最終更新日: 2025年02月05日

【徹底解説】TPUケースとシリコンケースの違いとは?ソフトケースを選ぶときのポイントを紹介


「スマホケースをそろそろ買い換えたいな」
「手になじむソフトケースがいいけど、種類が多くて分からない」
スマホのソフトケースに使われる素材はさまざま。
単純に見た目や価格だけで決めてしまった場合、実際に使ってみると思っていたような保護力や使い勝手でなかった時にショックですよね。

今回は、スマホケースでよく見るTPUケースとシリコンケースの違いをご紹介します。
どちらもソフトケースに分類される素材ですが、見た目や手触り、扱いやすさは全く違います。
それぞれの素材の特徴を知って、自分に合うスマホケースを選んでみてくださいね。

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TPUケースとシリコンケースそれぞれの特徴​​​​

はじめに、TPUケースとシリコンケースのそれぞれの特徴をみていきます。
シリコンという素材は聞いたことがあっても、TPUはなかなか聞きなれないかもしれません。
TPUケースもスマホケースとしては多く用いられている素材になります。
ソフトケースを選ぶ際には、それぞれの素材の特徴を知っておくと取り扱いやお手入れ方法が分かって安心です。

TPUケースの特徴

TPUは、プラスチックでありながらも柔らかく弾力性があるのが特徴です。
スマホのソフトケースとしては、実は多く用いられている素材でもあります。

”Thermoplastic Polyurethane”を省略して「TPU」と呼ばれています。
日本語では「熱可塑性(ねつかそせい)ポリウレタン」。
熱可塑性というのは、熱を加えて形を自由に変え、冷ますと固まる性質のことです。

つまり、加熱すると柔らかくなり、冷ますと硬くなる性質を持つプラスチック素材です。

TPUケースのメリット・デメリット

TPU素材のスマホケースは若干の厚みは出るものの、軽量なので付けていてもあまり気にならないスマートな印象のケース。

質感はハードタイプと比較して柔らかめですが、ソフトケースの中では硬い方です。
柔軟性があるため、スマホ本体への着脱が簡単・ガラステーブルなどツルツルした場所でも滑りにくい・手に持った時になじみやすいといった特徴があります。

一方、TPUの弱点は熱と紫外線です。

熱が加わると変形する性質なので、高温になる場所やものの近くに置かないよう注意が必要です。
例えば、ドライヤーのそば、夏場ならエアコンが効いていない密室空間、冬場だとヒーターの近くは避けたい場所になります。

また、屋外でスマホを使用することが多い場合、紫外線の影響による変色が早まる可能性が高いです。

TPUケースはプラスチック素材でありながら、柔軟性と弾力性を持ち合わせています。
熱と紫外線には注意が必要ですが、日常生活で使用する分にはそこまで不便な点ではないといえるでしょう。

シリコンケースの特徴


シリコンは耐熱性や撥水性に優れており、加工がしやすく大量生産向きの素材です。

スマホケース以外でも日常生活のあちこちで使われているので、「シリコン」と聞いてなんとなくゴムのような素材のイメージがわく方も多いのではないでしょうか。

シリコン製のスマホケースは、伸縮性と衝撃吸収性の高さ、滑りにくさが特徴です。

シリコンケースのメリット・デメリット

「ゴムのような素材イメージ」の通りシリコンケースはよく伸びるので、簡単にスマホに取り付けることができます。

しかし、普段使いの中でも徐々に伸びてゆるんできてしまうので、スマホからケースがとれてしまいやすくなるという面もあります。

また、シリコンケースは衝撃を吸収する性能が高い素材です。

先ほどのTPUケースと比べると、スマホに取り付けると厚みが出るものが多いです。
厚みがある分、ぶつけたり落としたりしてしまっても、柔らかいシリコンケースが衝撃を受け止めてくれるので、スマホを保護することができます。

そして、柔らかい質感により滑りにくいこともシリコンケースの特徴です。手にぴったりとなじみ、ほとんど滑ることはありません。

ただ、摩擦力が非常に高い素材ともいえるので、バッグやポケットから取り出す際に布地に引っかかりやすかったり、ホコリが付きやすかったりします。

シリコンケースはなじみもあり扱いやすい、衝撃吸収力が高いといった特徴がある一方で、使っていくうちに伸びてくる、汚れやすくなるという面もあります。


UP-Tでは、さまざまな素材のスマホケースにオリジナルデザインを楽しむことができます。
取り扱っているスマホケースについて詳しくはこちらのアイテムページをご参考ください。

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TPUケースとシリコンケースの違いを徹底比較

では、実際にスマホケースを選ぶ際にはどのような点に気をつければいいのでしょうか。
ここからは、TPUケースとシリコンケースを以下の3点から比較してみましょう。

【比較ポイント】

  • 保護力
  • コスパ
  • 選べるデザイン

TPUケースの保護力は?

