最終更新日: 2024年03月04日
オリジナルTシャツ作りでサイズに迷ったら?知っておきたいコツをご紹介
オリジナルTシャツの注文時に、サイズ選びで迷ってしまう方が少なくありません。
もちろん購入する前に試着できれば良いのですが、ネットで購入する際にはそういうわけにもいきません。
そこで自分にピッタリなサイズを知る簡単なコツと、サイズに迷った際に試したくなる方法をご紹介します。
オリジナルTシャツだからこそ知っておきたいサイズ感について、ぜひ覚えておいてくださいね。
自分の体に合うTシャツサイズを知る方法
「いつもと同じMサイズ」とTシャツを購入しても、商品によって異なることがありますよね。
自分の体に合う正しいサイズが分かる、簡単な方法を知っておきましょう。
まずは自分の手持ちのTシャツから、サイズがピッタリだと思うアイテムをピックアップしてみてください。
平な床に置き、メジャーでTシャツのサイズを測ってみましょう。
測るのは次の3点です。
- 身丈:襟の付け根からTシャツの裾先端までの縦方向の値
- 身幅:袖の下(脇)から、もう片袖の下までの横方向の値
- 肩幅:肩先の縫い目から、もう片方の肩先の縫い目までの横方向の値
この3つのサイズが分かったら、購入を考えているTシャツのサイズ表をチェックしてみましょう。
ただし繊維製品のため、商品によって1~2cmの誤差は出ます。
誤差の範囲を考慮しながら、手持ちのTシャツに近いサイズを探してみてください。
また、肩先の縫い目から袖先までは測った直線の値を「袖丈」といいます。
サイズが大きくなるごとに袖丈も少し長くなるため、2つのサイズで迷った際には参考にしてみてください。
自分の体にメジャーを当ててサイズを測るという方法もありますが、経験者でなければサイズ感を把握するのは難しいでしょう。
正しい測定位置が分かりにくいですし、メジャーを持つことで体も動いてしまい正確なサイズを測れないでしょう。
また、まっすぐな姿勢ではちょうどいいサイズの洋服も、腕を伸ばしたり腰を曲げてかがんだりしたら、あまりフィットしていないということもあります。
Tシャツ商品を掲載しているサイトには、必ず平らな床にTシャツを置いた状態でサイズを計測した一覧表があるため、同じ手法で計測して比較した方が分かりやすいはずです。
ぜひ、試してみてください。
また、Tシャツのサイズは合っているのにどこか子どもっぽく見えてしまうこともあるでしょう。
こちらのコラムでは、Tシャツの大人コーディネートについてご紹介しています。
実際のコーデ写真を見ながら解説しているので、ぜひご参考ください。
大人の色別Tシャツコーデ26選!大人っぽくシンプルにTシャツを着こなそう|オリジナルTシャツのUP-T
オリジナルTシャツのサイズ感をもっと楽しむ
オリジナルTシャツは、その名の通り自分だけのオリジナリティを表現するための素晴らしいアイテムです。
体にフィットするサイズでデザインを表現することももちろん素晴らしいですが、サイズ感をあえて変えて楽しむことも一つのアプローチとして推奨されます。
例えば、あえて大きめのサイズを選ぶという選択肢があります。
これにより、自由なゆるさを追求し、インナーウェアを変えることで、重ね着のバリエーションを増やすことも可能となります。
特にビッグサイズのTシャツは、その独特のシルエットと共に、デザインがさらに強調される効果もあります。
一方で、スリムフィットのTシャツやフライス(裏起毛)のTシャツなどフィット感の強いサイズを選ぶことで、シャープでスタイリッシュな印象を与えることも可能です。
フィット感のあるTシャツは、体のラインを綺麗に見せるだけでなく、デザインの細部まで注目させる効果もあります。
同じデザインでもサイズ感を変えることで、まったく違った印象を与えることができ、あなたのファッションの幅をさらに広げることができます。
オリジナルTシャツは自分だけのアイテムであるため、そのサイズ選びも自由です。
自分の好みとスタイルに合わせて、様々なサイズのTシャツを試すことで、自分だけの着こなしのバリエーションを増やし、よりパーソナルなファッションを楽しむことができます。
Tシャツに施すデザインの最適なサイズは?
オリジナルTシャツを作る際には、着用するTシャツのサイズだけでなく、Tシャツに施すイラストや写真、文字などのデザインのサイズも重要なポイント。
デザインの位置や範囲も自由に決められるという醍醐味はあるものの、最適なサイズが分からないという方もいるでしょう。
そんな場合のヒントをご紹介。
下記を参考に、どんなサイズが良いのかを考えてみてください。
・Tシャツを作る目的で選ぶ
Tシャツを作る目的によって、デザインのサイズも変わります。
たとえばイベントでチーム名を目立たせたい、商品名やサービス名をアピールしたいときには、大きく前面にプリントするのがベストでしょう。
範囲ギリギリまでにデザインすれば、誰の目にも留まる大きなデザインに。
背面に大きく配置し、後ろ姿を目立たせるという方法もあります。
これだと着用している人と視線が合わないため、Tシャツをじっくりと観察してもらうこともできます。
個人的にファッションを楽しみたい、お店で働くスタッフの制服代わりに使いたいという方ならば、デザインサイズは小さくても大丈夫です。
胸元だけに横長にロゴを入れたり、左右どちらかにワンポイントを施したり。
あえてサイズを小さくすることで、よりスタイリッシュな印象にすることができるでしょう。
なんのためにTシャツを作り、どう着こなしたいかを考え、デザインサイズを考えてみてください。
・着用するシーンで選ぶ
Tシャツを着用するシーンはどこですか?
たとえば屋外ならば、大きなサイズでデザインした方が、遠目にも気づいてもらいやすくなります。
屋外かつ人の多い場所ならば、大きなデザインサイズでも目立ち過ぎることはありません。
マラソン大会の応援や、大きな広場でオリジナルTシャツを着用するならば、デザインも大きく目立たせましょう。
逆に屋外かつ少人数の集まりならば、小さなサイズのデザインでも大丈夫です。
お互いの距離が近いため、オリジナルデザインもすぐに認識されるでしょう。
着席スタイルの集まりならば、胸元の高い位置にデザインするのがおすすめです。
全面サイズにデザインするよりも視線が集まりやすくなり、より注目してもらえます。
・配色でサイズを変える
Tシャツとデザインの配色を意識し、デザイン範囲のサイズを変えてみてください。
たとえば白いTシャツに淡いデザインを施すのならば、なるべく大きいサイズにてデザインするのがおすすめです。
同系色同士はなじみやすいため、大きく配置しても悪目立ちすることはないでしょう。
小さいとなじみ過ぎて見えづらくなってしまうため、デザインツールでバランスを見ながら配置してみてください。
カラーによってはお互いのカラーを引きたてあう組み合わせがあるため、その場合にはデザインサイズは小さくても大丈夫です。
赤と青緑、黄色と紫、水色と朱色、オレンジと青・・・といった「補色」と呼ばれる組み合わせを使用すると、小さなデザインもちょうどよく引き立ちます。
紫のTシャツならば、黄色のデザインはワンポイントでもOK!
色の組み合わせもポイントですよ。
まとめ
ポイントを押さえれば、自分の体に合ったTシャツサイズの選び方は意外と簡単です。
これならネット注文も気兼ねなく楽しめますよね。
また、デザインサイズのコツを知れば、よりオリジナルTシャツを作る楽しみが増えるでしょう。
サイズ選びの面白さを知って、自分に似合うオリジナルTシャツを作ってくださいね!