最終更新日: 2024年03月09日

素材でどう変わるの?Tシャツに使われる素材を徹底解説!

オリジナルTシャツ

「できるだけコストをおさえてTシャツを作りたい」「普段着としても着られるくらいオシャレなデザインのTシャツを作りたい」

オリジナルTシャツを作る場合、優先されるのはコストやデザインの部分が多いように思います。
しかし、Tシャツにおいて大切な部分はそれだけではないはずです。

オリジナルTシャツを作る上で大切な要因に「着心地」を忘れている人は多いのではないでしょうか?
せっかくオリジナルのTシャツを作るなら、着心地の良いものを作りたいですよね。

着心地の良さには、「Tシャツの生地がどんな素材でできているか」という要因が大きく関わってきます。

ひとえにTシャツといっても、その素材は様々なものがあり、それぞれに着心地や着用に適したシーンがあるのです。

今回は、なかなか注目をされないTシャツの素材について

・Tシャツに使われる素材
・アパレル商品に使われる代表的な織り方

という2つの観点を、UP-Tの商品を交えながらご紹介します。

値段やデザインはもちろん、着心地にもこだわりたい!という人の要望を解消する手助けになる記事になっていますよ。

 

着心地はTシャツにとって注目すべきポイント!

「オリジナルTシャツは安くて、ある程度デザインがしっかりしていれば良いんじゃないの?」そんなふうに考えている人は少なくありません。

もちろん、コストやデザインはどちらも大切な要因だといえます。
しかし、何度も着用の機会があるようなユニフォームやチームのTシャツを作る場合、長く着ることも想定しながらTシャツを作る必要があります。

長く着ていくときに気になる部分は、やはり着心地の面ではないでしょうか?
ストレスなくTシャツを着ることができるよう、ずっと快適に着られるものを作りたいですよね。

Tシャツの着心地には、どの素材でできているのかが大きく関わってきます。
例えば

・綿100%だったら丈夫で肌触りが良いTシャツができる
・ポリエステル素材は、汗をかいてもずっとさらさら

というように、それぞれに特徴があり、それを捉えることで状況に応じたTシャツを作ることができるのです。

着心地にこだわったTシャツを作るなら、まずは素材を知るようにするのがベストなのです。

 

Tシャツの主な素材は3種類

Tシャツに用いられる素材は、主に次の3種類。

・綿(コットン)
・ポリエステル
・混合素材(混紡素材)

どれも多くのTシャツに使われる素材だけに、着心地は抜群ですが、それぞれに特徴や強みがあります。

その特徴を捉えておくと、自分がTシャツを作る際に、どの素材でTシャツを作るかを決めやすくなります。

綿(コットン)

Tシャツに用いられる定番の素材が綿(コットン)です。
非常に肌触りが良い素材で、耐久性、吸水性、保湿性に優れています。
Tシャツはもちろん、タオルや下着にも多く使われています。

■メリット

・肌触りが良いので着心地抜群
・耐久性に優れている

■デメリット

・高い吸水性がゆえに乾きにくい
・汗をかくとベタつきやすい
・洗濯をすると縮んでしまうこともある

■綿素材でできた代表的なアイテム

定番Tシャツ|00085-CVT |PrintStar

Tシャツメーカー大手のPrintstarの定番Tシャツ。
国内でもナンバーワンのシェアを誇ります。
丈夫で、どんなシーンにも対応できる綿素材のTシャツは、幅広い世代から絶大な指示を受けています。

ポリエステル

通気性と速乾性に優れ、汗をかいても快適な着心地を保つことのできるポリエステル素材。

スポーツなどのアクティブな場面や、運動量の多い飲食店などのユニフォームとして採用されることが多い素材です。

■メリット

・汗をかいても快適な着心地をキープ
・シワや型崩れが起きにくい
・害虫の被害を受けにくい

■デメリット

・独特のざらつきがある
・毛玉ができやすい
・静電気がたまりやすい

■ポリエステル素材でできた代表的なアイテム

ドライTシャツ|00300-ACT |glimmer

アクティブなシーンで活躍する機能性豊かなTシャツメーカーglimmer。
そのglimmerの商品の中でも高い人気を誇るのが、このドライTシャツです。
スポーツなどで汗をかいてもさらさらとした着心地をキープしてくれます。

混合素材(混紡素材)

上記で紹介した綿やポリエステルなどの複数の素材をブレンドしたものです。
それぞれの素材の配合バランスによって生地の特徴が変わってきます。

また、綿、ポリエステルに、なめらかな肌触りが魅力のレーヨンを配合したトライブレンドという素材があります。

■メリット

・生地の配合次第で好みの着心地のものが作れる
・複数の素材のメリットを反映できる

■デメリット

・配合比率の多い素材のデメリットも反映されてしまう
・トライブレンドは麺と同じように、洗濯すると縮みやすい

■混合素材でできた代表的なアイテム

ライトトライブレンドTシャツ|1090-01 |UnitedAthle

 

綿、ポリエステル、レーヨンの3種類の糸を使用したトライブレンド素材のTシャツ。

複数の糸を使用することによって独特な風合いが生まれ、ヴィンテージ感が漂う1枚に。
生地は非常にやわらかなため、着心地も抜群です。

 

素材と一緒に織り方にも注目!

