最終更新日: 2025年04月30日

レザーキーホルダーの自作方法と初めての革細工で知っておきたいこと

自分で革小物が作れたら素敵ですよね。特にレザーキーホルダーは初心者向けアイテムとして紹介されることも多いですが、具体的な作り方や必要な道具が気になるところです。
この記事ではレザーキーホルダーの自作方法や道具、注意点などについてお伝えします。
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レザークラフトに必要な道具

レザークラフトを始めるには、ある程度道具を揃えておく必要があります。
仕上がりをきれいにするため、また安全に作業するためにも、ホームセンターなどで最低限の道具を揃えておきましょう。

レザーカッター(皮包丁)

レザークラフトに使用する皮は、紙や布よりも厚手で、切りにくい素材です。
皮を切ることに特化したレザーカッターがあると、作業がスムーズに進むでしょう。
ただし、レザーカッターは逆手で握って引いて切る必要があり、持ち方になれないうちは苦戦を強いられることも。
慣れるまでは一般的な工作用のカッターで代用するのもひとつの方法です。
机や作業台などが傷つかないよう、革の下に敷くカッターマットも用意しておきましょう。

ハンマー

レザークラフトの必需品のひとつに、ハンマーがあります。
硬い革を柔らかくするために使う他、型押しなどデザインを加える際にもハンマーを使う場合があります。
様々な大きさや重さのものがあるので、自分に合ったハンマーを見つけておきましょう。
また、レザーカッターを使う際と同様に、作業台の保護のためのゴムマットも必要です。
ゴムマットは騒音防止にもなりますので、ハンマーを使う場合は必ず用意しましょう。

ネジ捻

ネジ捻とは、革に縫い線をつけるための道具です。
革の端と平行に線を引くことができるため、作品のクオリティが格段にアップします。
余裕があればぜひ用意しておきたい道具です。

菱目打ち

菱目打ちは、革に穴を開けるための道具です。
革は布よりも厚手なため、縫い糸をつけた針で刺してもうまく縫えないことがほとんどです。
ネジ捻でつけた縫い線に合わせてあらかじめ縫い穴をあけ、スムーズに縫えるようにしておきます。
菱目打ちで革に穴を開けるときは革に菱目打ちを当て、その上からハンマーで叩きます。
曲線・直線で使い分けられるよう、複数の菱目打ちを揃えておくと便利です。

ロウ糸・針

レザーを縫う際は、普通の糸ではなくロウ糸を使います。
ロウ糸とは、麻糸にロウをコーティングしたものです。
ロウでコーティングすることにより糸の強度が上がって切れにくくなり、滑りが良くなります。
自分で麻糸にロウを引くこともできますが、慣れないうちは既成のロウ糸を使うのがおすすめです。
針は普通の手芸用のものでも問題ありません。

その他、糸切ばさみや定規、革用の両面テープ、やすり、定規、ローラーなど、作業を円滑にするための道具があります。
まずは最低限の道具を揃え、自分の作業環境や作りたい作品に合わせて少しずつ道具をそろえていくのがよいでしょう。

 

レザークラフトの基本的な技法1|カッティング

レザークラフトの基本的な技法は、革を切り出す「カッティング」と縫い合わせる「スティッチング」の2つです。
2つの基本的な技法を踏まえ、レザークラフトの基本的な流れについてみていきましょう。
レザーの切り出しは、作品の出来を左右する大切な作業です。
ひとつひとつの作業を正確に行い、納得の行く美しい作品を仕上げましょう。

型紙を作って革に写す

作品を作る前に、型紙を作ります。
定規やコンパスなどを使い、ひとつひとつのパーツを丁寧に書き出しましょう。
型紙ができたら、目打ちや丸キリなど、先の尖った道具でレザーに形を写していきます。
写し始める前にマスキングテープなどで型紙と革をしっかりと固定し、ズレが生じないようにしておくことが大切です。

革をカットする

革に型紙が写せたら、レザーカッターやカッターナイフで革を切り出します。
型紙を写すときと同様に、テープなどを使って革をしっかり固定しておくことでミスを防げます。

安全な作業のために

カッティングの際は、安全に十分注意してください
レザーカッターなど、慣れない道具を扱う際は思わぬケガをしてしまうことも。
安全のためにも、切りくずなどは早めに取り除いて作業スペースを広く保ちましょう。

 

レザークラフトの基本的な技法2|スティッチング

スティッチングのクオリティは、作品の美しさと強度に直結します。
丁寧に作業し、納得の行く作品を目指しましょう。

針と糸を選ぶ

革のカットができたら、針と糸を選びましょう。
針は、革を通せる太さ・長さのものを選ぶことが大切です。
糸は道具の項目でも紹介した、麻糸にロウをコーティングしたロウ糸を使います。

縫い線をつける

革の端と並行になるように縫い線をつけます。
ネジ捻があれば、より美しく線を引くことができます。

縫い穴を開ける

菱目打ちなどを使い、縫い穴をあけます。
縫い線に合わせて菱目打ちを立て、ハンマーで叩いて穴をあけていきます。
1つ前の目打ち穴に次々合わせていくと、等間隔できれいな縫い穴が明けられます。

