最終更新日: 2024年07月23日

Tシャツ収納はたたまない方がいい?衣類の寿命を伸ばす上手なしまい方とは

素材や形状、色を変えることで一年中使えるTシャツ。

ですが、収納方法に失敗してしまい、お気に入りのTシャツをダメにしてしまったという経験はありませんか?

そこで今回は、収納方法の1つ「たたまない収納」について紹介していきます。

しまい方一つでTシャツの寿命を伸ばすこともできますので、Tシャツ好きの人はもちろん、衣類にかける予算を減らしたいと考えている人も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

オリジナルTシャツをデザインする

 

Tシャツ収納はたたまない方がいい?

Tシャツに限らず、衣類の収納は家庭や個人の生活によってもさまざまです。

たたんだり巻いたりして衣装ケースやタンスにしまったり、ハンガーにかけてクローゼットで保管したり、どうせまた着るのだからと干したものをそのまま積み重ねて置いている、という人もいるかもしれません。

では、活躍シーンが多いTシャツには本来どのような収納が適しているのでしょうか。

たたまない方が良い理由

結論から言ってTシャツの寿命をできるだけ長くしたいなら、たたまない方がおすすめです。

その理由はたたむことでTシャツに折り目がつきシワが癖になってしまうから。

とにかく衣類の量が多く、ついつい衣装ケースやタンスに詰め込みすぎてしまうという人は特に注意です。

どれだけ綺麗にたたんで収納したつもりでも、次に着ようと思ったときにはくしゃっくしゃになっていたり、奥に追いやられて「そういえばあのTシャツどこに行ったんだろう…?」なんてことにも。

特にプラスチック製の衣装ケースには湿気を逃す機能がほとんどなく、カビの繁殖や虫食いの恐れが多いことも覚えておきましょう。

<タンスにはカビや虫食いの心配はない?>
プラスチック製の衣装ケースに比べ、タンスにはカビや虫食いの心配がないと思っている人も多いですが、その認識は危険です。
タンスと一口に言っても、その素材や作り方はさまざま。カビや虫食いに強いものは「桐」という木材を使った非常にグレードの高いものに限ります。
昔は嫁入り道具とされていた桐箪笥ですが、現代では持っている家庭の方が少ないかもしれません。
「うちは衣装ケースではなくタンスだから問題ない」と安易に判断せず、まずは素材を確認した上で、湿気取りや防虫剤を一緒に中に入れることをおすすめします。

たたんで収納した方が良い服もある

Tシャツはたたまずに収納するのがおすすめな一方で、衣類によってはたたんで収納した方が良い場合もあります。

例えば、セーターやトレーナー、肌着、Gパンなどの折り目やシワがあまり気にならないアイテム。

肌着は基本的には人から見えないものですし、Gパンは使い込むことでむしろ味が出るので、多少の折り目やシワは気になりません。

さらに編み物であるセーターやトレーナーはそもそも折り目やシワが付きにくい特徴を持っているので、これらにも心配がいりません。

また、セーターやGパンはTシャツに比べてかさばりやすく重みもあるので、たたむことで省スペースでコンパクトに衣類を保管できるのが嬉しいポイントです。


「お気に入りのTシャツにシミがついてしまった・・・」という方はこちらのコラムがおすすめです。
がんこなシミを落とす方法について解説しているので、ぜひご参考ください。

洗濯しても落ちないTシャツのシミ、どうしたらいいの?頑固なTシャツのシミを落とす方法を徹底解説!|オリジナルTシャツのUP-T


 

Tシャツは吊るし収納がおすすめ

先ほど紹介したように、Tシャツは「たたまずに収納」、すなわちハンガーで吊るして収納するのがおすすめです。

ただし、物事にはメリットがあればデメリットもつきもの。

ここからは、Tシャツを吊るして収納したときのメリットとデメリットを解説していきます。

良い点と悪い点のどちらもしっかり認識した上で、アイテムや衣類の特徴によって使い分け賢く上手に収納していきましょう。

T シャツを吊るして収納するメリット

Tシャツを吊るして収納する場合の一番のメリットは、たたむことでついてしまう折り目やシワを防ぐことです。

さらに、たたまないで収納することのメリットは次の通りです。

・とにかく手間が省ける
・服が探しやすくなる

洗濯したTシャツを干すとき、ほとんどの人がハンガーにかけているはず。

クローゼットに吊るして収納すれば、たたむ手間だけでなくいちいちハンガーから外すという地味に面倒な作業もなくなるため、とにかく時短になります。

もちろん、折り目やシワがつかないため、後からのアイロン掛けも不要です。

さらに、吊るすことでTシャツの柄とクローゼット全体を見ることができるので、着たいTシャツが見つからず似たようなものをいくつも出して無駄に時間をかけてしまったり、中身がぐちゃぐちゃになったりするストレスも減らすことができますよ。

