最終更新日: 2024年06月29日
オリジナルTシャツ販売時の利益率を上げる方法!Tシャツ以外のグッズについても解説
近頃多くの企業で副業が解禁され、同時に個人でできる様々なビジネスモデルが生まれました。
オリジナルデザインのTシャツやグッズ販売もまさにその一つです。
一般的に個人でのTシャツ販売時の利益率は20%〜30%程。
例えば3000円のTシャツ1枚売れるごとに、600円〜800円の利益が出ることになります。
本記事では商売の基本である利益計算と利益を上げる方法、その際に利用するべきおすすめのサービスについて解説します。
本記事を通して
- 利益の求め方とその構造
- 利益を上げるためにできることは何か?
- 利益を最大化するために利用するおすすめのサービス
が良くわかります。
ぜひ最後までお付き合いください!
Tシャツ・グッズ販売の基本、利益率の求め方
では、はじめに商売の基本とも言える利益額、利益率の求め方について解説します。
利益額
利益額は売上全体から販売する商品の原価や、販売をはじめ諸々の経費を差し引いて手元に残った金額を指します。
利益額(円)=売上金額(円)ー商品原価(円)ー諸経費(円)
利益率
利益率は売上全体に占める利益額の割合を指します。
利益率(%)=利益額(円)÷売上金額(円)×100
Tシャツ・グッズの販売利益を増やすためにはどうするか?
最後に手元に残るお金、すなわち利益を少しでも多くしたいのは言うまでもありません。
利益を多くする方法には以下の2つがあります。
- 売り上げを大きくする
- 商品原価および諸経費を小さくする
売上を上げる
では売上を大きくするとはどういうことでしょうか?
売上は客単価(購入者一人当たりの購入金額)と客数(購入者数)によって成り立っています
売上=客単価×客数
以下では売上を構成する二つの要素「客単価」と「客数」についてさらに因数分解していきましょう。
客単価を上げる
客単価は購入者一人当たりの購入金額であると説明しましたが、これはさらに細かく見ていくことができます。
客単価=一点単価×セット率
一点単価とは商品一点あたりの価格を指し、それを最大化するには以下の要素を押さえておくと良いでしょう。
- 品質
- デザイン性
- 話題性
- 希少性
品質やデザインが良いものは多少高くても納得して購入できますよね。
また、テレビやSNSで話題であったり、数が少なくて希少価値が高いものは少し割高でも手に入れたいという気持ちが沸くのではないでしょうか?
いわゆる「レア物」と呼ばれるのがその類です。
セット率とは購入者一人当たりの購入点数を指します。
これを最大化するには以下のようなケースを誘発する仕掛けが必要です。
- 色違いでの購入
- カップルや仲間同士での購入
- 業務用のまとめ買い
一人の購入者がなるべく多くの商品を購入してくれると売上が大きくなるのは言うまでもありません。
これを誘発するにはまとめ買いのキャンペーンや、お揃いでの使用を想起させるデザインや画像が効果的です。
客数を増やす
売上を大きくするには客単価のアップと合わせて客数のアップも重要な要素です。
客数は以下のように分解して考えることができます。
客数=入店客数×買上げ率
入店客数とはショップに訪れた人の人数を指し、以下のような方法で最大化することができます。
- 集客に強いECモールやネットショップを使う
- 集客の多いリアル店舗を構える
- SNSなどを利用して集客する
このようにもともと集客の多いところに店舗を構えるという方法と、現代ではSNSや広告をはじめとした販売促進活動によって外からお客を連れてくるといった方法もあります。
買上率とは入店客のうちに締める買上客の割合を指します。この数字は以下のような方法で高めることができます。
- 旬なデザイン
- 希少性
- 必要性
- 期間限定割引
このように「今買うべき理由」がある商品ほど購入者は迷わず即決してくれるでしょう。
コストを下げる
利益を上げる方法にはもう一つ、商品原価や諸経費といったコストを下げるという方法があります。
失敗しやすいコストの下げ方をしてしまうと、商品の品質が下がり売れにくくなってしまう可能性もあります。
以下のコラムではオリジナルTシャツの原価を抑えるおすすめの方法について詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【裏技を教えます】オリジナルTシャツの原価を下げる方法を紹介!
