最終更新日: 2024年07月25日

ポリエステルTシャツはスポーツ向き?その理由から綿との違いまでを徹底解説

いよいよ夏本番。
今年の暑さ対策はもう準備できていますか?

特に日常的にスポーツをする人にとっては、十二分に注意しなければならない季節がやってきます。

暑さを少しでも軽減させるために、水分や塩分の補給だけでなく、着る物もこだわって選びましょう。

そこで今回は、スポーツウェアに使用されることが多いポリエステルについて紹介。

ポリエステルTシャツがスポーツに向いてる理由や綿との違いまでを詳しく解説していきます。

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Tシャツの素材で用途が変わる?

スポーツを始めるとき、普段着として着ていたTシャツを使ったら、なんだか着心地が悪かったという経験はありませんか?

普段着、お出かけ、仕事、スポーツ、アウトドアなど、とにかく活躍シーンが多いのがTシャツの魅力ですが、これらのシーン全てを1枚のTシャツでまかなうのはとても難しいことです。

その理由は、用途に合わせてTシャツを作る素材を変えているから。

スポーツの時間を少しでも快適に過ごせるように、そして少しでも動きやすくなるように、Tシャツの素材は非常に重要なポイントとなります。

<Tシャツに使用される主な素材>

  • 綿(コットン)
  • 合成繊維ポリエステル
  • リネン
  • リヨセル
  • レーヨン
  • 混合素材など

では、具体的にそれぞれの素材にはどのような特徴や適した用途があるのでしょうか。
以下のコラムではそれぞれの素材別に詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Tシャツの素材や生地にはどんな違いがある?選び方も解説!


 

スポーツTシャツにポリエステルが多い理由

素材によって向き不向きがある中で、スポーツ用Tシャツにはポリエステルが使われていることが多いです。

ポリエステルはサラッとした肌触りとやや光沢感のある見た目が特徴の合成繊維。

スポーツ用品店で買ったTシャツや、スポーツ用として販売されていたものを買った経験がある人は、気づかぬうちにポリエステルのTシャツを着ているかもしれません。

ではそもそもなぜ、スポーツ用Tシャツにはポリエステルが使われるのでしょうか。

ここからは、その理由を詳しく解説していきます。

ポリエステルは速乾性に優れている

スポーツTシャツにポリエステルがよく使われる1つ目の理由は、速乾性に優れているため。

ポリエステルは原材量に石油が使われており、生地の繊維の中に水が入りにくいという特徴があります。

そのため、汗や水が生地に触れてもすぐに拡散し蒸発します。

スポーツをする中で、必ず気になるのが汗の存在。

汗をたくさんかくことで、Tシャツが体に張り付き、着心地の悪さや動きにくさを感じますし、汗で濡れたままのTシャツを着たままスポーツを続けると、風邪を引いてしまう可能性もあります。

速乾性に優れたポリエステルはそんなスポーツ時の問題を解消し、汗をかいてもサラッと快適な着心地をキープしてくれますよ。

また、乾きやすいという特徴は、洗濯してもすぐに使えるというメリットにも繋がります。

例えば洗い替えのTシャツがない場合に、洗濯してすぐに同じTシャツを繰り返し使えたり、乾きにくい梅雨の時期には、特に強い味方です。

ポリエステルは洗濯に強い

スポーツTシャツにポリエステルがよく使われる2つ目の理由は、洗濯に強いから。

他の素材に比べて繊維が丈夫なので切れにくく、また型崩れも少ないので、耐久性に優れています。

スポーツ時に着用したTシャツは、既述のように汗をたくさんかいているので、1回着たら必ず洗うという人が多いはず。

また、ユニフォームとして着用している人は、同じものをできるだけ長く使用しなければならないという条件もあります。

何度も繰り返し洗濯するうちに、どうしても劣化が早くなってしまうTシャツがある中で、洗濯する機会が多いスポーツTシャツにポリエステルが使用されているのは当然とも言えるでしょう。

