最終更新日: 2025年06月10日
ユニフォームのプリントが剥がれる原因は?修理方法や対策も徹底解説!
ユニフォームのプリント剥がれを修理しようと思っても、方法が分からなかったり、誤ったやり方で悪化させてしまったりしたことはありませんか?
ユニフォームのプリント剥がれの程度によっては、自分でやるより業者に依頼する方がいいこともあります。
この記事では、プリントが剥がれてしまう原因や修理方法、業者に依頼するときのポイントを解説します。
また、日ごろのお手入れにおいてできる対策方法もまとめています。ぜひチェックしてくださいね。
ユニフォームのプリントが剥がれてしまう原因
ユニフォームのプリントが剥がれてしまう原因は普段の取り扱いによるものが主です。
以下に具体的な例を3つまとめましたので、つい行ってしまっているものはないか確認してみてください。
誤った方法で洗濯する
ユニフォームのプリント加工は高熱に弱いものがほとんどです。
そのため、高温の水での洗濯や乾燥機の使用はプリントを劣化させやすくなります。
また、プリントに使われる糊や素材はどうしても時間と共に劣化してしまうもの。
着用を繰り返して劣化した状態で他の衣類と一緒に洗うと、布同士がこすれ、プリント部分が摩耗して剥がれが進行しやすくなってしまうこともあります。
適さない保管方法をする
湿気や直射日光にさらすといった適さない保管方法も、プリントの劣化を引き起こす原因となります。
湿気が多い場所での保管や直射日光に長時間当てることによって、着ていない間もプリント部分が劣化しやすくなってしまいます。
また、保管するさいにプリント部分を折りたたむことが多いと、摩擦や圧力が加わり剥がれの原因になります。
使い続けたため経年劣化する
ユニフォームは消耗品なので、使い続けることでプリント部分は経年劣化が進みます。
プリントは、時間が経つと硬化したり柔軟性を失ったりする素材でできていることが多いです。
また、頻繁に使用することで摩擦や洗濯などの影響も受けます。
プリント加工が施されたユニフォームを長持ちさせるためには、着用後の適切なケアや保管方法を守ることが大切です。
ユニフォームのプリント剝がれの修理方法
ユニフォームのプリント剥がれは、放置せずに早めに修理することで元の状態に近づけることができます。
以下では、3つの修理方法についてまとめているので、さっそくできそうなことがあるかチェックしてみましょう。
アイロンを使う
最も手軽ですが、正しく行わないとさらにダメージを与えてしまうことがあります。
慎重に作業を進めましょう。
まず、剥がれたプリント部分にゴミやほこりがついていれば取り除き、きれいに接着させる準備をします。
次に、剥がれたプリントの上にクッキングシートを当て、アイロンを低温に設定して軽く押し当てます。
プリント部分に直接熱を加えると溶けてしまう可能性があるため、必ずクッキングシートを挟むようにしてください。
プリントがずれるのを防ぐため、アイロンは動かさず数秒間押し当てるのがポイントです。
また、熱を加えるのは数秒間にとどめます。
最後に、アイロンした部分をよく冷まして、接着が安定したことを確認しましょう。
布用接着剤を使う
プリントが完全に剥がれてしまっている場合、布用接着剤やプリント専用の接着剤を使う方法が有効です。
接着剤を使うと、プリントの見た目を損なうことなく修理することができます。
まず、接着剤を剥がれたプリント部分に薄く均一に塗ります。
量が多すぎると接着剤がプリント部分からはみ出して固まり、見た目が悪くなりますので注意してください。
次に、プリント位置にパーツを正確に貼り付け、クッキングシートを乗せて上から軽くおさえます。
その後、接着剤が乾燥するまでさらに一定時間固定しましょう。
乾燥が不十分だと再びプリントが剥がれる可能性があるので、接着剤に記載されている乾燥時間をきちんと守ることも重要です。
専門業者に依頼する
プリントの剥がれている箇所が広範囲にわたる場合や自力での修理が難しい場合は、専門業者に依頼しましょう。
業者に依頼するさいは、ユニフォームの素材やプリントの種類、剥がれの状態を事前に伝えることが必要である場合が多いです。
特殊な加工が施されている場合、修理できる業者が限られることがあります。
実際の状態を正確に伝えるためには、写真などを送って業者に見てもらうことをおすすめします。
プリント剥がれの原因や対策については、こちらの記事も参考にしてみてください。
【防止策も必見】Tシャツのプリントが剥がれた!原因や対処法を解説!
