最終更新日: 2025年03月16日
帆布の洗濯どうしてる?日常のお手入れから洗濯方法まで解説!
バッグなどの生地としてよく用いられる帆布。
無骨な佇まいと、重いものでも楽々運べる丈夫さが人気の生地ですが、洗濯の方法にはちょっとしたコツがあります。
この記事では、帆布のお手入れ方法や洗濯のコツなどについて、詳しく解説します。
帆布は洗わないほうがいい!?
バッグなど、帆布のアイテムが汚れるとついすぐに洗ってしまいたくなる方も多いでしょう。
しかし、帆布はできるだけ洗わないほうがよいとされています。
これは、頻繁に帆布を洗濯してしまうと独特の風合いが損なわれ、型崩れが起こりやすくなってしまうためです。
洗うほどでもない小さな汚れは、消しゴムなどでこすり落とすかブラッシングで汚れを払う程度にしておくのがおすすめです。
帆布を洗濯する前にチェックしておきたいポイント
帆布はなるべく水洗いを避けたほうが無難ですが、広範囲にわたって汚れてしまった場合は洗濯が必要になることも。
ここでは、帆布を洗濯する前にチェックしておきたいポイントを解説します。
付属品をすべて外す
帆布製品を洗濯する前に、外せる付属品はすべて外しておきましょう。
付属品・装飾品が付いたまま洗濯をすると、思わぬ傷や破損につながることも。
キーホルダーや取り外しのできるパーツがある場合は忘れずに外しておくことが大切です。
洗濯表示をチェックする
洗濯表示をチェックしておくのも大切なポイントです。
同じ帆布製品でも、水洗いができるものとできないものがあります。
洗濯表示に「水洗い不可」と記載がある場合は、丸洗いはできません。
柔らかい布や毛先が柔らかい歯ブラシなどに中性洗剤を薄めたものをつけ、優しく叩くように汚れを落としましょう。
ただし、パラフィン加工生地に同様のケアをすると加工が取れてしまう可能性があるため、たたき洗いなどは避けてください。
ブラッシングをする
帆布を水にいれる前に、ブラッシングで表面のホコリや汚れを落としましょう。
あらかじめブラッシングしておくことで洗剤が染み込みやすくなり、楽に汚れを落とせます。
帆布のバッグの洗濯方法
帆布は、普段遣いの衣類よりもデリケートな生地です。
お気に入りのアイテムを傷めないよう、正しいお手入れの仕方をマスターしましょう。
帆布のバッグの洗濯方法1|持ち手などの汚れを落とす
帆布のバッグを洗濯する際は、まず持ち手を見てみましょう。
バッグの持ち手部分は手の皮脂が付着しやすく、特に汚れやすい部分です。
黒ずみがひどいようであれば、先に持ち手だけを部分洗いしておきましょう。
また、他にも特に汚れが目立つ部分があれば、同様に部分洗いしておくのがおすすめです。
【持ち手の洗い方】
- ぬるま湯で持ち手を濡らす
- 弱アルカリ性の固形石鹸で黒ずみ部分をこする
- 水ですすぐ
1〜3を汚れが落ちるまで繰り返しましょう。
ただし、こすりすぎると生地を炒めることもあるためあくまで慎重に作業することが大切です。
帆布のバッグの洗濯方法2|全体を押し洗い
部分洗いが済んだら、全体の汚れを落としていきます。
洗面器などにぬるま湯を張り、中性洗剤を適量溶かして洗濯液を作ります。
洗濯液の中にバッグを沈め、手のひらでやさしく押し洗いをして汚れを溶かし出しましょう。
このとき裏返して反対側も洗いたくなるかもしれませんが、裏返しなどのひねる動きは生地へのダメージにつながる上、型崩れの原因にもなりかねないためできるだけそのまま洗うのがおすすめです。
帆布のバッグの洗濯方法3|すすぐ
押し洗いが済んだらぬるま湯を換え、洗剤の泡が出てこなくなるまですすぎます。
すすぎが不十分だとバッグに汚れが蓄積し、黒ずみや匂いの原因になることも。
その後のトラブルを防ぐためにも、しっかりと最後まですすぐようにしましょう。
帆布のバッグの洗濯方法4|脱水・干す
