最終更新日: 2025年08月18日

誰でも簡単!Tシャツの黄ばみや臭いを熱湯で解決する方法とは?

「お気に入りのTシャツが黄ばんでしまった。」
「洗濯をしてもTシャツの臭いが消えない。」
「黄ばんでしまったTシャツは捨てるしかない?」
こういった悩みや疑問に答える記事です。

Tシャツを長く着用していると、首元が黄ばんでしまったり嫌な臭いが取れなくなってしまうことってありませんか?
Tシャツの臭いや黄ばみが気になってしまうと、せっかくのお出かけも楽しめなくなってしまいます。
Tシャツの臭いや黄ばみは通常の洗濯では中々落ちにくいですが、実は熱湯を使用することで簡単に除去することができます。

そこで今回は、オリジナルTシャツUP-Tが、Tシャツの臭いや黄ばみを熱湯を利用して除去する際のやり方や注意するポイントについて解説します。

 

 

Tシャツの黄ばみや臭いの原因は?

気づいたらTシャツが黄ばんでいたり、イヤなにおいが取れなかったり…そんな経験はありませんか?
実はこれらには共通する原因があります。
まずはTシャツが黄ばみやすい・においやすい理由を知り、根本からの対策につなげていきましょう。

Tシャツが黄ばんだりイヤな臭いが残ってしまうのは、「汗」そのものが原因ではありません。
汗自体はほとんど無臭ですが、皮脂や汚れと混ざり合ったときに雑菌が繁殖し、その分解によって発生する物質がにおいの正体です。

特に夏場は汗をかいた衣類をそのまま放置してしまいがちですが、通気性の悪い場所で濡れた状態のままにしておくと雑菌が一気に増え、強い臭いにつながります。
日中着ていたTシャツを脱いだら、できるだけ早く洗濯することが大切です。

さらに、洗濯槽にカビが潜んでいるケースもあります。
洗濯しているはずなのに衣類に黒いカスや白い斑点が付着する場合、それはカビのサイン。
洗濯槽の汚れが原因で衣類に臭いやカビが移ってしまうのです。
きれいにするはずの洗濯で逆に雑菌を広げてしまわないためにも、定期的な洗濯槽クリーニングは欠かせません。

また、衣類がしっかり乾いていないこともよくある原因のひとつ。
湿った状態は雑菌が最も繁殖しやすく、臭い残りを引き起こします。
風通しのよい場所でしっかり乾かし、できれば日光の殺菌作用も活用しましょう。

そして見落としがちなのが「洗濯の仕方」。
洗濯物を詰め込みすぎると水や洗剤が行き渡らず、汚れが落ち切りません。さらに洗濯機が古くなると、脱水や洗浄力が落ちて雑菌が残りやすくなります。
洗剤や柔軟剤の量を守ること、洗濯機のメンテナンスを行うことも、においや黄ばみを防ぐ基本です。


Tシャツの正しい洗濯方法については、こちらのコラムで詳しく解説しています。
臭いももちろんですが、正しく洗わないとTシャツはすぐに劣化してしまいます。
正しい洗濯方法を理解して、お気に入りのTシャツを長持ちさせましょう。
プリントTシャツの洗濯方法は?長持ちさせるコツをご紹介!|オリジナルTシャツのUP-T


 

Tシャツの黄ばみの落とし方

白Tシャツにうっすらと浮かび上がる黄ばみ。
汗や皮脂が原因とはいえ、普通に洗濯してもなかなか落ちてくれません。
ここでは、家庭にあるものでできる4つの黄ばみ落とし方法をご紹介します。
使うアイテムやTシャツの素材によって使い分けましょう。

漂白剤

Tシャツの黄ばみに最も効果的なのが漂白剤です。
黄ばみの原因である皮脂やたんぱく質汚れ、食べこぼしなどを分解して、白さを取り戻してくれます。
漂白剤を用いて黄ばみを落とす方法は「塗り洗い」と「つけおき洗い」の2種類です。
黄ばみが部分的な場合は「塗り洗い」、広範囲・頑固な汚れには「つけおき洗い」がおすすめです。

■塗り洗い
酸素系漂白剤を黄ばみ部分にまんべんなく塗り、軽くこすってから5分ほど置きます。
その後、洗濯機で通常通り洗いましょう。
強く擦りすぎると生地を傷めるので注意を。

