最終更新日: 2024年04月28日
【Tシャツプリントが薄くなる?】Tシャツを厚手にする秘訣
オリジナルTシャツを作るにあたって、多くの人が失敗しやすいことが「生地を薄くしてしまう」ということです。
なぜ生地が薄くなってしまうのでしょうか。
本記事では、Tシャツ生地が薄くなってしまった理由と、回避するためのコツをまとめています。
これからTシャツを注文する方はぜひ参考にしてくださいね。
オリジナルTシャツの生地を厚手に仕上がらない理由は『薄い方が安い』から
オリジナルTシャツを作るときに重要視する「安さ」。
作る人は、ほとんどの場合が生地を安くするためにozが薄いものを選ぶ傾向にあります。
ozとは、生地の厚さを表す単位で、オンスと読みます。
なぜozが薄い生地を選ぶのでしょうか。
理由は主に
- お手頃価格で作りたいから
- 丈夫な生地にしたら高くなったから
- 作るなら最低限、安く作りたい
など「安価」「お手軽さ」を重要視しすぎてしまい、生地の丈夫さに欠けてしまうような造りにしてしまっているのです。
オリジナルTシャツは安く作ることもできれば、厚く作ることもでき、生地そのものもオーダーメイドになるため「自分らしさ」を強調する作品にはちょうど良いといえるでしょう。
しかし、作るなら薄く作るのではなくオリジナルだからこそ丈夫に作ることが大切。
生地選びに細かい配慮が必要といえるのです。
では、オリジナルTシャツの生地はどのように選んだら正解なのでしょうか。
厚手生地と薄手生地の価格差
厚手生地と薄手生地、オリジナルで折角作るなら厚手生地ですが、安さを考えると薄手生地ですよね。
丈夫で作りたいという気持ちも少なくはありませんが、厚手にしてしまって値段が高くなったこともあり、薄手にしてしまう方もいるのです。
薄手Tシャツで危惧されることは主に2つ。
- 薄くて透けてしまう、デザインが見えない
- 一度洗濯しただけでよれてしまったなど、丈夫さに欠ける
など、「1度着用した」だけで壊れてしまう恐れのあるTシャツになるのが薄手Tシャツなのです。
せっかくオリジナルTシャツを作るなら丈夫で、長く着られる厚手Tシャツを作りませんか?
Tシャツ生地と印刷サイズとデザインの大きさは価格に強く関係する
Tシャツ生地と印刷サイズ、そしてデザインの大きさはオリジナルTシャツの価格に強く関係することを知っていますか?
薄ければ薄いほどTシャツの生地は安く、厚ければ厚いほど価格は高くなっていきます。
また、ここにUP-T以外の会社であれば印刷の大きさやデザインの大きさも高額になっていく要因に入ってくるでしょう。
大きいデザインの場合、印刷のサイズも大きくなり気づいたら料金が高額になっていたというケースも少なくありません。
選ぶ業者によっては、すべてにこだわりすぎると価格がかなり高くなってしまう場合もあります。
そのため、何を優先するべきか決めておくといいでしょう。
少しでも安くしたくて、オリジナルで作りたいからこそ丈夫にしたいというときに見るべきところは、「生地の厚さ」を第一に優先することが大切といえます。
厚手に仕上げたいなら知っておこう!Tシャツ作りの3つの秘訣
厚手に仕上げたい!丈夫にお手軽に作りたい!というときはTシャツ作りの3つの秘訣を参考にしてみて下さい。
Tシャツ作りをするときに知っておく必要があるコツを解説しましょう。
1:生地の単位『oz(オンス)』を知っておこう
Tシャツの厚さを判断するときに使われる「oz(オンス)」は、日本ではあまり馴染みがないもののTシャツ作りをするときには参考情報として重要な単位です。
洗濯し終わったTシャツ、衣類など畳んでしまうときにとてもわかりやすいのですが、折り紙のように綺麗に畳めるいわば薄めのTシャツがありますよね。
生地が厚めのときは折りたたむと、ふんわりした厚みのある畳まれ方になります。
また、薄目の場合はまるで厚めの生地に圧縮袋の効果を出したような畳まれ方になるのです。
ちなみに、ちょうど厚手のパーカーやトレーナーと同じような形になる場合、そのTシャツは13oz程度あると考えられます。
2:Tシャツを薄く作りたくないときは『5.5』より下回らないように!
主にオリジナルTシャツで用いられるオンスの目安は次の通りです。
3から4oz(オンス) |
「薄手生地」に値するオンスで、価格も非常に安いことからオリジナルTシャツの中でも特に選ばれやすい範囲です。 |
5から7oz(オンス) (141から198g) |
ヘビーウェイトといわれるTシャツの種類は、5から7の範囲で作られます。トレーナーだと主に一般的な厚みは7から上になるのですが、Tシャツの場合であれば、最高クラスの厚みで作れるのが「10oz」です。 |
9から13oz(オンス) (255から368g) |
トレーナーやパーカーの生地の厚みに多いオンスです。 |
普段着る服は一般的に2kgくらいと言われているため少し軽い程度です。
つまり、オンスが厚ければ厚いほど透けることもなく、厚みも重さもちょうどよくなるということなのです。
また、オンスが厚いものであれば重ね着もしやすいですから、ヒートテックを中に着たい場合やなにか重ね着をしたいというときは厚めのTシャツだとスムーズになるでしょう。
3:ヘビーウェイトTシャツだったら厚手?要チェック!