泡が出てこなくなるまでしっかりすすいだら、脱水・乾燥の行程です。
洗ったバッグの水気を軽く切ってバスタオルなどで挟み込み、タオルドライをします。
このときゴシゴシこすらず、押し洗いのときと同様にやさしく水分を押し出すようにしましょう。
干すときはバッグの内側に水気が残らないよう、逆さにして干すのが大切です。
帆布は型崩れしやすいため、干す際に手で形をきちんと整えて干すのがポイント。
シワができないよう、手で軽くたたいて伸ばすのがおすすめです。
干す場所はできるだけ風通しがよく、直射日光の当たらないところがよいでしょう。
帆布は生地が厚手で乾きにくいですが、生乾きの状態で取り込んでしまうのはご法度。
生地に水分が残っているとカビやシミの原因になります。
完全に乾いた状態になってから保管場所に移しましょう。
帆布素材のアイテムの寿命を伸ばすために
バッグなど、帆布素材のアイテムを長くきれいに使うためには、日頃のお手入れが重要です。
ここでは、帆布素材のお手入れ方法について詳しく解説します。
デイリーケアを欠かさない
太い糸同士を交差させて織り上げるという特性上、帆布は汚れやすいアイテムです。
糸と糸が交差する織り目には、汚れがたまりやすくなっています。
帆布製の雑貨類の汚れの主な原因は、手垢やほこり、カビなど。
こうした汚れが蓄積すると、黒ずみなど見た目が劣化するだけでなく、菌の温床になってしまうこともあるため注意しましょう。
帆布のバッグを使ったら、できるだけ毎回ブラッシングをするのがおすすめです。
帆布などの布製のバッグのブラッシングにおすすめなのは、馬毛などの柔らかいブラシ。
生地の織り目に沿って軽くブラッシングするだけで、ホコリや汚れを簡単に落とすことができます。
また、雨に濡れてしまったあとに放置するとシミやカビの原因になることも。
濡れてしまったら固く絞った布でたたくように拭き取りましょう。
防水スプレーで汚れを防ぐ
雨や汚れによるダメージから帆布のアイテムを守るには、防水スプレーを活用するのがおすすめです。
防水スプレーを使えば水分から生地を守り、汚れもつきにくくなります。
帆布などの布製のバッグに防水スプレーをかける際は、30cmほど離れたところから全体に噴射しましょう。
近すぎるところから噴射したり、スプレーをかけすぎたりするとシミができてしまうことも。
防水スプレーの説明書きをしっかりと読み、適切な使用を心がけてください。
また、シリコン系の防水スプレーは撥水効果が高い一方で素材の通気性が悪くなり、生地が劣化してしまうケースもあるため使わないようにしましょう。
適切な場所で保管する
帆布素材の多くは綿や麻といった自然素材で作られているため、湿気に弱いという特徴があります。
カビやシミといったトラブルを防ぐためにも、適切な場所で保管しましょう。
湿気の多い部屋やタンス、クローゼットの中にしまい込んだままだとカビが発生しやすくなります。
また、プラスチックケースや保存袋に入れっぱなしもあまりおすすめできません。
帆布のアイテムは、直射日光が当樽場所や高温多湿になる場所は避け、風通しの良い場所を選んで保管しましょう。
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帆布生地・キャンバス生地についてはこちらの記事も合わせてご覧ください。
キャンバス生地とは?特徴・用途やお手入れ方法まで徹底解説!
まとめ:しっかりお手入れして帆布アイテムを長く使おう
この記事では、帆布素材の洗濯やお手入れの方法について詳しく解説しました。
帆布は強度が高く、正しいお手入れを続ければ長く愛用できる素材です。
適切なケアと保管を心がけ、お気に入りのアイテムを大切に使い続けてくださいね。
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