■つけおき洗い
白Tシャツ全体が黄ばんでいる場合は、酸素系漂白剤をなじませたあと、40℃のお湯に20分~1時間ほどつけおきします。
汚れが分解されたら、洗濯機で洗い、風通しの良い場所で乾かしてください。

重曹

重曹(炭酸水素ナトリウム)は、安価で手に入りやすく、自然由来の成分で構成された洗浄剤です。
肌にやさしく、小さな子どもやペットがいる家庭でも使いやすいため、日々の洗濯にも取り入れやすいアイテムといえます。

重曹は弱アルカリ性で、汗や皮脂などの酸性汚れを中和する働きがあります。
黄ばみだけでなく、ニオイや軽い除菌効果も期待できるため、Tシャツのメンテナンスにも効果的です。
ただし、水では効果が弱まりやすく、40℃程度のお湯に溶かして使うことで、本来の洗浄力を引き出すことができます。

使用方法は、「つけ置き洗い」と「擦り洗い」の2通りあります。

◾︎つけ置き洗い
バケツや洗面器に40℃程度のお湯を張り、適量の重曹を溶かしてTシャツを約1時間浸け置きします。
その後は通常通り洗濯してください。

◾︎擦り洗い
重曹に少量の水と中性洗剤を加えてペースト状にし、白Tシャツの黄ばみ部分に塗ります。
配合の目安は重曹3:水1、そこに食器用中性洗剤を数滴加えると効果的です。
塗布後は、歯ブラシなどでやさしくなじませるように擦り、30分以上置いてからお湯で洗濯します。
生地を傷めないよう、強く擦りすぎないことと、同じTシャツへの繰り返し使用は控えるようにしましょう。

弱アルカリ性洗剤

Tシャツの黄ばみや汗ジミは、皮脂汚れが酸化することで発生します。これを落とすには弱アルカリ性洗剤が有効で、皮脂を中和して分解しやすくしてくれます。
粉末洗剤や固形石けん、重曹などを40℃程度のお湯に溶かし、通常通り洗濯しましょう。
頑固な場合は固形石けんを直接塗り込んでから洗うと効果的です。

煮沸

洗濯機ではなかなか落ちない、イヤな黄ばみやツンとした汗ジミには「煮洗い」が有効です。
昔ながらの方法ですが、試す価値ありですよ。
鍋に水と粉末洗剤(規定量の約2倍)を入れ、Tシャツを浸して火にかけます。
沸騰したら弱火で約15分煮て、水ですすいで軽く脱水すれば完了。
煮沸によって繊維が膨らみ、黄ばみや汗ジミが浮き上がって落ちやすくなります。

 

Tシャツの黄ばみや臭いを熱湯で除去する際の注意点

熱湯で黄ばみや臭いを落とす方法を紹介する前に、熱湯をTシャツにかける前に注意するポイントについて解説します。
注意するポイントを事前に抑えていないと、Tシャツが着用できなくなってしまう可能性もあるため、しっかり確認しておきましょう。

Tシャツの素材に注意

まず初めに、熱湯を使用する前にTシャツの素材を確認しましょう。
熱湯をかけることでTシャツの臭いや黄ばみを除去できますが、熱湯が使用できるTシャツの素材は綿素材のTシャツのみ

ポリエステルなどの化学繊維のTシャツは熱に弱いため、熱湯をかけてしまうとシワシワになってしまう可能性が高いです。
そのため、熱湯を使用する前にTシャツの素材を見て、素材にポリエステルなどの化学繊維が含まれていないことをしっかり確認する必要があります。

熱湯をかけると縮む可能性がある

綿素材のTシャツは、熱湯をかけると縮む可能性がある点にも注意が必要です。
綿は熱することで綿の繊維が膨張し、乾燥する際に縮みます。

熱湯で熱を加える時間が長ければ長いほど縮みやすくなるため、Tシャツをあまり縮めたくないという方は、長い時間熱湯に漬け込みすぎないように注意しましょう。

Tシャツの黄ばみや臭いを熱湯で解決する方法とは?

