですよ!
ステンシルを使ったオリジナルTシャツ作りに興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。
ステンシルTシャツとは?
ステンシルとは、型を使って文字やイラストをものにプリントすることを指します。
ステンシルシートと呼ばれる透明のシートに絵柄や文字をくりぬき、上からペイントして転写します。
つまり、ステンシルTシャツとはこの技法を用いて作ったTシャツのことです。
型を使うため、デザインされた文字を手で書く必要はありません。
そのため、レタリング技術がなくても、絵が上手でなくても、誰でも簡単におしゃれな文字やイラストをプリントすることができます。
ペイントするカラーは好きなものを選べ、塗り重ねたり濃淡をつけたりと自由にカスタマイズできるのも、ステンシルの楽しさのひとつです。
ステンシルプリントは、オリジナルTシャツを自作する際に使われることのあるプリント方法です。
以下のコラムではオリジナルTシャツを自作する際の方法について、ステンシル以外も紹介しているので、気になる場合はチェックしてみてくださいね。
オリジナルTシャツを自作しよう!プリント方法や注意点をまとめました
ステンシルプリントでオリジナルTシャツをつくる際に用意するもの
引用:WEAR
ステンシルTシャツは誰でも簡単に作れるため、家庭でも行う方も多いです。
下記では、家庭でステンシルTシャツを作る際に必要なものを説明します。
・Tシャツ
・ステンシルしたいデザイン
・クリアファイル
・カッター
・カッティングシート
・布用スタンプインク
・マスキングテープ
・ステンシル用スポンジ(なければ食器用スポンジ)
・新聞紙
・アイロンまたはドライヤー
・当て布
おすすめのTシャツ
部活動や体育祭に向けてステンシルTシャツを作るときは、吸汗性と速乾性に優れたTシャツがおすすめです。
ポリエステル・メッシュ素材を使用しているため、汗をかいても普通のTシャツより早く乾いてくれます。
レギュラーフィットで誰でも着ることができるシルエットのため、サークル活動や家族でお揃いのオリジナルTシャツを作るときにおすすめです。
適度な厚みが着崩れを防ぎ、デザインによっては普段から着用することもできます。
イベントが終わっても私服として着ることができれば嬉しいですよね。
ステンシルプリントでオリジナルTシャツを作る手順
引用:WEAR
必要なものを揃えたら、手順に沿ってステンシルTシャツを作っていきます。
ステンシルTシャツを作る手順は、以下の通りです。
ステンシルシートの作り方
ステンシルしたいデザイン、クリアファイル、カッター、カッティングシート、マスキングテープを用意します。
①デザインを準備する
初めてステンシルTシャツを作る場合は、簡単なデザインから始めましょう。
凝ったデザインにすると、失敗して終わる可能性が高くなってしまいます。
②クリアファイルの接着部分を切り取り、下絵に合わせたサイズにカットする。
③下絵をコピーし、クリアファイルの裏側にマスキングテープで貼り付ける。
④下絵に沿ってクリアファイルをカッターで切り抜く。
下絵とクリアファイルがしっかり貼られていないと、切り抜いている最中にずれてしまいます。
そうすると仕上がりもおかしくなってしまうので、四隅はきちんと止めるようにしましょう。
また、カッターで切り抜いているときは、大事な部分を切ってしまわないように細心の注意が必要です。
もし、誤って切り抜いてしまった場合は、セロハンテープを使い、補強するようにしましょう。
ステンシルプリントでオリジナルTシャツを作る方法
上記の方法でステンシルシートを作ったら、いよいよTシャツにスタンプしていきます。
ステンシルでオリジナルTシャツを作る方法は、以下の通りです。
①プリントしたい部分に新聞紙を入れる。
②スタンプしたい場所にステンシルシート置き、マスキングテープで四隅を止める。
③布用スタンプインクをスポンジで優しくポンポンと押していく。
最初はムラになりやすいですが、心配ありません。
少しずつ押していき、色の濃さやムラ加減を調整しましょう。
インクのムラができるのも、ステンシルならではの良いところです。
④スタンプし終えたら、当て布をしてアイロンまたはドライヤーで乾燥させる。
インクの種類によって乾燥方法は異なるので、必ず確認するようにしましょう。
⑤Tシャツを洗濯する。
最初は色移りする可能性があります。そのため、他の洗濯物と一緒にせず、単体で洗濯することをおすすめします。
⑥洗濯したら乾かす。
スタンプインクを購入するときは、必ず布用を選ぶようにしましょう。
布用以外のものを使用すると、洗濯するときに色落ちしてしまいます。
また、途中で色を変える場合は、ステンシルシートのインクをしっかりと落とすようにしてください。
落とさないまま使ってしまうと、色が混ざる恐れがあります。
手順を見ると一見ステンシルTシャツを作るのは難しいように思えるかもしれません。
しかし、実際にやってみると思った以上に簡単な作業です。
Tシャツとステンシルシートを抑えてあげれば、お子様でも簡単に作ることができます。
材料を揃えるのも簡単なので、夏休みの工作などにもおすすめです!
