最終更新日: 2025年08月19日
ステッカーを防水にする方法を紹介!自作や業者に依頼するさいのポイントも
ステッカーを防水にすると、屋外や水回りでも気軽に貼れて便利ですよね。
通常のステッカーは水に濡れるとふやけたり剥がれたりしてしまいますが、防水ステッカーであれば長期間美しい状態を保つことができます。
この記事では、防水ステッカーの特徴や種類、自作でステッカーを防水にする方法、業者に作成を依頼するさいのポイントなどを詳しく解説します。
ステッカーを防水にする方法を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
防水ステッカーとは
基本的な知識を知っておくことで、より効果的に使うことができるようになります。
以下では、防水ステッカーの特徴やメリット、使用シーンをまとめましたので、チェックしてみてください。
防水ステッカーの特徴
防水ステッカーとは、文字通り水に強い性質を持ったステッカーのことです。
「耐水ステッカー」とも呼ばれます。
基本的にはラミネート加工が施されているか、水に強いフィルム素材と粘着剤が使用されており、水に濡れてもふやけたり破れたりしにくく、剥がれにくいのが特徴です。
防水にするメリット
防水ステッカーは、防水でないステッカーと比べて水回りや屋外など貼る場所の選択肢が広がります。
また、素材そのものや粘着剤に高い耐久性がある場合が多く、長期間美しい見た目を保つことができます。
防水ステッカーの活用場面
防水ステッカーは、食品やキッチンアイテム、ジュースや調味料のラベルとして活用されるほか、シャンプーやリンスなどのバス用品にもよく使用されます。
また、飲食店ではテーブルに貼るステッカーとしても使われ、メニューのアピールやキャンペーン告知にも有効です。
さらに、屋外ではトラックやコンテナに貼る大型ステッカーとしても利用でき、目立つデザインと耐久性の高さによる宣伝効果が大きく期待できます。
防水ステッカーの種類
防水ステッカーは大きく2種類あります。
目的や用途に合ったステッカーを手に入れるために、それぞれの特徴をおさえておきましょう。
プリントステッカー
デザインと素材を決めて印刷機で製作するステッカーです。
さまざまな素材や粘着剤を選択可能で、加工次第で防水仕様にすることができます。
ただし、作成には専門的な機械が必要なため、業者へ依頼するのが一般的です。
カッティングステッカー
粘着剤付きの塩ビ樹脂シートを好みのデザインにカットして作るステッカーです。
素材の性質上、屋外でも使用できて自作もしやすいのが特徴です。
防水ステッカーにおすすめの素材
防水ステッカーの素材には紙やフィルムなどが使われます。
通常のステッカーよりも負荷のかかる状況下で使用することが多いため、以下のような耐久性の高い素材を使うことをおすすめします。
合成紙
合成樹脂を主原料として作られる紙に似た素材です。
紙と比べて耐水性と耐久性に優れ発色もきれいですが、耐熱性は低いので高温となる場所での使用には向かない場合があります。
そのため、シャンプーや洗剤ボトル、ドリンクカップ等の屋内で使用するアイテムに向いています。
なお、屋外ではポスターに使われることが多いです。
硬質塩化ビニール/PVC
耐水性と耐久性に優れた素材で、発色がきれいです。
屋外で数か月間使用可能で、印刷のクオリティを求める場合におすすめです。
具体的には、期間限定の広告など短期間の使用に向きます。
素材の耐水性と耐久性をチェック
素材の耐水性が低いと、少しの水気で劣化してしまいます。
比較的水気に強いのはフィルム素材ですが、頻繁に水がかかる可能性がある場所や湿気が多い場所では、長時間使用できるとは限りませんので注意が必要です。
また、耐水性だけでなく、耐久性にも優れていることも重要です。
長時間貼り付けたり、ハードな使い方が想定されたりする場合はラミネート加工を行うと長持ちさせることができます。
用途に応じた粘着剤を選ぶのも大切
貼り付ける物や環境に合わせて、ステッカーの粘着剤を決めるのも大切なポイントです。
例えば、通常の粘着剤は低温下では粘着力が落ちるため、冷蔵・冷凍商品には低温や結露に強いものを選択する必要があります。
また、屋外で使用するステッカーは、風雨ですぐに剥がれないよう、強力な粘着力を保持できるものを選びましょう。
ステッカーを防水にするときの注意点
せっかくステッカーに防水加工をしても、まちがったやり方や取り扱いをしてしまっては、意味がありませんよね。