仕入コストを下げる
仕入れコストを抑えるためには以下のような方法が考えられます。
- 安く仕入れられる業者を探す
- 大量に商品を作る
このようにもともと安価な商品を仕入れるという方法と、商品の発注量を増やすことで一点あたりの仕入価格を下げるという方法があります。
ただ、この二つに関しては注意が必要です。
いくら商品が安く仕入れられるからといって品質の低い商品を販売してはいけません。
商品に期待して購入してくださった購入者はがっかりして二度とその商品を購入しないだけでなく、返品を受けることもあります。
中でも最悪なのは、悪いクチコミが広がり誰もあなたの商品に見向きもしなくなる可能性もあります。
大量に物を仕入れることにも大きなリスクがあります。
まず懸念しなければならないのは仕入れた商品が全く売れずに在庫の山になる可能性です。
また商品が売れないことでキャッシュが生まれず、仕入れ代金を払えなくなり借金を抱える可能性もあります。
諸経費を抑える
諸経費についてはショップの運営体制や、適切な販売方法をとることで削減可能です。
その方法には以下のようなものがあります。
- 人件費を抑える
- 送料など雑費を抑える
- 販売手数料や家賃を抑える
個人での副業や仲間同士での運営であれば人件費はかからないと思いますので、販売や発送に関する経費がポイントになりそうですね。
Tシャツ・グッズが売れるためのポイント
オリジナルのTシャツやグッズを売れやすくするためのポイントは以下の5つ。
- ターゲット層を決める
- 売れ筋のTシャツ・グッズを作る
- デザインにこだわる
- 適切な価格設定にする
- SNS使って魅力をアピールする
なかなか作ったTシャツやグッズが売れないなと思った時は、上記のポイントを見直してみましょう。
またこれからオリジナルTシャツ・グッズのネット販売を始める人は、上記5つのポイントをしっかりと抑えて利益を作りましょう!
ターゲット層を決める
自分がデザインしたTシャツやグッズはどういう人に届けたいですか?
Tシャツやグッズの販売は、販売ツールさえ確保できれば誰でも気軽にできてしまう商売ですが、やみくもに販売していては売れません。
どの年齢層で、メンズ向けレディース向け、どういう趣味趣向を持っているか、などお客様を具体的にイメージしてターゲット層を決めましょう。
ターゲット層が明らかにできれば、販売ツールや販売価格帯などが自然と見えてきます。
売れ筋のTシャツ・グッズを作る
売れ筋商品は、オリジナルのデザインや使用するシーンによって異なります。
他のネットショップやデパートなどで市場調査をしっかりと行って、アイテムやシーン別の売れ筋は何かを把握しましょう。
デザインやシーンに関わらず人気の売れ筋品は、主に以下のアイテムです。
- Tシャツ
- トートバッグ
- タオル
すでにオリジナル品の販売を行っている人で利益が出ないな、と感じている人は、一度取り扱っている商品を見直して、売れ筋商品があるのかどうかをチェックしてみてください。
デザインにこだわる
競合と差別化をするのなら、とことんデザインにこだわりましょう。
デザインは唯一無二の個性です。
売れ行きが悪い時は、販売経路や経費を見直すだけでなく、お客様にとって魅力的なデザインになっているかどうかを見直してみましょう。
適切な価格設定にする
ターゲット層や品質に合った販売価格でないと、なかなか売れません。
例えば、「10代・20代の学生でトレンド感のあるファッションが好き」とターゲットを決めた時、販売価格を8,000円とした場合、手軽には買えない価格設定となります。
また、使用しているTシャツやグッズの元となる素材が安価で耐久性が低く、設定価格と見合っていない品質だった場合、リピーターの獲得も難しくなります。
SNS使って魅力をアピールする
SNSは販売するにあたって見過ごせないものです。
SNSを上手く使いこなせると、ファンの獲得やネットショップへの誘導など様々な利益につながります。
最近では、個人でもSNSの分析ができるツールや広告が出せるツールがありますので、SNSを使ってオリジナルTシャツやオリジナルグッズの魅力を存分に発揮しましょう!
Tシャツ・グッズの売上アップを実現する方法は?
売上アップを実現するには商品そのものの品質やデザインにより商品単価をあげることと、同時に集客が重要であることがわかったと思います。
そこで集客を集めるためにはどのようなショップを運営するかという点についてみていきましょう。
主な販売方法にはどんなものがある?
