最終更新日: 2024年11月27日
缶バッジの凹みは直るの?凹みの直し方や注意点を解説
好きなキャラクターやブランドなど、お気に入りのデザインの缶バッジを愛用しているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、缶バッジを日常生活に取り入れていたり長く愛用していると、「気付いたら凹んでいた…」ということもありえます。
そこで今回は、缶バッジが凹んでしまった場合の直し方や注意点などを解説していきます。
缶バッジの凹みに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
缶バッジが凹むのは構造が関係?
そもそも、缶バッジはなぜ凹んでしまうのでしょうか。
それには缶バッジの構造が関係しているのです。
ですが、「缶バッジについて詳しくは分からない」という方も少なくないかもしれませんね。
缶バッジを直すには、缶バッジの材質の特徴や構造を把握しておく必要があります。
では、缶バッジの材質や構造について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
そもそも缶バッジの材質とは
缶バッジに使われる材質は以下の3つが多いです。
- ブリキ
- スチール
- アルミ
まず、ブリキは柔らかくて加工しやすく、塗装や印刷がしやすい素材です。
そのため缶バッジのような雑貨に向いているのですが、素材が柔らかくて傷つきやすいゆえにサビが発生しやすく凹みやすいのがデメリットとなり、耐久性に関してはあまり期待できません。
次にスチールは、ブリキやアルミに比べてサビに強く、価格も比較的安価なのがメリットです。
しかし、熱によってゆがみや変形しやすいデメリットも持ち合わせています。
最後にアルミですが、金属の中でも特に軽く加工しやすい特徴があり、一円玉にも使われています。
重量も軽く柔らかいため加工しやすいため缶バッジにも向いており、強度が高く変形しにくいというメリットがありますが熱には弱いです。
缶バッジの構造
缶バッチは金属でできていますが、大きく分けると表パーツと裏パーツの2つのパーツに分けられます。
表パーツとは缶バッジのメインとなるデザインのある部分で、基本的にはデザインを印刷した紙をフィルムで上から圧着するかフィルムに直接印刷してデザインを完成させています。
缶バッジは表パーツと裏パーツのフチ部分を圧力によってつなぎ合わせる方法で作られているので、内部が空洞になっているのです。
そのため、少しの衝撃が加わると凹んでしまう可能性が大きく、衝撃に強いとはいえません。
缶バッジの凹みを直す3つの方法と注意点
缶バッジの凹みを自力で直すには、3つの方法があります。
- 缶バッジを温めて冷やす方法
- 缶バッジを裏から押す方法
- 缶バッジを解体して凹みを直す方法
ただし、いずれの場合もリスクがあるので、注意点を把握したうえで自己責任で行いましょう。
缶バッジを温めて冷やす方法と注意点
1つ目は、缶バッジを温めて冷やすことで凹みを直すという方法です。
この方法は缶バッジの材質が熱に弱いという特徴を利用しています。
熱を加えることで金属が膨張し、その後冷やすことで金属の応力で凹みを直すという仕組みです。
【手順】
- ドライヤーかお湯で缶バッジを温めます。
- 缶バッジが温まったら、冷却スプレーか氷水で冷やします。
ただし、お湯や水に漬ける方法は缶バッジのサビや変色につながる可能性があります。
また、温めて冷やすというやり方はあくまで自動車などの大きな面に対して有効な方法なので、缶バッジのような小さな面積の凹みに対しては効果が期待できないかもしれません。
缶バッジを裏から押す方法と注意点
2つ目は、缶バッジを裏から押して凹み部分を押し戻すという方法です。
缶バッジの裏側から、缶バッジを傷つけないような素材を使って凹みを直接押していきます。
【手順】
- 缶バッジの表面のフィルムを傷めない程度に、ドライヤーで軽く温めます。
- 竹串か、綿の部分をななめにカットして落とした綿棒を用意します。
- 裏面のピン穴から、竹串か綿棒を差し込んで軽く凹み部分を押していきます。
ただし、凹みの場所によっては直しにくいというデメリットがあります。
ですが手軽に試せますし、缶バッジへの負担も比較的少ない方法といえるでしょう。
変色やサビのリスクがないので、一度試してみるのもおすすめですよ。
缶バッジを解体して凹みを直す方法と注意点
3つ目は、缶バッジを解体して凹みを押して直すという方法です。
このやり方では、工具を使って缶バッジを解体しキットを使っていきます。
【手順】
- ドライバーや千枚通しなどを使って、缶バッジの表パーツを裏パーツから外します。