ポリエステルはシワになりにくい

スポーツTシャツにポリエステルがよく使われる3つ目の理由は、シワになりにくいから。

衣類を何度も洗濯をする場合、アイロンがけの必要性があるかどうかも非常に重要なポイントです。

暑い夏はただでさえ洗濯するものが増えて大変なのに、同じ数だけアイロンが必要となるのは、決して嬉しい作業ではありませんよね。

ポリエステルには元の形状を保つ性質もあるため、シワになりにくく、面倒なアイロン掛けの必要がなくなります。

ポリエステルは変色しにくい

スポーツTシャツにポリエステルがよく使われる4つ目の理由は、変色しにくいから。

野外で行うスポーツでTシャツを着用する場合、避けては通れないのが太陽の光です。

ですがポリエステルはもともと光を通しにくく、紫外線を遮る性質を持っている繊維。

光の影響を受けにくいため、野外で長時間、高頻度で使用していても変色しにくいのです。

ポリエステルは保管しやすい

スポーツTシャツにポリエステルがよく使われる5つ目の理由は、保管しやすいから。

頻繁に使用するTシャツがある一方で、例えば「大会のときにしか使用しない」というような登場回数が少ない特別な存在としてTシャツを使いたい人も多いはず。

その場合、重要になるのが保管のしやすさ。

原料に石油を使用しているポリエステルは、他の素材に比べて虫が寄り付きにくいので、長期間タンスの中で保管していても、虫喰いの心配を減らすことができます。

また、既述のようにシワにもなりにくく、防虫剤による変色の影響も受けにくいことから、いざ必要になったときすぐに着用することができます。

●保管の前には必ず洗濯を
いくらポリエステルだからといって、絶対に虫が寄り付かないという訳ではありません。特に、食べこぼしがある場合には害虫の被害を受けてしまうことがあるため、必ずきちんと洗濯をした上で保存するようにしましょう。

一方でデメリットも

スポーツウェアとして優れた性質を持つポリエステルのTシャツですが、一方で次のようなデメリットもあります。

  • 毛玉ができやすい
  • 静電気を帯びやすい
  • 熱に弱い
  • 綿に比べると肌触りが劣る
  • 汚れを吸着しやすい

汗や水をすぐに乾かしてくれるポリエステルですが、実は汚れを吸着しやすいという特徴も持ち合わせています。

そのため、こまめな洗濯や洗浄力の強い洗剤を使うなども、ポリエステルTシャツを長く使用する上では重要なポイントです。

 

綿との違い・使い分けは?

これまで、スポーツTシャツにポリエステル素材が多い理由を紹介してきましたが、どんな人にとってもポリエステルTシャツが良いとは言い切れません。

綿素材との違いを知り、自分に合ったアイテムを選んで使い分けするのがおすすめです。

着心地重視なら綿

スポーツのときでも着心地を一番に重視したい人は、綿で作られたTシャツを選びましょう。

綿は植物から取れる繊維なので、敏感肌の人にとっては、化学繊維のポリエステルよりも不快感を感じず長時間涼しく着ることができます。

水を含みやすく吸水性に優れているため、汗をかくスポーツのシーンでも安心です。

ただし、なかなか乾きにくい、日光に当てすぎると変色しやすい、縮んだりシワになりやすいというデメリットも持ち合わせているので注意しましょう。

どっちも捨てきれない人は混合素材

混合素材は、これまで紹介した綿やポリエステルを含む複数の素材を組み合わせて作った素材です。

デザインによってあえて混合素材が使われることも多く、この複数の素材の割合を調整することで、Tシャツそれぞれの着心地の良さや乾きやすさが変わります。

つまり素材のブレンド次第で、綿の持つ肌触りや吸水性の良さと合成繊維ポリエステルの耐久性や速乾性の良さなど、両方の良さが生かされたTシャツに。

「肌触りの良さも捨てきれない…でも早く乾いた方が良い…」と、どちらの条件も捨てきれない人は、混合素材を選ぶのも良いでしょう。

<混合素材ブレンド例>

  • どちらかというと着心地派の人は・・・綿80%:ポリエステル20%
  • どちらかというと吸汗速乾派の人は・・・綿20%:ポリエステル80%
  • 着心地・吸汗速乾性どちらも欲しい人は・・・綿45%:ポリエステル55%

 

ポリエステルTシャツはUP−Tでも!

UP-TでオリジナルTシャツを作ろう

スポーツシーンにおすすめなポリエステルを使用したTシャツは、誰でも簡単にオリジナルTシャツが作れるUP−Tでも販売しています。

「ドライTシャツ 00300-ACT glimmer」
通常価格 2,805円(税込)
無地価格 314円(税込)

吸汗性と速乾性に優れたポリエステル・メッシュ素材を使用しており、スポーツシーンにに最適。バリエーション豊富なアイテムで、カラーは全50色、サイズは全12サイズから選べます。

もちろん、この「ドライTシャツ 00300-ACT glimmer」を、好きなようにデザインして、オリジナルTシャツを作ることもOK。

スポーツ仲間でお揃いのTシャツを作りたいと思っている人も、機能性とデザイン性をどちらも叶えることができますよ。


また、オリジナルTシャツが作れる業者については、こちらの記事にまとめてありますので、ぜひ比較しながら選んでみてくださいね。
▶︎【2023年最新版】おすすめのオリジナルTシャツ業者ランキング31選まとめ!


 

まとめ|ポリエステルTシャツは使い分けが大切

オリジナルTシャツならUP-T!

ポリエステルがスポーツ用Tシャツに多く採用されている理由を紹介してきましたがいかがでしたか?

素材にはそれぞれ向き不向きがあり、その特徴を理解して上手に使い分けることで、快適な着心地やTシャツの寿命を延ばすことに繋がります。

また、Up-TではオリジナルのTシャツが1枚から製作可能です。

暑い夏でも過ごしやすく、素材からデザインの好みまで理想が詰まったTシャツを実現させませんか?

初心者でもスマホでできる専用デザインツールがWeb上にありますので、詳しい作り方や注文方法は、下記のリンクから気軽にチェックしてみてくださいね。

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。
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