最終更新日: 2024年07月08日
夏のTシャツの用意はいい?快適に過ごせる夏向けのTシャツ素材7選!
普段は「Tシャツの素材」について深く考えることもありません。
よほど「肌が弱い」「アトピー肌で着るものを選ぶ」以外の方は、「見た目の印象」や手持ちの服とのコーディネートを考えて選ぶと思います。
ですが、近年の気温の上昇を考えると「、少しでも快適に過ごすためにTシャツの素材にも注目したいですよね。
この記事では夏に適したTシャツ素材や色んなシーンで活躍するTシャツ素材について解説しています。
夏を快適に過ごすためにTシャツの素材について考えてみよう
「こんなに夏って暑かったかな」、そう感じることは一度や二度ではありません。
元々、湿度の高い日本の夏は、「蒸し暑い」「熱帯夜が続く」「台風が多い」などの特徴がありました。
しかしながら、近年では梅雨前から真夏日が続いたり、急に気温が下がったりするので「夏はいつから始まるのか」わからなくなっています。
早い時には、4月から半袖が必要なくらいに暑いので「本格的な夏に向けて快適な素材のTシャツ」を用意する方も多いのではないでしょうか。
Tシャツの下にインナーを着ない男性にとっては「直接肌に触れるTシャツの素材感」にはこだわりを持つ方も少なくはありません。
また、女性だからこそ気になる「着心地」や「シルエット」なども素材によって異なるので注目したいポイントです。
夏にぴったりなレディースコーデについてはこちらのコラムで詳しく解説しています。
おすすめのTシャツデザインや実際のコーデ例を紹介しているので、合わせてご参考ください。
【レディース】夏の定番Tシャツコーデ特集!|オリジナルTシャツのUP-T
夏も涼しい!Tシャツ素材
進化した繊維を使ったおしゃれなTシャツもたくさんありますが、蒸し暑くなると「見た目より機能性重視」で選びたくなるのがTシャツです。
見た目も着心地にもこだわりたいなら、Tシャツ素材に注目してみましょう。
今回はコットンやリネンなど、7つの素材の特徴を紹介していきます。
メリットやデメリットも合わせて紹介していくので、素材選びの参考にしてみてくださいね。
1、コットン
Tシャツ素材としてはもっともポピュラーな素材で、通気性が良く保温性にも優れているのでオールシーズン活躍します。
それだけではありません、吸湿性・通気性に優れているため、汗をかいてもすぐに吸収・発散し肌を清潔に保つことができます。
肌触りがよく、着ごこちはなめらかでリラックス感があるのも特徴です。
繊維自体がやわらかいので、素肌に触れてもざらつきを感じることはありませんし、老若男女問わずに長く愛用できる素材です。
一般的にTシャツは「天竺織」と呼ばれる生地ですが、スムース、ガーゼ、エアニットなど織り方によって生地の厚みを変えることができます。
誰もが不快感を感じずに着用できる生地ですので、暑い夏でも活躍することは間違いありません。
ただ、水を含んでしまうと生地が重くなり肌に張り付きやすくなります。
特に「汗を大量にかくような暑さ」や「水辺での着用」には注意が必要です。
女性の場合には、汗でTシャツが張り付いてしまうと下着のラインが透けて見えたりするので、サイズや色などに気を使います。
2、リネン
パンツやスカート、ジャケットなど、夏の素材ではありますが「Tシャツ素材」としてはあまり注目されていないのがリネン(麻)のTシャツです。
昨今ではリネン素材のTシャツも多く登場し、デザインも非常に豊富になりました。
夏素材であることは理解していても「Tシャツにリネンだとカサカサしそう」「チクチク感が気になる…」と懸念する声も聞こえてきます。
皆さんがイメージしているようなシャキシャキ感のある素材ではなく、夏のTシャツにはソフトタッチでナチュラルな風合いが魅力的なものがほとんどです。
リネン特有の清涼感も兼ね備えていますし、綿のようにべたつきを感じることもありません。
何よりも、ナチュラルコーデにピッタリですので、素材を楽しみたい方はぜひお試しくだい。
ただし、リネンには白色やベージュ色といった淡い色が多く、1枚で着ると透けてしまう可能性があります。
そのため、厚みのあるタイプを選んだり、インナーを着るなどの対策が必要です。
3、ポリエステル
綿や麻にはない独特なツヤ感を持っていて、伸縮性に優れ汗を弾くので汗をかく夏にぴったりの素材です。
伸縮性があるので、スポーツウェアに使われることが多いのですが、最近ではデイリーに着用するTシャツにも使われるようになりました。
形崩れや色落ちがほとんどなく、縮んだり色褪せや色落ちすることがありません。
また、シワにもなりにくく洗濯しても乾きが早いのが魅力です。
肌に張り付いたりべたつきなども感じないので、夏向けの素材として注目されています。
ただし、ポリエステル繊維はにおいや汚れを吸着しやすく、汗がついたものを他の衣類と一緒にしてしまうと、においが移るのですぐに洗濯が必要です。
また、綿と違い毛羽立ちやすいのでネットに入れての洗濯をおすすめします。
4、リヨセル
女性向けのファッションに使われることが多い素材で、シルクのような光沢とつやを持つことからエレガントで美しいドレープを生み出す素材です。
原料は「ユーカリ」を原料とした、柔らかなツヤ感のある生地です。
シルクに似た光沢感を持っており、主に女性から人気があります。
速乾性と吸湿性に優れている素材ですので、ワンランク上のおしゃれにぴったりです。
ただし、シワになりやすいのがデメリット。
お出かけ用のTシャツとしては、おすすめですがデイリーには不向きです。
5、レーヨン
レーヨンもシルクのような風合いが特徴的でリヨセルに似た風合いです。