生地を厚くしたいという場合に、おすすめな生地が「ヘビーウェイト」といわれるTシャツです。
ヘビーウェイトとは、生地そのものを元から「透けにくく」「厚く」作られているため、丈夫さや、オリジナルで作られるときに懸念される心配事をまるでカバーできるような種類と言っても良いでしょう。
【もう少し詳しく!】ヘビーウェイトは日本語で厚みのあるという意味!
ヘビーウェイトをもう少し詳しく解説します!
ヘビーウェイトは、日本語に翻訳すると「厚みのある」という意味になります。
つまり厚みのあるTシャツが欲しい場合にはちょうど良いということです。
また、厚いだけでなく他にも次のような機能も備わっていることから、機能的で快適性もあると言えるでしょう。
- ドライタッチな肌ざわり
- 身体になじむ空紡糸を使用しているからこそ着心地が楽
- 表面はしっかりめなため、透けない
- スウェットのような形にすることもできる(リブをつけられる)
- 生地が厚めのしっかりしたものだからこそゆったり感を演出
など、「オリジナルTシャツで作りたかった」ような、まさに理想の生地ともとれますよね。
ヘビーウェイトに使われる生地は、綿100%であるため先ほどあげた中の「ドライタッチな肌ざわり」という点も納得がいくのではないでしょうか。
Tシャツ生地の素材は多種多様!よく見る素材4種をピックアップ
オリジナルTシャツ、市販で作られたブランド物のTシャツはどれも関係なく「素材」が同じです。
では、主に使われる素材としてどのような素材があるのでしょうか。
本項では、今までにオリジナルTシャツを作ったことがある人なら見たことがある素材を4種ピックアップしてご紹介します。
▽綿100%、天竺糸
肌が弱い人でも着られる衣類には、綿100%を使用されていることがほとんどです。
しっかりしている着心地であり、くりかえして洗っても着崩れすることがないため、Tシャツの定番型素材とも言われています。
また、着る人を選ばないことや、リーズナブルな価格からオリジナルTシャツでもよく注文される素材なため、初めて作る!というときは丈夫で、着心地の良い素材の綿100%で注文をすると良いでしょう。
▽トライブレンド、ポリエステル・コットン・レーヨンの3種糸を使用
コットン、ポリエステル、レーヨンの糸3種類をブレンドした素材で、少しミックスされたような、色がまざっているような印象をもつTシャツを見たことはありませんか?
ナチュラルを推しているショップで特に売られている生地タイプですが、肌ざわりが良く、快適な着心地から普段のファッションにも取り入れられるため人気があります。
トライブレンド ワイド Tシャツ|TWD-134 |TRUSS
▽ドライ、ポリエステル100%もしくは合繊維
「アクティブなシーンに使いたい、吸収速乾タイプの機能的なTシャツが欲しい、着用したいという場合にポリエステル100%や合繊維のTシャツ、つまりドライタイプのTシャツはおすすめです。
ポリエステルが入っているからこそ、汗を吸収し、他の繊維の機能を生かして早く乾かすことができるからこそドライTシャツが成り立っているのです。
▽鹿の子などのメッシュ、ポロシャツやユニフォームに多い合繊維
アクティブなシーンに使いたいけど、もっとスポーツ向け、ユニフォームなどに使いたいという場合には「鹿の子」などの素材を用いたTシャツが良いでしょう。
鹿の子は吸収速乾だけでなく、UVカットの機能も優秀で、消臭力にも備わっています。
つまり汗をいっぱいかくときには最適な素材といえるのです。
ドライカノコユーティリティーポロシャツ|5050-01 |United Athle
オリジナルTシャツを作るときに、素材はどうしたら良いのか、どんなシーンで使いたいのか、という計画までいかないことも中にはあるでしょう。
Tシャツを作る前に、まずは「どんなときに使いたいのか」ということを念頭に置くようにして下さい。
そうすることで、自ずとどの素材が合っているのかわかるようになりますよ。
オリジナルTシャツを作成する際には生地の厚みに注意して最高の一枚を作りたいですよね!
Tシャツ素材の特徴や選び方についてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください♪
生地がいいオリジナルTシャツを作ろう!あなたにピッタリなTシャツの見つけ方を解説!
まとめ|安いから薄手を選ぶのではなく丈夫だからこそ厚手に
本記事では、薄手に仕上げることを重要とするのではなく、オリジナルだからこそ厚手に仕上げることが重要であることをまとめました。
なかなか料金が高くなってしまうオリジナルTシャツ業界では難しい取捨選択とも言えますが、だからこそ丈夫に仕上げて購入したときの金銭を無駄にしないことが求められるのです。
これからTシャツを作る場合には、まず価格ではなくオンスを見ると良いでしょう。
価格を抑えつつ、品質の良いオリジナルTシャツを作成したい場合はUP-Tにお任せください。
生地の厚みの種類も豊富なので、自分のこだわりに合ったものを選べますよ。
厚手Tシャツを作るならヘビーウェイトでお手軽に!UP-Tならデザインも自由自在!
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