注意するポイントを確認したら、早速臭い・黄ばみを除去していきましょう。
まずは黄ばみを除去する方法から解説していきます。

熱湯で黄ばみを除去する方法

【用意するもの】

  • 熱湯(約60度)
  • 食器用洗剤
  • お湯をためられるもの(洗面器等)

【やり方】

①食器用洗剤と水を混ぜて希釈液を作ります。
 食器用洗剤1に対して、水4くらいの割合で希釈液を作りましょう。

②希釈液ができたら、希釈液にTシャツの黄ばんでいる部分を浸してもみ洗いをします。

③もみ洗いが終わったら、Tシャツ全体がつかるくらいまで熱湯をかけ、1時間放置しましょう。
④1時間放置したら、希釈液ごと洗濯機に入れて普段どおりの洗剤・柔軟剤を使用して洗濯します。
⑤洗濯が終了したら、Tシャツを干して乾いたら終了です。

Tシャツの黄ばみは、以上の手順で洗濯をすることで簡単に除去できます。
普段の洗濯に一手間加えるだけで黄ばみが除去できるため、ぜひ試してみてください。

熱湯でTシャツの臭いを除去する方法

【用意するもの】

  • 熱湯(80度以上)
  • お湯を溜められるもの(洗面器等)
  • ラップ

【やり方】

①やかんやケトルなどでお湯を沸かす。
②Tシャツの上からお湯をかけ、熱湯に浸す。
③上からラップをかけ、15分程度つけおきする。

④普段通り洗濯する。

⑤Tシャツを干して、乾いたら完了。

Tシャツの臭いの原因は、雑菌や細菌です。
雑菌や細菌などの臭いの原因菌は、熱に弱いため熱湯を使用することで簡単に除去できます。
上記のお湯に浸ける方法以外にも、Tシャツを鍋に入れて煮沸消毒する方法もあります。

沸かしたお湯をかけるか、Tシャツを鍋に入れて直接煮込むか、お好みの方法で臭いを除去してみましょう。

 

Tシャツの黄ばみや臭いを予防するには?

Tシャツの黄ばみや臭いは、普段のケアや着用時に工夫をすることで防ぐことができます。
少しの手間でTシャツの黄ばみや臭いを対策できるので、気になる方はぜひ実践してみてください。

具体的な対策の方法3つを紹介していきます。

肌着を着用する

Tシャツの黄ばみや臭いを防止するなら、Tシャツの下に肌着を着用するのがオススメです。
なぜなら、Tシャツの臭いの原因である細菌は、汗や皮脂などの汚れを養分として繁殖するから。

その為、Tシャツの下にタンクトップなどの肌着を着用することでTシャツと地肌が直接当たる面積を減らし、皮脂の付着によるTシャツの黄ばみやTシャツの臭いの付着が防げます。

肌着はTシャツと比べて安価で購入でき、Tシャツの下に着用するだけでお気に入りのTシャツを臭いや黄ばみから守ってくれます。
Tシャツを長く着用したいという方は、ぜひ肌着の着用を試してみましょう。

洗濯乾燥後にアイロンをかける

臭いの防止には、洗濯乾燥後にアイロンをかけるのも非常にオススメです。
その理由は、アイロンの熱によってTシャツについた細菌を殺菌できるから。

具体的なやり方は、干して乾いたTシャツを取り込んだら、収納する前に一度アイロンがけをしてから収納しましょう。
収納前に一手間加えることで、Tシャツの臭いを防止していつでも気持ちよくお気に入りのTシャツが着用できるようになります。

洗濯物を溜め込みすぎない

黄ばみや臭いの付着を防止するなら、洗濯物を溜め込みすぎないように注意しましょう。
何故なら、黄ばみの原因は皮脂が酸化した物であり時間が経つほど落ちにくくなるから。

また、洗濯槽いっぱいに衣類を詰め込んでしまうと、しっかり汚れが落ちない可能性もあります。

臭いや黄ばみの付着を防ぐには、Tシャツを着用したらなるべく早く洗濯をするようにし、なるべく洗濯物を溜め込まないようにしましょう。


Tシャツの中でもプリントTシャツは、黄ばみだけでなくプリントの劣化も気になりますよね。
こちらの記事ではプリントTシャツを長持ちさせるお手入れ方法をご紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
正しいお手入れでお気に入りを長く使いましょう♪
プリントTシャツの洗濯方法は?長持ちさせるコツをご紹介!


