最終更新日: 2023年04月11日

【超簡単】A4サイズが入る裏地付きトートバッグの作り方を徹底解説!

エコバッグ、レッスンバッグ、普段使いに、使い道が幅広くて1つあると便利なトートバッグ。
いつものバッグに入れておけば、荷物が増えたりいざという時にとても助かりますね!

今回はトートバッグの中でも、使い勝手の良いA4サイズが入るトートバッグの作り方を紹介します。
裏地付きなので、お好みでポケットを付けたり、リバーシブルにもなって楽しさもアップです。

自分でバッグを作ってみたいという方は、ぜひ参考にしてください!
トートバッグの作り方に関してはコチラの記事も参考にしてみてください。
【初心者向け】A4サイズも余裕で入るトートバッグの作り方を紹介!

 


 

裏地付きトートバッグの作り方

今回作成するトートバッグは裏地付きのタイプです。
仕上がりのイメージは画像のような縦長で、裏地付きの雑誌がすっぽりと入る大きさです。

用意するものや作成方法を紹介していきます。

仕上がりサイズ

まず作成する前に、仕上がりのサイズをしっかり決めておきましょう。
今回は次のようなサイズで作成していきます。

  • 横約38㎝×縦約40㎝マチなし
  • 持ち手の長さ約50㎝

用意するもの

サイズが決まったら、必要なものを用意しましょう。
裏地付きのトートバッグを作成するときに必要なものは、次の通りです。

  • 表布:持ち手部分(表布:55㎝×10㎝:2本)バッグ本体部分(表布:横40㎝×長さ82㎝)
  • 裏布:バッグ裏地部分(裏布:横40㎝×長さ82㎝)
  • まち針
  • ハサミ
  • アイロン
  • メジャー
  • ミシン

布のサイズは、仕上がりサイズに縫い代約1㎝を加えた大きさに設定してあります。
どちらも折り畳んで、底になる部分が「わ」になるように裁断してください。

作成方法

必要なものが用意できたら、早速作っていきましょう。

①アイロンをかけてシワをのばした生地に印を付けて各パーツをカットします。

印をつける時は、チャコペンなど消えるタイプのものや、目立ちにくい色で付けましょう。

②持ち手部分を作ります。

カットした生地を両端から均等になるように内側の中心に向かって折り曲げ、四つ折りにします
四つ折りの状態でしっかりとアイロンをかけ形を作り、まち針で留めます。

長い部分の両端をそれぞれミシンをかければ、持ち手の完成です。
短い部分は、バッグ本体部分に縫い合わせると隠れるので、端の始末は必要ありません。

③持ち手部分を表布に付けます。

表布のバッグの入れ口となる部分の両側に、それぞれ持ち手を縫い付けます。
布は表側にして、中心部分から左右に5㎝の所に持ち手を縫い付けます。

バッグを持ち上げた時に、2本の持ち手が重なるように付けるのですが、まち針で仮止めして調整しながら確認するといいでしょう。

④表地、裏地それぞれを袋状に縫い上げます。

表も裏もやり方は同じです。

まず、裏地を長方形になるように中表に半分に折り畳みます。
半分に折った布がずれないように、まち針で留めます。
長方形の上(バッグの入れ口部分)は、空いたままにしておきます。
底部分はわになっていますので、ミシンで縫い合わせるのは縦長の右と左の2か所です。

左右どちらでも良いのですが、布を全部縫い合わせたあとに、ひっくり返せるように返し口を12㎝ほど開けておきます
縦長の部分の丁度真ん中あたりを開けておくと良いです。
表地も裏地とまったく同じ要領で縫い合わせます。

ただし、返し口は必要ありません。

⑤それぞれ袋状に仕上げた表袋と裏袋をどちらも中表にして合体させます。

裏返しのままの裏袋を広げて中に、裏返しのままの表地を入れます。
綺麗に底を合わせて、入れ口部分もしっかり端と端を合わせましょう。

持ち手部分は自然にカバンの中に入り込んで、外側からは見えない状態になっています。
表袋と裏袋を重ね合わせたら、まち針でずれないように入れ口部分を留めていきます。

まち針を外しながら、ミシンをかけていくのですが、ミシンが苦手な方は、仕付け糸で仮縫いをしてからミシンをかけるのがおすすめです!

⑥④の工程で開けておいた返し口から、布を引っ張り出して、表側にひっくり返します。

無理に引っ張ると、布が破れたり、糸がほつれたりしますので、少しづつ、ゆっくりと返していきましょう。

⑦形を整えて、入れ口の部分(⑤で縫い合わせた部分)を表側からミシンで1周縫い合わせます。

この部分を外側から縫い合わせることで、見た目が綺麗になる事と、持ち手部分の補強にもなります。

⑧一度ひっくり返して、裏袋を表側にします。

⑤で開けておいた返し口を手縫いで縫い合わせていきます。
出来れば、裏地と同じ色の糸を使い、目立たないように、まつり縫いで閉じていきます。

⑨表側にひっくり返し、形を整えれば完成です!

サイズは自由に変更できます。持ち手の長さを1メートルくらいにすれば、斜め掛けバッグとしても使えます。

マグネットボタンやスナップボタンも特別な道具が無くても、手縫いで付けられるものが100均で販売されていますので、中が丸見えになるのが嫌な方はお試しください。

自由にアレンジして、使い勝手の良いオリジナル作品を作ってみてくださいね!