ステンシルプリントでオリジナルTシャツを作る際の注意点
ステンシルTシャツを作るときには、注意しなければいけないこともあります。
しっかりと注意点を確認してから、作業に取り掛かるようにしましょう。
部屋で作る場合は換気をする
布用スタンプインクの注意書きに記載されていることが多いですが、作業するときはできるだけ換気するようにしましょう。
種類によってはニオイが強く、換気せず作業してしまうと、ニオイが部屋に充満する恐れがあります。
せっかく楽しい作業も、ニオイのせいで具合が悪くなってしまっては台無しですよね。
体の小さいお子様が一緒に作業する場合には特に気をつけたい点です。
密室で行うとニオイが消えづらくなることもありますので、必ず換気をしながら作業をするようにしましょう。
スプレーによる滲み
今回はスタンプインクを使用したステンシルTシャツの作り方を紹介しましたが、スプレーを使用する方法もあります。
スプレーを使う方法はステンシルした部分が滲みやすいので、注意が必要です。
滲んでしまっても、ステンシルTシャツならではの味が出ますが、ステンシルシートの貼りが弱いと隙間からインクが入ってしまいます。
あまりにも滲みすぎてデザインが崩れたり、文字がつながってしまったりしたら残念ですよね。
滲まないようにするために、しっかりとマスキングテープで固定するようにしましょう。
ステンシルプリントでオリジナルTシャツを作るメリット・デメリット
簡単に家庭でも作れるステンシルTシャツですが、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット
・好きなデザインにできる
理想のTシャツに出会えないときでも、自分好みのTシャツを作ることができます。
また、好きなイラストや言葉だけでなく、好きな色を使えるのも嬉しいポイントです。
色を重ねたり、ひとつのデザインの中にたくさんの色を使ったり、濃淡をつけたりなど自由に色を使うことができます。
・お揃いのTシャツを簡単に作れる
学校行事や親子のペアルックなどに、お揃いのTシャツを自宅で簡単に作ることができます。
今回はステンシルTシャツの作り方を紹介しましたが、同じ方法でバッグなども作ることが可能です。
ステンシルは塗料の種類を選べば、同じ方法で、紙や木材、プラスチックなどにもペイントできるので、様々な場面で楽しむことができます。
・Tシャツの好きな場所にデザインできる
Tシャツの前面だけでなく、背面や袖の部分にもステンシルすることができます。
好きなデザインを好きな場所にできるので、より愛着感が湧くでしょう。
デメリット
・ステンシルシートを作るのが大変
ステンシルシートは下絵にクリアファイルを貼り付け、切り抜いて作ります。
そのため、細かいデザインにしてしまうと、カッターで上手に切り抜けなくなってしまいます。
ステンシルシートがしっかり作れないと、デザインがTシャツにスタンプされないので、最初はシンプルなデザインがおすすめです。
細かい模様を切り抜きたいときはクリアファイルではなく専用のステンシルシートを使い、カッターではなく刃が小さなデザインナイフを使うといいでしょう。
・フォントが限られる
曲線は特に切り抜きにくいため、曲線の少ないゴシック体など、使えるフォントが限られます。
・ムラができやすい
Tシャツにステンシルするときは、スポンジを優しくポンポンと押していきます。
その際に、力の加減が一定でないと、色が濃くなったり、かすれてしまうことがあります。
・Tシャツの素材によって仕上がりが変わる
Tシャツの生地によっては、ステンシル部分が剥がれやすかったり、ムラになりやすかったりします。
ステンシルプリントTシャツの使い道
ステンシルTシャツの作り方、メリットとデメリットについて詳しく解説してきました。
では、完成したステンシルTシャツはどのような場面で使えるのでしょうか。
下記では、ステンシルTシャツの使い道を紹介します。
学校行事やサークル活動
学生時代にクラスTシャツを作ったことがある方は多いのではないでしょうか。
体育祭や文化祭でお揃いのTシャツを着ることで、団結力が高まったり、良い思い出を残すことができます。
また、サークル活動でもステンシルTシャツを使うことができます。絆が深まるだけでなく、大人数で出かけたときでも遠目からメンバーを見つけやすくなるでしょう。
自分たちでステンシルをしてTシャツを作るのは大変かもしれませんが、作業の時間もきっと良い思い出になるはずです。
会社のユニフォーム
カフェやラーメン屋のユニフォーム、運送業者や引越し業者のユニフォームなど、企業のユニフォームとして使うことができます。
店名や会社名、コンセプトのわかるイラストやロゴをデザインすることで、スタッフの一体感が高まるでしょう。
飲食店の場合は、着用するデザインがお店の雰囲気にも反映します。
そのため、お店の雰囲気に合っているかどうか作る前に確認するようにしましょう。
イベントや物販
展示会などのイベントでは、会社のPRを兼ねてオリジナルTシャツを着るのがおすすめです。
企業カラーや会社名がステンシルされたTシャツは、着て歩くだけで企業の宣伝になります。
まとめ
今回はステンシルを使ったオリジナルTシャツを作る方法について詳しく解説しました。
一見難しく見えるステンシルTシャツですが、材料も100円ショップで揃うし、家庭でも簡単に作ることができるんですね!
しかし、ステンシルTシャツを作るときには、メリットとデメリットが存在します。
それらを考慮した上で、お気に入りのオリジナルTシャツを作ってみてくださいね。
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