最終更新日: 2025年01月14日
TPUケースの黄ばみの原因は熱?落とし方から事前にできる対策を紹介!
「スマホケースにステッカーや写真を挟みたい」「スマホ本来の色味を活かしたい」などの理由から、透明なスマホケースが人気を集めています。
ですが、透明なスマホケースを使用した際、普通に使っていただけなのにすぐに黄ばんで汚くなってしまったという経験がある人も多いはず。
そこで今回は、透明なスマホケースの種類の1つである「TPUケース」の黄ばみについて紹介。
黄ばんでしまう原因から、気になる落とし方・事前にできる対策方法までを詳しく解説していきます。
TPUケースとは?
透明なスマホケースの主な選択肢は、今回紹介するTPUケースの他に、ポリカーボネート素材のケースやガラス素材のケースなどがあります。
では、そもそもTPUケースとはどのようなスマホケースのことを指すのでしょうか?
まず初めに、その特徴から間違いやすいポリカーボネート素材との違いを紹介します。
TPUケースの特徴
TPUケースのTPUとは「Thermoplastic Polyurethane」の略で、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーという素材のことを言います。
正式名称で聞くと非常に難しく感じてしまいますが、もう少し簡単に言うとウレタン樹脂とも呼ばれるプラスチックの一種。
ゴムのような柔軟性が特徴で、靴や食器などの雑貨、工業製品など実は私たちの身近なところで活躍している素材です。
その透明度もさることながら、同時に高い耐衝撃性も持っており、精密機械であるスマホを守る強い味方としてスマホケースにも採用されています。
また、埃汚れが付きにくいという特徴もTPUケースの人気の理由の1つとして挙げられます。
そんなTPUケースは、冒頭でも触れたようにステッカーや写真が入れられることから、自作のスマホケースの土台としてもおすすめです。
自作スマホケースに興味がある人は、合わせてコチラの記事も読んでみてください。
【百均DIY】スマホケースを自作する方法や失敗しないコツを紹介!
ポリカーボネートとの違い
透明なスマホケースとしてTPUケースとよく比較されるのが、ポリカーボネートという素材が使われているケースです。
ポリカーボネートとは、TPUと同じ熱可塑性プラスチックの一種で、透明度はもちろん、耐衝撃性と耐熱性に優れた素材。
輸送機器や医療機器にもよく使用されています。
TPUケースとの違いとしては、ポリカーボネート素材よりもTPUケースの方が柔軟性に優れているという点。
シリコンより硬さもあるので、プラスチックとシリコンの弱点をそれぞれ補強したバランスの取れている素材とも言えます。
TPUケースの黄ばみの原因
透明度と柔軟性、耐衝撃性に優れていますが、使っていくうちに黄ばんでしまうのがTPUケースの大きな欠点。
使用環境にもよりますが、早くて半年、遅くても1年以内には黄ばんでしまう場合が多いと言われています。
ではなぜ、TPUケースはすぐに黄ばんでしまうのでしょうか。
ここからはその気になる2つの原因について解説します。
原因①紫外線
まず初めに理解しておかなければいけないのは、TPUケースの黄ばみの正体は汚れではなく、変色であるということです。
そんなTPUケースの黄ばみ(変色)の最大の原因は「紫外線」。
TPU素材は、太陽光に多く含まれる紫外線が当たることで化学反応を起こしてしまうという特徴があり、その結果、黄ばみに繋がります。
今や生活の必需品となっているスマホは、持ち歩くのが当たり前。
普段何気なく使っているだけでも気づかぬうちに紫外線を浴びて、どんどん黄ばみが進んでいってしまいます。
原因②経年変化
TPUケースの黄ばみの原因は、単純な「経年変化」でもあります。
紫外線が原因と聞くと「外での使用を避ければ良いのでは?」と思ってしまいがちですが、実は紫外線は室内の照明からも出ています。
さらに、紫外線は窓ガラスやカーテンも貫通してくるものなので、外でどれだけ気をつけていても、黄ばみを避けることは難しいのです。
<室内照明に紫外線はどのくらい?>
快晴時の太陽光を100とすると……
- 白熱灯:0.4
- 蛍光灯:0.1
- LED:0.002
スマホケースの買い替えを検討するなら、UP-Tでオリジナルケースをデザインするのはいかがでしょうか?
UP-Tでは、さまざまな素材のスマホケースを取り揃えているので、ぜひこちらのアイテムページをご参考ください。
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TPUケースの黄ばみの落とし方
せっかくスマホ本来の色を活かしてシンプルにおしゃれを楽しんだり、ステッカーを貼ったり挟んだりしても、黄ばんだケースではダサくなるだけでなく、清潔感も感じられません。
残念ながら避けることが難しいことが分かったTPUケースの黄ばみですが、落とすことはできるのでしょうか?
