最終更新日: 2024年12月12日
スウェットとは?トレーナーやジャージとの違いを解説
オシャレ着から部屋着まで、私たちの生活には欠かせないアイテムとなったスウェット。
でもスウェットで実際どんな服か聞かれたらイマイチ分からないですよね。
トレーナーやジャージと何が違うのか、今日はスウェットを徹底解明し、スウェットのオススメコーデを男女別にご紹介していくので、是非参考にしてください。
スウェットの定義
今や誰もが着用しているスウェットですが、その起源はアパレルブランドの「ラッセルアスレチック」の創業者の息子がウールで作られていたフットボールシャツをコットン素材に改良することを提案したことが始まり、初のスウェットが誕生しました。
スウェットとは表地と裏地で質感の異なり、表面は編み目が細く滑らかなのに対し、裏面はタオル地のように起毛感があるのが特徴です。
素材はコットン、あるいはコットンとポリエステルで混紡され作られており、伸縮性や頑丈で汗を吸収しやすい吸汗性に優れています。
様々なシーンで活用されやすくなったスウェットの生地には実は2種類あるのを知っていますか?
それぞれの生地を紹介していきます。
スウェットの生地は2種類ある
伸縮性があって暖かいスウェット生地ですが、スウェット生地の中にも『裏毛(うらけ)』と『裏起毛(うらきもう)』の2つの仕立ての種類があります。
着心地や暖かさが違うため、選ぶ時には参考にしてみてください。
裏毛
『裏毛』は『裏パイル』とも呼ばれる素材で、タオル生地のようなふんわりした柔らかな感触と保湿性が特徴です。
私たちがスウェットと言われてすぐイメージするのはこの『裏毛』ではないでしょうか。
タオルのような柔らかな肌触りに加え、吸水性と吸湿性に優れているためスポーツする際に適しています。
普段何気なく着ている生地ですが、実はとても高機能です。
裏起毛
裏面を毛羽立たせた後で表面を均一にカットした『裏起毛』。
まるで綿のようなふんわりした生地に仕上がり、繊維は厚みを増し、毛布のような肌触りとボリューム感があります。
保湿性が高まり、起毛すると表面が綺麗に仕上がるのが特徴で、寒い季節の防寒にピッタリなアイテムとなっています。
スウェットの魅力
スウェット生地は吸湿性、吸汗性に優れ、伸縮性があるのがメリットであり、普段着からスポーツシーンまで様々な用途に適したアイテムです。そんなスウェットの魅力をもっと具体的にみていきましょう。
保湿性が高い
スウェット生地である裏毛と裏起毛は、どちらも保温性が高いのが特徴です。
そのためパーカやカーディガン、パンツやスカートなどカジュアルファッションの様々なアイテムに取り入れられています。
保湿性に優れているため、寒い季節や乾燥した環境でも肌から乾燥を守り、心地よく暖かさをキープしてくれるでしょう。
快適さ
スウェット素材は柔らかく、肌触りが良いのが特徴です。
通気性も兼ね備えており、オールシーズン着用できる便利アイテムですね。
特にリラックスしたい時や家で過ごす際に着用している人も多いのでは?
体の動きにフィットし、締め付け感が少ないため長時間着ていてもストレスを感じにくいでしょう。
世代を問わず、誰でも愛用できるアイテムの1つですね。
動きやすさ
スウェットの大きな魅力は「動きやすさ」でしょう。
柔軟性と伸縮性に優れているため、体の動きに合わせて生地が自然に伸び縮みし、圧迫感なく自由に動けます。
そのためスポーツや軽い運動、日常の家事や外出時など多くのシーンで活躍しますね。
更に、スウェットのカットやデザインも動きやすさを考慮したものが多く、肩や腕周りに余裕のあるがあるデザインが多いです。
これによって腕を上げたり屈伸したりといった動作も楽に行えますね。
スウェットとトレーナーやジャージの違いとは?
スウェットのことが分かったところで、トレーナーやジャージとどう違うのかご存じですか?
どれも類似しており、迷ってしまうことも多いでしょう。
そこで、スウェットとトレーナーやジャージの違いについてご紹介していきます!
トレーナーとの違い
よく混同されやすいトレーナーって実は、スウェットと同じものを指しています。
『スウェット』とは生地の名前、『トレーナー』はその生地を使って作ったウェアです。
正式には『スウェットシャツ』と言いますが、スウェット生地を使った服全般をスウェットと呼ぶと色々厄介ですよね。
スウェット生地は吸汗性に優れていることから、トレーニングの際に使用されることが多いためトレーニングウェアあるいはトレーニングシャツと呼ばれるようになり、今のトレーナーという聞き覚えのある言葉に短縮されました。
ジャージとの違い
ジャージとは、スポーツウェアなどによく使われるメリヤス編み(ジャージー織り)の生地で作られたウェアを指します。
イギリスのジャージー島発祥の生地は、スウェットと同じで高い伸縮性を持っていますが、原材料にポリエステル製を使用しているのが特徴です。
スウェットは、コットンを使用しているのでここが大きな違いですね。
軽量で速乾性と通気性が高く、伸縮性に強く動きやすいスポーツやトレーニングに適しているアイテムに比べ、スウェットは保湿性と快適さに優れているため使用用途も違いがありますね。
スウェットは日常着としての用途が多いのに対し、ジャージはスポーツや運動時の機能性を重視したウェアのため、シーンに合わせて使い分けるのがオススメ。
男女別スウェットの着こなしポイント
スウェットとは何か、トレーナーやジャージの違いが分かったところで、スウェットアイテムを使った男女別のオススメコーデを3選ずつ紹介しましょう。
女性よりも男性の方が使用率が高いスウェットアイテム。
カジュアルからスポーティー、きれいめと幅広いジャンルで使えますね。
最近では女性もスウェットスタイルが定番となり、程よいバランスの着こなしがGOOD!
