最終更新日: 2025年01月07日
【絵の具で簡単】手作りスマホケースはすぐにでも挑戦できる!
毎日使用するものだからこそ、スマホケースはお気に入りのものを使いたいですよね。
ですが、こだわって選ぼうとすると自分の好みにピッタリ合うものは見つからないものです。
そこで今、スマホケースを手作りする人が増えているのを知っていますか?
今回はハンドメイド初心者にもおすすめな「絵の具を使った手作りスマホケース」についてご紹介します。
手作りスマホケースは難しくない
「手作り」「ハンドメイド」と一口に言っても、その方法はさまざまです。
初心者が気軽に始めるなら、まずは好きなマスキングテープやステッカーを貼ってみたり、仲の良い友人と撮った写真や推しの写真を挟むだけでもOK。
市販では手に入れられない「世界に1つの自分だけのスマホケース」を持つ楽しみを味わうことができますよ。
このように、初心者でも気軽にできる方法はいくつかありますので、自分に合った方法を探してみましょう。
絵の具で作るメリット
ハンドメイド初心者さんでもこだわりのあるスマホケースを目指すなら、絵の具を使うのがおすすめです。
先ほど紹介したマスキングテプやステッカーを貼るだけのものに比べて、よりオリジナリティを出すことができます。
さらに絵の具を使って作ることには、次のようなメリットがあります。
・ペンで描くよりも柔らかい印象にすることができる
・より手作り感がある
・安価で作れる
・自由度が高い
・初心者でも上級者感が出せる
絵の具は安価で購入することができるため、コストを抑えるのに最適です。
さらに、ペンよりも柔らかい曲線を描くことができ、優しい印象を与えます。
また、絵の具を使って初めてスマホケースを作成する人でも、色を混ぜ合わせたりすることで上級者が描いたようなデザインを作ることができますよ。
イラストが得意な人であれば、自分が納得のいくスマホケースを作成できるはず。
ちなみに、手作りスマホケースは絵具だけでなく、さまざまな作成方法があります。
以下ののコラムでは100均アイテムでスマホケースを自作する方法をまとめているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
【百均DIY】スマホケースを自作する方法や失敗しないコツを紹介!
絵の具でスマホケースを作るときの道具
絵の具を使ってスマホケースを作る場合、大げさな道具をたくさん買い揃える必要が無いのが嬉しいポイントです。
ここからは、絵の具でスマホケースを作るときの用意を紹介していきます。
お店にもよりますが、100円ショップでも揃うアイテムばかりですので、まずは最寄りの店舗をチェックしてみましょう。
クリアケース
スマホケースを手作りする上で欠かせないのがクリアケースです。
クリアケースは、違う方法で作るときでも必ず使います。
透明で装飾のないケースを土台として使うことで、誰でも簡単にオリジナルのスマホケースを作ることができます。
●クリアケースを買うときの注意点
スマホのクリアケースはほとんどの100円ショップで売られていますが、必ず持っているスマホの機種と同じものを購入しましょう。
似たようなサイズであっても、機種が異なるとカメラ・電源ボタン・イヤホンジャックの位置は少しずつズレているものです。
プレゼントとして作る場合も、相手のスマホの機種をしっかり把握しておいてください。
キッチンペーパー・鉛筆
このあと手順の中でも詳しく紹介しますが、絵の具を使ってスマホケースを作る場合、事前に下書きしておくのがおすすめです。
このときも特別なものを用意する必要はありませんので、自宅にあるキッチンペーパーと鉛筆を使えばOKです。
アクリル絵の具
絵の具にはいくつか種類がありますが、手作りスマホケースにはアクリル絵の具がおすすめです。
アクリル絵の具には、「乾くのが早い」「乾くと耐水性になる」「重ね塗りがしやすい」などの特徴があります。
なにより、プラスチック=クリアケースに描くことができるというのがポイントです。
<主な絵の具の種類>
・水彩絵の具
・油絵の具
・アクリル絵の具
学校などで使ったことがある人も多く、一般的によく使われているのは水彩絵の具です。
ですが、水彩絵の具は基本的に白い紙に描くものですので、プラスチックであるクリアケースには描きにくいです。
もし描けたとしても、水に溶けたり剥がれやすいため日常的に利用するスマホケースには向いていません。
また、油絵の具はでこぼこした質感や透明感を出すことに優れた絵の具で、仕上がりに重厚感があります。
一方で、乾くのに時間が掛かり完成するまでに1〜3日ほどを要します。
水彩絵の具やアクリル絵の具に比べ扱いが難しいため、慣れない場合には手作りスマホケースに使うのは向いていません。
筆
クリアケースに絵の具を使ってイラストを描くとき、必ずこの筆でないといけないということはありません。
ですが絵の具に種類があるように、硬毛筆や軟毛筆など筆にもいくつかの種類があります。
アクリル絵の具は乾くと水に溶けないという性質を持ち筆が傷みやすくなるため、ナイロンなどの合成繊維筆で柔らかい軟毛筆がおすすめです。
動物性の筆よりも安価で丈夫ですし、お手入れが少なくて済みます。
また、丸い形や平らな形、丸と平の間など形にも違いがありますので、いくつか使って自分が使いやすいものを探してみましょう。
爪楊枝または竹串
爪楊枝や竹串なら買わずとも自宅にあるという人も多いはず。
既述のように、アクリル絵の具はすぐ乾いてしまうため、不本意にはみ出してしまったり失敗してしまった場合は筆では調整が難しくなります。
そんなとき、爪楊枝または竹串なら、絵の具を削り取るのに役立ちます。
下地剤・保護ニス
下地剤や保護ニスはハンドメイド品の仕上がり強度を上げてくれます。
クリアケースにイラストを描く前に下地剤、描き終わった後に保護ニスを使ってみましょう。
無くても作ることはできますが、作成に慣れてきたりプレゼント品として作るならぜひ活用してみてください。
UVレジン
レジンとは英語で樹脂を意味し、透明感のあるアクセサリーや小物のハンドメイドに使われるボンドのような液体です。
その1つであるUVレジンは、紫外線に当てることで硬化し、初心者でも扱いやすいのが特徴と言えます。
また、UVレジンと一緒に揃えておきたいのが「UVライト」です。
特にUVライトは一度買えば何度も使うことができるので、絶対に抑えておきたいアイテムです。
UVレジンを使ったスマホケースの作り方はコチラの記事で詳細に解説しているので、ぜひチェックしてください!
