最終更新日: 2024年08月09日
Tシャツの汗ジミが気になる?対策や服えらび、黄ばみの落とし方まで徹底解説
人気のファッションアイテムの「Tシャツ」ですが、暑い季節になると汗をかきやすくなるので、汗ジミが気になるという方も多いのではないでしょうか。
汗ジミは見た目が悪いだけでなく、ニオイの原因にもなります。
そこで、この記事ではTシャツの汗ジミを防ぐ対策や、汗ジミの目立たない服えらび、汗ジミができてしまった時の黄ばみの落とし方について、徹底的に解説します。
この記事を読めば汗ジミに悩まされることなく、暑い夏でも気にせずTシャツコーデを楽しめるでしょう!
そもそもなんで汗がでるの?
汗がでる主な役割は体温調整といわれています。
体をうごかしたり、気温の上昇で体温があがると汗がでてきますね。
他にも緊張した時や、辛いものを食べた時なども汗をかくことがあります。
辛いものを食べること以外は、日常生活をしているなかで避けられないシチュエーションが多く、生活をしていくためにとても重要な役割をもっています。
Tシャツの汗ジミが気になる場所は?
Tシャツの汗ジミが気になる場所は人によって違いますが、一般的には以下の部位が多いといわれています。
・脇
・首回り
・背中
・胸
とくに脇は汗を排出する汗腺が集中しているため、暑い時期はもっとも気になる場所ではないでしょうか。
さらに汗ジミの汚れが落ちきらずに置いておくと、酸化して黄ばみになるのも悩みのタネです。
Tシャツの汗ジミに効果的な対策8選
暑い時期などは外にいるだけで汗がでてくるので、汗ジミを防ぐ対策をしないと周りのひとに不潔やだらしないという印象をあたえてしまいます。
しかし汗を抑える対策をしっかり行うことで、汗ジミは軽減できます。
ここからはTシャツの汗ジミに効果的な対策を8つご紹介します。
どれも手軽にできる汗を抑える方法なので、気になる方はぜひ試してみてください。
汗を拭く
汗をかいた時は、できるだけこまめに拭くことが大切です。
こまめに拭くことで服への吸収を、ある程度は抑えられます。
拭きとる時は、吸収力のあるやわらかいタオル生地や、市販の汗拭きシートをつかうのがよいでしょう。
帽子をかぶる
日差しが強い時は帽子をかぶるのも効果的です。
帽子をかぶることで直射日光を遮れるので、頭の温度上昇が抑えられます。
通気性のよい帽子なら頭の熱をうまく外へ逃がしてくれる効果も期待でき、つばの広い帽子で顔や首回りに影をつくるのもおすすめです。
汗は体温を下げるためにでるので、体温をあげないようにすることを意識してください。
携帯扇風機をつかう
携帯扇風機は気温がすこし高い時に、手軽につかえるアイテムです。
スイッチをいれると自動で送風してくれるため、身体を動かすことなく風を受けられます。
いまはハンディタイプや首から下げるタイプなど、いろいろな種類がでていますね。
しかしつかうタイミングを誤ると、熱中症のリスクに繋がるといわれているので注意が必要です。
携帯扇風機は気温が高すぎる時につかうと、送られてくる風が温風になってしまいます。
そのため暑いなか温風を浴び続けることで、体に熱がこもり熱中症リスクを上げるといわれています。
暑すぎる日に外で使用するのは避けるのがよいでしょう。
ベビーパウダーをつかう
汗をかきやすい赤ちゃんの、あせも防止などで使われるベビーパウダー。
水分を吸収して肌をさらさらにしてくれる作用があるため、大人の汗対策としても使われています。
ただしパウダーが細かい粒子のため、多くつけすぎてしまうと毛穴や汗腺を塞いでしまう可能性があります。
塞がれてしまうと外にでられない汗がたまってしまい、肌荒れの原因となることもあるようなので、つけすぎには注意しましょう。
少量の使用がおすすめです。
制汗剤をつかう
汗を抑えるアイテムとして制汗剤があります。
スプレーやシート、クリームなどさまざまなタイプで販売されていますね。
制汗剤は汗の出口にフタをする役割があります。
そのため汗を止めることに直接アプローチできるので効果が期待できます。
ただし汗を抑える制汗剤を全身につかってしまうと、多くの汗が出なくなることで体温調整に支障がでます。
適切な部位や量などに注意しながら使用してください。
汗ジミ防止スプレーをつかう
肌ではなく衣服にアプローチする手段として汗ジミ防止スプレーがあります。
