最終更新日: 2024年05月01日
Tシャツはプリントの種類がカギ!理想の仕上がりを目指そう
「プリントの種類がたくさんあってわからない」「予算に合ったプリント方法はどれ?」「プリントの種類によってできることは変わるの?」など、Tシャツを作るときに気になる項目がプリント方法ですよね。
見慣れない言葉に戸惑ってしまう人も多いのではないでしょうか。
選ぶプリントの種類によって、金額や仕上がりが大きく変わります。
今回は、Tシャツで選ばれるプリントの種類をご紹介します。
自分に合ったプリント方法で、理想の仕上がりにしましょう!
Tシャツプリント業者が取り扱うプリントの種類をご紹介
Tシャツプリント業者では、さまざまなプリントの種類を取り扱っています。
業者によっては、プリント方法に独自の名前をつけていることも。
なんとなくでプリントの種類を選んでしまうと、「もっと安く抑えられた…」「デザインをいかすプリント方法があった…」などと後悔してしまうかもしれません。
選ぶプリント方法によって、仕上がりは変わります。
ちがいを知って自分に合ったプリント方法を見つけてみましょう!
今回は、多くの業者が取り扱う
・シルクスクリーンプリント
・インクジェットプリント
・昇華転写プリント
・熱転写プリント
についてご紹介します。
特徴なども合わせて、それぞれのプリント方法を見ていきましょう。
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリントは、長い歴史からプリント方法の定番ともいえます。
Tシャツプリント業者でも、必ず取り扱いがあるといってもよいでしょう。
枠にメッシュ生地を貼り付けた版を使い、インクを流してTシャツにプリントを施します。
ステンシルや版画をイメージするとわかりやすいかもしれません。
版は、デザインに使われる色数ごとに枚数が必要です。
そのため、カラフルなデザインほどプリント料金が高くなります。
ですが、版は一度作ると使い回しが可能。
同じデザインのTシャツを大量に注文すると、一枚あたりの費用はどんどん安くなる特長があります。
一枚ずつ手作業でプリントを施すので、仕上がりの風合いも楽しめるでしょう。
さらに、特殊加工を施せるプリント方法でもあります。
シルクスクリーンでは、ラバーインクと染み込みインクの2種類を使ってプリントを施します。
ラバーインク
ラバーインクは、Tシャツの生地の上に直接インクをのせます。
生地に染み込まないので、貼り付いているような仕上がりが特長です。
Tシャツの色の影響を受けないことから、濃い色のTシャツにも綺麗にプリントが施されます。
インクがはっきりと発色することから、固い印象を与えることも。
アパレルショップで見かけるTシャツは、ラバーインクを使っていることが多いので馴染み深い仕上がりともいえるでしょう。
染み込みインク
染み込みインクは、Tシャツの生地にインクを染み込ませます。
じんわりとした質感から、古着のような仕上がりが特長です。
長く着用したり繰り返し洗濯をしたりすることで、どんどんプリントの風合いが変わる面白さがあるでしょう。
古着やアメカジが好きな人から選ばれることの多いプリント方法です。
ただし、ラバーインクとちがって色の濃いTシャツとの相性はあまり良くありません。
インク本来の発色がでないことがあります。
染み込みインクを選びたいときには、Tシャツの色とデザインの色の相性を意識しましょう。
インクジェットプリント
インクジェットプリントは、最近取り扱う業者が増えてきたプリント方法です。
プリンターで紙に印刷するように、Tシャツにプリントを施します。
インクジェットプリントで選ぶときには、デザインの入稿はデータで行わなければなりません。
データをそのまま使ってプリントするので、入稿したままの仕上がりになるでしょう。
ほかのプリントの種類と比べて手間がかからないことから、プリント代金が安いことが多いです。
一枚から注文できるところも魅力といえます。
さらに色数で金額が変わることもないので、カラフルなデザインをプリントしたいときにもぴったりです。
デザインの再現性が高いプリント方法でもありますが、色はCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)を混ぜて作れる色だけと決まっています。
絶妙な色合いを作ることもできますが、シルクスクリーンプリントのような特殊加工はできないので注意しましょう。
インクジェットプリントには、顔料インクジェットプリントと白アンダーインクジェットプリントの2種類があります。
顔料インクジェットプリント
色の薄いTシャツにプリントを施したいときには、顔料インクジェットプリントがおすすめです。
仕上がりがはっきりとするので、シルクスクリーンプリントの仕上がりに似ているといわれています。
繊細なデザインも綺麗に表現できることから、写真を使ったデザインとの相性も良いですよ。
ただし、色が重なる部分はにじむことがあります。
気にならない程度ですが、文字を入れるとにじみが目立って読みにくくなるかもしれません。
文字には背景色をつけないことをおすすめします。
白アンダーインクジェットプリント
色の濃いTシャツにプリントを施したいときには、白アンダーインクジェットプリントがおすすめです。
インクが本来の発色になるよう、デザインをプリントする前に白いインクを吹きつけて表面を整えます。
この前処理を行うことで、生地の色に影響されずにインクが発色するようになるのです。