TPUケースは、ハードケースよりも柔らかく、シリコンケースよりは硬い質感で、うまく衝撃を逃がしてくれる素材だといえます。
同時に、ある程度硬さがあるためキズ防止にも強みがあります。

ただし、価格の安いケースの場合、使われている素材の量を抑えてリーズナブルになっていることも。
素材の量が少ないということは、衝撃の吸収性も落ちてしまうので要注意です。

シリコンケースの保護力は?

シリコンケースは衝撃を吸収する素材であることが最大の特徴。
ゴムのような柔らかさが衝撃を受け止めてくれます。
元々工業用品にも使われる素材なので、その衝撃耐性はお墨付きだといえます。

また、滑りにくいという特徴もあるため、手に持つ時はもちろん、スマホをガラステーブルに置いたときにも、滑って落としてしまう心配が減ります。

しかし、衝撃吸収性を持たせるためにはある程度厚みが必要となります。
シリコンケースはTPUケースほど薄く作ることが難しいため、手に持った時にスマホが少し大きく感じられるかもしれません。

TPUケースのコスパは?

TPUケースは、熱・紫外線・化学薬品の3つに注意すれば長く使えるといえるでしょう。

TPUは熱や紫外線に弱い素材。熱を加えると変形する性質を持つので、日常生活で高温になるものの近くや場所では長時間放置しないようにしましょう。

また、クリアタイプのように透明のものを使用していると徐々にスマホケースの黄ばみが目立ってきてしまいます。
屋外でスマホを使用することが多い場合、黄ばんでくるのが早いかもしれません。

できてしまった黄ばみは漂白剤でも元に戻すことはなかなかできないので、気になるようなら買い替えるしかありません。


どうしても黄ばみを落としたい場合には、以下の記事を参考にしてみてください。

【知らないと損】透明スマホケースの気になる黄ばみを落とす方法&防止対策を解説!


加えて、TPUは化学薬品で変色しやすいという特徴も。
身近なものでいえば、マニキュアの除光液やシンナーの含まれる塗装用ラッカーで色が変わってしまう危険があります。

上記のことに気をつければ、TPUケースは長く使用することができます。

シリコンケースのコスパは?

シリコンケースはケース本体が衣服に引っかかりやすく、ホコリだらけになりやすいことに注意。
そのままでは見た目や手触りが悪くなるので、セロテープなどでホコリを取り除く作業が必要です。

また、長期間使っていると黄ばみや黒ずみが出てくることも。
気になる場合は、水を含ませた歯ブラシやタオルでこすって落としてあげる必要があります。

それから、シリコンケースは使用による劣化を避けられません。
使っているうちにだんだんとケース自体が伸びてきて、スマホにフィットしなくなり外れやすくなってしまいます。

その点、TPUケースはシリコンのように伸びることはありません。
長期間使っていても形が変わってしまうことはないので、うっかりスマホを落として傷つけてしまう可能性は低くなるでしょう。

シリコンの素材自体がどうしても劣化してくるので、お手入れをしてもずっと使い続けられるものは多くないと思っておく方がいいです。

TPUケースで選べるデザインは?

TPUケースは現在ソフトケースの主流。
シンプルなクリアー素材のものはもちろん、かわいいものからクールなもの、さまざまなテイストのデザインが施されたものまで、豊富に展開されています。

デザインが豊富なので、自分の好みやビジネス用、プライベート用などの用途に合わせて、好きなものを選べる楽しみがあります。

1つ注意したいのは、TPUケースとスマホリング(グリップ)は相性があまりよくないこと。
スマホリングは、両面テープでケースに貼り付けて使うのがよくある使い方ですが、柔らかさを持つTPUケースは歪みが生じやすく、スマホリングの接着面が剥がれやすいです。

シリコンケースの選べるデザインは?