肌につける制汗剤との大きな違いは、衣服に直接スプレーする点です。
撥水性のある成分をつかっているため、汗が服にしみ込むことを防止する効果があります。
お出かけ前にスプレーするだけなのも、手間があまりなくおすすめです。
なかには清涼感が得られるものや殺菌、消臭などの効果が期待できるのもあるので、好みの効果を探してみてください。
脇汗パッドをつかう
脇に特化した対策ですが、汗を吸収する脇汗パッドも、汗ジミ防止が期待できるアイテムです。
衣服に貼るタイプと肌に貼るタイプがあるので、自分に合った装着方法をえらびましょう。
衣服に貼るタイプは肌への刺激が少なく、ピタッと簡単に貼れるのがメリットです。
ただし貼ったところが、脇とズレているとうまく汗を吸収できないため、貼る場所に注意する必要があります。
肌に貼るタイプはパッドの位置がズレにくいので、パッドから漏れてしまう心配が少ないメリットがあります。
ただし直接肌に貼るためムレてしまったり、肌に刺激をあたえてしまうこともあるため、自分の肌にあうか確認してから使いましょう。
汗取りインナーを着る
汗が広がるのを防止する機能が衣服自体にほどこされた汗取りインナー。
通気・速乾・吸水などの機能性に特化しているものや、脇汗パッドがついたタイプがあります。
とくに汗のかきやすい脇であれば、効果が高いのは脇汗パッドがついたタイプです。
より汗ジミのカバーを考えるのであれば、脇へのフィット感が良いものや、パッドの大きいサイズをえらぶとよいでしょう。
Tシャツの汗ジミが目立たない服えらびのコツ4選
汗を抑える対策をしても、暑い季節はどうしても汗の量が増えるので、Tシャツに汗ジミができていないか気になりますよね。
ここからはTシャツの汗ジミが目立たない服えらびのコツを4つご紹介します。
汗を抑えるのではなく、まわりに気づかれにくいテクニックを身につけて、Tシャツコーデを楽しみましょう!
汗ジミが目立ちにくい色をえらぶ
Tシャツの色は汗ジミの目立ちやすさに影響します。
汗ジミは濡れることで色が濃くなり、元の乾いたTシャツとの色の差で目立ってしまいます。
とくにグレーやベージュ、グレー、パステルカラーなど薄い色のTシャツは、濡れると色が濃くなるため、汗ジミが目立ちやすいといえます。
一方、黒やネイビーなど元から濃い色は、汗ジミが目立たない色になります。
ほかに白も目立ちにくい色ではありますが、濡れると透けやすいので、汗を多くかきそうな暑い日は避けるのが無難です。
汗ジミが軽減される素材をえらぶ
Tシャツの素材も汗ジミの目立ちやすさに影響します。
汗をかいてもすぐに乾くポリエステルや、通気性の高いメッシュ生地などは汗ジミが目立ちにくいのでおすすめです。
ほかにもTシャツの表に汗が滲みにくい加工をしていたり、裏地に撥水加工がされている高性能なTシャツをえらぶのもよいでしょう。
汗ジミが目立ちにくいデザインをえらぶ
素材や色のほかにも、汗ジミが目立たない服のデザインがあります。
ボダーやチェック、ドットなど細かい柄の服は汗ジミが目立ちにくいです。
またTシャツのサイズも、肌と密着するタイトなものではなく、ゆとりのあるデザインや大きめのサイズであれば、通気性がよくなり汗をはやく蒸発させる効果が期待できます。
とくに汗をかきやすい、腕や脇まわりがゆったりしたデザインをえらぶことで、目立ちやすい場所の汗ジミが軽減されるので全体として気づかれにくくなります。
汗ジミをみせない上着を羽織る
いろいろ汗ジミ対策しても気になるのであれば、上着を羽織ることで汗ジミをみせない方法もあります。
夏などは上着を羽織ると暑くなりやすいですが、風通しのよい素材を選べば体温の上昇も抑えられます。
春・秋は薄手のカーディガンや、ゆとりのあるパーカー。
夏はメッシュや、シアータイプの上着であれば、厚手の上着より暑さを抑えられます。
着て終わりじゃない?Tシャツの汗ジミや黄ばみを抑える注意点
汗ジミ対策しても汗をかくことは止められないため、Tシャツに皮脂はついてしまいます。
皮脂のついたTシャツは時間がたつと、雑菌が繁殖して黄ばみの原因になります。
一度黄ばんでしまうと落ちづらくなるので、着た後にできる黄ばみを抑える方法をご紹介します。
Tシャツの黄ばみ対策を理解して、お気に入りの服をながく着られるようにしましょう!