【UVレジン】レジンで作るおしゃれスマホケースの作り方とデザインまとめ
絵の具を使ったスマホケースの作り方
これまで紹介した道具を揃えたら、さっそく絵の具を使ったスマホケースに挑戦してみましょう。
基本の手順は以下の3つです。
①下書き
②本描き
③乾燥
順番に詳しく解説していきます。
①下描きする
下書きにはキッチンペーパーと鉛筆を使います。
まずは、キッチンペーパーを鉛筆でクリアケースの形に移し書きしましょう。
このときに、カメラなどの穴の位置や本体のロゴの位置を確認して隠さないように注意します。
次に、その形に収まる範囲で好きなイラストを下書きしていきます。
②本描きする
イラストの下描きができたら、キッチンペーパーをクリアケースに合わせます。
このとき、剥がしやすいマスキングテープなどでズレないように固定しておくと本描きがしやすくなります。
あとは下描きに沿って、少しずつ主となる線を書き色を塗っていきましょう。
アクリル絵の具はどんどん乾いてしまいますので丁寧に塗り、はみ出した場合には本体を傷つけない程度に、爪楊枝または竹串で不要な部分を削ります。
<本描き時のポイント>
・側面に色付けしたくない場合はマスキングテープで隠しておく
・剥がれるのを防ぐためイラストは内側(スマホに直接付く面)に描く
・スマホへの色移りやケースに収まらなくなるのを防ぐため厚塗りは避ける
③しっかりと乾かす
アクリル絵の具は乾くのが早いため、描きながら乾いていきます。
ですが、乾き具合が半端なままスマホに装着してしまうと本体に絵の具が付着したり、イラストやデザインが崩れたり、使用するうちにポロポロと剥がれてきてしまいます。
絵の具が塗れたら全体にレジンを塗り、UVライトで硬化させましょう。
せっかく時間を掛けて書いたものがダメになってしまわないように、最後にしっかりと乾かすことが大切です。
●UVライトがない場合
UVライトに比べると時間はかかりますが、硬化は太陽光でもできます。
太陽光がしっかりと当たる場所に置いておきましょう。
特に夏場の晴れた日であれば20分程度で固まります。
「絵具は苦手だけれど、イラストを描くのは得意」という方は、ご自身のイラストでスマホケースを作ってみてもいいかもしれません。
UP-Tでは、幅広いアイテムにオリジナルデザインを楽しめますよ。
ぜひこちらのアイテムページをご参考ください。
オリジナルのiPhoneケースを1個から激安で高品質プリント・デザイン・格安作成!【最短即日発送】
手作りスマホケースのデザインに困ったら
「道具や手順は分かったけど、肝心なデザインが浮かばない・・・」という人も多いかもしれません。
手作りスマホケースのクオリティを高める上では、丁寧な作業はもちろん、デザインも非常に大切なポイントですよね。
最後にハンドメイド初心者さんにおすすめの方法を紹介します。
まずは簡単なモチーフから
まずは無理せずに簡単なモチーフから始めましょう。
複雑な絵に挑戦しようとすると、かえって野暮ったくなってしまったりチープになってしまいます。
例えば、丸や三角、四角などの図形の組み合わせのデザインにしたり、アクリル絵の具をあえてかすれ気味になるように彩色するだけでもOK。
さらに色使いは単色か、多くても3色程度でまとめておくのがポイントです。
ついつい色をたくさん使ってしまう人も多いのですが、必要以上に使ってしまうと、全体にまとまりが無くなってしまいます。
クリアケースは普通の紙とは違う色の付き方をしますので、イメージ通りにならないという場合も考慮しておきましょう。
●好きなキャラやロゴがあるなら
下書きに使うキッチンペーパーは一般的な紙に比べて透けるのが特徴です。プリントアウトしたキャラクターの画像やロゴ、既存のステッカーをなぞって写すことで、お気に入りのデザインに仕上げることができます。
クオリティ重視なら業者へ依頼
もしここまで読んでみて「やっぱり手作りする自信がない」という人は、業者に依頼してみるのがおすすめです。
業者に依頼しての制作は大量発注限定のイメージが強いかもしれませんが、UP-Tは1つからでも注文OKです。
低価格でもハイクオリティ、なおかつ自分の個性を活かしたオリジナルのスマホケースを作りたい人は、UP-Tの利用をおすすめします。
まとめ:イラストが得意なら絵の具がおすすめ
絵の具を使った手作りスマホケースについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
ハードルが高く感じるハンドメイドも、自分に合った作り方を選べば意外と簡単に作ることができます。
特に今回の方法はイラストが得意な人にはとってもおすすめです。
また、UP-Tへの依頼にも興味が湧いた人は、ぜひ下記のリンクをチェックしてみてくださいね。
詳しい作り方や注文方法を確認することができますよ。