素材と同じく、生地の織り方もTシャツの着心地に大きく関わってきます。
織り方の手法は様々で、素材によっても異なってきます。

今回紹介する折り方の手法は、次の7つです。

・平織(ひらおり)
・天竺(てんじく)
・鹿の子(かのこ)
・ハニカムメッシュ
・ポリエステルメッシュ
・裏起毛(うらきもう)
・裏毛(うらけ)

それぞれの特徴をおさえておくことで、Tシャツの着心地を把握することができます。
素材と同じく、Tシャツ作りの理想の着心地を求めるなら知っておいて損はない知識です。

平織(ひらおり)

縦の糸と横の糸を1本ずつ交互に織っていく手法を平織といいます。
布製品で多く使われる織り方だといえます。
特徴は頑丈で摩擦に強いという点と、通気性に優れているという点です。

平織で作られたアイテム

ハイクオリティーTシャツ|5001-01 |UnitedAthle

UnitedAthleのロングセラー。
着心地の良さと、型崩れしにくいタフなボディで長く愛されているTシャツです。
 

天竺(てんじく)

平編みと呼ばれる手法の一種です。
表面と裏面で編目が違うのが特徴です。
表側は縦方向もしくはV字型に、裏面は粗めの半円形の編み目になります。

薄くて軽いというのが天竺の最大のメリット。
さらに横方向に伸縮しやすいという点から、セーターやアンダーウェアによく使われています。
肌触りの良さや吸湿性、通気性の良さも見逃せないポイントです。

天竺編みで作られたアイテム

スリムTシャツ|DM030 |DALUC

天竺編みによって軽くしなやかな肌触りを実現しているDALUCの人気Tシャツです。
スタイリッシュなシルエットも人気の秘密です。

 鹿の子(かのこ)

重ね編みと表編みの2種類の編み方を使って作られている鹿の子。
ポロシャツやスポーツウェアでは定番となっています。

その理由は、透かし目が作られている構造で高い通気性を兼ね備えているから。
名前の由来は、模様が小鹿の皮によく似ていたというところから来ています。

鹿の子で作られたアイテム

定番ポロシャツ|00223-SDP |PrintStar

鹿の子といえばポロシャツといっても過言ではありません。
Printstarの定番ポロシャツは、オーソドックスなデザインが人気です。

ハニカムメッシュ

ハニカムメッシュは蜂の巣のような四角形の凹凸を作る、立体的な構造の織り方です。
凹凸があるため通気性は抜群に良く、さらっとした肌触りが特徴です。

吸汗・速乾性に優れているので、夏場の衣類、枕カバーやマット、スリッパなど、多くのアイテムに使われています。

ハニカムメッシュで作られたアイテム

ハニカムメッシュTシャツ|00118-HMT |PrintStar

アクティブなシーンで活躍するハニカムメッシュTシャツ。
たくさん汗をかいても、さらさらの着心地をキープしてくれます。

ポリエステルメッシュ

ポリエステル100%で作られたメッシュ生地です。
薄く軽い生地で、通気性や速乾性に優れています。
スポーツなどで使用されることの多いTシャツやポロシャツの素材として多く使われています。

ポリエステルメッシュで作られたアイテム

ドライ長袖Tシャツ|00304-ALT |glimmer

秋冬でも着ることができる長袖のポリエステルメッシュTシャツ。
夏場だけでなく、オールシーズン着用できるのが嬉しいですね。

裏起毛(うらきもう)

平織の変化形ともいえる織り方です。
生地の裏面が毛羽立っているのが大きな特徴。

毛羽立ちによって繊維の間に暖かい空気をため込むことができるようになっていて、保温性が高いというメリットがあります。

また、毛布のようなやわらかな着心地なのもポイントです。
パーカーやスウェットに多く用いられています。

裏起毛で作られたアイテム

裏起毛プルパーカー|00241-CFH |PrintStar

冬場でも暖かく着ることの出来る裏起毛パーカー。
オーソドックスなデザインなので、着る人を選びません。

裏毛(うらけ)

裏毛は、裏起毛と同じく平織の一種です。
パイル、裏パイルと呼ばれることもあります。

表面が平織、裏面がパイル状(細い糸の輪)が並んでいる織り方で、二重構造になっているのが特徴です。

表麺と裏面が異なる生地のため、表面はなめらかな質感、裏面はやわらかくて暖かい質感です。
スウェットやパーカーに多く使われています。

裏毛で作られたアイテム

スタンダードWフードプルパーカー|00188-NNH |Printstar

裏毛を使用したプルパーカー。
表面はなめらかなので毛玉ができにくくなっています。冬でも暖かく着ることができる1枚です。


着心地の良いオリジナルTシャツを作成するために、生地の素材をきちんとチェックすることが大切ですね。
素材や織り方の他、生地の厚みや生地に使われる糸など、生地選びの基本についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

オリジナルTシャツはどの生地が一番いい?あなたにピッタリなTシャツの見つけ方!


 

まとめ

オリジナルTシャツ作成ならUP-T

素材によってTシャツの着心地は大きく異なります。
デザインや値段はもちろん大事ですが、せっかくオリジナルTシャツを作るならば、気持ちよく着続けられるものを作りたいですよね。

Tシャツによく使われる素材の特徴をおさえておくだけで、ストレスなく着ることができるようになります。

作ったTシャツを着るのが屋内で汗をあまりかかないのであれば綿素材、屋外でのスポーツなどの場合はドライ素材など、用途によって使い分けることもできるのです。

UP-Tなら数多くのアイテムを取り扱っており、希望の素材でオリジナルTシャツを作れます。
着心地の良いTシャツを作りたいなら、ぜひ一度UP-Tにご相談ください!
 

素材にこだわったオリジナルTシャツを作りたいならUP-Tへ

即日!格安に1枚からオリジナルTシャツを作成するならUP-Tがおすすめ!


 

監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。
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