以下では、防水ステッカーを作ったり使用したりするさいに気をつけたいポイントを3つ紹介します。
ラミネート加工のみでは防水は不十分
紙素材にラミネート加工をして防水加工の代わりにすることがありますが、多少は水濡れに強くなるものの、完全な防水にはなりません。
最も耐水性が高まるのは、フィルム素材にラミネート加工をするパターンです。
なお、ラミネート加工すると表面に撥水性が出るため、水分を弾く程度であれば使えます。
利用シーンによっては紙素材にラミネート加工を施したもので十分な場合もあります。
目的に合わせて防水加工の方法を検討するのがおすすめです。
一度貼るときれいに剥がすのは難しい
特に屋外で使用する防水ステッカーには強力な粘着剤が使われることが多く、一度貼ったら無理に剥がすことは避けましょう。
無理に剥がすと粘着面が残る可能性があり、汚れたり見た目が悪くなってしまったりします。
どうしても剥がしたい場合は、丁寧に少しずつ剥がすか、市販のシール剥がしを使ってください。
また、一定期間のみ貼っておく場合は、再剥離性の粘着剤を使用するという手もあります。
ただし、強粘着と比べて粘着強度は落ち、防水性も下がる点には注意が必要です。
屋外で使用する場合には劣化対策も必要
屋外で使用する場合、日光や風雨、物がぶつかった時の衝撃などでステッカーの劣化が早まる傾向があります。
少しでも長持ちさせたい場合は、塩ビやPET素材といった耐久性の高い素材の防水ステッカーを選びましょう。
また、屋外では紫外線による退色も起こります。
特に赤色は色あせしやすいため、インクを厚く盛ることができるシルク印刷で作成したステッカーで色もちをよくする方法があります。
防水ステッカーを自作する方法
手持ちのステッカーを屋外や水回りで使いたくても、防水素材でない場合は貼ることができずに困ってしまいますよね。
実は、身近な材料と道具を使って、誰でも簡単にステッカーを防水にすることができます。
以下に材料や方法をまとめていますので、ぜひ試してみてください。
材料
- ステッカー
- セルフラミネートシート
セルフラミネートシートは、2枚の透明なシートで写真やカードを挟みこんで汚れや傷を防止するアイテムです。
専用機械がなくても使えて、最近では100均などでも手に入ります。
購入時はサイズをよく確認し、ステッカーの大きさより一回り大きいものを選ぶと失敗が少ないです。
作り方
- ラミネートシートの粘着面に、ステッカーの表面(デザインがある方)を貼り合わせる
- 貼り合わせたら、表面を定規などで軽くこすってしっかり接着させる
- ステッカーの形に沿ってカットする
必ず粘着面に表面を貼り付けることが重要です。
カットした後にラミネートシートの粘着力のない面は取れるので、ステッカーの剥離紙が使えるようになります。
きれいに仕上げるコツ
自作の防水ステッカーは、特にカットにこだわるときれいに仕上がります。
ステッカーの台紙が丈夫な素材の場合、複雑な形や曲線をきれいにカットできるクラフト用のカッティングマシンを使うとスムーズに作業ができます。
手作業で切るのであれば、デザインカッターを使いましょう。
デザインカッターはペンタイプのナイフで、はさみと比べて細かい部分が切りやすくなっています。
また、マスキングテープを活用するのもおすすめです。
ステッカーの表面を軽く固定しておくと、カット中に素材がずれにくくなり、複雑なデザインもきれいに切り取ることができます。
防水ステッカーの作成を業者に依頼する方法
自作は細部までこだわって作れますが、材料を集めて1枚ずつ作るのは手間と時間がかかります。
枚数が多い場合や高品質な仕上がりを求める場合は、業者に依頼するのが効率的です。
防水ステッカーの注文方法
- デザインや大きさを決める
- 使用する素材・粘着タイプを決める
- 必要な枚数を決め、見積もり・発注する
注文時には、素材だけでなく粘着剤の選び方もポイントです。
剥がれにくい粘着タイプか、きれいに剥がせる再剥離タイプかといった点や、貼り付ける場所との相性などトータルバランスを考慮する必要があります。
また、見積もりを取るさいに、納品方法や納期も確認しておくと安心です。
見積内容に納得できたら正式に発注しましょう。
防水ステッカーの主な加工方法
印刷では、凸版印刷やオフセット印刷、シルク印刷などの選択肢があります。
また、シート状や1枚ずつカットするなど、仕上げの方法も決めておくと理想のステッカーに近づけることができます。
業者によって対応できる加工方法は異なるので、発注前に納得がいくまで相談することをおすすめします。