- 表パーツの表面フィルムを傷めない程度に、ドライヤーで軽く温めます。
- 綿棒などで凹みを直接押していきます。
- 缶バッジ作成キットで缶バッジの裏パーツを付け替えます。
缶バッジ作成キットは100円均一などでも手に入ります。
ただし、上手く付け替えができないと缶バッジとして使えなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
缶バッジとしては使えなくなってしまった場合は、ケースなどに入れて飾ったりキーホルダー代わりにしてみるのもおすすめです。
凹みが直らなかった場合
缶バッジの凹みが直らなかった場合、「缶バッジカバー」で凹みを目立たなくさせるという方法があります。
缶バッジカバーは缶バッジ専用の保護カバーで、ピンの部分はくりぬかれている透明のデザインなのでカバーをしたまま缶バッジをつけることができるのです。
シンプルなタイプもありますが、飾りがついていたり全体的にホログラム加工がされていたりというタイプもあるので、小さな凹みであればカバーできるでしょう。
100円ショップやネット通販などで購入できるので、お気に入りのカバーを探してみましょう。
自分好みに飾りをつけてカスタマイズするのもいいですね。
缶バッジの凹みを予防しよう
「これ以上凹ませたくない!」という場合は、缶バッジの保管方法に工夫して凹みを予防しましょう。
缶バッジ専用のクリアファイルや収納ボックスもありますが、「普段からつけたい」という場合は「缶バッジ専用ケース」がおすすめです。
缶バッジを専用ケースに入れて保管するので傷や凹みもつきません。
取っ手がついているタイプやキーホルダータイプがあるので、針で直接つけることはできませんがキーホルダーのように持ち歩くことができますよ。
缶バッジはカバンやポーチにつける方も多いと思いますが、キーホルダーのように使えるので穴が開かないのも嬉しいポイントですね。
直らなかったら作り直すのも一つの手
「凹みがどうしても直らなくて気になる」「お気に入りのデザインだから自分で直して変色するのが怖い」という場合は、思い切って新しく買い直すのも一つの手といえるでしょう。
しかし、「再販していない」「限定グッズだった」という場合もありますよね。
そこでおすすめなのが、オリジナル缶バッジで自分好みのデザインの缶バッジを作るという方法です。
オリジナル缶バッジは自分好みのデザインで作れるので、元々のデザインをベースにオリジナル要素を加えたりなども可能です。
作る方法としては自作する方法と業者に依頼する方法の2つがあります。
自作する場合は作る工程を楽しめますしコストを抑えることができますが、失敗するリスクもあります。
一方、業者に依頼する場合は市販同様のオリジナル缶バッジが確実に手に入ります。
ただし業者によって金額や納期が異なるので、業者はきちんと選ばなければなりません。
オリジナル缶バッジを自作するか業者に依頼するか悩んでいる場合は、それぞれのメリットやデメリットを把握して自分に適した方法を選ぶようにしましょう。
以下のコラムでは自作と業者依頼のメリットやデメリットについて、さらに詳しくまとめているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
誰でも簡単!失敗しないオリジナル缶バッジの作り方と業者の選び方を紹介
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いざ業者に依頼してオリジナル缶バッジを作ろうと思っても、いろいろな業者があるのでどこにしようか悩んでしまいますよね。
そこでおすすめなのがUP-Tです。
オリジナルグッズというとハードルが高く感じるかもしれませんが、UP-Tであれば気軽にコストをおさえて作成できますよ。
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おすすめ缶バッジ
缶バッジにはさまざまな種類がありますが、1番人気は定番のステンレス製缶バッジです。
白背景のステンレス製缶バッジは透過処理がされたデザインを使用することで、背景の白色を楽しむことができますよ。
また、ピンが缶バッジの裏面を貫通しているためピンが外れにくくなっているのも特徴です。
まとめ:缶バッジの凹みの直しにはリスクもあることを知っておこう
今回は、缶バッジが凹んでしまった場合の直し方や注意点などを解説しました。
缶バッジの凹みを直す方法はありますが、リスクも伴うことを念頭に置いておきましょう。
そのため、あらかじめ凹まないように予防する工夫もしておくと安心ですね。
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