最終更新日: 2024年07月05日
オリジナルTシャツ作るならどの生地が良い?選び方とその特徴を紹介!
夏の必需品「Tシャツ」。
誰もが一枚は持っているアイテムではないでしょうか。
シンプルに一枚でさらっと着たり、インナーとして利用したり、重ね着をしたりと幅広い着こなしに活躍してくれるのもTシャツの魅力です。
そんなTシャツですが、
「柄も色も気に入ってるのに、なんだか気に入らない…」
こんな経験はありませんか?
それは「生地」が合っていないのかもしれません。
Tシャツは普段着や仕事着、スポーツウェアなど活躍するシーンが多い分、用途に合わせた生地選びが大切になってきます。
利用シーンと生地の種類が合っていないと、「なんだか着心地が悪い」ということになりかねません。
そこで今回は、Tシャツの良し悪しを決めるのに大切な生地の種類や特徴、その選び方のポイントまでを詳しく紹介していきます。
生地の特徴を理解し、自分にとっての「生地が良い」オリジナルTシャツを作りましょう!
Tシャツの生地が良いってどういうこと?
そもそもTシャツにおける「生地が良い」って、どういうことなのでしょうか。
これまであまり気にしたことが無かった、という人も多いかもしれません。
まずは良い生地の特徴を4つ、順番に見ていきましょう。
生地が良いTシャツはシワになりにくい
良い生地の特徴1つ目は「シワになりにくい」ことです。
初めて着たときはピンとしていたTシャツでも、回数を重ねる毎にシワがついたり、洗濯機から出すとクチャクチャになって出てくる、ということがあります。
シワがついてしまうと、少しでもシワを減らそうと引っ張ってみたり叩いて干してみたり、どうしようも無いときはアイロンを掛けたり…。
忙しい毎日を過ごすみなさんにとっては、このちょっとしたプラス作業が負担になりますよね。
生地が良いTシャツであれば、洗濯後でもシワが少なく、干したあとでもキレイな状態を保ってくれますよ。
1つ1つの作業が減るため、シワになりにくい生地は、家事の時短にも繋がります。
また、シワになりにくい生地であれば、乾燥機も怖くありません。
ただでさえ憂鬱になりがちな梅雨の時期でも、生地が良いTシャツなら気にせず乾燥機に放り込んで気分をスッキリさせましょう!
生地が良いTシャツは洗濯に強い・型崩れしにくい
良い生地の特徴2つ目は、「洗濯に強い・型崩れしにくい」ことです。
気に入ったTシャツであればあるほど着る機会も多くなり、その分洗濯の回数も増えていきます。
ですが、生地によっては洗濯したことが原因で傷んでしまったり、型崩れしてしまったりすることも。
思わず洗濯するのを避けたい気持ちにもなりますが、洗濯しなければ今度は汚れも溜まっていき、匂いの原因にもなりますよね。
洗濯に強く型崩れしにくい生地を選ぶことで、お気に入りのTシャツの形をキープしながら、いつでも清潔感のある自分でいることができます。
型崩れしにくい良い生地のTシャツならヘビロテしても大丈夫なのが嬉しいですね。
生地が良いTシャツは着心地が良い・肌触りが良い
良い生地の特徴3つ目は、「着心地が良い・肌触りが良い」ことです。
冒頭にあった「柄も色も気に入ってるのに、なんだか気に入らない…」という経験は、着心地の悪さ・肌触りの悪さが原因かもしれません。
特に夏場のような暑い時期には、1枚で涼しく過ごしたい、とにかく楽さが欲しいという理由から、Tシャツを着る人が多くなります。
暑い時期、汗をかくことで体に生地が触れやすくなるため、着心地の良さと肌触りの良さは、Tシャツの生地選びにおいてとても大切なポイントです。
また、肌触りの良さは生地表面の質感や見た目にも現れます。
肌触りの良い生地は、着たときの高級感にも繋がります。
生地が良いTシャツは長持ちする
良い生地の特徴4つ目は、「長持ちする」ことです。
形あるものはいつかはダメになってしまうものですが、できるだけ長く使えることに越したことはありません。
「気付けば何年も着ている…」というTシャツがある人は、まさにそれが良い生地である証拠とも言えます。
さらにTシャツの持ちは、洗濯方法や保管方法によっても変わります。
Tシャツに限らず、衣類には必ず洗濯表示がついていますよね。
洗濯物1枚1枚の表示を確認することは少々面倒ですが、それぞれの素材によって適した方法を取ることで、お気に入りのTシャツを自らの手で長持ちさせることができます。
オリジナルTシャツを作るなら、着心地がよく型崩れしにくい「生地がいい」Tシャツを作りたいですよね!