男性スウェットオススメコーデ:スウェット×セットアップ
セットアップは統一感のあるコーデになるだけではなく、別々に着回しておしゃれを楽しむこともできます。
例えば、上下黒のセットアップを選び白のインナーを着用して袖や裾から少しのぞかせると白がアクセントとなり、お出かけにも最適です。
グレーのスウェットはルームウェア感が強くなりがちだが、合わせるアイテムによってきれいめコーデを作ることができますよ。
スウェットのトップスには、スラックスを合わせ足元には革靴やレザースニーカーを取り入れるとラフさが軽減し、こなれ感がUPする大人のコーデに仕上がります。
男性スウェットオススメコーデ:スウェット×デニムパンツ
定番ともいえるスウェット×デニムの組み合わせスタイル。
毎回同じ着こなしだとマンネリやオシャレさに欠ける…なんて人にも少し工夫するだけでグレードアップした着こなしができます。
例えば、ベーシックな黒やグレーのスウェットにストレートデニムに白のスニーカーをアクセントにするだけでも洗練されたカジュアル感が生まれ、そこにシルバーアクセサリーをプラスすることでおしゃれ感が増しますね。
定番だからこそ人気があり、腕時計や鞄、アクセサリーによってカジュアルさがありつつもスタイリッシュなコーデに仕上げてくれます。
男性スウェットオススメコーデ:スウェット×ロング丈コート
寒い時期にピッタリなロング丈のコートも実はスウェットと相性がGOOD。
程よくカジュアルダウンされ、オフスタイルのコーデとしていいバランス感になります。
足元をすっきりローファーなどでまとめると大人感を高められワンランク上のコーデとなり、逆にダッフルコートはやや幼稚な仕上がりになりやすいので避けましょう。
ロングコートと合わせる際には、ズボンはスキニーデニムといったスッキリしたズボンを選ぶと全体のバランスも取れます。
カジュアルさのあるスウェットにロングコートを着ることでこなれ感や上品さがプラスされ好印象ですね。
女性スウェットオススメコーデ:スウェット×ジャケット
スウェット×ジャケットは、リラックスした印象とエレガントさを上手く組み合わせられ、幅広いシーンに対応できます。
例えばテーラードジャケットと組み合わせた場合は、カジュアルさを抑えて大人っぽい印象に変わります。
パンツも合わせるとオフィスカジュアルにも使えますね。
レザージャケットの場合は、ワイルドさがプラスされかっこいい印象に。
靴にはブーツを合わせてみてはいかがでしょうか。
チェック柄のジャケットと組み合わせると上品な雰囲気になりますね。
カジュアルなスウェットが柔らかな印象に変わり、程よくリラックスしたスタイルに仕上がります。
シーンや気分に合わせてアレンジを楽しんでみてください。
女性スウェットオススメコーデ:スウェット×パンツ
スウェットに合うパンツの王道ともいえるデニムパンツには、インナーをチラ見せすることでオシャレな印象に変わります。
オーバーサイズのスウェットには、スキニーパンツはいかがですか?
ダボっとしたシルエットを引き締めてくれ、スタイルアップも期待できます。
他にもストレートパンツやショートパンツなど様々なパンツスタイルとも相性抜群のスウェット。
カジュアルからキレイめまで組み合わせ方によってはバリエーション豊富に楽しめます。
女性スウェットオススメコーデ:スウェット×Iラインスカート
スウェット生地のトップスを選ぶと、物によっては全体がダルっとした印象になってしまうこともあります。
そんなときは、Iラインスカートをチョイスしましょう。
キレイめカラーと質感のアイテムを選ぶと大人っぽく着こなせつつ、カジュアルとフェミニンが絶妙にミックスされたスタイルになります。
Iラインスカートを合わせることで女性らしさもUPし、メンズよりにならず女性らしさを表現できます。
無地のIラインスカートを合わせるとシンプルな中に上品で落ち着いた雰囲気が出せたり、チェック柄を取り入れるとオシャレ度も上がります。
スタイルが簡単に整いやすく、様々なテイストで楽しめる万能コーデです。
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スウェットの製作方法については、以下の記事が詳しく解説しているので是非参考にしてください。
オリジナルスウェットはUP-Tで製作しよう!製作する際の注意点やデザインの決め方も紹介!
まとめ:スウェットをコーディネートに取り入れよう
スウェットとは何か、トレーナーやジャージの違いについて紹介しました。
おすすめコーデも紹介しているので是非参考にしてください。
スウェットにも生地が2種類あるので、使うシーズンや使用用途に合わせて購入して下さいね。
スウェットは、カジュアルさからキレイめまで着こなせる万能アイテムの1つであり、自分らしいコーディネートを楽しむことができますよ。
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