最終更新日: 2024年09月09日
のぼりは100均グッズで自作できる!作り方と注意点を解説
普段は利用しない知らないお店も、初めて参加するイベントも、なんだか雰囲気の良い「のぼり」を見ると、つい立ち止まってしまうもの。
そんな、宣伝・販促に欠かせないのぼりですが、実は自作もできるって知っていますか?
今回は、100均を利用した作り方とそのメリット、注意点までを詳しく解説していきます。
のぼりを自作するメリット
一般的にのぼりは、専門の業者から購入をするもの。
すでにデザインが完成された既成ののぼりを購入する場合と、希望のデザインでオーダーする場合の2通りです。
その上で、あえてのぼりを自作するメリットは、コストが抑えられるから。
業者や注文する枚数によっては送料も掛かってしまうため、その分のコストをカットできるのも嬉しいポイントです。
また手作りすることにより、オンリーワンの特別感や手作りの温かみを感じることができます。
のぼり作りの基本
そもそものぼりとは、縦に長い旗に輪っか状の布(チチ)を取り付け、そこにポールを通したもののことを指します。
最大の目的は、集客に他なりません。
そのため、のぼりを自作する場合には、必ず次のポイントに気を付けましょう。
デザイン・色
のぼりを自作する場合にまず気を付けるべきは、デザインや色です。
道ゆく人の目にとまってほしいのはお店の「OPEN」なのか、売りの「プリン」なのか、はたまた今日だけの「SALE」なのか、必ず一目で分かるようにはっきり大きく表記しましょう。
またその際に、肝心の文字が見にくくなってしまわないように、色を3色程度に留めたり、同型色でまとめるのがおすすめです。
<見やすいのぼりの特徴>
- 色が商品やお店のイメージに合う
- 色が3色程度
- 同型色
- 濃い色と淡い色を対照的に使っている
- 1文字が縦横30㎝以上ある
- ゴシック体のような太いフォント
- 文字数は7文字程度
- 写真やイラストが一つだけ
サイズ
普段何気なく目にしているのぼりですが、実はいろいろなサイズがあります。
自作する場合も、設置場所・環境にに合わせて適切なサイズにすることでその効果を発揮することができます。
【のぼりの定番のサイズ例】
- レギュラーのぼり旗:600mm×1800mm
- スリムのぼり旗:450mm×1800mm
- ショートのぼり旗:600mm×1500mm
- スリムショートのぼり旗:450mm×1500mm
- ワイドのぼり旗:700mm×1800mm
- ビッグのぼり旗:700mm×2100mm
- ジャンボのぼり旗:900mm×2700mm
- ミニのぼり旗:100mm×300mm
素材
のぼりを設置する場所は、圧倒的に野外が多いため、多少の雨風にも負けない丈夫さを持っている必要があります。
自作する場合でも、適度な厚みと重みがあり、また自由にデザインしやすい無地の布を選ぶようにしましょう。
のぼりは100均グッズで自作できる?
より低コストにのぼりの自作を目指すなら、100均の利用がおすすめです。
では、100均でのぼりを自作する場合はどんな材料を買うのが良いのでしょうか?
その際に注意すべきポイントも合わせて紹介します。
また近年は、個人でオリジナルグッズを自作する人が増えています。
100均を利用したTシャツの自作方法はコチラの記事で紹介していますのでチェックしてみてください。
▶︎【100均で揃う!】プリントTシャツの自作にチャレンジしてみよう!
100均で揃う材料
のぼりは主に、旗の部分、チチの部分、スタンドの部分に分けて制作します。
100均を利用する場合の材料は以下の通りです。
<旗の部分>
- シーツ(大きめの布)
- 布製の紐
- 布製テープまたはセロハンテープ
- アクリル絵の具と筆
- 布用裁断ハサミ
- チャコペン
- カーボン紙
- 両面テープ
布は自宅に余っている古くなったシーツを使えば購入する必要もありません。
ただし、のぼり旗用のL字竿とスタンド部分は100均では揃えられませんので、ホームセンターなどで購入しましょう。
自作のぼりの注意点は?