 

トートバッグを綺麗に仕上げるコツ

トートバッグをきれいに仕上げるには、3つのコツがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

アイロン

各段階ごとにアイロンを使うことで、仕上がりに差がでます。

布を裁断する前にまずアイロンでシワを伸ばします。
切った後は、形を整えるためにアイロンであとを付けます。
ミシンで縫った後は、縫い目を左右に開いて、しっかりアイロンをかけると、縫った箇所がかさ張らなくなり、出来上がりも綺麗になります。

サイズをきっちり計る

裏地付きのバッグは、裏袋と表袋のサイズをきちんと同じサイズに作る必要があります。
大きさが違ってしまうと、2つ重ねて縫い合わせた時に、どちらか大きい方にシワが寄ってしまい、せっかく作ったバッグも残念な仕上がりになってしまいます。

表袋か裏袋どちらか先に仕上げたら、その大きさに合わせてもうひとつを縫ってみてください!

接着芯を使う

デニムやキャンバス地を使う場合は、生地自体がしっかりしているので、縫いやすく仕上がりも自立するしっかりしたものが出来ます。
ですが、薄い生地を使うと少し頼りないと感じてしまうことも。

そんな場合は接着芯を使ってみてください。
接着芯とは、接着剤が吹き付けてある硬い布をいいます。
布にハリを持たせ、型崩れを防いでくれます。

表布、裏布どちらか一方に貼り付けるだけで、綺麗な仕上がりになります。
接着剤が付いている面を布の裏側にあて、アイロンを掛ければくっつきます。

アイロンでくっつくタイプのものが簡単なので、初心者さんにはおすすめ。ミシンをかける前に布に貼り付けて使うだけです。
100均の手芸コーナーで購入可能です。

 

裏地付きトートバッグの布選び

同じ形のバッグを作っても、使う布で見た目は全然違います!
目的にあった布の種類と布選びの注意点を紹介します。

キャンバス地

トートバッグによく使われているのはキャンバス生地(帆布)!

キャンバス生地の1番の魅力は、何と言ってもその耐久性とシンプルな見た目ではないでしょうか。
とにかく丈夫!バッグは重たい物も入れますので、重さに耐えて、ガンガン洗濯しても平気な素材が安心です。

キャンバスの場合は、長く使うことによって、風合いが増して、手触りもゴツゴツした感じから、くたりとした柔らかさに変わってきます。
使うほどに味わいが出てくる、そんなところもキャンバス地の魅力のひとつです。

厚みによって号数が分かれていて、数字が大きい方が薄い生地になります。
あまり厚いと家庭用ミシンでは縫うのが難しく、バッグに適していて、なお且つ家庭用ミシンでも縫いやすいのは8号、11号です。

生成り色のバッグが主流ですが、キャンバス地はカラーも豊富なのでお好きな色を選んでみてください。

デニム

キャンバスと同じく、耐久性では引けを取らないデニムです!
カジュアルな装いにはピッタリの素材で、男女問わず使えるのも魅力です。

ハンドメイド上級者なら、要らなくなったデニムをリメイクして作るのもエコでおすすめです。
デニムならポケットも上手く再利用できます。
綺麗に取り外して、バッグにそのまま縫い合わせれば、わざわざポケットを作る必要もありません。

市販の新しい生地ではだせない、カッコいいリメイクバッグが期待できます。

コットン

デニムもキャンバス地もコットンですが、パッチワークなどで使う薄手のコットン生地を紹介します。
コットンは柔らかいので表地だけでなく、裏地にも丁度良いです。

どちら側も薄手のコットン生地を使えば、折り畳んで小さくしまえるので、お出かけ時のサブバッグとしても重宝します。

コットン生地は種類も豊富で、チェック、ボーダー、花柄など、可愛いプリントがたくさんあります。自分好みのものを選ぶのも楽しいですね!

派手なバッグは苦手という方も、内側だけはピンクやイエローなど派手な色を使って遊ぶこともできます。

パッチワーク

あれも、これも使ってみたい、そんな時には表側をパッチワーク仕上げにしてみてはいかがでしょうか?

裏地を最初にカットしておけば、パッチワークをして裏地の大きさに合わせて好きな布をつなぎ合わせるだけです。
後の作り方は同じ。

同じコットン素材だけでなく、まったく違うテイスト、コットンと革、麻なども組み合わせてみると面白いですよ!

 

まとめ:裏地付きのトートバッグを自分で作ってみよう!

裏地付きのトートバッグの作り方をみてきました。
綺麗に仕上げるコツは、アイロン!布を裁断する前、縫う前、縫った後もきちんとアイロンをかけて形を整えていくことで仕上がりに差が付きます。

ハンドメイド上級者の方は、布選びにこだわったり、持ち手を異素材に替えてみるなどしてアレンジしてみてください!

また、バッグはプリントすることで自分だけのオリジナルデザインにすることも出来ます!

Up-Tならトートバッグの種類も豊富ですので、好きな形を見つけて、デザインしてみてはいかがでしょうか?

Up-Tでオリジナルデザインのトートバッグを作ってみる!

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。

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