最終更新日: 2025年05月25日
ユニフォームの背番号の縫い方とは?ゼッケンの簡単な付け方を紹介
「ユニフォームに背番号を付けるように言われた。どんな縫い方をするの?」
「ユニフォームへ背番号をきれいに付けられて、とれにくい縫い方は?」
少年野球やサッカー部など、ユニフォームへ背番号を付ける機会があります。
この記事では、ユニフォームへ背番号を付ける前の確認事項とおすすめの縫い方、糸の選び方、縫い方の手順などを解説します。
ユニフォームへ背番号を縫う前に確認すること
試合に向けてユニフォームへ背番号を縫う前に、次の3点を確認しましょう。
縫い付けたゼッケンが、試合中に外れないためにも必要な内容です。
付け方の決まりを調べる
背番号を付けて試合に出る場合、何かしらの決まりがあります。
試合の規模などによっては服装規定に違反すると、失格になる恐れもあるので、必ずゼッケンの付け方の決まりを確認しましょう。
最も安心な方法は指導者や監督など、ルールに詳しい方に聞くことですが、難しい場合は先輩保護者などに尋ねて教わります。
所属チームから、事前に背番号の付け方を知らせる文書やメールが届いているかもしれません。
ふだんからチェックを欠かさないようにしましょう。
安全ピンでつけてもいい?
選手同士が接触する恐れの少ないマラソンなどは、ゼッケンを安全ピンで付ける場合があります。
野球やサッカー、武道など、相手と接触する可能性の高いスポーツは、安全ピンでゼッケンを付けるとお互いケガをする恐れがあります。
必ず糸でしっかりと縫い付けましょう。
競技内容の運動強度をチェック
取り組むスポーツの内容によって、必要な縫い付け方の強度が変わります。
どのスポーツであっても背番号の周りをしっかり縫いつけてかまいませんが、「できれば省略したい」と思うときは、運動強度を確認して縫い方を決めましょう。
柔道など相手と衣服をつかみ合うことがある場合、ゼッケンの周りをしっかりと縫いつける必要があります。
野球やサッカーは武道ほど接触するケースは少ないですが、背番号がはがれると見た目も悪くなります。
できれば、隙間をあけないように縫いましょう。
ユニフォームの背番号の縫い方
ユニフォームへ背番号を付けるとき、どの縫い方を使おうか迷う方へ向けて、おすすめの縫い方を紹介します。
スポーツを続けていると背番号を縫う機会が増えるので、少しずつ慣れましょう。
付け外しが簡単な手縫いがおすすめ
例えば少年野球は、背番号をチームから貸与するケースが多いので、使い終えたあと外す必要があります。
試合のたびに背番号を変える、進級時などに変わるなどチームによって異なりますが、外すときに備えて手縫いで背番号を付けることがおすすめです。
ミシンで背番号を縫い付けると繰り返しの洗濯にも耐えられるので、1年間同じ背番号を使うなどの場合は、ミシンで縫い付けてもよいでしょう。
ミシン目に沿って「ぐし縫い」
背番号は端を処理したときの縫い目があるため、そのミシン目に沿ってぐし縫いをします。
ぐし縫いとは、針先を動かして細かく縫う方法で、なみ縫いより目が細かく仕上がります。
背番号など布同士を縫い合わせるときや、ギャザーを入れたいときに使います。
背番号のふちを「なみ縫い」
なみ縫いとはぐし縫いにも似ていますが、3~4mmの間隔で縫う方法です。
布の表と裏へ縫い目の出る縫い方で、背番号とユニフォームをしっかりとつけられます。
等間隔でまっすぐに縫うと、美しい縫い目ができあがります。
縫い目が目立たない「まつり縫い」
縫い目を目立たせたくないときは、まつり縫いがおすすめです。
スカートやズボンの裾上げやワッペンなどに使う縫い方で、背番号を付ける場合にも使えます。
ユニフォームと背番号を重ねて二枚同時に縫い続けず、背番号の表面端の方から針を出しユニフォームと背番号の境目へ針を刺します。
ユニフォームの裏側など目立たないところを通って、再び背番号の表へ針を出します。
背番号を縫う糸の選び方
糸の種類は豊富にあるため、カラーだけでなく素材や太さ、強度もさまざまです。
スポーツのユニフォームへ背番号を付けるとき、すぐに外れず目立ちすぎない最適の糸を選びましょう。
背番号と同じカラーの糸を使う
縫い糸はできるだけ目立たない糸を選ぶときれいに仕上がるので、背番号の生地と同じ色の糸を選びます。
同じ色の糸が見つからない場合は、似た色で濃さの近い糸がおすすめです。
ゼッケンと同じのび方の糸を選ぶ
ゼッケンやユニフォームによっては、伸縮性のある生地を使っている場合があります。
伸縮性のある生地を縫い付けるには、糸も同じく伸び縮みするタイプを用意しましょう。
糸だけ伸縮性のないタイプを使うと、生地がひきつれたり動作を妨げるかもしれません。
ユニフォームへ背番号を手縫いする手順
