最終更新日: 2024年06月11日
シルクスクリーン印刷のトートバッグを自作しよう!作り方徹底解説
コロナ禍をきっかけにハンドメイドやDIYを始めた方も多いと思います。
でも家でトートバッグなどのプリントはさすがにできないと思いますよね。
実はお家でもシルクスクリーン印刷でオリジナルトートバッグをプリントすることができるんです。
今回はシルクスクリーン印刷のトートバッグの自作方法を紹介します。
シルクスクリーン印刷って?
シルクスクリーン印刷とは、メッシュと呼ばれる布を張った版を使用して印刷する方法です。
Tシャツの王道の印刷方法といえるでしょう。
メッシュにはインクが通過する部分と通過しない部分を作っておき、印刷したい物の上にメッシュを密着させ、メッシュの上にインクを置きインクを押し出すことにより印刷します。
インクが透過する部分と透過しない部分を作ることで柄を作り出すんです。
シルクスクリーン印刷のメリットとして、下記のようなことが挙げられます。
・版があれば何回でも印刷できる
・色あせが起こりにくく耐久性がある
・生産枚数が多いほど料金が安くなる
・洗濯を繰り返しても色落ちが少ない
・版は洗って繰り返し使用できるため、インクの色を変えて同じ柄を印刷できる
シルクスクリーンは版を作っておけば同じデザインのTシャツを何枚も作成できるため、大量生産が必要な部活動やサークル活動、イベントなどにおすすめです。
さらに、注文枚数が多いほど、1枚当たりの値段が安くなるのもうれしいポイント。
また、インクが耐久性にとても優れており、長期間着用しても色褪せが少なく、長持ちする点もメリットといえます。
ただし、注文枚数が少ないと割高になってしまいますので、その点は注意しましょう。
シルクスクリーンプリントのほかにも、インクジェットや昇華転写などさまざまな印刷方法があります。
それぞれの印刷方法についてはこちらのコラムで解説しているので、ぜひ特徴をご確認ください。
Tシャツのプリント方法と種類!それぞれの特徴を詳しく解説!|オリジナルTシャツのUP-T
シルクスクリーン印刷でトートバッグを自作する方法
シルクスクリーン印刷がどんなものかわかったところで、早速シルクスクリーン印刷を使って自分でトートバッグを作る方法を紹介します。
材料
・トートバッグ
・メッシュ・・・ホームセンターやハンドメイドショップ、ネットショップなどで販売しています。紫外線を当てると固まります。
・版枠・・・100円ショップに売っているフォトフレームなどで代用ができますが、メッシュ専用の枠も販売されています。
・OHPフィルム・・・デザインを印刷するために使用します。プリンターの印刷方法によって商品が異なりますので注意してください。
タッカーと専用針・・・メッシュを版枠に貼るために使用します。100均などで購入できます。ホチキスでも代用できますが、メッシュがたるんでしまう可能性があるのでオススメしません。
・マスキングテープ
・ライト・・・メッシュに柄を付ける際に紫外線を当てるためのライトです。ジェルネイル用のライトが手ごろな価格で手に入るのでおすすめです。
・段ボール・・・メッシュを入れてライトを当てる時に使用します。
・ガムテープ・・・段ボールの蓋に貼って隙間をふさぎます。
インク・・・Tシャツなどにプリントする用のインクを用意しましょう。
押し出すもの・・・インクを押し出すために、ヘラのような薄い板状のものを用意します。
ドライヤー・・・印刷したインクを乾かすために使用します。
材料がわかったところで、作り方を説明していきます。
まずは版を作成していきます。
印刷したいデザインを決めたら、デザインをOHPフィルムに印刷して、適当な大きさにカットしておきます。
プリンタを持っていない場合は手描きでも大丈夫です。
その場合は、油性マジックで黒い部分がなるべく濃くなるように描きましょう。
メッシュに先ほどフィルムに印刷したデザインを中心に配置します。
ずれないようにテープで固定しましょう。
メッシュは紫外線が当たると表面に塗られた特殊な乳剤が固まってしまいます。
カーテンを閉め、出来ればLEDライトを使用して作業しましょう。
通常の蛍光灯からは紫外線が出ています。
蛍光灯の部屋しかない場合は、手早く作業することを心掛けてください。
段ボールには、ライトを差し込める大きさの穴を開けておき、段ボールにメッシュを入れます。
ガムテープでとめ、空けておいた穴にライトを設置し20秒照射します。
20秒経過したらメッシュを取り出し、タッカーを使用して版枠に固定していきます。
版枠に固定できたら、指で優しくこすり水洗いします。
OHPフィルムで黒く印刷されていた部分はライトが当たっていないので、メッシュの乳剤が流れ落ちていきます。
デザイン部分がくっきり区別がつくくらいになったら水気を切り、十分に乾かします。
これで版が出来上がりました。
版ができたので、次は実際に印刷していきましょう。
インクが染み込まないようにバッグの中に新聞紙などを挟み、トートバッグの上に先ほど作った版を置きます。
カスレの原因にならないよう、インクを気持ち多めに乗せましょう。
インクを乗せたらヘラのようなものを上から下へと移動させインクを浸透させましょう。
インクを浸透させることができたら、版をそっと離します。
きちんと柄が出ていることを確認したら、ドライヤーの温風を当ててインクを乾かします。
完全に乾いたら出来上がりです。
どうでしょうか。
多少手間はかかるものの、意外に簡単に自分でトートバッグをプリントすることができますよね。
印刷が終わったら、版は早めに洗って保管しておくと、他のグッズにプリントしたいときにも使うことができます。
シルクスクリーン印刷トートバッグの仕上がり例
作り方がわかったところで、実際にシルクスクリーン印刷でプリントしたトートバッグの仕上がり例をご紹介します。
このようにインクの優しい雰囲気とハンドメイドの特別感が出るのが自作のシルクスクリーン印刷のポイントです。
このように色のあるトートバッグに白のプリントをするのもいいですね。
シルクスクリーン印刷で自作プリントしたときの単色でシンプルな雰囲気がかえっておしゃれです。
ハンコのようなインクの出方がとてもかわいいですね。
機械でプリントしたトートバッグとは違う味が出ることがわかると思います。
こんな風にワンポイントにすれば簡単に作ることができそうです。
下にプリントがあるトートバッグを使ってもかわいい完成形になります。
いかがでしょうか。自作のシルクスクリーン印刷トートバッグのイメージが尽きましたか?
単色で優しいインクの出方をするため、市販のトートバッグとは一味違ったトートバッグになります。
まとめ
トートバッグをシルクスクリーン印刷を使って自作する方法を解説してきましたがいかがでしたか?
意外に簡単!と思われる人と、こんな大変なら自分で作るのは難しいなあと思った人がいると思います。
しかし、自分でプリントしたトートバッグへの愛着はひとしおですし、プレゼントなどにもとてもおすすめですよ。
でもやっぱり自分で作るのは手間がかかりすぎる!という方におすすめなのがサイトに発注してオリジナルトートバッグを作る方法。
オリジナルトートバッグを作るときにおすすめのサイトがUp-Tというサイトです。
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