最終更新日: 2025年03月23日

帆布バッグの寿命はどのくらい？長持ちさせるお手入れ方法を解説

「気に入って使っている帆布バッグ、寿命はどのくらい？」
「帆布バッグを大事に長く使うためのお手入れは、どうやるの？」
綿や麻など天然繊維をを織って作った帆布（はんぷ）を、バッグに仕立てた帆布バッグ。
帆布は英語でキャンバスと呼ばれ、トートバッグの材料として広く用いられています。

この記事では、帆布バッグの寿命・お手入れ方法・洗い方・保管方法などを紹介します。

帆布バッグの寿命は3～5年

気に入った帆布バッグは、できるだけ長く使いたいですよね。
帆布バッグの寿命はどのくらいでしょうか？

使い方によって寿命が変わる

帆布バッグの寿命は3～5年といわれていますが、扱い方によりどれだけ使えるかは変化します。
適切な使い方で帆布バッグを扱うと、長持ちすることを期待できるでしょう。
寿命を延ばすには、使い方とあわせてお手入れの方法も知っておきましょう。

修繕は難しいケースもある

帆布バッグは綿や麻などでできているため、修繕が難しい場合もあります。
革製品は経年変化を楽しめますが、帆布バッグは変化を楽しむことが難しい素材でできているからです。
丁寧なお手入れと正しい保管方法で長持ちさせましょう。

メーカーによっては修繕対応がある

例えば「一澤帆布製」は、製造責任の証として住所が書いてあり、修繕を受け付けています。
持ち手の取り換えや本体に空いた穴の補修、生地の擦り切れ補修などを行っています。

帆布バッグの寿命を延ばすお手入れ方法

日頃からお手入れしつつ使うと、帆布バッグの寿命を延ばせる可能性があります。
簡単なお手入れの仕方を4つ紹介します。

使ったあとでブラッシングする

帆布バッグを使ったあとは、軽くブラッシングしましょう。
帆布バッグをひと目見ただけではわかりづらいものの、1日使うとホコリや汚れがついています。
帆布生地は汚れがつきやすくたまりやすいので、いつの間にか黒ずみになってしまうからです。
天然素材の馬毛、または豚毛のブラシを使ってお手入れします。

色の薄い帆布バッグの汚れは消しゴムをかける

白など色の薄い帆布バッグの場合、知らないうちに汚れがついている場合があります。
ふだん使う消しゴムで汚れた部分を軽くこすると、簡単な汚れは落とせます。
ただし、強くこすると色落ちの原因になるので注意しましょう。

固く絞ったタオルで拭く

消しゴムで消しても落ちない汚れは、しっかり絞ったタオルを使います。
少量の中性洗剤を混ぜた水でタオルを軽く湿らせて、汚れが気になる部分を叩きます。
そのあと固く絞ったタオルで拭き取り、風通しのよい場所で陰干しします。

中性洗剤で汚れを落とす

歯ブラシへ薄めた中性洗剤を少量とり、帆布バッグの汚れを軽く叩いてブラッシングします。
一部革を使った帆布バッグの場合は、革に触れないよう気をつけましょう。
革が濡れて染料がにじみ出るおそれがあるためです。
タオルで汚れを落とす方法と同じく、固く絞ったタオルでこすった箇所を拭き、陰干しします。

帆布バッグを洗う方法

上の章で紹介した、簡単なお手入れでは落としきれない汚れがついたとき、または丸洗いして清潔にしたいときは、以下の洗い方を試してみましょう。

【用意するもの】
・中性洗剤
・洗面器または桶
・ぬるま湯
・タオル
・歯ブラシ

【手順】
1.洗面器または桶に30～40℃のぬるま湯と中性洗剤を入れてよく混ぜます。

2.その中へ帆布バッグをひたし、優しく押し洗いしましょう。
特に汚れがひどい箇所は、歯ブラシでこする、または優しくもみ洗いします。
白以外のカラーに染めてある帆布バッグは色落ちしやすく、こすりすぎに気をつけましょう。