ユニフォームへ背番号やゼッケンを付けるときは、始めに縫い針・まち針・縫い糸・糸切りばさみを用意しましょう。
必要に応じてしつけ糸などその他のアイテムも準備してから、以下の手順で縫い付けます。
【Step.1】まち針で背番号をユニフォームへとめる
ユニフォームの背面へ、背番号をまち針で仮どめします。
お子さんにユニフォームを着てもらい、背中のちょうどよい位置へとめましょう。
低い位置に付けるとズボンやベルトで背番号が隠れるので、よく見える高さに調整します。
また、背番号を付ける位置に指定がないか、あらかじめ確認しておきましょう。
【Step.2】しつけ糸で背番号を仮縫いする
縫っている間に背番号がずれることを防ぐため、しつけ糸で仮縫いをします。
しつけ糸がなければ、縫い糸を使ってもかまいません。
慣れれば省略してもかまいませんが、やり直しを防ぎたい方はぜひ行いましょう。
【Step.3】決めた縫い方でしっかりと縫う
ぐし縫い・なみ縫い・まつり縫いのどの縫い方を使うかを決め、丁寧に縫いましょう。
縫い糸が長すぎるとからまりやすいため、適度な長さに切って使います。
縫い終えたあと、しつけ糸を全て外して完成です。
失敗しない裏技
ユニフォームと背番号を縫い付けていると、誤って表側の生地も縫いこむことがあります。
縫い直しの手間を防ぐために、ユニフォームの内側へ下敷きや厚紙など丈夫なものを入れます。
すると針を刺しても通らないため、表側の布を巻き込むことがありません。
背番号入りユニフォームやTシャツを作る方法
毎回ユニフォームへゼッケンを付ける以外に、あらかじめ背番号の入ったユニフォームを使う方法もあります。
試合のときだけユニフォームを使う場合、背番号入りで作ると縫い付ける手間がかからず簡単でしょう。
練習用に背番号入りのTシャツを用意しても、モチベーションアップを狙えます。
自分で番号をつける
試合用ではなく練習で着るウェアの場合、自分で背番号をつけてもかまいません。
チームのルールに従い、許容される範囲で手作りしましょう。
色やフォント、サイズ、名前も入れるかどうかは所属するチームへ確認すると安心です。
プリント制作会社へ注文する
チームでデザインを統一したユニフォームや練習着を作る場合、プリント制作会社への注文が便利です。
1枚デザインするだけで必要な枚数分プリントできるため、ひとつひとつ手作りする手間がかかりません。
デザインができなくてもサポートのある業者へ頼めば、素敵なウェアができあがります。
スポーツチームやクラスで使うオリジナルTシャツへ背番号を入れる方法は、こちらの記事でも解説しています。
【ユニフォーム・クラスTに】オリジナルTシャツに背番号を入れる3つのコツ!
背番号入りオリジナルTシャツはUP-Tで作ろう
背番号や名前入りのオリジナルウェアを作れる、UP-Tのメリットを紹介します。
チームでおそろいのTシャツなどを作りたい方は、参考にしてみてください。
無料デザインツールで簡単に作れる
UP-Tのアイテムページは直接作成ページにつながっており、「作成する」をクリックすると無料デザインツールが開きます。
描画ソフトを使った経験がなくても直感的に操作できるので、手軽にオリジナルTシャツをデザインできます。
背番号向けのフォントも用意しているので、好みの字体を自由に配置してデザインしましょう。
経験豊富なデザイナーに相談できる
「デザインが思いつかない」「デザインツールがうまく使えない」という場合は、UP-Tのデザイナーがサポートします。
手描きのイラストでイメージを伝えると、1営業日でラフデザインを提案します。
チームの雰囲気などに合うかを確認して、注文へ進みましょう。
まとめて割で購入するとお得
チームのメンバー分まとめて注文する場合、枚数に応じて割引が適用されます。
選手だけでなく、応援する家族も使えるデザインのTシャツを作ると、枚数が増えてその分割引率もアップします。
上の表はTシャツを学割で作った場合の割引率です。
アイテムごとの割引率は各商品ページでご確認ください。
基本3営業日発送でスピーディー
UP-Tでオリジナルアイテムを注文すると、基本3営業日で発送できるので、急ぎの場合にも便利です。
オリジナルTシャツは即日発送可能な商品もあるので、決済完了期限をチェックして注文しましょう。
まとめ:ユニフォームの背番号の縫い方は競技内容で選ぼう
ユニフォームへ背番号を付けるには、運動内容や強度などに合わせた縫い方を選びましょう。
活動中に剥がれにくく、縫い目の目立ちすぎない縫い方がポイントです。
あらかじめ背番号の入ったオリジナルウェアを作る場合は、プリント制作会社「UP-T」へお任せください。
背番号向けのフォントやウェアを用意しているため、チームにぴったりの1枚が仕上がります。
「UP-T」で作れるオリジナルクラスTシャツの詳細情報は以下をクリック!