レザーを縫う

針とロウ糸を使い、レザーを縫い合わせていきます。
縫い方には一重縫いや二重縫い、クロスステッチなどさまざまな方法があるため、用途やデザインに応じて好みのものを選びましょう。
手指を怪我しないよう、指貫きなどを使うのもおすすめです。

 

実践!レザーキーホルダーの作り方

ここまででレザークラフトに必要な道具や基本的な技法について解説してきましたが、ここからは実践編としてレザーキーホルダーの作り方をご紹介します。

【用意するもの】

お好みの革ハギレ
お好みのキーリング(マルカン)
ロウ糸

型紙を作る

まずは、好みの形の型紙を作ります。
今回はキーリングを革ではさみ込む形のものを想定していますので、同じ形状のものが上下反転して連なっているような型紙がおすすめです。
印刷用紙などの薄い紙を、ある程度しっかりした厚みのある紙に貼り付けておくとその後の作業がスムーズです。

型紙を革に写し、カッティングをする

型紙ができたら、革をしっかりと固定し、切り出します。
怪我をしないよう注意しましょう。

縫い穴を作り、スティッチングする

ネジ捻や菱目打ちを使い、縫い穴を作ります。
マルカンを挟み込み、周囲をぐるりとスティッチングします。
スティッチングの際は革の裏側から針を入れて表に引き出して縫い始めると仕上がりが綺麗です。

仕上げをする

スティッチングが終わったら仕上げの工程です。
コバと呼ばれる革の裁断面を、紙やすりなどでこすってなめらかに仕上げます。
あればトコノールなどの仕上げ剤を塗って磨くと、光沢が出てきます。

 

一から手作りは大変そう・・・と思った方はUP-T

UP-Tなら1枚からオリジナルTシャツが作成できる!

レザークラフトは、丁寧な手仕事をやってみたい方にはうってつけの手芸です。
しかし、レザークラフトを始めるにはたくさんの道具を揃える必要があったり、ハンマーで菱目打ちを打つ騒音が気になったりと、自作するにはちょっとハードルが高いな・・・と感じてしまった方も多いのではないでしょうか。
手軽にオリジナルレザーキーホルダーを手に入れる方法は、ハンドメイドだけではありません。
もっと気軽に、簡単に世界に1つだけのレザーキーホルダーを作りたいなら、ぜひUP-Tにお任せください!
UP-Tは、オリジナルアイテムを制作するWebプリントサービス。
Tシャツなどのアパレルアイテムだけでなく、文具類やファッション小物、雑貨類にもお好きなデザインをプリントした、世界に1つだけのオリジナルアイテムを作成できます。
ここでは、UP-Tで取り扱っているおすすめレザーキーホルダーを3つご紹介します。

レザーキーホルダー (丸型)

レザーキーホルダー(丸型)

UP-Tのレザーキーホルダーは、本革に近いソフトな肌触りの合成皮革素材
本革には素材感では劣るものの、本革よりも汚れが染み込みにくくお手入れがしやすいという嬉しいメリットも。
記念日やちょっとしたプレゼントにいかがでしょうか。

レザーキーホルダー (Tシャツ型)

レザーキーホルダー(Tシャツ型)

Tシャツ型のキーホルダーは、推し活でも大活躍。
スポーツファンの方は推しチームのユニフォームデザインを模したキーホルダーを作ってみたり、アイドルファンの方はお気に入りの衣装風のデザインにしても素敵です。
また、スポーツ少年団や部活などでチームのユニフォーム風のデザインを作って、卒団記念品などにプレゼントするのも喜ばれます。
使い方次第で用途の広がる、おすすめアイテムです。

PU製 合皮レザー タグキーホルダー モーテルキー(ホテルキ―)型

合皮レザー タグキーホルダー モーテルキー(ホテルキ―)型

上記のレザーキーホルダーと同様の素材のタグキーホルダー。
数年前からのレトロブームで人気に火がついた「モーテルキー」をモチーフに、レトロでエモいレザーキーホルダーが自作できます。
オシャレなオリジナルモーテルキー風のレザーキーホルダーを作ってみてはいかがでしょうか。

PU製 合皮レザー タグキーホルダー 角型 ミラー付き

合皮レザー タグキーホルダー 角型 ミラー付き

角形のタグレザーキーホルダーに、ミラーがついたこちらのタイプも人気です。
小さいながらも身だしなみチェックや化粧直しに便利なので、女性へのプレゼントにもおすすめ。

 

まとめ:レザーキーホルダーは自作できる!

この記事では、レザーキーホルダーの自作方法やレザークラフトを始めるときに必要な道具、基本的な技法などについて解説しました。
自分の好みの革で、自分好みのレザーキーホルダーを自分で作れるようになったらかっこいいですよね。
たくさん道具をそろえたり、手間と時間をかけてハンドメイドに取り組むのには抵抗があるという方は、ぜひUP-Tのオリジナルレザーキーホルダーをご利用ください。

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。