 

Tシャツの黄ばみに関するよくある質問

「首元の黄ばみがなかなか取れない…」「もう時間が経っているけど落ちるの?」などTシャツの黄ばみの質問に答えていきます。

時間が経った黄ばみはどうやって落とす?

長期間放置した黄ばみは、通常の洗濯で落ちなかった皮脂が、時間の経過とともに空気中の酸素と酸化したことが原因です。
そんな頑固な黄ばみに効果的なのが、「台所洗剤+過炭酸ナトリウム+スチームアイロン」を使った方法です。

▼時間が経った黄ばみの落とし方
 1.  過炭酸ナトリウム・台所洗剤・水を1:1:1の割合で混ぜ、ペーストを作ります。

2.  歯ブラシで黄ばみ部分にペーストを 塗布します。                                     強くこする必要はなく、やさしく馴染ませる程度でOKです。

3. すぐにスチームアイロンを当てる
熱によって過酸化水素が分解し、黄ばみ色素を無色化します。
まるで魔法のように白くなっていきます。

4.  すすいでから乾かす
仕上げは、陰干しがおすすめ。紫外線による再黄ばみを防ぎます。
この方法は、繊維の奥にこびりついた黄ばみまでしっかり分解でき、縫い目の奥まで白く仕上がるのが特徴です。
ただし、スチームアイロンの高温や漂白成分に弱い素材には不向きなので、必ず洗濯表示を確認してから行いましょう。

首元の黄ばみはどうやって落とす?

首元は皮脂や汗が特に付きやすく、気づかないうちに黄ばみが蓄積しやすい部分です。
シーズン終わりにそのまま保管してしまうと、変色が進む原因にもなります。
理想的なのは、長期保管する衣替えの時期だけでも、クリーニングに出すことです。
保管サービス付きのクリーニングなら、次のシーズンまで預けられます。

自宅でケアする場合は、ウタマロ石鹸を使った方法が手軽で効果的です。
ウタマロ石鹸は弱アルカリ性で皮脂汚れに強く、さらに蛍光増白剤が入っているため、白をより明るく見せてくれる効果があります。

▼ウタマロ石鹸を使った首元の黄ばみ落としの方法
1.  首元の黄ばみ部分を水で濡らす
2. 黄ばみ部分が薄く緑色になるまで石鹸を塗り込む
3. 繊維になじませるようにしっかり揉み洗いする
4. そのまま洗濯機で通常通り洗濯する

買い替えならUP-TのオリジナルTシャツがおすすめ!

UP-TならオリジナルTシャツが1,000円で制作できることをPRするAKB48

お気に入りのTシャツが黄ばんでしまい、どうしても落とせないときは、思い切って新しい1枚を作ってみるのはいかがでしょうか。
UP-Tなら、高品質なオリジナルTシャツが1枚から送料無料・低価格で作れます!
作り方はとても簡単◎素材やサイズを選び、簡単デザインツールでスタンプやテキストを組み合わせるだけです。

サイズはキッズからXXLまであり、なんと163種類のTシャツから選べます。
生地やプリントの仕上がりにもこだわっており、長く愛用できるのも魅力です。
5枚以上なら1枚1,000円から作れるので、友達や家族とのお揃いにもぴったりです。

 

まとめ:Tシャツの黄ばみは頑固!新しく買い替えるのもあり◎

オリジナルTシャツ作成ならUP-T

Tシャツの黄ばみは、皮脂や汗が原因のしつこい汚れです。
酸素系漂白剤や重曹、酵素入り洗剤などである程度は落とせますが、時間が経ったものや繰り返し着用したTシャツは完全に白く戻すのが難しいこともあります。

そんなときは、思い切って新しく買い替えるのもひとつの方法。
高品質で低価格で手に入る、UP-TでオリジナルTシャツを作ってみるのもおすすめです。
デザインツールで簡単に作成でき、1枚からでも送料無料。
高品質な仕上がりで、5枚以上なら1枚1,000円からとコスパも抜群です。
落ちない黄ばみに悩むより、自分好みの新しいTシャツで気持ちよく過ごしましょう。

UP-TでオリジナルTシャツを作成してみる!
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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。
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