最終更新日: 2024年06月18日
【誰でも簡単に作れる】好きな布を選んでトート バッグを自作しよう!
普段使いに重宝するトートバッグ。
毎日使うものだからこそ、自分の好きな柄や色の布を使ってオリジナルトートバッグを作ってみませんか?
ミシンがあれば簡単に作れますので、ハンドメイドにチャレンジしてしてみましょう。
この記事では、自作のトートバッグにはどんな生地が適しているのかデザインや型紙、作り方までを詳しく解説しています。
これを読めば、あなたも好きな布でトートバッグが作りたくなりますよ!
好きな布で自作するトートバッグの魅力
トートバッグは丈夫な布地と2本のハンドルがついたバッグで、大きさはメーカーやブランドによってもまちまちです。
主にキャンバス生地で作られていて、丈夫で破れにくく重たいものを持ち運んでも破れません。
太番手の糸を使用した厚手の平織物であるキャンバスは、糸の太さによって画布(絵を描くためのキャンバス)・帆布(ヨットの帆)として使われてました。
水や雨に強く丈夫なキャンバス生地を使って、アウトドアメーカーの「L.LBean」がキャンプ用に大きなバッグを作ったのが、その後にファッションアイテムとして広がっていきました。
元々がアウトドア用品でしたので、物をたくさん入れても型崩れしにくく長持ちするのが特徴的です。
カジュアルなイメージがありますが、レザーやナイロンなど素材も色々で、グジュアリーブランドでも多く作られています。
そんなトートバッグですが、お店に行けば厚地だけでなく、くったりとしたやわらかい素材のトートバッグもありますし、お弁当サイズや縦長などおしゃれなものも出回っています。
デザインは。至ってシンプルですので、裁縫初心者でもコツさえつかめば簡単に自作できるのがトートバッグです。
自分の好きな色や柄の布を使えば、市販のものよりも個性的でオリジナル感のあるトートバッグが完成します。
また、パッチワークした布を使ったり、裏地をつける、ワンポイントの刺繍を入れるなど、自分だけのカラーを出すことができるのも魅力です。
自作のトートバックを作るならどんな布がいいの?
手芸店では帆布(はんぷ)やデニム、キルティング生地など、トートバッグに適した生地が用意されています。
無地で作る場合には、お店の人に「トートバッグに適した生地はどれですか」と聞けばアドバイスをもらえますので参考にしてみると良いでしょう。
夏向けに麻を選ぶのもいいですし、プリント生地でも気に入ったものがあれば、裏地をつかえばしっかりとしたトートバッグが完成するので、問題なく作成できます。
厚地の生地はミシンで縫いにくく仕上がりまでに時間がかかります。
ソーイングに慣れている人でも中々縫いにくいので避けましょう。
・トートバッグは帆布がおすすめ
どんなデザインにするかにもよりますが、丈夫で長持ちさせたいのであれば8号帆布がおすすめです。
中厚な帆布生地で、織り目はざっくりとしていますが本来の素材感を残しつつ、比較的扱いやすいのが特徴です。
頒布とは、元々船の帆に使われていた生地です。
特徴はその耐久性です。
水にも強いため様々なジャンルで活用されています。
最初は固く感じますが、使っていくにつれて柔らかくなり、色合いも変わってくるため、使えば使うほど味が出るタイプの生地になります。
カラーも豊富ですし、バイカラーにしたり、ポケット付きにしたりしてシンプルな中にも個性を活かせます。
・キルティング
お弁当のミニトートにもおすすめしたいのがキルティング生地です。
キルティングとは、2枚の生地をステッチで押さえて作る生地のことです。
さまざまな角度から負荷がかかっても破れにくいのが特徴です。
またお子さん向けのトートバッグに適した生地で、キャラクタープリントが多いので仕上げるとすごく可愛いですね。
長持ちするので、幼稚園や保育園の数年間使い続けることも可能ですし、弟や妹にお下がりにすることもできます。
1枚でも丈夫ですし、裏生地を貼れば見映えが良くなります。
さらに、中綿を入れることでへたりにくい丈夫な記事に仕上がります。
・プリント
リバティプリントなど、女性らしい華やかな柄が素敵ですね。
女性向けになりますが、袋縫いで作れば簡単ですし、サブバックのように持ち歩くのにもおすすめです。
・デニム
10オンス程度のデニム生地であれば、ミシンで簡単にトートバッグが仕上がります。
裁断した生地にプリントしたり、刺繍やビーズなどでデコレーションしても素敵。
あまり見かけないので、帆布のトートバッグとは差をつけて自作したい人におすすめです。
・麻
帆布とは違ったナチュラルな感じがおしゃれ。
麻100%はシワが入るので、綿麻の布で作るといいでしょう。
生地にプリントするのもいいのですが、刺繍でワンポイントを入れると生地本来の良さが引き立ちます。
自由なデザインでトートバッグを布から自作しょう
好きな布を使うのですから、自分が持ちたくなるデザインにしましょう。
また、トートバッグも色んな作り方があるので「自分が作りやすい」方法を選ぶのも大切です。
せっかく、素敵な布を購入したのに縫い間違えたりしてはもったいないですよね。
自作したくなる!素敵なデザインをご紹介します。
・1枚仕立て帆布のトートバッグ
普段使いや、通勤用、マザーズバッグにおすすめしたいのがシンプルな1枚仕立ての帆布トートバッグです。
生地は好きなものを1枚だけ使ってシンプルに仕上げます。
マチをつければ荷物がたくさん入るので、サイズによってはマザーズバッグとしても大活躍。
洗濯もザブザブできるので、色違いで何枚か作ってもいいですね。
・ツートンカラーのトートバッグ
1色では面白みがない、そんな方はツートンカラーのトートバッグにチャレンジしましょう。
紐やポケット部分を本体とは別の色を使ってカラフルに仕上げます。
コーディネートのアクセントに、カジュアルコーデにポップなデザインはいかがですか?
