最終更新日: 2024年10月15日
ファスナーが外れた!救済策を大公開!
ファッションのキーアイテムであるファスナー。
しかし、いざという時にファスナーが外れてしまった場合には、困惑してしまいますよね。
そんな時に役立つ対処法や裏技を、この記事でご紹介いたします!
外れないような裏技や、外れてもすぐにもどすことができる裏技などを、具体的な実例と共にご紹介します。
ファスナーのトラブルが起きても、一時のハプニングとして受け止めることができるように、お役立ち情報をお届けしますので安心してお読みください!
まずはファスナー・チャックについて知ろう!
ファスナーって身近にあるものですが、意外と構造は詳しく知りませんよね。
まずは構造を知ることで、外れてしまっても簡単に対処できるかもしれません!
ファスナー・チャックの構造
ファスナーの構造は単純で、エレメント(務歯)と呼ばれる歯のような部分についたスライダーという部品を上下することで、エレメントの歯が噛みあったり離れたりする仕組みを利用して開いたり閉まったりする構造です。
エレメントやスライダー一式がついたテープと生地をつなぎ合わせることで、生地と生地をファスナーで開閉できるようにします。
ファスナー・チャックの素材:金属
ファスナーにもいくつか素材があり壊れやすさ、デザイン、修理のしやすさなどが違います。
例えば金属製のものなどは丈夫にできており、もし壊れても金属は変形させたり加工することが容易なので修理がしやすいです。
錆などの欠点はありますが、比較的昔から使われることが多い素材の1つです。
ファスナー・チャックの素材:樹脂
スライダーやエレメント部分が、ポリエステルやナイロンといった樹脂素材でできているファスナーです。
柔軟性があるので、バッグやポーチなど手が当たる部分に使用されていることが多く、耐久性は低いですが柔軟性があるので破損することは少ないです。
曲がってしまうことなどがあり、金属のように簡単に変形させることができない点などがありますが、使い勝手の良さなどからこちらも使用されることが多い素材です。
チャックが壊れた!原因を探ってみよう
一言にファスナーが外れたといっても、スライダー部分が取れてしまっていたり、エレメントのかみ合わせが悪いなど様々な原因があります。
基本的に部品が破損していることや、変形して外れやすくなっていることが多いですが、素材によっては変形したまま戻らない場合があるのでその時は交換が必要になります。
よくある外れ方が、エレメントからスライダーが半分外れてしまうパターンですが、この場合はエレメントを手で曲げてスライダーの隙間にエレメントが入るか試しましょう。
手で入らない場合は、スライダーの隙間をドライバーなどで少し広げてエレメントを入れペンチで少しずつ挟んでいきます。
挟みすぎてしまうと、スライダーが動かなくなるので、少しずつ様子を見ながら行なうのがおすすめです!
エレメントがズレている??
普通に閉めているのに、左右でエレメントがズレている場合があります。
エレメントの一部がなくなっている場合は新しいファスナーと交換する必要がありますが、基本的には摩耗や変形でスライダーの片側がゆるくなっていることが多いです。
左右のエレメントを引っ張って合わせてから、緩んでいるスライダーをペンチなどで締めなおすことで緩みが解消されます。
エレメントのズレが生地を引っ張っただけでは直らない場合は、ドライバーなどでスライダーの片側を広げてエレメントの位置を調整しましょう。
チャックが壊れたときの応急処置
ここからは、ファスナーが壊れてしまったときの応急処置を紹介します。
- 金属部分が錆びてしまった場合
- 布を巻き込んでしまった場合
- 閉めても開いてしまう場合
3つのシチュエーションで詳しい処置の方法をみていきましょう。
金属部分が錆びてしまった場合
ファスナーがスムーズに動かなくなったり、つまったように止まってしまったときは、金属が錆びている可能性があります。
スライダーやエレメントが錆びてしまうと、金属同士がうまく滑りません。
そんなときは、スライダーをゆっくりと動かしてみましょう。
動かないからといって強く引っ張ってしまうと、ファスナーはもちろん、周りの生地も傷めかねません。
ゆっくりと動かしても変化がない場合は、リップクリームやワセリンなど、脂性のクリームをファスナーに塗って動かしてみてください。
クリームが潤滑油の役割を担ってくれますよ。
シミになる可能性があるので、周りの生地にクリームがつかないように注意しましょう。
布を巻き込んでしまった場合
急に動かなくなってしまったときは、スライダーに生地が巻き込まれた可能性もあります。
表だけでなく裏も確認して、生地が巻き込まれてる場合には優しい力でスライダーを逆方向に戻しましょう。
無理に引っ張ると巻き込んでいる生地が破れてしまいます。
また、柔らかい生地や硬い生地は、破れてしまったり逆方向にも動かなかったりと厄介なもの。
そんなときは、スライダーに細くとがったものを入れて巻き込まれた布を取り出しましょう。
巻き込みは生地が傷みやすいので未然に防ぐことが大切。
スライダーを上げる時は慎重に操作しましょう。
閉めても開いてしまう場合
閉めてもいつの間にか開いてしまっている場合は、スライダーのゆるみやエレメントの噛み合わせに不具合が生じている可能性が高いです。
このようなときは、直すのに工具や力が必要で出先ですぐに直せません。
下がってくるファスナーを食い止める応急処置としては、安全ピンで下がらないようにとめる方法が効果的です。
安全ピンは持ち歩いていなくてもコンビニや文具店などで購入することができます。
気づいたらすぐに安全ピンを確保して処置してみてくださいね。
ファスナー・チャックのトラブルを未然に防ぐ方法は?
