最終更新日: 2025年02月10日

エコバッグを使うメリット・デメリットは？オリジナルエコバッグの作り方も紹介！

私たちの暮らしにすっかり浸透したエコバッグ。
とはいえ、積極的にエコバッグを使っているわけではなく、レジ袋が有料化されたため、仕方なく持ち歩いている人も多いのではないでしょうか。
せっかく使うのならメリットとデメリットを知って、エコバッグを楽しく活用したいものです。

この記事では、エコバッグを使うメリットやデメリットに加え、意外と簡単にできるオリジナルエコバッグの作り方などについて、詳しく解説します。

エコバッグのメリット

なんとなく「地球にやさしい」というイメージのあるエコバッグですが、エコバッグには環境保護以外のメリットもたくさんあります。
ここでは、エコバッグを使うメリットや楽しみ方について見ていきましょう。

環境に優しい

エコバッグの「エコ」は言うまでもなく「エコロジー」という言葉が由来になっています。
私たちがエコバッグを持ち歩いてプラスチックごみを減らすことで、海の生き物や環境を守ったり、プラスチックごみを製造する際に発生する二酸化炭素を減らしたりと、間接的に環境保全に一役買うことができます。

エコバッグが世の中に浸透するまでは、お店で買い物をするとプラスチック製のレジ袋が無料で付いてくるものでした。
しかし、ゴミとして捨てられたレジ袋が海に流れ着いて、生物や環境に悪影響を及ぼす「海洋プラスチック問題」が地球規模の課題として、取り沙汰されるようになり、国や世界的な機関が対応を迫られるようになりました。

少し面倒でも、一人一人の取り組みが未来の地球環境を守ることにつながります。
小さな積み重ねで、環境保全に貢献しましょう。

経済的でお財布に優しい

環境保全などの観点から、2020年7月よりレジ袋が有料化されました。
レジ袋の代金は1枚3円から5円と一見小さな出費に見えますが、数カ月、数年と繰り返せばかなり大きな金額になってしまいます。

買い物のたびにレジ袋を購入すると、そのたびに小さな出費が発生しますが、1つのエコバッグを繰り返し使えば袋代は節約でき、経済的です。
節約を考えている人や生活費を抑えたい人には、エコバッグは必須アイテムであるといえるでしょう。

丈夫で機能的

エコバッグの特徴で意外と見落とされがちなのが、丈夫で機能的だということです。
エコバッグは基本的に日用品の買い出しなどに使われる目的で作られているため、見た目よりもかなり丈夫に作られている場合が多いです。

プラスチック製のレジ袋に重いものや角ばったものを入れると、伸びたり穴が開いたりして、破れてしまうことも珍しくありませんが、エコバッグならそうしたアクシデントも少なく、安心です。

重たい飲み物や調味料類、洗剤などをたくさんまとめ買いしたいときでも、丈夫なエコバッグがあれば大丈夫。
プラスチックのレジ袋とは異なり、持ち手部分にあて布がされているなど、手が痛くならないように工夫されていることが多いのも嬉しいポイントです。

買い物以外にも活用できる

エコバッグは、物によってデザインやサイズ、機能が異なります。
エコバッグがもつそれぞれの特徴を活かし、買い物以外のお出かけに活用する人も多いようです。

例えば撥水性にすぐれたエコバッグであれば、ジムやプール・サウナ通いのお供にできますし、まとめ買い用の大きなエコバッグなら、ヨガマットなどの習い事の道具も楽に入って便利です。
保冷機能付きのエコバッグをアウトドアに使っている人も多くみられます。

機能性に注目すると、自宅で余っているエコバッグにも日の目を見る機会がやってくるかもしれません。

ファッションとして楽しめる

エコバッグを単なる買い物の道具としてだけでなく、ファッションアイテムとして楽しむ人も増えてきました。
ハイブランドや自分の気分が上がるようなデザインのものを選び、ファッションのワンポイントとしてエコバッグを使うのもおすすめです。

エコバッグの存在が一般的になるにつれて、誰もが知っているような有名ブランドからもエコバッグが販売されるようになっています。
バッグなどのアイテムをいわゆるハイブランドで買うと数十万円することも多いですが、エコバッグなら1万円以下で手に入る場合がほとんどです。
エコバッグで、いつもは手が出ないようなあこがれのブランドをファッションに取り入れるのもよいでしょう。

プレゼントにも人気

エコバッグはかさばりにくく、いくつあっても困らないものです。
価格も比較的安価なため、気軽なプレゼントにもぴったりといえるでしょう。
特に有名ブランドのエコバッグはなかなか自分では買わないため特別感があり、プレゼントに人気です。

また、オリジナルプリントのエコバッグを作ってちょっとしたプレゼントのラッピング代わりにするのも喜ばれます。
節目節目の記念日のプレゼントを彩るラッピングに、世界に一つだけのエコバッグを作ってみるのも素敵ですね。

エコバッグのデメリット

環境にやさしく、経済的でさまざまな用途に使えるエコバッグ。
良いところばかりのように思えますが、あまりおすすめできないポイントもあります。
エコバッグのデメリットについて見ていきましょう。

持ち歩く必要がある

買い物をした後の袋詰め中に、エコバッグが足りないことに気付いて追加の袋を買いにレジに再び並ぶとき、「レジ袋があった頃に戻りたい」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

エコバッグの煩わしいところといえば、持ち歩く必要があるところです。
市販のエコバッグの多くは、カバンの中でかさばらないように、小さく折りたためるタイプになっています。
それでもお店でレジ袋をもらえていたときと比べれば、エコバッグを持ち歩くことを煩わしいと感じることもありますよね。

