最終更新日: 2025年01月16日
【方法から手順まで】Tシャツのアイロンプリントを剥がす驚きの方法8選!
自分で考えたプリントでオリジナルのTシャツを作成しても、日を追うごとに、
「Tシャツの名前や背番号のプリントを変えたい」
「Tシャツのプリントに飽きたから剥がしたい」
上記のようにTシャツに施したプリントの剥がす方法を知りたい、と思うことがありますよね。
自作プリントで作ったTシャツも「失敗した箇所を直したい」と修正のために剥がすことが必要になる場合もあります。
そんな時、プリント方法が熱転写プリントやアイロンプリントの場合なら、自宅でも剥がせるのです!
今回は、Tシャツに施したプリントを剥がす方法を紹介します。
【事前確認】服のプリントを剥がす必要性をもう一度考えよう!
「プリントをやり直したい!」
「デザインに飽きた!」
と思った時に便利なプリント剝がしですが、本当に剝がしてもいいものかを、今一度よく考えてみましょう。
服のプリントを剝がすのには、時間もかかり失敗するリスクもあります。
とくに、プリント剥がしを初めてやる場合は、慎重に行う必要があります。
すでにあるプリントを上手く剥がしても、100%完全に元の無地の状態には戻りません。
また、剥がそうとしたプリントを元に戻そうと作業を中断しても、中途半端な状態になり、全体のデザインも崩れてしまいます。
服のプリントを剥がさず、低コストで新しいデザインを楽しむ方法をこのコラムで紹介しています。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
【保存版】Tシャツのプリントを剥がす方法8選!
アイロンプリントや熱転写プリントを剥がす方法は、8通りあります。
・テープを使う
・アイロンで温める
・アイロンと濡れタオルを使う
・スチームアイロンを使う
・中性洗剤を使う
・消毒用エタノールを使う
・剥離剤を使う
・除光液を使う
手軽な方法から順に紹介しますので、プリントを剥がしたい人は、試してみてくださいね。
Tシャツの生地を傷めずに剥がすためには、焦らず無理に剥がさないことがポイントです。
少しずつ剥がしましょう!
ゆっくりとテープで剥がす
テープを使ってプリントを剥がす方法があります。
強粘着タイプのテープをTシャツのプリントに貼り付けましょう。
この時、紙製のガムテープがおすすめです。
プリント部分にしっかりとテープが粘着するよう、擦って密着させ、テープを少しずつ剥がすとプリントが剥がれていきます。
力任せに剥がしたり、生地にダメージを与えるように剥がしてしまうと、土台のTシャツが伸びてしまいます。
Tシャツを片手で押さえ、ゆっくりとテープを剥がしていきましょう。
プリントが残ってしまったら、繰り返しテープをプリントに貼って少しずつ取ってみてください。
アイロンシートで温める
アイロンとアイロンプリントを使って剥がす方法です。
印刷がされていないアイロンプリントシートを、剥がしたいプリントの上に重ねましょう。
次に、上からアイロンで熱を加えるとプリントが綺麗に剥がれます。
アイロンを当てる時には、貼り付ける時のように圧を加える必要はありません。
アイロンでプリントを温めるイメージで行いましょう。
また、印刷がされていないアイロンプリントシートは、洗濯に強いタイプのものである必要があります。
白色や淡色の生地用のシートを選んでくださいね。
黒色や濃色の生地用を選ぶと、うまく剥がれない可能性が高いです。
この方法は、解説ブログやYouTubeで手順が公開されていますので、剥がす前に調べておくとスムーズですよ。
アイロンと濡れタオルを使う
アイロンと濡れタオルを使ってプリントを剥がす方法を紹介します。
プリントを剥がすTシャツは、濡れタオルを置く前の状態を「完全に乾いている状態」で行ってください。
まずタオルを水で濡らし、剥がしたいプリントの上に置きましょう。
濡れタオルの上からアイロンを当てて、プリントを接着しているノリを溶かします。
アイロンを当てたタオルは、とても熱くなっているため、ピンセットなどで火傷に気をつけながら剥がしましょう。
また、プリントシートの厚みによって、剥がしている途中にプリント面がちぎれてしまうこともあります。
綺麗に取れない時には、もう一度濡れタオルを置いて、上からアイロンを当ててくださいね。
ただし、高温のアイロンを当てるため、濡れタオルとTシャツが熱くなります。
再度火傷に気をつけながら、作業を行いましょう。
スチームアイロンを使う
