最終更新日: 2024年07月08日
ドライTシャツの自作は難しい?オリジナルプリントTシャツで夏を吹き飛ばせ!
自分でデザインした絵をTシャツにプリントしたり、クラスTシャツやイベントTシャツを作ったりと、オリジナルTシャツを自作したことがある、という方も多いのではないでしょうか。
自作でプリントTシャツを作るきっかけは、人によって様々です。
オリジナルTシャツ作りの道具は100均で揃えることもできますし、動画などで手順を確認することもできるので、自作が初めてな方でも気軽に始められるというのも理由のひとつかもしれません。
オリジナルのプリントTシャツといえば綿素材のものがまず最初に思い浮かびますが、慣れてくると、いろんなプリントTシャツが作りたくなりますよね。
「次はドライ素材のTシャツを使ってオリジナルTシャツを作りたい!」
という方もいるでしょう。
ドライTシャツは、速乾性があり、サラっとしていて軽く、夏にぴったり。
シワになりにくく、型崩れしにくいのもドライTシャツのいいところです。
でも、
「ドライTシャツに自分でプリントってできるの?」
「なんだか難しそう…」
「どんな方法があるのか分からない」
などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ドライTシャツに自作でプリントTする方法や注意点をまとめました。
合わせて、オリジナルデザインをドライTシャツにプリントしてくれるおすすめの業者も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ドライTシャツと普通のTシャツではプリント方法に違いがある?
ドライTシャツは、スポーツウェアでもお馴染みの速乾素材です。
デイリーに着用するドライTシャツは、シルエットもデイリー用にゆとりがありますし、デザインも様々でおしゃれなものが多くなりました。
プリントTシャツも豊富ですから、自作でも簡単に作れそうだな、と思う方も多いのではないでしょうか。
でも、ドライTシャツは普通のTシャツとではプリント方法が異なる場合が多いですから注意が必要です。
シルクスクリーン
シルクスクリーンプリントは、ドライTシャツのような化繊生地への発色が美しいプリント方法です。
既製品では、シルクスクリーンプリントがメインで、エコバッグなどへのプリントでも知られています。
プリントの色が多くなると多くなると、製版代金が高くなるのでプリント業者を利用する場合には、大口注文がおすすめです。
自作の場合には、手間がかかうという意味ではアイロンプリント同じです。
「プリントの発色にこだわりたい」方は、自作でシルクスクリーンにチャレンジしてみましょう。
インクジェット
生地に直接プリントする方法で、色も多く使え自由に表現できることから、オリジナルTシャツプリントでメインとして使われている方法です。
ドライTシャツにもプリントができますが、主に白などの淡色に使われることが多い方法です。
転写プリント
ドライTシャツへのプリントは、主に転写プリントが利用されています。
レーザープリンターを使って、デザイン部分を生地に熱圧着させるのでTシャツ本体の色には関係なく用いられます。
プリントの強度も高いので、洗濯ではげたり落ちにくいのもメリットです。
「アイロンプリントシート」を使って、自作することもできます。
カッティングプリント
ロゴや簡単なデザインを、カッティングシートでカットし熱圧着する方法です。
こちらもドライTシャツにも用いられるプリント方法で、カッティングシートを自分好みにカットし、レイアウトすればアイロン使って自作できる方法です。
大きなロゴプリントなどで、自作したい時に便利な方法です。
オリジナルTシャツの印刷方法について詳しくはこちらのコラムで解説しています。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、業者に印刷を依頼するようにしましょう。
Tシャツのプリント方法と種類!それぞれの特徴を詳しく解説!|オリジナルTシャツのUP-T
ドライTシャツを自作するメリット・デメリット
普通のTシャツのように自作でできるプリント方法もあるので、オリジナルデザインのドライTシャツ作りをそこまで難しく考える必要もありませんし、ハンドメイドや自作が好きな方であれば問題なくできます。
何より「自分が考えたデザイン」を自分の手でプリントして、仕上がりをすぐに確認できるのも魅力です。
休日を使ったりして、マイペースで作れますし、デザインを考えたり配色をイメージするのも自作の素晴らしさです。
メリットはたくさんありますが、自作にはいろいろと不安なこともあるので、自作には慎重になる方もいるかもしれませんね。
では、ドライTシャツを自作する際にはどんなデメリットがあるのでしょうか。
ドライTシャツの自作は面倒なことも多い
一般的な綿Tシャツとは違い、ポリエステル繊維メインのシャツを自作するにはいくつかの注意が必要です。
必要なものを用意しなければいけない
どんなプリントをするかにもよりますが、オリジナルTシャツを作る際には普段は使わないものを用意しなければいけません。
ましてや「ドライTシャツ」に使うものですから、商品説明書をよく読んで「ポリエステル繊維に使えるのか」などを確認する必要があります。
最初は失敗しやすい
綿Tシャツの場合、アイロンでしっかりしわを伸ばせば、繊維が真っ直ぐに揃うのでプリントしやすいのですが、ドライTシャツの場合には高温のアイロンが使えませんし、繊維そのものが滑るので正確なプリントするのが少々難しくなります。
市販のように完璧に、というのはなかなか難しいでしょう。
細かいデザインには不向き
グラデーションをつけたり繊細なデザインのプリントには、ドライTシャツは不向きです。
自作が初めての方や慣れていない方が、最初からハードルの高いプリントに手を出してしまうと失敗しやすいだけでなく、準備段階で挫折してしまうケースも少なくはありません。
複雑なデザインは自作には不向きなので、初めてドライTシャツのプリントにチャレンジする場合には大きめのロゴなどから慣れていきましょう。
ドライTシャツの自作に挑戦!