3.汚れを落としたあと、水で十分すすぎ、乾いたタオルで挟んで水気をとります。
洗濯機で脱水する場合は、1分以内にとどめます。

4.直射日光の当たらない風通しのよい日陰へつるして干します。

毎日使っているうちに形が崩れてしまったときは、こちらの生地で整え方をチェックしましょう。
型崩れで変形してしまったトートバッグをキレイに治す方法とは？

帆布バッグの寿命を長くする保管方法

ふだんのお手入れや洗い方だけでなく、使わないときの保管方法も帆布バッグの寿命に関わります。
次の4つのポイントを押さえて、大切に保管しましょう。

中に柔らかい布を入れる

帆布バッグの型崩れを防ぐため、中へ柔らかい布を入れて保管します。
新聞紙など紙を入れてもかまいません。
きれいな形をキープするだけでなく、湿気によるかびなどを防ぐ目的もあります。

不織布の袋に入れる

ホコリや汚れは帆布バッグの寿命を縮める原因なので、保管する際は不織布の袋に帆布バッグを入れます。
ビニール袋もホコリを避けられますが通気性がほぼなく、湿気がこもりやすいため、不織布の袋がおすすめです。

日光の当たらない場所へ置く

直射日光で紫外線があたると帆布生地を傷めやすく、染めてある場合は染料に影響を及ぼしてしまいます。
変色や退色の原因になるので、日光のあたらない場所で保管しましょう。

風通しのよい場所で保管する

帆布バッグは通気のよい場所で保管し、湿気から守りましょう。
使ったあと汚れのついたまま風通しの悪い場所で保管すると、汚れをエサにカビが増殖するおそれがあるためです。
ホコリや汚れを軽く落としたあと、空気のこもらない場所で保管します。

オリジナルトートバッグは「UP-T」でお得に作れる

自分だけのデザインの帆布バッグ（キャンバストートバッグ）を作りたい場合は、プリント制作サービス「UP-T」が便利です。
自由なデザインをプリントした帆布バッグを作れるUP-Tの特徴を、4つ紹介します。

描画ソフト不要！無料デザインツールが使える

UP-Tの公式サイトには、無料で誰でも使えるデザインツールを設置しています。
オリジナルトートバッグへプリントしたい写真やイラストをアップロードして、指定の枠内へ配置しましょう。
納得のデザインができあがったら、そのまま注文・決済へ進めるので、スムーズに注文完了できます。

最短3営業日発送でスピーディー

営業日の午後14時までに注文・決済完了すると、その日を1営業日と数えて3営業日で発送します。
プリント制作会社でトートバッグを作ると数週間必要なケースが多い中、UP-Tは迅速にできあがりますよ。

複数購入がお得！「まとめて割」

オリジナルトートバッグを複数枚購入する場合は、上の表のような枚数に応じた割引が適用されます（※画像はTシャツの場合です）。
商品ページに枚数ごとの割引率が載っているので、チェックするとお得さがわかりますよ。

大量購入したいときは、「法人様・大口注文窓口」への問い合わせがおすすめです。
予算や納期などに柔軟な対応が可能で、割引サービスも受けられます。
他社でとった見積がある場合は、提出するとその内容より安くなることを期待できます。

UP-Tで扱っている帆布製トートバッグの一例

UP-Tでプリントできるトートバッグの中から、人気アイテムを一部紹介します。

・キャンバストート M｜00778-TCC ｜Printstar

キャンバストート M

肉厚で耐久性の高いキャンバス（帆布）生地を使ったトートバッグです。
船底タイプでマチが広く、シンプルな定番スタイルなので、あらゆるシーンで活躍します。
ナチュラルや優しいライトブルー、ビビットなレッドなど、カラーバリエーションは全9色です。
プリントする写真やイラストの色や雰囲気に合わせて、自由に選べます。

・ライトキャンバストートバック（L)｜781-TCL ｜Printstar