スチームアイロンで剥がす方法は、濡れたタオルで剥がす方法と同じ仕組み。
元々プリントに使われているノリは、定着させるときに熱の力を使います。
それを逆手にとって、スチームアイロンで再び熱を与えることで、プリント面の粘着力が低下する仕組みです。
まず、剥がしたいプリントの上に、ハンカチなどのあて布を置きましょう。
中〜高温のアイロンに温度を設定したら、スチームアイロンで熱を与えます。
熱が冷める前に、ピンセットなどでプリントを剥がしましょう。
スチームアイロンをあてる時、プリントの端から熱を加えることで、剥がしやすくなりますよ。
スチームアイロンをあてる時、滑らせることはNG。
ノリがズレたり伸びたりしてしまうので、動かさずに上からスチームアイロンをあててくださいね。
また、圧力も必要ありません。
スチームアイロンをプリントに置くイメージで、優しく焦げない程度にあてましょう。
中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸ける
洗面器などで中性洗剤数滴をぬるま湯で溶かして、服のプリント面を剥がす方法です。
プリント部分を中性洗剤が溶けたぬるま湯に浸します。
このぬるま湯がプリントにしっかり染み込むまで、時間をおいてください。
別布にも中性洗剤をつけてプリント部分をこすり洗いすると、プリントが剥がれます。
ノリが取りきれないときには、メラミンスポンジでさらにこすりましょう。
中性洗剤に含まれる界面活性剤が、ノリをふやかしてくれます。
中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸ける方法は、キレイに剥がす方法ではありますが、中性洗剤やメラミンスポンジでTシャツが、傷んだり縮んだりしてしまう可能性があります。
Tシャツの生地の劣化が早くなるため、大切なTシャツにはおすすめできない方法です。
消毒用エタノールを使う
消毒用エタノールを使った剥がす方法を紹介します。
綿棒に消毒用エタノールを染み込ませ、Tシャツのプリント部分に叩いて濡らしましょう。
プリントに消毒用エタノールがしっかりと染み込んだら、ピンセットなどを使ってプリント面を端から丁寧に剥がします。
ポロポロと消しゴムのカスのようにプリントが剥がれるますが、Tシャツの生地素材によっては、色落ちすることがあります。
Tシャツの目立たない部分に消毒用エタノールを少し染み込ませてみて、色落ちしないかを事前に確認しておくと安心です。
剥離剤を使う
Tシャツプリント業者や手芸用品店などで、プリント剥離剤を購入しましょう。
プリントの裏から剥離剤を染み込ませます。
ピンセットなどでプリントの端から剥がすとキレイに取りやすくなりますよ。
専用の溶剤を使って剥がすので、確実な剥がし方といえます。
ただし、服の素材の相性によっては、生地が傷んだりシミになったりする可能性もあるので、取り扱いには注意が必要です。
また剥離剤を使うときには、素手で触らないようにしましょう。
剥離剤の使い方は、製品についている説明書に従ってくださいね。
除光液などの溶剤を染み込ませる
除光液などの溶剤を使った剥がし方はとても簡単!
まず始めに、Tシャツを裏にひっくり返します。
プリント面のある裏面に除光液などの溶剤をしっかりと染み込ませます。
プリント面まで染み込んだことを確認したら、表にTシャツを戻し、ピンセットなどでプリント部分を端からゆっくりと剥がします。
消毒用エタノールと同様に、Tシャツの生地素材によっては色落ちする場合もありますので、事前にTシャツの目立たない箇所で色落ちチェックをしてから、作業を行いましょう。
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プリントを剥がす時に失敗しないためのコツ
失敗しないためには、のりもしっかりと取り除くことを意識しましょう。
のりをしっかり取り除くためには、色が剥がれてもベタつきがなくなるまで作業することが大切なポイントです。
色が剥がれたら実際に触ってみて、ベタベタしていないか確認しましょう。
このとき、アイロンの熱や薬剤などで手を傷めないように気をつけてください。
また、熱の加すぎは生地を傷める原因になります。
しっかり剥がしたいからといって、長時間アイロンを押し付けるのはやめましょう。
すっきり取れないときは、ガムテープや濡れタオルでのりを剥がすのもおすすめですよ。
剥がすのを失敗したら大きめのプリントを貼ろう!
