最終更新日: 2024年03月13日

Tシャツにプリントするやり方とは?アイロンなどおすすめ方法を紹介!

プリントTシャツ

自分で作成したTシャツは、一生の宝物になります。
「プリントTシャツを自分で作ってみたい!」と思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ作ろうと思うと、何を参考にして何を用意すればいいのか迷ってしまうもの。
そこでこの記事では、プリントTシャツを自作する方法(アイロンプリント、ステンシルプリント)を紹介します。

メリット・デメリットについても解説しているので、自分にぴったりの制作方法を見つけてみてください!

 

プリントTシャツをハンドメイドする方法

プリントTシャツをハンドメイドするやり方には、主に2種類があります。

  • 方法1:アイロンプリント
  • 方法2:ステンシルプリント

アイロンプリントは、専用のシートでTシャツにデザインを転写する方法です。
ステンシルプリントは、布用スタンプでTシャツに色をつけていきます。

それぞれに異なる材料が必要です。
また、デザインにも向き・不向きがあるので、しっかりと確認していきましょう。

 

【方法1】アイロンプリントについて

アイロンプリントは、アイロンの熱を利用してTシャツにデザインを貼りつけていきます。

一度にたくさんの色を転写できるので、デザインをカラフルにさせたい人に向いています。

アイロンプリントのやり方

【用意するもの】

  • Tシャツ
  • アイロン
  • アイロンプリントシート
  • パソコン
  • プリンター
  • あて布

あて布は、オーブン調理などで使用するクッキングシートでも代用できます。

アイロンプリントシートは、Amazonや楽天市場などの通販でも販売されています。
500円前後で購入可能です。

※細かな作成方法は、市販のアイロンプリントシートの説明書で事前によく確認しておきましょう。

【やり方】

[1.パソコンでデザインを作成する]

まずはパソコンでデザインを決めます。

色づかいに迷ったらこの記事をチェック▼

オリジナルTシャツの色、どうやって決める?

[2.アイロンプリントシートに印刷する]

デザインができたら、普通紙で試しにプリントアウトしてみましょう。
この時、印刷設定を「左右反転」にすることを忘れないように。

発色やデザインの微調整が完了したら、プリンターにアイロンプリントシートをセットして、デザインを印刷していきます。

[3.シートを切り取る]

印刷したアイロンプリントシートの印刷部分だけを切り取ります。
切り取りラインを丁寧に処理しておくと、転写した時にきれいに仕上がります。

[4.Tシャツにアイロンでシートを貼りつける]

シートのプリント面をTシャツに向け、アイロンで貼りつけていきます。
あて布を使って、アイロンの熱を全体にまんべんなく行きわたらせるようにしましょう。

シートが完全に冷めてから、端からゆっくりとシートをはがします。

[5.仕上げ用のシートをアイロンで貼りつける]

同様に、仕上げ用のシートをアイロンで貼りつけます。
完全に冷めたのを確認してから、端からゆっくりとシートをはがします。
以上で完成です!

アイロンプリントのメリット・デメリット

アイロンプリントの良い点や注意すべき点も把握しておくと、失敗が少なくなります。

【メリット】

アイロンプリントには、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 比較的に安価で手軽
  • 転写前にデザインのやり直しがしやすい

すでにアイロンやパソコン、プリンターを持っていれば、アイロンプリントシートを入手するだけでプリントTシャツを作れます。
自宅に材料が揃っている場合は、すぐに制作に取りかかれますね。

また、デザインに悩んだ場合は、普通紙にプリントアウトしてみて調整をかけることができます。
作ってみてから「デザインが想像してたのとちがう」となってしまうリスクを抑えられるでしょう。

【デメリット】

アイロンプリントには、以下のようなデメリットが挙げられます。

  • アイロンとパソコン、プリンターが必要
  • 不器用さんには難しいかも
  • Tシャツの生地によってはプリントが割れてしまう

アイロンプリントには、アイロンやパソコン、プリンターを必要とします。
いま手元にない人は、材料をいちから揃えるのはかなりコストがかかってしまいますね。

また、「シートを丁寧にはがす」など、繊細な作業が必要となるため、不器用さんは注意しましょう。
ひとつひとつ、落ち着いて作業するのがポイントです。

※要注意※
アイロンプリントは、Tシャツ生地によっては「プリントが割れてしまう」「うまく転写」されない時があります。
よく伸びる生地、メッシュ生地のTシャツは特に注意が必要です。

 

【方法2】ステンシルプリントについて

ステンシルプリントは、型をつかってTシャツに布用インクをつけていく方法です。
スタンプをポンポンを押す作業は、ハンドメイドを楽しむのにもってこい。

デザインが1~3色程度で、「作る時間」をたっぷり味わいたい人におすすめです。

ステンシルプリントのやり方

【用意するもの】

  • Tシャツ
  • ドライヤー
  • プリント型(厚紙や薄い発砲スチロール)
  • 布用スタンプ
  • カッター
  • カッティングボード
  • マスキングテープ

