最終更新日: 2024年05月01日
【アイテム別】ファスナーの修理方法をまとめました◎
「ズボンやアウターのチャックが壊れた」
「ファスナーが閉まらない」
「ジッパーの直し方を知りたい」
など、身の回りのファスナーを直したいと思うこともありますよね!
ファスナーを修理するコツは、原因を見極めること。
原因に合わせて適切に修理をすることで、大切なアイテムを長く使い続けることができます。
今回は、アイテム別にファスナーの修理方法をまとめました。
アイテム別◎ファスナーの壊れる原因&直し方
アイテムによってファスナーが壊れる原因も変わります。
ファスナーが使われている、代表的なアイテムをまとめてみました。
直し方もご紹介するので、いざというときの参考にしてみてくださいね。
どのアイテム、直し方も無理やりはNGです。
少しずつ、優しく修理してください。
ジャケット
ジャケットやパーカーといったアウター類は、エレメント(ジグザグした部分)のかみ合わせがずれてしまうことが多いです。
これは、開閉回数が多いことが原因になります。
繰り返し開閉することで、スライダー(つまみのついたダイヤモンド型の部分)が劣化してしまい、主に、下部分が広がることで外れてしまいます。
ラジオペンチを使ってスライダーの隙間を閉じてあげましょう。
完全にスライダーが抜けてしまったときには、隙間にエレメントとテープを挟み込んでから閉じてくださいね。
スライダーを少しずつ動かしながら閉めることで、ちょうど良い閉まりの角度になるでしょう。
ズボン
ズボンは、ファスナーそのものが壊れてしまうことよりも、布地をかんでしまうことが原因で破損する事が多いようです。
ファスナーが開かない、締まらないという時には無理に引っ張らないようにしましょう。
ファスナーに対して水平に布地を引っ張るようにすると、引っ掛かりが取れます。
そのまま脱げる場合には、一度脱いだほうが引っ張りやすいかもしれません。
ただし、ファスナーが中途半端な状態で着脱するとダメージが多く加わるため注意が必要です。
布地を取り出したあとには、ファスナーの隙間が大きく開いていないか確認してくださいね。
スカート
スカートのファスナーは後ろや横に付いていることが多く、布地をかんでしまう確率も高くなります。
ズボンと同じように、ファスナーに対して水平に引っ張りましょう。
デニムスカートやレザースカートの場合には、マイナスドライバーなどでスライダーと生地の隙間を広げると引き抜きやすくなるためおすすめです。
また、布地の切り替えによってファスナーの動きが悪いことも。
この場合には、ワセリンやリップクリーム、鉛筆といった油分を含むものでファスナーをなぞり、油分を含ませてください。
財布やカバン
長く愛用していると、財布やカバンのファスナーが開閉しにくくなることがあります。
それは、ファスナーの劣化が原因です。
無理に使い続けるとファスナーが壊れてしまうので、早めに油分を塗り込みましょう。
スカートと同じように、ワセリンやリップクリームなどを使うことで動きをスムーズに直すことができますよ。
また、カーブに沿ってファスナーが付いていると、エレメントが歪んでしまっていることも。
ラジオペンチを使って、優しく歪みを直しましょう。
欠けている場合には自分で修理することはできません。
ファスナーを新しいものに付け替えてくださいね。
子ども用の衣類
子ども用のパーカーやジャンパーは、プラスチック製のファスナーが使われていることが多いです。
力加減がわからず無理に開閉することで、ファスナーのつまみが取れてしまうことがあります。
もともと付いていたつまみが残っているときには、突起を広げてスライダーの穴に戻してあげましょう。
穴から外れないよう、ラジオペンチで両端の突起をスライダーの穴に引っかけてから閉じてくださいね。
つまみが残っていない場合には、手芸用品店でつまみ部分のみを購入することもできますよ。
リボンや綿テープなどで、つまみを手作りしてもよいかもしれません。
シーツや洗濯ネットなどの生活用品
洗濯する機会の多いシーツや洗濯ネットは、スライダーがファスナーから抜け落ちてしまうことが多いです。
これは、繰り返しの洗濯による劣化が原因といえるでしょう。
修理するときには、ジャケットのようにスライダーの下部分を広げてテープとエレメントを挟み込み直してください。
また、ダメージが加わることによりエレメントが歪んでいることもあります。
修理するときには、エレメントが一列にきれいに並んでいるか確認しましょう。
ファスナーの修理についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
修理にかかる値段の相場や、状況別の修理方法、ファスナー修理に使えるアイテムなどについてご紹介しています。
ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!
【ファスナー】修理したいときの説明書◎状況別の直し方のまとめ
ファスナーを大切に使って長持ち◎修理を防ぐ使い方
ファスナーが壊れたときには自分で修理できるとはいえ、できるだけ長持ちさせたいと考えるでしょう。
毎日の使い方を見直してみませんか?