100均を利用してのぼりを自作する場合には、いくつか注意しておくことがあります。
一つ目はどうしてもクオリティが落ちてしまう点です。
お店や商品によっては、自作ののぼりではイメージを損ねてしまい、かえってマイナスプロモーションになってしまう可能性があるので注意しましょう。
二つ目は購入するのぼりに比べるとどうしても耐久性が劣ること。
どれほどデザインが優れていても、破れや色落ちなどの劣化が目立つと、印象が悪くなってしまいます。
長期間の使用を予定している場合は、やはり業者へ依頼しての制作をおすすめします。
100均グッズでのぼりを自作する手順
長期間の使用や高いクオリティを求めすぎなければ、自作のぼりは100均で揃うグッズで十分にその役割を果たすことができます。
ここからは、その制作手順を順番に解説していきます。
①のぼり本体を作る
初めに、のぼりの旗部分を作ります。
100均グッズを使った手順は次の通りです。
1.シーツ(布)を必要な大きさにカットする
自作なのでサイズは自由ですが、縦横比が1:3になるとベストです。
最後に二つ折りにするので横は2倍の大きさにしておきます。
また、折り返し縫いの縫いしろも計算してカットしておくことで、裁断部分がほつれずできるだけ丈夫にすることができます。
2.デザインの図案に合わせチャコペンで下書きする
用意しておいたデザインがある場合は、拡大コピーした紙をセロハンテープで仮止めし、布との間にカーボン紙を敷いておくと正確に写すことができます。
3.絵の具で色をつける
下書きが終わったらアクリル絵の具で色をつけます。
アクリル絵の具は水の量が少な過ぎると乾いてから崩れてしまう場合があるため、水の量と絵の具は1:2くらいに調整することがポイント。
乾いたら2~3回重ねて塗ると仕上がりがきれいです。
裏側も同様に繰り返します。
4,2つに折って仕上げる
絵の具が完全に乾いたのを確認したら、外表で半分に折ります。
このとき、縫しろ部分も1センチ程度内側に折り曲げ、アイロンでしっかり型をつけます。
②チチ部分を作る
次にのぼりを通す紐(チチ)部分を作成します。
100均グッズを使った手順は次の通りです。
1.布製の紐を適当なサイズにカットし、縫い付ける部分に挟んでピンで仮止めする(上3カ所、サイド5ヶ所)
2.バランスよく位置が決まったら両面テープで固定する
手芸用ボンドでも代用OK。
自宅にミシンがある場合は、縫い付けることで強度が増します。
紐はだらんとしないように、竿の太さに合わせて通り抜けるサイズにカットするのがポイント。
最後にのぼり旗用のL字竿を通し、スタンドに立てれば完成です。
ミニのぼりならもっと手軽に!
のぼりの自作は可能ですが、既述のように竿やスタンドの制作は難しいです。
ですが、卓上で使うようなミニのぼりなら、全ての部分を100均のグッズで自作することができます。
ミニのぼりの材料
100均で揃えられるミニのぼり制作に必要なグッズはコチラです。
- A4用紙
- 布
- 布用ボンド
- アクリル絵の具
- アルミ (自在ワイヤーΦ2.0mm)
- 竹ストロー
手順
100均を利用した自作ミニのぼりの作り方は次の通りです。
<旗のサイズが横50mm×縦150mmの場合>
- A4用紙にデザインを印刷しておく(横100mm×縦150mm)
- 布をデザインの枠に沿ってカットする
- 横を二つ折りにし横を50mmにしてのりで貼り付ける
- 余った紙または布の余白で横10mm×縦50mmの小さいチチを5枚作る
- チチの両端にのりをつけのぼりを挟むようにバランス良く貼る
- 竹ストローを70mmに、ワイヤーを約130mmにカットする
- ワイヤーを6対4ぐらいの割合でL字に曲げてチチに通す
- 6でカットした竹ストローを布の上部に通す
- 側部にもう1本の竹ストローを通す
- ワイヤーの余った部分は折り曲げる
旗の部分は布ではなく紙でもOK。
のりではなくマスキングテープを使用すればやり直しがきくのでさらに気軽に制作できます。
ミニのぼりならスタンドはこれ!
ミニのぼりであれば、スタンドは自作する必要もありません。
100均で購入するだけでのぼりを立てられるので、以下の中から使いやすいものを選んでください。
<100均で買えるスタンド>
- 歯ブラシスタンド
- ペン立て
- 紙粘土
- 紙コップ
- ダブルクリップ
また、ダブルクリップの内部に磁石を設置し、そこにのぼりを挟むと、よりしっかり自立させることができますよ。
UP-Tでのぼりを作成する
のぼりは自作もできますが、クオリティを求めるならUP-Tへの依頼がおすすめです。
UP-Tは創業85年を誇る丸井織物株式会社が運営する、誰でも気軽にオリジナルグッズが作れるサイト。
初心者でもスマホでできる専用デザインツールがWeb上にあり、PhotoshopやIllustratorなどの有料デザインソフトや技術も不要なので、パソコンを持っていない人でも簡単にデザインから注文が完了します。
UP-Tでは、定番の600mm x 1800mmサイズから一回り小さい「スリムショートのぼり (450mm x 1500mm)」、ショートサイズ、ジャンボサイズなど、幅広いサイズを展開。
例:店舗周りにぴったり!「レギュラーのぼり (600mm x 1800mm)」
法人様・大口注文窓口の用意はもちろんのこと、まとめて割の利用でさらにお得に!
さらに、UP-Tがのぼりの作成で選ばれている理由はまだまだたくさんありますよ。
<まだまだあるUP-Tの魅力>
- 日本随一のプリンター保有台数
- 自社工場で国内生産なので安心
- 注文から最短3営業日で発送
- 即日で発送可能なアイテムもある
- 送料無料
- グッズ業界では初となるISO取得企業
- 早朝6時〜深夜12時までの手厚い電話サポート等
まとめ:低予算でのぼりを作るなら100均
100均の材料を使ったのぼりを自作する方法や、自作するメリット、注意点などを解説してきましたがいかがでしたか?
自作してコストを抑えつつ、目的に合ったオリジナルののぼりを作ってみましょう。
またこの記事を読んで「自作には自信がない」「せっかくならクオリティにこだわりたい」と思った人は、今すぐ下記のリンクをチェック!
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