カッティングボードが無い人は、段ボールでも代用できます。

布用スタンプは、100円ショップや手芸用品店、Amazonなどの通販で販売されています。
300円程度で購入が可能です。

※細かな作成方法は、市販の布用スタンプの説明書で事前によく確認しておきましょう。

【やり方】

[1.デザインを決めて紙に印刷する]

まずはプリントするデザインを決めて、プリント型となる素材に写していきます。

プリント型は、紙だとプリントアウトするだけで手軽に作れます。
その他、薄手で頑丈な素材であれば、大量のプリントTシャツ作りにも対応できます。

[2.プリントしたい部分を切り抜く]

プリントしたい部分を、カッターなどで切り抜きます。
ここで穴をあけた部分に、インクが染み込んでいくことになります。
完成形の質を高めるためには、切り口をきれいに整えておきましょう。

[3.Tシャツにプリント型を固定する]

Tシャツに、工程1~2で用意したプリント型を固定します。
固定にはガムテープではなく、さっとはがれやすいマスキングテープを使うのがおすすめ。

[4.布用スタンプを上から押す]

布用スタンプを、プリント型の上からポンポンと優しく押していきます。
紙型の人は、スタンプを押した時に型がズレないように、そっと指先でおさえるのがポイントです。

複数色のスタンプを用意しておけば、色あいのバリエーションを広げることができます。

[5.ドライヤーで乾かしてから型をはがす]

ドライヤーの弱風でインクを充分に乾かします。
完全に乾燥したら、プリント型を丁寧にはがします。
以上で完成です!

ステンシルプリントのメリット・デメリット

ステンシルプリントの良い点や注意すべき点も把握しておきましょう。

【メリット】

ステンシルプリントには、以下のようなメリットが挙げられます。

  • アイロンプリントよりもTシャツの量産が簡単
  • 同じデザインの色ちがいを作りやすい

ステンシルプリントでは、頑丈なプリント型を作れば、何枚ものTシャツ作りに活用できます。
数十枚のプリントTシャツ制作もでき、作業の効率化を上げることにつながります。

また、布用スタンプのカラーバリエーションを増やすことで、同じ型で色ちがいのTシャツを作ることができます。
友だちや親子で、色ちがいのTシャツを制作してみても楽しいですよ。

【デメリット】

ステンシルプリントには、以下のようなデメリットが挙げられます。

  • デザインセンスが必要
  • 不器用さんには難しいかも
  • スタンプを押すのに時間がかかる
  • においが気になる

ステンシルプリントは、主にシンプルなデザインに向いています。
しかし、シンプルだからこそデザイン力やセンスが目立ってしまいます。

あらかじめSNSなどを使って、自分の作りたいデザインをよくイメージしておきしましょう。

スタンプを押す作業は丁寧に行う必要があり、時間もかかります。
不器用さんやせっかちさんには難易度が高いかもしれません。
逆に、ゆっくりとハンドメイドの時間を楽しみたい人には向いています。

※要注意※
布用スタンプは、においが強いものが多いです。
作業する時は窓を開けるなど、部屋を充分に換C気した状態で行いましょう。

 

まとめ お気に入りのプリントTシャツを作ろう!

プリントTシャツ

自分でプリントTシャツを作るのはとても楽しいです!
理想のデザインを考え、材料をそろえて、完成形を想像しながら作っていく...。

市販のTシャツではなかなか味わえない、ぜいたくな時間を過ごすことができるでしょう。
1人でじっくり作ったり、友達同士や家族みんなで作るのもいいですね。

「可愛いけど、もう少し違う色がいいな」「デザインは好きだけど、もう少しこうしたいな」と市販のTシャツだと感じることもありますが、オリジナルのプリントTシャツであれば、完全に自分好みに仕上げることが出来ます。

ハンドメイドのプリントTシャツは、手作り感ならではの味が出て、とても愛着がわきます。
ぜひ本記事を参考にしてTシャツ作りに挑戦してみてください!


デザインについてお悩みの方は、こちらのコラムをご参照ください。
プロの目線でデザインのコツをご紹介していますよ。
プロに学ぶオリジナルTシャツデザインのコツ!デザイン例もご紹介|オリジナルTシャツのUP-T


 

プリントTシャツはネットでも作れる

プリントTシャツ

完全ハンドメイドにこだわらなければ、プリントTシャツはネットで簡単に注文することができます!
「自分で上手く作れるか不安」「売り物のようにきれいに仕上げたい」という場合は、ネットで発注するのがおすすめです。

実際のところ、オリジナルTシャツを作る人の約半数がネットで発注しています。プリントTシャツ

(引用:アップティー オリジナルTシャツユーザーアンケートvol.12

おすすめのプリントTシャツ作成サイトは「UP-T(アップティー)」です。
1枚~300枚以上まで自由に発注可能で、バッグやスマホケースも同時に作ることが出来ます!

デザインに困ったらプロのデザイナーに相談することもできます。
無料の専用デザインツールを使ってデザインすることも可能ですし、ラフ画があればプロのデザイナーが本格的に仕上げてくれます。

プリントTシャツは3日以内に発送できるので、もし気になったらチェックしてみてください♪

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プリントTシャツ

監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。
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