・裏地付きトートバッグ
プリントの布を使って可愛いトートバッグを作りたい。
でも1枚では弱弱しくてトートバッグにならなさそう…そんな時には裏地をつければ問題も解決します。
裏表を柄にすれば、リバーシブルで使うこともできますので2倍楽しめます。
・幼稚園や保育園におすすめレッスンバッグ
幼稚園や保育園に通うようになると、お絵描き帳や借りた絵本を入れて持ち帰ったりするトートバッグが必要になります。
ティッシュなどの小物が入るポケットを作れば機能的ですし、図書館で絵本を借りに行く時に持たせるのにも便利。
子どもの好きなキャラクターの絵が入った布を使ったり、無地の布で自作したものにワッペンやハンコでデコレーションなど元気なバッグに仕上げましょう。
A4サイズのトートバッグは、幼稚園・保育園のキッズや学生さん、大人まで、何かと便利なアイテムですよね。
こちらの記事ではA4サイズの裏地付きトートバッグの作り方を詳しくご紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください♪
【超簡単】A4サイズが入る裏地付きトートバッグの作り方を徹底解説!
布を使ってトートバッグを自作しょう
トートバッグに必要な布やデザインが決まったら、さっそくトートバッグ作りを始めましょう。
サイズは自分が使いたいサイズが一番ですが、今回は使い勝手が良いミニトートを作ってみます。
【必要なもの】
ミシン、ミシン糸(布に合わせて)布、チャコペン、ハサミ、物差し、待ち針、アイロン
仕上がりサイズ:縦17.5cm×横32cm×マチ12cm
【布の裁断サイズ(縫い代込み)】
(本体)縦50cm×横横35cm×1枚
(持ち手)縦32cm×横7cm×2枚
1、本体を縫います。
まず、本体用の布を中表にしたらタテ半分に折って手かアイロンで折り目をしっかりつけます。
トートバッグの底部分になる「わ」と「わ」から6cmのところに印をつけましょう。
それができたら、外表にし「わ」の部分が山になるようにM型に折ります。
外表で折りたたんだまま、両端をぬいしろ5mmで縫い合わせていきましょう。
2、裏に返して角を目打ちなどで出したら、両端を1cm縫って袋縫いにします。
3、持ち手を作ります。持ち手パーツの長辺の縫い代、両側1cmずつ内側に折り曲げアイロンをかけたら半分に折ってアイロンをかけ端をミシンでステッチします。
4、本体に持ち手をつけます。本体を表に返したら、持ち手を本体に仮止めします。
持ち手の位置は好みですが、今回は端から5cmのところに持ち手の中心がくる位置で案内します。
上部の袋口は5mm→1cmで三つ折りにし、アイロンをしっかりかけて抑えたらミシンでステッチをかけていきます。
この場合。持ち手は本体の内側に倒しておきます。
5、持ち手を本体に縫いつけます。
持ち手を本体の内側から引き出したら、持ち手部分を補強するためにステッチをかけます。
6、全体にアイロンがけします。
全体にアイロンをかけたら完成です。
エコバックとしても使えますし、ちょっとしたお出かけにもおすすめできます。
袋口にスナップボタンをつけたり、ループをつければカバンの中が見えなくなるので自由にアレンジしてくださいね。
布から作るより簡単に自作するならUp-T
無地の布にスタンプや刺繍をしたりして自作のトートバッグを作ったり、柄物の布で作ったりと自分好みのサイズやデザインにするのは、とても楽しいですよね。
ですが、気に入った布が見つからなかったり、上手くミシンで縫えなかった…そんな時には、無地の布バッグにイラストや写真をプリントしてオリジナルトートバッグを作りませんか??
Up-Tでは豊富なサイズに色デザインのトートバッグを用意しているので、自分好みのサイズを選んでデザインするだけと簡単です。
自分が手書きしたイラストをそのままプリントしたり、ラフ画を送ればデザイナーが本格的なデザインに仕上げてくれます。
ペットや風景写真などもプリント加工ができますし、ペットの顔を拡大してトートバッグにプリントしたり背景透過もできるのでオリジナル感のあるトートバッグが完成します。
布から作るのも素敵ですが、Up-Tの高度なプリント技術で素敵なオリジナルトートバッグにチャレンジしてみてください。
まとめ
シンプルなデザインは、ミシンがあれば初心者でも簡単に自作できます。
イメージするデザインにマッチする布を探すのはとても楽しいですし、できあがった時の達成感は感動ものです。
手芸店が近くにない方はネットでも購入できますので、根気よくトートバック用の布を探しましょう。
ハンドメイドが初めての方も、袋縫いなら1時間程度で完成するので、今まで手芸などとは縁がなかったという方も、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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