こちらの記事では「生地がいい」Tシャツの選び方についてさらに詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね♪
生地がいいオリジナルTシャツを作ろう!あなたにピッタリなTシャツの見つけ方を解説!
オリジナルTシャツ作りで選べる生地の種類
オリジナルTシャツを作る際、ほとんどの人を悩ませるのが、ズバリ生地の種類=素材です。
Tシャツにはさまざまな素材のものがあり、「良く分からない」という方も多いでしょう。
ここまで良い生地の特徴について紹介してきましたが、では具体的にどんな素材を選べば良いのでしょうか。
ここからは、Tシャツ作りで選べる主な3つの素材、天然素材綿(コットン)・合成繊維ポリエステル・混合素材と、その他の素材の特徴について詳しく解説していきます。
天然素材綿
天然素材綿は、ワタという植物を加工して作られた素材です。
一般的には、綿やコットンと呼ばれています。
Tシャツだけでなく、肌着やタオルなどにも多く使われており、馴染み深い素材の1つです。
最大の特徴はなんと言ってもその肌触りの良さ。
加えて吸水性が良いため、暑い夏に長時間着ていても不快感を感じにくい素材です。
さらに保湿性も兼ね備えているため、冬でも快適に過ごすことができますよ。
その一方で、シワになりやすく乾きやすいなどのマイナスな特徴もあります。
使うシーンを選んで、天然素材綿の良さを活かすようにしましょう。
合成繊維ポリエステル
合成繊維ポリエステルは、石油や天然ガスを由来として作られた素材です。
一般的に天然素材綿に比べて価格も安く、全体の生産量の中でも合成繊維ポリエステルは多く作られています。
摩擦に強いため、なんと言っても耐久性があり、お洗濯後のシワや型崩れの心配が少ないのが特徴です。
さらに合成繊維ポリエステルは、天然素材綿にはない速乾性(乾きやすさ)を持ち合わせています。
肌触りや吸水性こそ劣りますが、汗をかきやすいシーンでの着用や天気の悪い日の外干しでも安心の生地です。
その一方で、天然素材綿と同様に弱点もあり、静電気が起きやすい、毛玉ができやすい、などが挙げられます。
混合素材
混合素材は、これまで紹介した天然素材綿や合成繊維ポリエステルを含む複数の素材を組み合わせて作った素材です。
デザインによってあえて混合素材が使われることも多く、この複数の素材の割合を調整することで、Tシャツそれぞれの着心地の良さや乾きやすさが変わります。
つまり、天然素材綿の持つ肌触りや吸水性の良さと合成繊維ポリエステルの耐久性や速乾性の良さなど、両方の良さを活かすことが可能です。
「肌触りの良さも捨てきれない…でも早く乾いた方が良い…」そんな悩める人の助けにもなってくれる生地と言えます。
その他の素材
基本的には天然素材綿、合成繊維ポリエステルがメインとなりますが、Tシャツ生地に使われている素材は他にもあります。
例えばレーヨンは、木材パルプから作った再生繊維です。
天然素材綿には劣りますが、程よい柔らかさを持つ肌触りの良さが特徴です。
また、「天竺(てんじく)」や「鹿の子」などは、生地の織り方を表す名称です。
Tシャツの着心地はこの織り方や糸によっても変わるため、とことんこだわりたい人はこちらもチェックしてみてください。
オリジナルTシャツの出来栄えは生地で変わる!生地の違いを知ろう!