業者に依頼するときのポイント
用途や利用シーンを明確にしておくと相談から完成までスムーズに進みます。
例えば、屋外で日光や風雨にさらされる可能性があるかどうかといったことや、どのくらいの期間貼っておくものかといった点を業者に相談しましょう。
防水ステッカーを業者に依頼するメリット
防水素材を使ったステッカーを作成するなら、自作するよりも専門の業者に依頼するのがおすすめです。
ここでは、業者へ依頼することで得られる3つのメリットを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
コストパフォーマンスが高い
業者に依頼する大きなメリットの1つは費用対効果が高いことです。
安定した品質で1枚から大量注文まで柔軟に対応してくれる業者が多く、効率よくステッカーを作成できます。
また、デザイン作成から請け負ってくれるところもあり、1からお任せでおしゃれなオリジナルステッカーを作ることもできます。
用途や目的に合った素材を提案してくれる
自分で作ろうとすると、必要な素材や道具を一から揃える手間がかかるうえ、専門用語が難しかったり、適した素材を選ぶのが難しかったりすることもあります。
専門業者であれば、使用目的や希望に合わせて素材や加工方法を提案してくれるため、初心者でも安心です。
サンプルの作成を依頼できる場合もあり、サポート体制が整っている点も魅力です。
デザイン性と機能性を両立した仕上がりが期待できる
専門業者は、素材の選定からデザイン、防水性・耐久性に至るまで、細部にこだわった製作ができる点が強みです。
さらに、さまざまな加工技術を取り入れることで、他にはないオリジナル性の高いステッカーを作成できます。
イメージ通りの仕上がりが期待できる再現性の高さも、大きなメリットといえるでしょう。
オリジナルステッカーを作成するならUP-T!
せっかくなら、自分だけのオリジナルデザインのステッカー作りを楽しんでみませんか?
UP-Tなら、誰でも簡単にデザインできて、高品質な仕上がりのステッカーを1枚から作成可能です。
誰でも簡単にデザイン作成
UP-Tでは、独自開発の専用デザインツールを使って、誰でも簡単にステッカーのデザインができます。
専用デザインツールはスマホからでも操作可能で、特別なソフトや知識は一切不要。
ツール上でデザインしたいアイテムを選ぶと、実物写真をベースにしながらデザインを進めることができるので、完成イメージもわかりやすく、直感的に操作できます。
オリジナルデザインに挑戦してみたいという人はこちらの記事もおすすめです。
テーマはオリジナルTシャツですが、ステッカーのデザインを考えるさいの参考になりますよ。
【デザインの作り方を知りたい】デザイナーの考え方を覗いてみよう
全国どこでも1つから送料無料で配送
オリジナルステッカーを含むすべての商品は、1点から全国どこでも送料無料で届けてもらえます。
しかも自社工場での生産体制があるため、デザインからオーダーまでワンストップにて対応してくれるので、注文後は通常3営業日で発送されます。
急いでいるときもすぐに手元に届くので便利です。
ちなみに、複数まとめて購入したい場合には、まとめて割が適用されます。
ステッカーだけでなく、Tシャツやバッグなど他のアイテムやデザインの組み合わせで注文することもOKです。
初めての注文でも安心のサポート体制
初めての人でも安心して利用できるよう、サポート体制も万全です。
例えば、デザインに自信がない場合、ラフ画を元にプロのデザイナーにデザイン作成を依頼することも可能。
もちろんデザイン料は無料です。
オンライン専門の業者だからこそ、サポートは安心の24時間対応です。メール、電話、LINEなどで気軽に問い合わせができ、不安や疑問をすぐに解消できます。
まとめ:ステッカーを防水にすれば楽しみ方が広がる!
ステッカーを防水にすると、水回りや屋外でも貼れるようになり、耐久性もあるので長く使えるようになります。
自作でも作成可能ですが、クオリティや効率を求めるなら業者への依頼がおすすめです。
また、オリジナルステッカーを作成するならUP-Tを活用してみてください。
簡単にデザインできてハイクオリティなステッカーを作成できるので、初めての方でも安心して利用できます。
ぜひ用途や目的にぴったりなオリジナルステッカーを作って、楽しんでみてくださいね!
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