シリコンケースは、スマホが登場した初期に多く発売されていました。
今でも取り扱いはありますが、TPUケースの方が目にすることは多いかもしれません。

シリコンケースは立体的なデザインができ、発色もキレイなことが特徴です。
加工がしやすいので、スマホに見えない変わった形状にしたり、おもちゃのような色味や質感を活かして奇抜なデザインにしたりすることができます。

特に多いのが、キャラクターのシルエットに合わせたダイカットデザイン。
見た目のインパクトもあるので、10代の若者に人気のデザインでもあります。

形を自由に変えられるシリコンケースですが、実際に使用する時にスムーズにポケットやバッグへ入れられるか、通話機能の邪魔にならないか、手に持ちやすいかといった利便性には気をつけたいところです。

 

TPUケースとシリコンケース、おすすめはどっち?

TPUケースとシリコンケースの違いを保護力、コスパ、選べるデザインの3点から比較してみていきました。

どちらも同じソフトケースという種類ですが、素材によるメリットやデメリットがそれぞれ違います。
使用感の好みや長く使えるかどうか、どんな場面でスマホを使うことが多いかといったことを考慮して、自分に必要なのはどのようなスマホケースかを決めることが重要です。

これまでみてきたTPUケースとシリコンケースのそれぞれの特徴と比較をまとめると以下のようになります。
スマホケースを選ぶ際の参考にしてください。

機能性のバランス重視ならTPUケース

保護力の高いハードケースと、扱いやすいソフトケースのいいとこどりといえるTPUケース。
日常生活で使用するには、バランスの取れた素材だといえます。

紫外線に弱いため長期間使っていくとどうしても黄ばみが出てきますが、ソフトケースの主流であるため商品展開が豊富で、手軽に買い替えが可能。
安くて豊富なデザインから新たなお気に入りを見つける楽しみもあります。

衝撃吸収性重視ならシリコンケース


とにかくスマホに衝撃を加えたくないならシリコンケースの購入を検討してもいいでしょう。
または、個性的なデザインのケースを探している場合もシリコンケースならピンとくるものが見つかるかもしれません。

ただし、経年劣化によってシリコンが伸びてきてしまうと、スマホがケースから外れやすくなるので気をつけましょう。

 

UP-Tでのスマホケース作成方法

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せっかくスマホケースを選ぶのならば、誰ともかぶらないデザインのものが欲しいですよね。
以下にオリジナルアイテム作りに強いUP‐Tのサービスの特徴を次の3つにまとめました。

  1. スマホ用アイテムが豊富!
  2. デザインが簡単!
  3. 1個から注文OK!

UP‐Tなら、誰でも簡単にオリジナルのスマホケースを作ることができます!

特徴1.スマホ用アイテムの種類が豊富

ハードケースとソフトケースの他、人気の手帳型ケース、ガラス素材やウッドケースなどの特殊ケースを取り扱いがあるUP‐T。

ケース以外ではモバイルバッテリーやスマホリングといったアクセサリーもあり、全て合わせるとなんと全600種類にものぼります。
これらの中から好きな組み合わせを選んで、スマホ環境をまとめて整えることもできます。

特徴2.デザインが簡単・便利

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スマホケースならば1つ670円というリーズブルなお値段で発注することができます。UP‐Tのスマホケースは全て自社工場で製造されるので、小ロットに対応できるだけでなく、中間マージンの発生しない低価格が実現できるのです。
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UP-Tでのオリジナルスマホケース作成手順

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オリジナルのスマホケース作りを応援するサービスが充実しているUP‐T。

UP‐Tホームページ内の無料デザインツールを使えば、

  1. スマホケースの種類を選ぶ
  2. 使用したいデザインを決める
  3. 必要事項をフォームに記入しその場で購入

たった3ステップで、誰でも簡単に作成から購入までできちゃいます!

 

まとめ:素材の特徴を知ってソフトケースを選ぼう!

オリジナルグッズの制作はUP-Tがおすすめ!

今回は、TPUケースとシリコンケースの特徴や違いをみていきました。
それぞれの素材の性質やデザイン展開の違いがあるので、よく比較して自分の好みのソフトケースを見つけてみてくださいね。

なかなか好みのデザインが見つからない人や、自分で好きなデザインのスマホケースを作ってみたい人は、この機会にぜひUP‐Tでオリジナルデザインに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。
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