オリジナルTシャツ生地の選び方のポイント
オリジナルTシャツ作りで大切になる生地の選び方は、素材だけではありません。
初めてオリジナルTシャツを作る人も、これから紹介するポイントを抑えておくだけで、さらに自分好みの仕上がりにすることができますよ。
オンスで選ぶ
オリジナルTシャツの生地選びにおいて外せないのが「オンス」です。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、これは生地の重さを表す単位のことで「oz(オンス)」と表記されます。
生地の重さは厚みに比例し、着心地や耐久性にも影響しますので、実はとても重要なポイントなんです。
次の数値を選ぶ目安にしてください。
●〜4.9オンス
厚みのない薄手のTシャツが欲しい場合は、4.9オンス以下を選びましょう。
薄いので涼しさを求める夏や、楽チンさが欲しい部屋着にもピッタリです。
また、アンダーウェアとして着たいときにもおすすめできる厚みです。
●5.0~5.9オンス
量産されているTシャツは5.0~5.9オンスであることが多いです。
一般的であるため、私たちにとって馴染みのある厚みとも言えます。
5.0オンス以上であれば、耐久性も期待できます。
●6.0オンス以上
とにかく耐久性が欲しい場合は、6.0オンス以上を選びましょう。
やや重さも出てしまいますが、生地の目が詰まっており、白でも透けにくいしっかりした厚みになります。
サイズ感で選ぶ
オリジナルTシャツの良さは、好きな柄かつシーンに合わせてサイズが選べることにもあります。
Tシャツのサイズ感は、素材や厚みに並び、着ている人の印象を大きく左右する重要なポイントです。
カジュアルに着こなしたいならあえてオーバーサイズでゆるっとさせたり、きれいめに着こなしたいなら体のラインが出るようなピタッとサイズを選ぶなどの楽しみ方もできますよ。
反対に、キチンと感を出したいシーンで着るのであれば、ピッタリサイズよりもやや余裕のあるサイズ感を選ぶのがおすすめです。
オリジナルTシャツ作るなら結局どれがいい?
これまで素材の特徴や選び方のポイントについて紹介してきました。
では結局、オリジナルTシャツを作る際には、どんな生地を選べばよいのでしょうか。
その答えはとてもシンプルで、自分の目的・用途によって選べば自ずと見えてきます。
最後に、「良い生地」の条件をシーン別に紹介します。
「良い生地」の条件は用途によって変わる!
●体育祭・部活動・スポーツのシーン
汗をかくことが多い体育祭や部活動のようなシーンでは、速乾性に優れた合成繊維ポリエステルを選びましょう。
汗をかいてもさらりとした肌触りで快適に過ごせるでしょう。
耐久性も抜群なため、お洗濯が多くても長く使うことができます。
●企業イベントなどのビジネスシーン
企業イベントや展示会など、室内で着用するなら、天然素材綿か混合素材がおすすめです。
着心地が良いので、ストレスを減らしたいお仕事中でも快適に過ごすことができます。
●ちょっとしたプレゼントにするなら
プレゼントにするなら、特別感のある天然素材綿100%を選びましょう。
肌触り良し着心地良しの天然素材綿なら、喜ばれること間違いなしです。
また、天然素材綿であれば、赤ちゃんのように敏感肌の人や肌の疾患を抱える人でも使いやすいTシャツになります。
体質が原因でこれまでTシャツ選びに苦労していた人にも、心のこもったプレゼントとして贈ることができます。
まとめ
オリジナルTシャツ作るならどの生地が良い?選び方とその特徴を紹介してきましたが、いかがでしたか?
素材や折り方、糸など1つ1つを見ていくと難しく感じますが、大切なのは「自分がどう使いたいか」です。
目的と好みなどの理想をはっきりさせておくことが「生地が良いTシャツ」を選ぶ一番の近道となり、グッと選びやすくなりますよ。
それこそがまさに、オリジナルTシャツの最大の魅力とも言えるのではないでしょうか。
ぜひこの機会に、「生地の良さ」にまでこだわったオリジナルTシャツをUP-Tで作ってみてくださいね。
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