最終更新日: 2025年02月10日
エコバッグを洗いたい!エコバッグの素材やよくある汚れ別の洗濯方法を解説
2020年7月にプラスチック製レジ袋の有料化が始まってから、日常的にエコバッグを使う人も増えたのではないでしょうか。
毎日使うエコバッグは、食品から出る汁やくず、手垢などで実はとても汚れやすいもの。
お手入れ方法を知っておけば、衛生的に保てるので安心です。
今回は、エコバッグの洗濯方法を素材や汚れの種類別にまとめてみました。
ぜひ参考にしてお手入れにチャレンジしてみてください。
エコバッグは洗濯しても大丈夫?
昔は、ポリエステル製のエコバッグが主流でした。
昨今ではコットンやナイロン、不織布などの素材が登場し、一口にエコバッグといってもバラエティーに富んだ印象があります。
エコバッグに使われてる素材はさまざまありますが、もしも汚れたしまった場合、洗濯することはできるのでしょうか?
エコバッグは洗濯できる
食品を入れることが多いエコバッグは、特に衛生的にしておくためのお手入れが必要です。
お手入れとは言っても、普段は軽く拭き洗いをし、1~2週間に1度しっかり洗濯するだけで十分です。
特にスーパーマーケットで使用する場合は、生鮮食品のドリップや野菜くずがついてしまうことが多いです。
また、頻繁に使うことで持ち手の部分に手垢がついたり、気がつかないうちに外側に泥が付着したりする場合もあります。
汚れたままにしておくと、ニオイやカビの原因になってしまいます。
一見汚れていなくとも、雨や食品の結露などで湿った状態のまま放置すると、雑菌が繁殖するリスクもあるのは怖いですよね。
洗濯する前に気をつけたいこと
濃い色のエコバッグは、あらかじめ色落ちチェックしておくと安心です。
色落ちするものは手洗いする必要があります。
また、プリントされている部分は洗濯で剥げてしまうかもしれません。
プリント加工がされているエコバッグは裏返して洗うようにしましょう。
それから、デザインによっては型崩れを避けるための特殊加工がされているものは注意が必要。
特に撥水加工がしてあるものは、洗濯によって撥水力が弱まる可能性があります。
洗濯できるかどうかの確認方法
まずは、エコバッグについてる洗濯表示をチェックしましょう。
洗濯表示がなければ、注意書きのタグやネットなどで商品説明を確認します。
どうしても分からない場合には、メーカーに問い合わせるのも手です。
ここでは、洗濯ができるかどうか素材別に解説していきます。
ナイロン・ポリエステルの場合
ツルツルした手触りが特徴のナイロンやポリエステル。
生地が薄手であることが多く、折りたためる仕様となっているタイプもあります。
ナイロンやポリエステルは洗濯しても問題ないことがほとんどです。
ただし、内側にアルミ素材が使われているものは洗濯ができませんので注意が必要です。
コットンの場合
コットンはしっかりした質感で、洋服にも使われることが多い素材です。
おおよそ洗濯は可能ですが、洗濯表示等に「家庭洗濯禁止」や「水に濡らさないでください」と注意書きがあるものは洗濯できません。
必ず洗濯表示を確認しましょう。
不織布の場合
ざらざらとした手触りで、紙と布の中間のような素材です。
不織布マスクなどで身近になったイメージがある人もいるのではないでしょうか。
通気性や吸水性に優れるのが特徴ですが、洗濯にはあまり向いていません。
汚れてしまったら、部分的に濡らして汚れを落とすようにした方が無難です。
エコバッグにありがちな汚れ
エコバッグは買い物で使うという人が多いのではないでしょうか。
買い物では、野菜や肉、魚といった食品を入れることが多いです。
これらは、エコバッグの汚れの原因となってしまうのです。
以下で、エコバッグにありがちな汚れについて詳しく見ていきましょう。
食べ物の汁やくず
肉や魚のパックから漏れた汁やお惣菜の油や衣は、エコバッグに付着するとシミや汚れになってしまいます。
意外かもしれませんが、野菜についている水滴も生地が濡れて雑菌の元になってしまいます。
手垢
持ち手部分に特につきやすいのが手垢による汚れです。
毎日使うエコバッグだと、案外すぐに汚れてしまうもの。
黒ずんできたと感じたら、洗って清潔に保った方が次に使う時も安心です。
ニオイや雑菌
意外と食材のニオイは残りやすいもの。
エコバッグを使い終わってすぐたたんでしまうと、ニオイがこもってしまいます。
また、湿り気が残ったままだと雑菌が繁殖し、それが嫌なニオイやカビの原因になることも。
目には見えないニオイや雑菌もお手入れで除去しましょう。
ホコリや土汚れ
外で持ち運ぶことが多いエコバッグには、気がつかないうちにホコリや土汚れがついていることも。
加えて、底の方の角に野菜のくずや泥がたまっている場合もあります。
これらもきちんと掃除して、きれいな状態を保ちたいですね。
素材別の基本の洗濯方法やポイント
エコバッグは基本的に洗えますが、素材によっては洗うと生地が痛んだりシワがついてしまう恐れも。
対策としては、干す前にしっかりしわ伸ばしたり、バッグの中に空気が通るように干したり、裏返して干すのもおすすめです。
ここでは、素材別の洗濯方法やポイントについて解説します。
ナイロン・ポリエステルの場合
ナイロンやポリエステルは水をはじく性質のある素材で、洗濯・手洗いともに可能です。