インクを二回使うことで厚みができ、ラバーインクのような仕上がりになるところも特長です。
昇華転写プリント
素材にポリエステルを使ったTシャツにプリントを施したいときには、昇華転写プリントを選びましょう。
昇華転写プリントでは、専用のシートにデザインをプリントし、熱で気化することでTシャツの生地にインクを染み込ませます。
アイロンプリントをイメージするとわかりやすいかもしれません。
版を作る必要がないので、少ない枚数のプリントも価格を抑えることができます。
インクが生地に染み込むので、プリントがひび割れる心配がないところが魅力。
発色も良いので、グラデーションなども綺麗に再現されるでしょう。
ただし、熱を使ってプリントを仕上げるため、アイロンや乾燥機の使用を控えなければなりません。
再び熱を加えることでインクが気化し、色落ちや色移りを引き起こします。
熱転写プリント
昇華転写プリントとよく似たプリント方法が熱転写プリントです。
昇華転写プリントは素材がポリエステルに限定されますが、熱転写プリントはポリエステルに加え綿素材にもプリントを施すことができます。
専用のシートにデザインをプリントし、熱を使ってシートごとTシャツに貼り付けます。
プリントするTシャツの色に影響されないので、インクの発色を最大限引き出せるでしょう。
ただし、Tシャツとシートの素材がちがうため、光沢があります。
自然な仕上がりではないので好みが分かれるかもしれません。
シートを熱で圧着させる特長から、Tシャツに圧着の跡が残ることもあります。
何度か洗濯をすることで跡は薄くなりますが、気になる人にはおすすめできないプリント方法です。
注文内容別!おすすめのプリントの種類はこちら
Tシャツプリント業者で扱われることの多いプリントの種類についてご紹介しました。
「プリント方法ごとの特長はわかったけれど、なにが合うのかわからない…」という人向けに一覧にまとめたので参考にしてみてくださいね。
・同じデザインを大量に注文する:シルクスクリーンプリント
・特殊加工を施したい:シルクスクリーンプリント
・一枚から数枚程度注文する:インクジェットプリント
・色数に関係なく安い価格でプリントしたい:インクジェットプリント
・写真などの絶妙な色合いを再現したい:インクジェットプリント
・Tシャツの素材がポリエステル:昇華転写プリント
・素材に関係なく同じ仕上がりにしたい:熱転写プリント
どこを重要視するかで、選ぶプリント方法は異なります。
上記の一覧を参考にして、自分に合ったプリント方法を選びましょう!
プリントTシャツで注意したいことが「お手入れ方法」ですよね。
こちらのコラムでは、正しい洗濯方法について解説しています。
大切なオリジナルTシャツを長く使用するためにもぜひご参考ください。
プリントTシャツの洗濯方法は?長持ちさせるコツをご紹介!|オリジナルTシャツのUP-T
UP-TでTシャツにプリントしよう♪
Tシャツプリント業者はたくさんありますが、プリントの種類にこだわるのならUP-Tがおすすめです!
UP-Tがメインとするプリントの種類はインクジェットプリント。
商品代金のなかにプリント料金が含まれているので、色数に制限なくデザインを楽しむことができますよ。
もちろん、注文する人に最適な料金をご案内できるよう、ほかのプリント方法もご用意しています。
UP-T専用のデザインツールやデザインサービス、一枚からでも送料無料など、サービスをたくさんご用意しているのでチェックしてみてくださいね。
ご相談やお問い合わせもお気軽にどうぞ。
UP-Tが取り扱う商品のなかでも、プリントがよく映えるおすすめの商品をご紹介します。
Tシャツを作るときの参考にしてみてくださいね。
定番Tシャツ
オーソドックスな形から一番人気の高いTシャツが「定番Tシャツ」です。
素材には綿を100%使用しているので、インクジェットプリントはもちろんのこと、シルクスクリーンプリントも選ぶことができます。
肌に優しく誰でも似合うことから、多くの人に支持されています。
カラーバリエーションが全部で52色あるところも魅力です。
コーディネートがしやすい定番色から個性を発揮する珍しい色まで、好みのものを選べるでしょう。
サイズはキッズサイズからメンズサイズまでの15サイズを展開しています。
レディースサイズもあるので、ぴったりサイズを選ぶことができますよ。
ハイクオリティーTシャツ
透けにくいTシャツを選びたい人には「ハイクオリティーTシャツ」がおすすめです。
生地の厚みを5.6オンスにし、一般的なTシャツよりも厚い生地を使っています。
ヘビーウェイトTシャツと呼ばれる厚みです。
しっかりとした着心地は、耐久性の高さを感じられるでしょう。
ヨレや伸びの心配がないので、長く着続けることができます。
厚みがある生地は、透け対策としてもおすすめです。
カラーバリエーションは全部で51色、サイズは6サイズご用意しています。
まとめ
いざオリジナルTシャツを作ろうと思っても、さまざまなプリント方法があるので、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
今回ご紹介したプリント方法の一覧などを、ぜひ参考にしてみてください。
ポイントを押さえて、オリジナルTシャツを楽しみましょう。
価格を抑えてつつ高品質なオリジナルTシャツを作りたい場合は、UP-Tにお任せください!
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