最終更新日: 2025年02月17日
ポリエステルのTシャツの特徴は?綿との違いを徹底比較!
さらりとした肌触りのポリエステルのTシャツ。
なんとなく夏向きというイメージはあるものの、細かい特徴までは知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ポリエステルのTシャツの特徴を綿素材との比較を踏まえながら解説します。
ポリエステルのTシャツのメリット
ポリエステルのTシャツには、通気性・形状保持性・虫害の受けにくさなどのメリットがあります。
それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
速乾性
ポリエステルは、吸収した水分を素早く乾かすことができる速乾性に優れた素材です。
もしたくさん汗をかいてもすぐに乾くのでベタつかず、さらりとした着心地を保てます。
形状保持性
ポリエステルはシワになりにくく、形状保持性の高い素材です。
頻繁に洗濯を繰り返す場合も形崩れを起こしにくいのでお手入れがしやすいというメリットがあります。
虫害を受けにくい
ポリエステルは虫害を受けにくい素材です。
綿などの天然素材は保管しているときに虫に穴を開けられるリスクがありますが、ポリエステルは石油を主な原料とする繊維ですので虫に狙われにくくなっています。
ポリエステルのTシャツのデメリット
優れた機能性をもつポリエステル素材ですが、Tシャツとして着用する際に気になるデメリットも存在します。
ポリエステルのTシャツのデメリットについてもチェックしておきましょう。
肌ざわり
ポリエステルは、天然素材である綿などと比較すると肌触りが劣ります。
化学繊維ならではの独特のゴワつきやザラつきがあるため、肌が弱い方にはあまりおすすめできません。
静電気が発生しやすい
ポリエステルは、組み合わせによっては静電気が発生しやすいというデメリットがあります。
特にポリエステルをウールやナイロンなどと組み合わせると強い静電気が発生しやすいので注意が必要です。
静電気を抑えながらポリエステルの衣服を使いたい場合は、綿などと組み合わせるのがおすすめです。
また、万一作業現場などで静電気が発生すると重大な事故や火災につながってしまう可能性もあります。
作業服の素材選びには十分注意しましょう。
火に弱い
ポリエステルは石油を主な原料とする素材ですので、万一火に触れてしまうとすぐに燃えてしまいます。
火のそばで作業をするときなどはポリエステル素材は避けましょう。
綿のTシャツのメリット
Tシャツの素材としてよく使われるポリエステルと綿ですが、特徴は大きく異なります。
ポリエステルと綿のメリットを比較してみましょう。
肌ざわり
綿の特徴のひとつに、他の素材にはないさらりとした柔らかい肌触りがあります。
綿は清涼感のある触り心地で、タオルや肌着など直接肌に触れるものにもよく使われます。
その柔らかさを生かし、大人よりも肌が繊細な赤ちゃんが使うベビー用品にも用いられる素材です。
吸水性
綿は吸水性に優れた素材です。
汗をかいたときなどもすぐに水分を吸収してくれるので、インナーや肌に直接触れるTシャツの素材にぴったりです。
綿素材のTシャツは汗を吸って水分を放出するときに気化熱を発生させて温度を下げることができるので、夏場でも涼しく過ごせます。
保温性
保温性の高さも綿素材の特徴の一つです。
綿の断面には空洞がたくさん並んでおり、ここにたくさんの空気を抱え込むことで熱が伝わりにくくなっています。
そのため、冬場でも綿素材の服を着ると体温を外に逃しにくくなり、暖かく過ごせます。
通気性
綿素材は通気性に優れています。
汗をたくさんかく夏場やスポーツシーンでTシャツを着用する場合は、綿素材を選ぶと蒸れを防いで快適に過ごせるでしょう。
綿のTシャツのデメリット
吸水性や保温性に優れる綿素材ですが、空洞の多い生地であるがゆえのデメリットもあります。
素材の長所と短所をよく理解し、服選びの参考にしましょう。
変形しやすい
綿素材には、変形・形崩れを起こしやすいというデメリットがあります。
綿素材がもつたくさんの空洞は、吸水性や保温性を高めてくれる一方で変形しやすさの原因になっています。