こまめに洗濯をする
Tシャツが黄ばんでしまう原因は、脱いだ後にそのまま放っておくことで、Tシャツについた汗や皮脂が酸化してしまうことです。
基本的なことですが、汗をかいた日は置いたままにせず、はやめに洗濯することを心がけましょう。
汚れたまま置いている時間が短ければ、黄ばみ予防になります。
衣替え時にしまい洗いをする
しまい洗いとは衣替えの前にしっかりと洗いなおすことです。
じつはこまめに洗濯しても、落としきれずに残っている見えない汚れがあります。
来年の衣替えの時に取り出したら黄ばんでいて「もう着られない…」なんてことになったら悲しいですね。
しまい洗いの時は、普段つかっている洗剤と、衣類用の酸素系漂白剤が効果的といわれています。
全体をつけおき洗いしたり、黄ばみやすい脇や首まわりなどに直接塗布して、しっかり洗いましょう。
Tシャツの素材によっては、家で洗濯ができないものもあるので、洗う前に必ず洗濯表示を確認するよう注意してください。
あきらめないで!Tシャツの汗ジミや黄ばみの落とし方
いろいろと対策しても「黄ばみがでてしまった」という経験はあるのではないでしょうか。
汗や皮脂の汚れは目に見えないので、なかなか難しいですよね。
そこで黄ばみがでてしまったあとの落とし方を3つご紹介します。
最後まであきらめずに、お気に入りの服を着て好きなファッションを楽しみましょう。
食器用洗剤でもみ洗い
食器用洗剤は油汚れを落とすのに優れており、皮脂汚れにも効果があるといわれています。
ついてしまった黄ばみに、普段つかっている食器用洗剤を直接つけて、優しくもみ洗いすることで汚れを浮かびあがらせます。
その後、40~50度くらいのお湯ですすぎ、いつも通りに洗濯すれば完了です。
酵素系漂白剤でつけおき洗い
酵素系漂白剤は、落ちにくいタンパク質や脂質などの汚れを分解し、落としやすくしてくれます。
服の繊維も傷めにくく、黄ばみなどの汚れだけを落とせるメリットがあります。
酸素系漂白剤を40~50度くらいのお湯に溶かし、衣服をいれて30分程度つけおきをします。
その後、いつも通りの洗濯をするだけです。
ひとつ前にご紹介した、食器用洗剤の方法と併用することで、より効果が期待できます。
皮脂よごれに特化した襟袖よごれ洗剤をつかう
襟袖汚れ洗剤は、黄ばみの原因である皮脂汚れに特化した洗剤です。
弱アルカリ性の性質があり皮脂汚れを落としてくれます。
襟袖汚れ洗剤には固形タイプと液体タイプがあります。
どちらも落としたい黄ばみに直接つけ、商品に記載されている時間だけ置いておきます。
その後、いつも通り洗濯するだけです。
Tシャツの汚れには汗や皮脂の汚れ以外にもあるので、油断ができませんよね。
以下のコラムでは食べこぼしなどの染み抜きする方法をまとめているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
きれいに落とすTシャツの染み抜き方法!ポイントと注意点も詳しく解説!
まとめ:しっかり汗ジミ対策をしてTシャツコーデを楽しもう!
今回はTシャツの汗ジミについて以下をご紹介しました。
・汗ジミが気になる場所
・汗ジミに効果的な対策
・汗ジミが目立たない服えらびのコツ
・Tシャツの汗ジミや黄ばみを抑える注意点
・Tシャツの汗ジミや黄ばみの落とし方
「Tシャツは着たいけど、暑くなってくると汗ジミが気になる…」という方も、ご紹介した内容を普段の生活に取り入れれば、できるだけ目立たなくさせられます。
どれも気軽に取り入れられるやり方なので、汗ジミが気になる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
暑い季節もTシャツの汗ジミ対策をしっかりして、自分の好きなファッションを楽しみましょう!
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