酸素系漂白剤を使う
結論から言うと、TPUケースの黄ばみはなかなか落とすことができません。
そんな中でも、効果が期待できるのが酸素系漂白剤です。
酸素系漂白剤とは、過酸化水素や過炭酸ナトリウムが配合された酸化型漂白剤の一種。
少しでも黄ばみを落としたいという人は、以下の方法を試してみましょう。
- 酸素系漂白剤1:水1の割合で混ぜた専用液を作る
- 専用液を日光が当たる場所に置く
- その中に黄ばんだTPUケースを入れ数時間〜数日間つけておく
- 最後に水洗いをして乾かしたら完了
中性洗剤や塩素系漂白剤では落ちない!
酸素系漂白剤と同じように、汚れ落としの方法として塩素系漂白剤もよく使われますが、TPUケースの黄ばみには適しません。
一般的には、酸素系漂白剤よりも塩素系漂白剤の方が漂白力が強いと言われていますが、この2つは主な成分が違うため、同じ酸化型漂白剤であっても向き不向きがあります。
さらに、中性洗剤もTPUケースの黄ばみには効きません。
また既述のように、TPUケースの黄ばみの正体は変色であり汚れではないため、ヤスリで削っても傷が付くだけなので、やめておきましょう。
TPUケースの黄ばみ対策は?
TPUケースの黄ばみは避けられないと分かっていても、こだわりを持って選んだスマホケースがどんどん変色してしまうのは、悲しいものですよね。
落とす方法も少ないことが分かったTPUケースの黄ばみですが、では、事前にできる対策はないのでしょうか?
明確な対策はない
結論から言うと、残念ながらTPUケースの黄ばみに対する明確な対策はありません。
紫外線は地球全体に降り注いでおり室内でも避けられないものなので、使っていく限りは変色します。
TPUケースは使っているだけで経年変化で黄ばんでくるものだと理解しておきましょう。
定期的に買い替えるのがおすすめ
ゴムのような柔軟性を持つTPUケースは手触りが柔らかくて持ちやすいので、好んで使っている人も多いはず。
値段も高いものではないので、酸素系漂白剤でも黄ばみが取れなかったTPUケースはいっそのこと買い替えるのがおすすめです。
徐々に黄ばんでいってしまうものなので、購入時に写真を撮っておき、半年ぐらい使用したらどのぐらい変色したのか確認してみましょう。
外での使用が多いならTPUケースは避ける
透明なケースは、TPUケース以外にもあります。
ですが経年変化による黄ばみは、ポリカーボネートでも同じことが起こりますので、普段から野外での活動や運動が多く、最初から外での使用が多いことが分かっているなら、ガラス素材のスマホケースを選びましょう。
ガラス素材のケースなら、透明度も高い上に黄ばみの心配もありません。
ただしガラス素材には落下による破損の危険性や、TPUケースやポリカーボネート素材に比べると触り心地が悪くなってしまうというマイナス点も。
側面の持つ部分がTPU素材で背面はガラス素材という2種類の素材を使用したケースも販売されていますので、こだわってじっくり選ぶのもおすすめ。
それぞれの長所短所を理解し、自分のスマホの使い方に合わせて、スマホケースを選ぶことが大切です。
TPUケースでオリジナルケースを作るならUP-T
誰でも気軽にオリジナルグッズが作れるサイトUP-Tでは、TPU素材のスマホケースも
選ぶこともできます。
UP-Tは、創業85年を誇る丸井織物株式会社が運営するオリジナルグッズの作成サービス。
業者での制作は大量発注限定のイメージが強いかもしれませんが、UP-Tなら1つからでも注文OKです。
さらに、オリジナルのスマホケースを作れる業者はたくさんある中で、UP-Tの強みはそのデザインの作りやすさ。
初心者でもスマホでできる専用デザインツールがWeb上にあり、PhotoshopやIllustratorなどの有料デザインソフトや技術も不要なので、パソコンを持っていない人でも安心です。
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まとめ:TPUケースの黄ばみは特徴の1つ
透明で使いやすいスマホケース「TPUケース」の黄ばみの原因や落とし方について解説してきましたが、いかがでしたか?
TPUケースの黄ばみは避けられない特徴の1つですので、酸素系漂白剤を使ったり、定期的に買い替えるなどして、工夫して使っていくようにしましょう。
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