洗濯などによって生地に強い力が加わると綿素材の空洞がつぶれ、形状が変わりやすくなってしまうのです。
綿素材の縮みやシワを残さないためには、洗濯ネットや洗濯機のコース選択を見直すなどの対策が必要です。
また、洗濯したまま放置するとシワがつきやすくなるので、すぐに干す習慣をつけるのも大切です。
変色しやすい
綿は、変色を起こしやすい素材でもあります。
洗濯物に皮脂汚れや洗剤のすすぎ残しなどが残っていた場合、それらが日光に当たると化学変化が起こって変色してしまうことがあるのです。
変色を防ぐためにはすすぎ残し・洗い残しがないよう洗濯をし、直射日光が当たらない場所で保管しましょう。
乾きにくい
綿素材の服は、化学繊維の服と比べると乾きにくいです。
綿素材のメリットの一つに吸水性がありますが、吸水性が高いせいで服に水分を抱え込んだままになってしまい、なかなか乾きません。
冬場などは特に綿素材の服が乾きにくく、干場を圧迫してしまうことも。
とはいえ、綿素材には熱で伸びやすいという特徴もあるので乾燥機の使用などもあまりおすすめできません。
ポリエステルと綿の混紡素材のメリット
ポリエステルと綿のデメリットを上手に打ち消し合うものに、混紡素材があります。
ポリエステルと綿の混紡素材のメリットについてみていきましょう。
ポリエステルと綿の短所を補いあえる
ポリエステルと綿は対照的な素材です。
これらを組み合わせることで、互いの短所を補い合うことができます。
例えば、ポリエステルの手触りの悪さは綿の柔らかい手触りを組み合わせることである程度解消され、綿素材の乾きにくさはポリエステルの速乾性と組み合わせるとそれほど気にならなくなります。
双方の長所を両立できる、理想的な組み合わせであるといえるでしょう。
混合割合で着心地を選べる
混紡素材の長所は、混合の割合で着心地を選べるところです。
着心地を重視したい場合は綿素材を多めに、速乾性を重視したい場合はポリエステルをお目に混合した生地を選ぶことでより快適に過ごせます。
ポリエステルと綿の混紡素材のデメリット
一見万能に思える混紡素材ですが、デメリットも存在します。
混紡素材の短所についても知っておきましょう。
毛玉ができやすい
ポリエステルと綿の混紡素材には、毛玉ができやすいというデメリットがあります。
もともとポリエステルなどの合成繊維は摩擦に弱く毛玉ができやすいという特徴がありますが、ポリエステルと綿の混紡素材は強度が高く、できた毛玉が取れずにずっと残ってしまいやすくなっています。
もし毛玉ができてしまったら、無理に引っ張らずにはさみで慎重に切り落としましょう。
価格がやや高め
ポリエステルと綿の混紡素材は物によってはコストが高く、ポリエステルのみのものや綿だけのものと比較するとやや割高です。
機能性が高いだけあって、値段も少し高めになるということを覚えておきましょう。
ポリエステルのTシャツはこんなときにおすすめ
ポリエステルのTシャツの特徴を踏まえると、ポリエステルのTシャツは夏場やスポーツシーンなどにおすすめです。
ポリエステルは通気性・速乾性に優れているので、汗をたくさんかく夏場にふさわしい素材です。
また、形崩れしにくいという特徴もあるので、繰り返し何度も着ては洗濯を繰り返すユニフォーム類にもぴったりです。
アウトドアなどでも使いやすい素材ではありますが、バーベキューや焚き火といったアクティビティの際は火に近づけないようにするなど万全の対策が必要です。
スポーツ用にポリエステルのTシャツを使いたい方にはこちらの記事もおすすめです。
ぜひご覧ください!
ポリエステルTシャツはスポーツ向き?その理由から綿との違いまでを徹底解説
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まとめ:ポリエステルのTシャツは特徴を活かせる用途で使おう
この記事では、ポリエステルのTシャツの特徴やその他の素材との違いについて解説しました。
ポリエステルには、通気性や速乾性、乾きやすさなどの特徴があります。
ポリエステルのTシャツは、素材の特徴を活かせるシーンを見極めながら使うとよいでしょう。
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