商品の販売方法には主に以下のようなものがあります。
- 直営リアル店舗で販売
- 外部業者の運営する店舗(セレクトショップ)に販売委託
- Amazon・Yahoo!ショッピングなどのECモールを利用
- BASE・STOREなどのネットショップ開設
個人でゼロからスタートする場合にはリアル店舗をもったり、卸先を開拓するのは非常に困難です。
ということはネットで販売するのが現実的な方法になります。
AmazonやYahooショッピングといった大型のECモールは圧倒的な集客数を期待できます。
反面手数料が高く、商品価格が安く、小ロットで割高な原価が必要となる個人制作の商品には向かないと言えるでしょう。
そこでおすすめはBASEやSTOREといったサービスを利用してのネットショップ開設です。
これらのサービスでは初期費用がかからないばかりか販売手数料も比較的安く抑えられるため、個人での小規模な商品販売に適しています。
中でもBASEがおすすめ
ネットショップ解説のサービスを利用する際のおすすめはBASEです。
BASEの利用には以下のようなメリットがあります。
- 初期費用0円、売れた分だけの手数料支払い
- 専門知識不要、ショップ開設は初心者にも簡単
- サイトそのものとアプリからの集客力
BASEはショップ開設数5年連続トップのネットショップ開設サービスです。
初期費用ゼロ、誰にでも簡単に始められるだけでなく、サイトの認知度や専用アプリからの集客が見込めるという点もスタートアップには非常に魅力的なポイントと言えるでしょう。
仕入コストを下げて利益率を上げるには商品の作成方法が重要
仕入コストを抑えるために、品質の低い商品の取り扱いと大量発注は危険ということは上の項目で紹介しました。
ということは、少ない数を高い品質で安く作る必要があるということになります。
Tシャツ・グッズを作るには
個人でオリジナルTシャツ・グッズを作成するには、大きく分けて以下の二つの方法があります。
- 自分で作成する
- 業者に頼む
オリジナルTシャツ・グッズの作成方法は、様々あります。
費用面や初期投資コストを考えると、自分でできるプリント技法は「アイロンプリント」「ステンシルプリント」「刺繍プリント」に限られます。
しかし、これらの方法ではデザインの自由度が高くなかったり高い品質を保つのが難しかったりと、先々多くの問題が発生しそうです。
クオリティーの高いオリジナルTシャツやオリジナルグッズを販売用に作るのであれば、業者に依頼するのが安心と言えるでしょう。
オリジナルTシャツ・グッズを作成できる業者
ここではオリジナルTシャツを作成できる業者をご紹介します。
UP-T
TMIX
ラブラボ
どの業者もTシャツをはじめ様々なオリジナルアイテムの作成ノウハウを持った業者です。
作成したいデザインやベースとなるTシャツボディの品質、プリント代込みの商品価格をよく見て、比較検討してください。
ノーリスクでチャレンジするなら「BASE×UP-T」の組み合わせ
ここまでで分かるように、オリジナルTシャツの販売には①どこで作って②どこで販売するかを以下のポイントに絞って考えなければいけません。
- 個人で
- 品質の高いTシャツを
- 大量生産することなく
- 安価な販売手数料で
- 多くの人に販売
上記のポイントをふまえると、最もおすすめなのは「BASE×UP-T」の組み合わせです。
BASE×UP-Tは連携可能
個人でオリジナルTシャツの販売に、UP-TのBASE連携が最適としたのには明確な理由があります。
UP-Tのオリジナルグッズ制作とBASEの出店の二つのサービスは連携が可能で、在庫リスクや発送コスト、労働コストを最小限に抑えられます。
具体的には、UP-TでデザインしたTシャツをそのままBASEに出品、BASEで注文が入った際にはUP-Tの工場から購入者のもとに直接発送が可能です。
こうすることで注文から製造まで、製造から発送までの工程がスムーズになり、個人で運営するショップ運営のネックとなる作業の煩雑さを回避できます。
まとめ:オリジナルTシャツ・グッズ販売時の利益率を上げるならコストを抑えよう!
このように個人でオリジナルTシャツをはじめとしたグッズを販売するには、その利益率を上げる方法や、それを実現するためのサービスの利用が不可欠です。
今回ご紹介した「BASE×UP-T」の組み合わせは忙しい個人が手軽に、かつ本格的にショップ運営するのに最適と言えるでしょう。
もし興味をお持ちいただけたようであれば、以下から詳細をご確認頂ければと思います。
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