ファスナーが外れないようにする裏技には、様々な方法があります。
例えば滑りが悪いと、エレメントとスライダーに無駄な負荷がかかってしまい外れやすくなります。
その場合はファスナーオイルを塗ることで、滑りを良くすることができるので、変形や破損を防ぐことにも繋がります。
また、ファスナートップにアクセサリーを付けることで、引き手を大きくすることができます。
さらに、ファスナーの歯に蝋を塗ることで、滑りを良くすることもできます。
これらを塗るときは、ほかの生地につかないように気をつけましょう。
壊れたチャックを自分で直してみよう!
ファスナーが外れてもすぐに修理できる方法があります。
- スライダーやエレメントを修理してみよう!
- 外れてしまったファスナーはどう直す?
- 思い切って新しいファスナーに付け替えよう!
順番に見ていきましょう。
スライダーやエレメントを修理してみよう!
スライダーのゆるみやエレメントの不具合はラジオペンチを使って修理します。
スライダーのゆるみが原因で不具合が起きている場合には、開いてしまったスライダーをペンチで挟んでゆっくりと締めていきます。
このとき、締めすぎると動きが悪くなるので動きを確認しながら行ってください。
エレメントの不具合は、明らかに曲がっているエレメントをほかのものを同じ向きになるようにペンチで調整するだけ。
エレメントは小さな部品なので折らないように気をつけましょう。
外れてしまったファスナーはどう直す?
スライダーがエレメントから外れてしまったことはありませんか?
その場合は、外れた方のファスナーの下についている留金を外します。
留金を外した部分からスライダーにエレメントを差し込み、左右同時になるようにゆっくりと開閉してみましょう。
留金がまだ使える場合は固定し、使えない場合は糸で端を固定します。
このほかにも、スライダーをゆるめてエレメントを入れる方法もあります。
自分に合った方法で直してみましょう。
思い切って新しいファスナーに付け替えよう!
上2つの方法に自信がない場合は、古いファスナーを取り除いて新しいファスナーを取り付けるのもいいでしょう。
縫い付けても手芸用ボンドで取り付けてもかまいませんよ。
一度不具合が起きたファスナーは、不具合が起きやすくなることもあります。
思い切って新しくすると長く愛用できるでしょう。
人前でズボンのチャックが全開!ハプニングを受け止める方法
ファスナーのトラブルは、誰にでも起こりうることです。
トラブルが起こった時には、まずは落ち着いて、焦らずに対処することが大切です。
例えば、ファスナーが壊れた場合には、自分で修理する方法を知っておくことが役立ちます。
恥ずかしい思いをしたときの心の持ち方とは?
ファスナーが外れてしまっても焦らずに対応しましょう。
確かにズボンやスカートのファスナーなど、外れたら焦ってしまうようなものが多いですが、焦ると壊れて修復不可能になってしまったり、再起不能になってしまう可能性もあります。
意図せず外れてしまっても、焦って無理矢理直そうとせず状況をしっかり確認して判断することが大切です。
トラブルはネタにして笑い飛ばそう!
いっそのこと外れてしまったことを話題にしてしまう方法もあります。
隠しているものがばれてしまうのだから恥ずかしいと感じるものなので、自ら話題にしてしまい外れたファスナーを話のネタにしてしまえば良いのです。
ズボンのチャックが閉まらなくなってしまった話など、笑い話にしてしまうのもアリですね!
ファスナーがおしゃれなアクセントにもなるパーカーをUP-Tでつくってみませんか?
以下のコラムではUP-Tでオリジナルパーカーを作る流れなどをまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【激安】オリジナルパーカーを1枚から作るならUP-T!おすすめデザインも紹介します
まとめ:チャックが壊れても落ち着いて対処しよう!
ファスナーが外れてしまった場合の対処法や、ファスナーの構造、色々な視点からファッションによくありがちなファスナートラブルの対処法を解説してきました。
高級ブランドなどではファスナーに専門のロゴが入っていたり、ファスナー自体がブランドのデザインを表すものである場合が少なくありません。
壊れたり、外れたりしたらすぐに交換というわけにはいかないことが多いので、外れてもすぐに付けることができるようになっておいて損はありませんね!
自分の好きなデザインや、こだわりのデザインでオリジナルパーカーを作成すれば更に洋服に愛着が沸いて、定期的にメンテナンスする癖も身に付きますね!
安いものを使い捨てるのではなく、安くても愛着が湧くものを持ち自分でメンテナンスしながら大切に長く使っていきたいものですね!
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