また、たくさん買い物をする予定がある場合、その分多くのエコバッグを持って出かけなければならないのも面倒です。

不衛生になりがち

いつも使っているエコバッグ、実は一度も洗ったことがない…という方も多いもの。
お手入れしていないエコバッグをレジ袋を使いまわすのと同じ感覚で使い続けると、汚れがたまって不衛生になります。

特にエコバッグに食品を入れる場合は、バッグの中に水分や雑菌が好む栄養素が付着しているケースが多く、カビが生えてしまうことも。エコバッグを日常的に使う場合は、下記の5点に気を付けてしっかりとお手入れをすることが大切です。

肉や魚のパックなど、ドリップが付着しているものは個別にビニール袋に入れる
一度使ったら干すなどして湿気や水分を残さないようにする
中に野菜くずなどが残らないようにチェックする
ナイロンやポリエステルのものは中を除菌シートなどで拭く
布製のものは週に一度は洗濯をする

オリジナルエコバッグの作り方

環境への配慮や経済的な観点など、多くのメリットをもつエコバッグ。
せっかくエコバッグを使うなら、自分好みの素材や好きなデザインのエコバッグがあったら嬉しいですよね。

実は、小学校から中学校の家庭科の授業程度の裁縫の経験があれば、エコバッグは比較的簡単につくることができます！
なかなか理想のエコバッグに巡り合えない方は、世界に一つだけのこだわりのエコバッグを自分で作ってみましょう♪

まずは素材を選ぶ

最初に、エコバッグの素材を選びましょう。
素材によってエコバッグの使い心地や用途は大きく変化します。
そこで、エコバッグによく使われる素材の特徴を紹介！

丈夫で価格も安く、まずは気軽にエコバッグに挑戦したいという方にもおすすめ。
シルクスクリーンやインクジェットのプリントもでき、縫う際もすべりにくく扱いやすい生地です。

ナチュラルな風合いがおしゃれでエコバッグによく採用される素材。
丈夫で縫製もしやすいですが、価格はやや高めです。

ポリエステル

水や熱に強く、薄くて丈夫というエコバッグにぴったりの特徴を兼ね備える素材。
カラーインクがきれいにプリントできるという嬉しいポイントもあります。
ただし、綿や麻と比べると少し縫いにくいというデメリットも。

ナイロン

水に強く、丈夫ですが熱に弱いという特徴から、できるプリントの種類が限られます。
また、非常に滑りやすく、ミシンで縫うときはナイロン用の押さえを使うなどの対策が必要です。　

土台となるバッグのデザインを選ぶ

素材が決まったら、次は土台となるバッグのデザインを決めます。
WEB上には無料で使える型紙などもたくさん公開されているのでぜひ参考にしてください。
定番のトートバッグ型やレジ袋型の他、近年ではコロンとした貝のような形がかわいい「しじみバッグ」なども人気です。
自分の好みに合うデザインの型紙を探してみましょう。

プリント方法を決める

バッグのデザインが決まったら、今度はプリントの方法を決めます。
代表的なプリントの方法は下記の3つです。

シルクスクリーンプリント

耐久性に優れ、綺麗に仕上がりやすい。
綿やポリエステルなど、さまざまな布地に印刷が可能。

インクジェットプリント

グラデーションなどの表現に向いている印刷方法。
ただし、綿素材にしかプリントできない。

昇華プリント

低コスト・短期間での印刷が可能。
加工に熱を使うため熱に弱い素材には印刷できない。

自分が選んだ生地やプリントしたいデザインに合う方法を選びましょう。

縫製・プリントする

生地やデザイン、プリント方法が決まったらいよいよ実際にエコバッグを作る工程に入ります。
土台となるエコバッグ作りには、それほど高い技術は必要ありません。ミシンを使える人なら、簡単なデザインであれば早ければ半日もかからずに縫いあげられます。
プリントも、専用の道具や技術を持っている人であれば、DIYのひとつとして楽しんで作業できるでしょう。

こちらの記事では、よりお手軽なアイロンプリントで作るオリジナルバッグを紹介しています。
ぜひご覧ください！

オリジナルバッグはアイロンプリントで作ろう！アイロンプリントのやり方を紹介します

業者に依頼するならUP-Tがおすすめ！

エコバッグの作り方を簡単にご紹介しましたが、「ミシンを持っていない」「裁縫が苦手」「プリントの知識や技術がない」「一からプリントの道具を揃えるのは大変」という方も多いでしょう。
専用の道具や知識がない人でも大丈夫！
オリジナルエコバッグ作りは、オリジナルTシャツ制作でおなじみの「UP-T」にお任せください！

デザインが豊富！

たためるマルシェ【白プリントあり】｜CB2001 ｜CAPSULEBOX ｜UP-T

UP-Tのオリジナルエコバッグは、土台となるバッグのデザインが豊富。
折りたたみ仕様から、シンプルなレジ袋タイプ、丸みのあるかわいらしいタイプ、マチが大きめのタイプなど、自分の好みに合ったデザインを選ぶことができます。

また、ポリエステルや綿などの定番素材の他にも、オーガニックコットンを使ったおしゃれでナチュラルな素材感のものも取り扱っています。

素材や土台のデザインからこだわったエコバッグを作れるのは嬉しいポイントですね。

プリント部分のデザインも簡単に作れる

「オリジナルのプリントを入れたいけど、絵心がないから無理かも」と思っている人にこそ使ってほしいのが、UP-Tの簡単デザインツール。
ブラウザ上で写真や文字、イラストなどを組み合わせたオリジナルのデザインを簡単に作れます。
絵心やセンスがなくても、世界にたった一つのオリジナルエコバッグを作れたら楽しいですよね！