ファスナーに負担のかからない使い方をすることで、長持ちさせることができますよ。
ファスナーの開閉
ファスナーを開閉するときには、つまみを持ってスライダーを動かしましょう。
スライダーそのものを動かす人がいますが、実はやってはいけないことなのです。
ファスナーのつまみには、勝手に開閉されないようロック機能がついているものがあります。
ロックを解除しないままスライダーが動いてしまうと、無理な力が加わって開くことになります。
ファスナーを開けるときにはつまみを持って下げる、ファスナーを閉めるときにはつまみを持って上げる、ということを意識してくださいね。
さらに、ファスナーの下を軽く引っ張ってたるみをなくしてから開閉すると、生地の挟まりを防ぐことができます。
ファスナーの上に留め具がある
ボタンやホックなど、ファスナーの上に留め具がついていることがありますよね。
ボトムスやスカート、ワンピースなどで多く見られます。
留め具がついているときには、ファスナーとの順番を意識しましょう!
ファスナーを開けるときには、留め具をつけたままスライダーを動かします。
ファスナーを閉じるときには、留め具をつけてからスライダーを動かしてください。
留め具がファスナーの両端を合わせてくれるので、ファスナーへの負担を減らしてくれますよ。
たるみもなくなるのでスライダーを動かしやすくなります。
ファスナーのついた衣服の着脱
ファスナーがついた衣服は、ついつい中途半端に開閉した状態で着脱してしまうでしょう。
実は、これはNGなのです。
無理な力が加わってしまい、ファスナーが壊れる原因につながります。
必ずファスナーを完全に開閉してから着脱してくださいね。
もし、ファスナーが動かなくなってしまって無理に着脱したときには、スライダーの隙間が開きすぎていないか確認しましょう。
ファスナーのついたカバン
ファスナーのついたカバンはファッションアイテムの定番。
愛用している人も多いでしょう。
ものを詰め込んでしまう人も多いのではないでしょうか。
詰め込んだカバンは、ファスナーを閉めるときが大変ですよね。
両方からファスナーのテープが引っ張られている状態から、無理に閉めることでエレメントが外れる原因になります。
テープからエレメントが外れてしまうと、自分で修理することはできません。
ファスナーを閉めるときには、左右のエレメントを近づけてからスライダーを動かしましょう。
財布やポーチなども同じように閉めてくださいね。
ファスナーのついたものの洗濯
ファスナーの付いたアイテムを、開いたまま洗濯をしてませんか?
なにも意識せずに洗濯している人も多いでしょう。
洗濯するときには、ファスナーを上までしっかりと閉じてから行ってください。
エレメントは、ザラザラとした突起になっています。
そのまま洗濯すると、ファスナーの付いた生地だけでなくほかの衣類を傷つけてしまうのです。
洗濯槽に引っかかってしまうこともあります。
洗濯ネットに入れる必要はありませんが、必ずファスナーを閉じましょう。
留め具が付いているアイテムは、留め具もとめておいてくださいね。
また、アルカリ性の強い洗濯洗剤や塩素系漂白剤は、ファスナーの潤滑剤を洗い流してしまいます。
洗濯物が乾いてから油分を含ませてお手入れすると安心です。
ファスナーのついたもののアイロン
シワになりやすい素材のアイテムは、アイロンをすることもあるでしょう。
ファスナーが付いているときには温度に気をつけなければなりません。
ファスナーのメーカーや材質によって変わりますが、130℃〜160℃が適温とされています。
まわりの生地のシワが取れるので、アイロンの前にファスナーを閉じてスライダーを正しい位置に戻してくださいね。
あて布をかけることも忘れないよう気をつけてください。
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■定番ジップパーカー|00189-NNZ |Printstar
ファスナーについて詳しく知ると、オリジナルのアイテムづくりにも活かせるでしょう。
Tシャツプリント業者のUp-Tでは、たくさんのアイテムをご用意しています。
なかでも、ファスナー付きアイテムのおすすめは「定番ジップパーカー」です。
オーソドックスな形なので、さまざまな場面で着回しできますよ。
フードが二重のしっかり縫製なところも魅力です。
カジュアルなコーディネートはもちろんのこと、キレイめコーディネートでも活躍してくれるでしょう。
カラーバリエーションは全部で15色、サイズはXS〜4XLまでご用意しています。
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まとめ:ファスナーの修理はアイテム別で簡単◎
身近なファスナーは、アイテムごとに正しく修理することで長く使い続けることができます。
直し方を知っておくことで、オリジナルのアイテムづくりにも挑戦しやすいですよね。
Up-Tで自分だけのファスナー付きアイテムを作ってみませんか?
パーカーやジャンバーはもちろんのこと、Tシャツやトレーナーなどファスナーの付いていないものも幅広くご用意しています。
好みのアイテムを見つけてみてくださいね!
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