吸水性や消臭効果があるので、ポリエステルと同じように汗をかいてもベタつくことがなく、快適に過ごせます。
特に、夏にかきやすい汗のにおいを抑えられるので、夏にピッタリの素材ですがデリケートな繊維で取り扱いが難しいのがデメリットです。
洗濯は手洗い、シミや汚れはすぐに落とさないと落ちにくくなるので注意しましょう。
リヨセルと同じように、夏向けの素材ですが「おしゃれ着Tシャツ」として利用するのがいいでしょう。
6、シルク
綿と同じ「天然素材」で肌にやさしく、肌ざわりがなめらかで真珠のような光沢を持っています。
シルクはタンパク質でできているので、敏感肌やアトピー肌の方でも安心して着用ができます。
夏はサラッと快適に、冬は保温効果で温かいとオールシーズン快適に着用できるのも魅力です。
また、肌を紫外線から守ってくれる効果があるので、日差しが強い夏にピッタリの素材です。
ただし、繊細な生地ですので、傷がつきやすく紫外線に当たりすぎると変色しやすくなります。
夏のおしゃれ着としておすすめ素材ですが、デイリー使いには不向きといえるでしょう。
7、ウール
「夏素材にウール?」と驚く人もいるかもしれませんね。
メリノウールは、ポリエステルなどと並んでアウトドアのベースレイヤーによく使われる素材です。
冬山登山やスキーはもちろんですが、寒暖差が激しい真夏の登山にもウールTシャツは役立ちます。
また、メリノウールは、汗が原因で繁殖する雑菌の繁殖を防ぎ、防臭効果を発揮します。
登山用のインナーウェアとして長く愛されてきたことからわかるように、汗でべたつくこともないので冷房の中に入っても汗冷えしないのも特徴です。
吸湿性と通気性に優れていますし、ネットを使えば洗濯機で洗えるのでお手入れも簡単。
ポリエステルと同じように、夏におすすめの素材なだけでなく「デイリーに使いやすい」と言えますね。
夏Tシャツにおすすめ「ドライTシャツ」とは
最近、色んなメーカーから「速乾Tシャツ」「ドライTシャツ」といった名前の夏向け素材Tシャツが発売されるようになりました。
今までは、Tシャツ=コツトン素材でしたが、異常気象や環境問題、SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」などから、暑い中でも快適に過ごすための機能素材が開発されてきました。
吸水速乾性に優れているだけでなく、紫外線カットや防臭効果などもありドライな着心地を味わえます。
タウンユースにも使えるおしゃれなデザインが登場
速乾Tシャツ・ドライTシャツは、ポリエステル繊維をメイン素材としています。
今までは、スポーツウェアやエクササイズウェアなどが中心でしたが、最近は色んなブランドからおしゃれでタウン着にぴったりのデザインが増えています。
ファッショナブルなデザインからシンプルで着まわしやすいものまで、展開されているので自分のスタイルにマッチするTシャツを探しましょう。
夏素材はここまできた!おしゃれなデザインTシャツ
デイリー使いができる、夏素材のTシャツをご紹介しています。
THE NORTH FACE/ザノースフェイス S/S Color Dome Tee/ショートスリーブカラードームティー
引用:zozo
アウトドアブランドで人気の「THE NORTH FACE」のドライTシャツです。
リサイクルポリエステルを使っているSDGsを意識した1枚。
インパクトのあるロゴがカッコいい!
シンプルなコーデも、この1枚でおしゃれが決まります
CHARI&CO × le coq sportif 20 TEAM TIE DYE BOLD LOGO TEE Tシャツ
引用:zozo
「チャリアンドコー」と「ルコックスポルティフ」のコラボTシャツ。
フロントのボックスでプリントが、モノトーンのタイダイなのがおしゃれ。
吸水速乾性はもちろんですが、左袖にルコックピスネーム、背中テール部位に再帰反射テープがついているのも個性的。
DRY MIX FRAME LOGO TEE/ドライミックス フレームロゴ ティー
引用:zozo
シンプルなモノトーンのフレームロゴ。
後ろを長くデザインしたことで、タックインでさりげない着こなしが楽しめます。
腕の部分はガゼットを組み込んだカッティングで動きやすさも重視。
抗ピリング加工が施されているので、洗濯してもガンガン使えます。
夏素材のTシャツをUP-Tで作ろう
夏向けの素材は色々ありますし、それぞれにメリットデメリットがあります。
夏に人気のドライTシャツは速乾性が高く話題ですが、「においが落ちにくい」「すぐに洗濯しないと臭くなる」ともいわれています。
また、耐久性がなく夏が終わる前に傷んでしまった…など品質面でもピンキリです。
「速乾性があるからいい」だけでなく、夏向けの生地の特性をよくつかんで「使い分ける」ことも大切です。
UP-Tでは、コットン100%のオリジナルTシャツからドライTシャツまで、多種多様なオリジナルTシャツを揃えています。
ライフスタイルや自分のファッションに合わせて、オリジナルプリントで夏のTシャツを作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は夏向けのTシャツについて、素材の解説やおすすめのデザインTシャツを紹介しました。
素材の特徴をおさえて、自分にぴったりな夏向けのTシャツを用意しましょう!
「自分向けの素材は分かったけれど、気に入ったデザインがない…」という場合は、自分でデザインしてオリジナルTシャツを作るのもおすすめです。
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