●吊るす収納に向いている他の衣類
・コート
・スーツ
・ジャケット
・ワンピース
・スカート
・シャツ
・ポロシャツ
・子ども服全般

T シャツを吊るして収納するデメリット

たたまないで収納することのデメリットは次の通りです。

・首周り部分が伸びてしまう
・肩の部分に跡がついてしまう

Tシャツを吊るして収納することのデメリットは、基本的にはハンガーとの相性の悪さによって生じます。

服の重みで首周り部分が伸びてしまったり肩の部分にハンガーの跡がついてしまい型崩れする可能性があるのです。

折り目やシワを回避しても、型崩れしたものはだらしなくカッコ悪く見えてしまいまいますよね。

これはプチプラでもハイブランドでも起こりうることですので、必ず注意が必要です。

たたまない収納は節約にも◯

たたまない収納は、節約にも繋がります。

その理由は、服が増えすぎるのを防ぐことができるから。

一つひとつは軽量のTシャツも、何枚も吊るすとかなりの重量になりクローゼットは重みでたわんでしまうため、一定数を超えると新たに収納家具を増やさなくてはなりません。

そのため、あえて吊るして収納することで、服の買いすぎを防ぐことにも繋がります。

タンスの中に気づけば何年も着ていない服がいくつもある人、普段から似たような服ばかりを買ってしまうという人は、一度服を全部出してハンガーにかけてみましょう。

買い過ぎを防いで節約できるだけなく、常々面倒に思っているタンス整理を行うチャンスでもありますよ。

たたまない収納が特におすすめの人

利点が多いたたまない収納ですが、特におすすめなのがずぼらさんミニマリストの人です。

たたまない収納は極論、タンスやクローゼットがなくてもOKであることも良いところの1つ。

簡単なハンガーラックが部屋の中に一つでもあれば、部屋干ししてそのままそこにかけておくことも可能です。

少しでも手間を減らしたいずぼらさんも、仕事が忙しくとにかく家事を削りたい人も、決まった数しか服を持たないミニマリストにも、たたまない収納はうってつけです。

ただし窓際に吊るしたり、ハンガーにかけたまま服を積み重ねるのはNG行為。

夏場は日差しがあたり日焼けやホコリ焼けで変色したり、冬場は結露が溜まることからカビの繁殖に繋がりますし、積み重ねは結局シワになるだけです。

どうしても場所がない場合には、上からカバーをかけたり結露取りを一緒に吊るすなどして対策することで、自分の生活に向いている収納が実現できます。

また、できるだけ厳選したお気に入りのTシャツだけをを持ちたいという人は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
▶︎ユニクロとUp-TオリジナルTシャツを徹底比較!どっちがいいの?

 

Tシャツの型崩れを防ぐ方法

せっかく折り目やシワを防いでも、お気に入りのTシャツが型崩れしてしまっては何の意味もありません。

ですが、吊るし方やハンガーの選び方を少し工夫するだけで、その心配は減らすことができるんです。

吊るして収納するときのデメリットを潰し、たたまない収納でTシャツの寿命を伸ばしましょう。

洗濯後に干すときにも使える簡単な方法なので、ぜひ明日から実践してみてください。

ハンガーのサイズを確認する

メンズ用やレディース用、子ども用、ゆったりめ、大きめなどTシャツにもサイズがあるように、普段何気なく使っているハンガーにもきちんとサイズがあります。

「洗濯して干したら跡がついてしまった」「着ようと思ってクローゼットから出したら跡がついていた」というのは、そのTシャツとハンガーのサイズが合ってないことが大きな原因です。

肩部分の跡にいつも悩まされている人は、まずは自宅のハンガーのサイズをチェックしてみましょう。

ハンガーは裾から入れる

ハンガーをTシャツの首から入れている人はいませんか?

いくら伸縮性があり首周りに余裕があるTシャツでも、洗濯する度に少しずつ引っ張っていては気付かないうちによれてきます。

やや面倒でも、たったこれだけの少しの工夫で、Tシャツの長持ち度合いは全く変わってきますよ。

滑りにくいハンガーを使う

ハンガーのサイズ・入れ方に注意し、それでもTシャツが型崩れしてしまう場合には、滑りにくい機能的なハンガーに変えましょう。

いくらサイズが合うものを使っていても、Tシャツの素材との相性もありますので、必ずしも防ぐことはできません。

ハンガーの中には、太さを1cm以上にしたり、ノンスリップ加工を施したり、ゴムのような素材を使うなどして、最初から滑りにくくしてある便利商品があります。

「わざわざ新調するのも…」と思ってしまうかもしれませんが、これらは100均などでも安価に購入できますので、Tシャツがダメになってしまうことを考えれば、非常に安い買い物ではないでしょうか。

もちろん、同時にずり落ちるのを防ぐことができるのでTシャツだけなく、気付くといつも落ちていてシワになっているようなブラウス類にも効果的です。

 

まとめ|Tシャツの寿命は収納の仕方次第

UP-Tなら1枚からオリジナルアイテムが作れる

Tシャツの寿命を伸ばすたたまない収納について紹介してきましたが、いかがでしたか?

一見ずぼらに思える「たたまない収納」にもきちんとした利点があり、少しの工夫でお気に入りのTシャツを長く着ることができますよ。

また、Up-TではオリジナルのTシャツが1枚から製作可能です。

自分の体型にあったTシャツが見つからない人、以前気に入っていたTシャツを再現したい人、細部のデザインまでとことんこだわりたい人は、この機会にオリジナルTシャツを作ってみませんか?

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。
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