プリント剝がれの修理を業者に依頼するときのポイント
ユニフォームのプリント剥がれの修理を業者に依頼することを決めたら、どこに頼むか決めなくてはなりません。
以下では、業者に依頼するさいにおさえておきたいポイントについて解説します。
取り扱い実績があるか
ユニフォームのプリント修理には、生地やプリントの特性を理解していることが求められます。
そのためクリーニング店ではなく、ユニフォームやスポーツウェアを専門的に取り扱う業者に依頼するようにしましょう。
依頼前に、業者の公式ホームページや口コミを確認して、実績を確かめることをおすすめします。
似た事例の対応実績がある業者を選ぶと安心して依頼できます。
料金体系が分かりやすいか
料金体系が分かりやすいかも重要なポイントです。
できれば事前に見積もりを取り、料金の内訳を確認しましょう。
見積もりでは、自分に必要なサービスが受けられるか、また余計なコストが発生しないかといった点をチェックします。
また、送料が別途かかる場合もあるので、その点も事前に確認しておくと予算に合った業者を選ぶことができます。
急ぎなど納期の相談ができるか
試合やイベントでユニフォームを使う予定がある場合は、希望するスケジュールに間に合うかどうかをあらかじめ確認しましょう。
急ぎの対応を依頼すると、追加料金が発生することもあります。
期日がある場合は早めに相談し、スムーズに修理が進むように準備しましょう。
必要なサービスが受けられるか
業者によって料金体系は異なり、プリントのサイズや剥がれの範囲、使用する素材によっても料金が変動します。
基本料金内で必要なサービスがどこまで受けられるかを確認しておくと、後々トラブルになることを防止できます。
また、修理後の保証が含まれているかどうかも重要なポイントです。
保証があれば、万が一修理後に問題が発生した場合にも対応してもらえるので安心です。
連絡がとりやすい体制が整っているか
足を運べる距離に店舗がある業者であれば、直接スタッフと話すことができ、相談もしやすいです。
一方、全国に宅配対応しているオンライン業者も便利ですが、対面で相談ができないため、問い合わせ方法の確認が必要です。
なお、実店舗とオンラインのいずれの業者の場合であっても、営業時間を確認しておきましょう。
必要な時にすぐに連絡を取れるかどうかを把握しておくのがおすすめです。
ユニフォームのプリント剥がれへの対策
普段からユニフォームの取り扱いに気をつけて、プリント剥がれを防ぐことも大切です。
また、修理後は再びプリントが剥がれないように洗濯方法や保管方法を見直すことで、長持ちさせることができます。
以下で、ユニフォームのプリント剝がれを避けるためにできることを紹介します。
洗濯表示を確認する
プリント加工が施されたユニフォームは、普段の洗濯には向かない場合があります。
洗濯機を使ってもよいかどうかを調べるには、洗濯表示を確認しましょう。
例えば、桶に水が入っているマークがあれば洗濯機の使用が可能ですが、手が描かれている場合は手洗いのみです。
また、桶にバツ印がついていると家庭洗濯は不可となります。
プリント加工は熱に弱いので、洗濯液の温度も重要です。
桶の中に記載されている数字をチェックしてみて、手洗いマークがあれば40℃以下で洗うことが推奨されます。
裏返して洗濯ネットに入れて洗う
裏返して洗濯ネットに入れて洗うことで、プリント部分への摩擦を防ぎ、ダメージを軽減できます。
特にプリント面が大きなユニフォームは、洗濯ネットを使用するようにしましょう。
また、洗濯する前にプリント部分の汚れを確認し、汗や泥が付いていた場合は軽く拭き取ってから洗ってください。
汚れが落ちやすくなり、プリント部分への刺激も減らすことができます。
砂や泥による汚れは乾燥させて落とす
砂や泥が付いたままでは汚れが落ちにくくなるため、まず日陰に干して水分を抜きます。
なお、長時間日光に当てると黄ばみが発生することがあるので陰干しがおすすめです。
乾燥後、洗濯用ブラシで砂や泥を払い落とすと、汚れが簡単に取れます。
細かな部分は歯ブラシを使うと、よりきれいに落とせます。
室内で干す場合は、乾いた砂や泥が落ちやすいので、周辺に散らばってしまわないよう気をつけましょう。
中性洗剤を使用する
洗浄力が強すぎると、プリント部分が劣化する可能性があるため、洗濯には生地への刺激が少ない中性洗剤がおすすめです。
漂白剤は生地を傷める可能性があるので、使用しないようにしましょう。
また、柔軟剤にはプリント部分の接着力を弱める成分が含まれていることがあるため、使用を避けた方が無難です。
どうしても使いたい場合は、影響の少ないものを選び、注意事項をよく確認しましょう。
脱水は短時間にする
脱水時間を長くすると、生地やプリント部分に負担がかかる可能性があります。
ユニフォームは速乾性のある生地が多いため、しっかり脱水しなくてもきれいに乾きます。
目安として、脱水は30秒~1分程度にとどめるのが理想的です。
これにより、プリント部分を守りながら効率よく乾燥させることができます。
日陰で平干しをする
ユニフォームのプリントが溶けたり剥れたりするのを防ぐため、長時間の直射日光や高温の乾燥機は避けるようにしましょう。
乾燥させるときは、風通しの良い日陰に吊るすか、平らに広げて乾かします。
なお、取り込む前にはきちんと乾いているかどうか必ずチェックするようにしてください。
湿っていると、プリント部分が変形したりカビが発生したりする可能性があります。
風通しのいい場所に保管する
日光や蛍光灯の光が当たらない風通しのいい場所に収納すると、プリントが劣化せず、きれいな状態を保つことができます。
ちなみに、折りたたんで保管するとプリント部分が溶けて引っ付いたり、割れてしまったりすることがあります。
これらを避けるためには、ハンガーを使って保管するのがおすすめです。
ハンガーは肩部分をしっかり支えられるタイプのものを選ぶと、形が崩れずプリント部分にも負担をかけません。
まとめ:ユニフォームのプリント剥がれは早めの修理や日頃の対策が重要!
ユニフォームのプリントが剥がれてしまった場合は、自宅で修理できる方法があります。
また、広範囲の剥がれや特殊な加工が施されたユニフォームの場合は、専門業者に依頼するのが安心です。
加えて、日ごろの洗濯方法や保管方法を適切に行うことで、大切なユニフォームを長持ちさせることができます。
UP-Tでは、オリジナルデザインのユニフォームを作成することができます。
お気に入りの一着ならばお手入れも楽しく行えます。
ぜひ、オリジナルユニフォームを手に入れてみてくださいね!
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