剥がすのがどうしてもうまくいかなかったときは、それよりも大きなアイロンプリントで隠しちゃいましょう♪
服を無駄にしない上、新しいデザインが楽しめるので一石二鳥ですよ。
上から貼るときは、剥がした面をなるべく平らにすることが大切です。
のりなどがボコボコしていると綺麗な仕上がりになりません。
元々のプリントが多少残っていても大丈夫ですが、平らであるかどうかだけ注意しましょう。
服のプリントを剥がす方法のメリット・デメリット
紹介した8通りのプリント剥がしは、服のプリントに飽きた時や印象を変えたい時に便利な方法で、家庭内でもプリントを剥がせます。
服のプリントを自分で剥がす時のメリットとデメリットを紹介します。
メリットは服のイメージをガラッと変えられるので、新しい着こなしを楽しめる点です。
完全に服を無地の状態には戻せませんが、プリント面をキレイに剥がせると、ひと目見ただけではプリントがあったようには見えません。
専門業者に頼まずとも、自宅で気軽にプリント剝がしもできますよ。
また、デメリットはキレイな仕上がりにならないこともあること。
プリントの種類や服の素材によっては、一度で綺麗に剥がれないこともあり、時間をかけて少しずつ丁寧にプリントを剥がす必要があります。
Tシャツの素材や厚みによっては、Tシャツが傷んでしまうことも。
お気に入りの服ほど、慎重にプリントを剝がすのかどうか、検討しましょう。
服のプリントを剥がさない方法のメリット・デメリット
紹介した8通りのプリント剥がしを利用せずに、プリント面の上から布やワッペンなどを被せて、簡単にデザインを変える方法もあります。
プリントが色褪せした時や大幅な変更がある時、剥がしたもののプリントが残ってしまい、修正できなかった時におすすめです。
服のプリントを剥がさない方法のメリットとデメリットを紹介します。
気になるプリントを剥がさずにできるTシャツのアレンジ方法は、こちらのコラムで紹介!
自分だけのオリジナルTシャツに大変身!差をつけるアレンジ術をご紹介|オリジナルTシャツのUP-T
服のプリントを剥がさない方法は、なんと言っても、短時間で簡単に手直しできるのがメリットです。
剥がす手間がない分、誰でもできる修正方法です。
使用する物で既製品にはないオリジナル感が出て、唯一無二のデザインになることもありますよ!
ワッペンや余り布でアレンジする方法は、100均でも簡単に材料が揃えられ、服の生地を傷めずに服の印象を変えられます。
また、プリントのデザインによって前のデザインが透けて見えてしまうことがデメリットです。
一回り大きなデザインで被せても、前のデザインとの段差や色味が気になるかもしれません。
プリント面に厚みがあると、上から重ねたワッペンや布でさらに厚みが増してしまいます。
また、思っていたイメージと異なる仕上がりになることもありますね。
剥がしやすいプリントの種類を見極めよう!
プリントを剥がしたい!と思っても、プリントの種類を分かってないと、剥がせません。
家庭内で剥がせるプリントなのかどうかを事前に確認しておくのが、成功の秘訣!