洗濯機の場合には、洗濯ネットに入れて洗えるほど強い素材。
他の洗濯物と一緒に洗っても問題ありませんが、絡んでしまうのを防ぐためにも洗濯ネットを使うようにしましょう。
また、洗剤で生地が傷むことはほとんどないので、中性の液体洗剤が使用できます。
エコバッグの内側が汚れている場合は、汚れが落ちるように裏返して洗濯するといいです。
ちなみに、薄くてシワになりやすい場合は「おしゃれ着コース」などの弱水流で洗濯するのがおすすめ。
汚れが気になる時は、洗濯前に液体洗剤や部分洗い用の洗剤を汚れた部分に直接塗布しておくときれいに落ちやすいです。
脱水後はすぐに干すようにします。
乾燥機、ドライヤー、アイロンの使用はNGなので気をつけてください。
特にナイロンは熱に弱いので溶けてしまいます。
干す際にも、直射日光を避けて必ず陰干ししてください。
コットンの場合
洗濯機・手洗いともに可能な素材です。
中性洗剤のほか、弱アルカリ性の洗剤でも洗濯できます。
生地や繊維に負担がかかる洗剤は避けたいと考える人もいるかもしれません。
その場合は、おしゃれ着用洗剤の使用がおすすめです。
コットンは水を吸収しやすい素材。
特に食品の汁が染みこんでしまうと落とすのは一苦労です。
染みこんでしまった汚れはすぐに水ですすぐか、洗剤の原液をつけて歯ブラシ等でやさしくこするなどの処理をしましょう。
薄手の生地の場合はシワができる可能性が高いです。
シワが気になる場合は洗濯機ではなく、手洗いをおすすめします。
また、熱を加えるとコットン生地が縮んでしまう恐れもあります。
手洗いの際は使用する水の温度にも気をつけましょう。
およそ30℃前後がいいと言われています。
他にも、色落ちしやすいものや「家庭洗濯禁止」の選択表示のあるものは洗濯機の使用を避け、軽く手洗いをするか、部分的な汚れ落としに留めましょう。
不織布の場合
不織布は洗濯には向きませんが、手洗いはできます。
使い捨てが前提の素材ですので、洗濯することは想定されていないものがほとんど。
実際に洗濯すると、表面に毛羽立ちや大きなシワができてしまいます。
また、洗濯中に引っ張るなど強い力が加わると、生地が破れてしまうことも。
どうしても洗いたい場合は中性洗剤を使った手洗いをします。
不織布をこすりつけるのではなく、優しく押し洗いするようにしましょう。
もしくは、洗濯液につけおきするだけにして、特に気になる汚れを歯ブラシなどで叩く方法もあります。
洗濯後はそのまま絞ってしまうとシワになりやすいので、タオルドライがおすすめ。
生地からできるだけ水分を取るように入念に行いましょう。
エコバッグの詳しい洗濯方法はこちらの記事も参考にしてみてください。
汚れの種類別洗濯のポイント
エコバッグの汚れには食品汚れから手垢、目に見えないニオイなどさまざまあります。
ここでは、汚れの種類別にも洗濯のポイントを解説していきます。
食品汚れの場合
エコバッグの内側や底の角にたまりやすいのが食品汚れ。
液体漏れが心配なものはあらかじめポリ袋に入れておくなどの対策もできますが、それでもうっかり袋の口が開いていたり、破れてしまった穴から汚れてしまうことがあります。
洗濯機が使える素材なら、洗濯ネットに入れて洗うのが一番お手軽です。
特に汚れがひどい箇所には少量の洗剤を塗布して、汚れが外側にくるように整えてから洗濯機に入れましょう。
手垢汚れの場合
毎日使うエコバッグは、だんだんと持ち手が黒ずんできてしまいます。
手垢汚れの原因となる皮脂は酸性の汚れなので、アルカリ性のせっけんの使用が有効です。
少しずつ蓄積した汚れはさっと洗うだけでは落ちにくいもの。
気になる部分に直接せっけんをあてて泡立てながら洗いましょう。
洗った後は、しっかり水ですすぐことも忘れずに。
ニオイや雑菌の場合
目には見えないけれど、嫌なニオイがしてきたらお手入れの合図です。
ニオイや雑菌は、除菌スプレーを使うと簡単にお手入れができます。
スプレーをする際には、エコバッグの側面だけでなく持ち手や底にも吹きかけましょう。
特に内側はニオイや湿気がこもりやすいです。
スプレー後はエコバッグの口を広げ、しっかり乾かしましょう。
除菌スプレーを使ってもいいか心配な場合は、ウエットクロスでさっとふき取るのもいいでしょう。
ホコリや土汚れの場合
食品汚れ同様、ホコリや土汚れは洗濯機が使えれば楽に落とすことができます。
あまりに汚れがひどい場合は、その部分を手洗いすることもおすすめ。
少量の洗剤もしくは水で薄めた洗剤を直接塗布して、歯ブラシやタオルで叩いて汚れをうつしましょう。
その後洗濯機で洗えば、よりしっかりときれいにすることができます。
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まとめ:お気に入りのエコバッグを洗濯して長く使おう!
毎日使うからこそ、実は汚れやすいエコバッグ。
こまめに洗濯するなどお手入れをして衛生的に使い続けたいですよね。
エコバッグは長く使えば使うほど、環境保全にも貢献できるアイテム。
素材から選べるオリジナルエコバッグだと、お手入れ方法もすぐに分かります。
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