とはいえ、初めての方でもチャレンジあるのみ!
一度やってみれば、どんどん楽しくなって、こだわりのプリントデザインができるようになります。
今回紹介するのは、「アイロンプリントシート」「カッティングシート」を使った簡単な自作方法です。
初めての方でも、100均で道具を揃えれば簡単にできるので、チャレンジしてみてくださいね。
アイロンプリントでドライTシャツを自作
自作に使うドライTシャツは、「インターロック(スムース生地)がおすすめです。
ポリエステル繊維を使った素材ですが、表面はなめらかでプリントしやすく、見た目にもドライTシャツとはちょっとわからないような仕様になっています。
伸縮性があるので、アクティブなシーンでも大活躍!
暑い夏にピッタリのTシャツです。
【用意するもの】
- Tシャツ
- アイロンプリントシート(100均で購入可能、化繊向けを購入)
- マスキングテープ
- アイロン
- プリンター
- パソコン
- クッキングシート
※アイロンプリントは、プリンターでプリントしなければいけませんのでパソコンとプリンターが必要です。
自宅にこれらがない方は、カッティングシートを使った自作をご覧ください。
1、ロゴデザインは「Adobeイラストレーター」「Cool Text」「Logo Garden」「DesignEvo」などの無料デザインツールで簡単に作成できます。
イラストデザインが得意なら、ご自分でデザインしても良いのですが、最初は手堅くロゴデザインを使ってみましょう。
2、デザインを「アイロンプリントシート」に印刷します。
100均や手芸店に行けば手に入りますので、数枚まとめて購入しておきましょう。
印刷の反転などに注意して印刷しないと、失敗しますから注意しましょう。
3、プリントする部分から5㎜程度のところでカットして、プリントする位置を決めます。
プリントする位置にマスキングテープを貼って、プリントがずれないようにマークしましょう。
4、プリントシートをドライTシャツのプリントしたい場所に配置します。
その上から、クッキングシートを置いて上からアイロンをかけましょう。
ドライTシャツの場合には、高温はできるだけ避けないとTシャツの生地が傷んでしまいます。
クッキングシートを挟むことで生地の痛みを和らげます。
シートが浮き上がっている場合には、圧着が足りません。
再度、アイロンで圧着して完全にプリントされるようにします。
5、ドライTシャツが冷たくなるまで放置し、完全に熱がなくなってからシートをはがしていきましょう。
カッティングシートを使ってドライTシャツを自作
パソコンがない、プリンターがなくても、スマホでデザインしたものをコンビニでプリントしたものがあれば簡単にドライTシャツの自作が完成します。
ただし、細かく複雑な柄は難しいのでご注意ください。
【用意するもの】
- Tシャツ
- カッティングシート
- 厚紙
- マスキングテープ
- アイロン
- クッキングシート
※カッティングシートは、色紙のように単色で購入できます。
プリントに使いたい色のカッティングシートを購入してください。
1、スマホでデザインしたものをコンビニプリントで印刷します。
大きさはTシャツにプリントしたい大きさを選べば自由です。
2、印刷したデザインをハサミでカットし、カッティングシートに写していきます。
紙が薄く、写しにくい場合には厚紙に張り付けてからカットし型にすれば使いやすくなります。
3、カッティングシートにデザインを写したら、丁寧にハサミやカッターでデザインを抜いていきましょう。
細かいデザインは切り抜きが大変で時間がかかるので、ゆっくりと丁寧に仕上げます。
4、余分なシートははがして、プリントしたい部分だけをドライTシャツに貼り付けていきます。
マスキングテープで仮止めして、場所をしっかり決めましょう。
アイロンで仮止めをしたら、フィルムをはがして固定していきます。
フィルムが上手く剥がれないのは、仮止め不足です。
説明書に書いている温度でしっかりと仮止めしてください。
5、フィルムをはがしたら、クッキングペーパーをプリント部分に乗せ上からアイロンで圧着します。
冷めたら、プリントが圧着されているかを確認して出来上がりです!
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「ドライTシャツの自作って意外に面倒なんだな」
「時間がかかりそう」
と思ったら、Up-TでオリジナルTシャツを作りませんか?
必要なのは、ドライTシャツをどんなデザインにしたいのか、というデザイン案だけ!
作業はすべて、プロの職人が行うので道具を揃えることもありませんし、大切な休日をプリントに明け暮れて終わらせてしまうなんてこともありません。
1枚ずつ手作業ですので、細かな部分まで念入りにチェックし希望通露のデザインに仕上げます。
完成したオリジナルTシャツは、自作するよりもプリントが長持ちします。
ドライTシャツへのプリントは、綿Tシャツよりも色が淡くなりますので、その辺りを加味した上でプリントの色を考えると自分の理想に近い仕上がりになります。
仕上りのイメージを使いたい方は、無料デザインツールに入稿したデザイン画像をA4用紙に拡大印刷してご確認ください。
これが一番、仕上がりに近い色となります。
まとめ
今回は、ドライTシャツにオリジナルデザインをプリントする方法と注意点についてお伝えしました。
綿Tシャツを使ってオリジナルTシャツを自作する場合とはプリント方法が違ったり、注意すべき点が多かったりと、ドライTシャツへのプリントはなかなか難しいんですね!
こつこつ自作する楽しみももちろんありますが、仕上がりの美しさや耐久性を考えて外注するというのも選択肢のひとつですよね。
汗をすばやく吸収し速乾するドライTシャツは、汗ばむ夏もサラっと快適な着ごこちです。
ジメジメ、蒸し蒸しする夏を、自作したお気に入りのオリジナルTシャツで乗り切りましょう!
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