無理に剥がせないプリントを剥がそうとすると、全部が台無しになってしまうことも。
家庭内でも剥がせるものは、インクが生地に染み込んでいない、下記の2種類に限ります。
- 熱転写プリント(ラバープリント)
- アイロンプリント
上記2種類の中でも、とくに剥がしやすいのが「アイロンプリント」です。
既製品で多く利用されているシルクスクリーンプリントやインクジェットプリントは、インクが生地に染みこみしっかりとプリント面が定着しています。
シルクスクリーンプリントやインクジェットプリントの場合、自宅では簡単に剥がせないので、十分注意してくださいね。
熱転写プリント(ラバープリント)
熱転写プリントとは、デザインを施した専用シートに熱を与えてTシャツに貼り付ける方法で、家庭内で自作する場合によく利用されています。
ユニフォームの背面のプリントのように、綿素材やポリエステル素材に適しており、幅広い用途で熱転写プリントが使われています。
パリパリっとした見た目になっていれば、それは熱転写プリントの可能性がありますよ。
一般的な熱転写プリントは、アイロンプリントよりもプリント部分は剥がしにくいのですが、時間の経過とともに、プリント表面が乾燥して端の方から剥がれることがあります。
アイロンプリント
アイロンプリントとは、アイロンプリントシートとアイロンを使って、熱と圧でプリントを貼り付ける方法です。
自分でプリントした服を作ってみたい人にもおすすめの方法。
家庭でも簡単に施せることから、体操着のゼッケンやネームタグ付けでも使われています。
100円ショップでもアイロンプリントシートが取り扱われているので、一度はやってみたことがある人もいるのでは?
アイロンプリントは身近な方法ですが、「ここに貼るはずじゃなかったのに」「イラストを上下さかさまに貼り付けちゃった…」と失敗することも多くあります。
アイロンプリントの耐久性は低いので、アイロンプリントで失敗した時は、これから紹介するプリントの剥がし方で家庭内でも剥がせます。
Tシャツにアイロンプリントをやってみたい!と思った人は、アイロンプリントの詳しいやり方や必要な材料などを下記のコラムで紹介しています。
Tシャツにアイロンでプリント?メリットとデメリットをご紹介
DTFプリント(フルカラー転写プリント)
近年登場したDTFプリント(Direct To Filmの略称)は最先端の熱転写プリントで、オリジナルグッズ業界内でも注目を浴び始めています。
低価格でのフルカラープリントが実現でき、小ロットでの生産も格安でできます。
DTFプリントは耐久性が高く、プリント面のひび割れも少ないため、洗濯頻度の高いアイテムや摩擦の多いアイテムにおすすめのプリント技術です。
DTFプリントのTシャツのプリント剥がしを行うと、中途半端にプリント面が残ったりTシャツ本体が傷ついたりしてしまうので、家庭内でのプリント剝がしはおすすめしません。
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリントは、デザインに合わせて版を作りインクを1色ごとに転写していくプリント方法です。
オリジナルグッズ業者でもシルクスクリーンプリントが採用されていて、スポーツウェアに大人気。
シルクスクリーンプリントを施した服は、生地までインクが染み込んでいるため、剥がすのはとても困難です。
無理にシルクスクリーンプリントを剥がそうとすると、大失敗する可能性が高いため、おすすめしません。
剥がしにくいシルクスクリーンプリントですが、耐久性のあるプリント方法でもあります。
オリジナルグッズ作成にもおすすめ!シルクスクリーンプリントの魅力をぜひチェックしてみてくださいね。
シルクスクリーンプリントって何?Tシャツの作り方や特徴を紹介
インクジェットプリント
好きなデザインをハイクオリティーでフルカラープリントできるインクジェットプリントは、オリジナルグッズ業者でもよく利用されています。
インクジェットプリントは、シルクスクリーンプリントと比べると剥がしやすさはありますが、キレイに剥がすことが難しいプリント方法です。
低価格でオリジナルデザインをフルカラープリントできて、耐久性も高いインクジェットプリント。
インクジェットプリントのメリットとデメリットを、下記のコラムでチェックしてみましょう!
オリジナルTシャツの印刷方法!インクジェットプリントのメリットやデメリットを紹介
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剥がすということは、新しいデザインを楽しむということ。
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まとめ:丁寧な作業で綺麗にプリントを剥がそう
Tシャツプリントは一度定着すると剥がれないと思われがちですが、身近な材料でプリントを剥がせますので、失敗した時やデザインをやり直したいとき、名前などを変更する時は、紹介した方法を試してみてください。
どの方法でも言えることは、「プリントを剥がすのはとても繊細な作業」だということ。
無理やり剥がそうとすると、Tシャツ生地までダメージを受けるので、気を付けながら剥がしましょう!
また一度剥がそうとすると、元には戻りませんので、慎重に剥がすかどうかを決めましょう。
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