最終更新日: 2024年09月11日

のぼりの色が集客力を高める?効果的で目立つ配色とは

色で変わるのぼりの効果

お店を開くときや新商品を販売するとき、イベントを開催するときなど、用意しておくべき販促物の中に「のぼり」があります。

そんなのぼりの集客力には、色が大きく関わっていることを知っていますか?

今回は、色によって変わるのぼりの効果についてを徹底解説!

人の目を引くのぼりの特徴から目立つようにする配色テクまでを詳しく紹介していきます。

UP–Tでオリジナルのぼりを作る

 

効果をもたらすのぼりの特徴

集客力のあるのぼりの特徴

のぼりの最大の目的は集客に他なりません。

では、集客力が期待できるのぼりには、どんな特徴があるのでしょうか。

のぼりの制作を予定している人は、これから紹介する3つの特徴を意識してデザインを検討してください。

人の注意を引く「誘目性」

集客力のあるのぼりには、人の注意を引くような「誘目性」のある色やデザインが使われている場合が多いです。

誘目性とは、意識していなくても自然に目に飛び込んでくるような視覚的な強さを表した言葉。

一般的には彩度が高い色や、赤やオレンジ、黄色のような暖色系の色が誘目性が高いとされており、安全標識や注意喚起のための看板に暖色系の色が使われるのはこのためです。

何気なく歩いている人の目に、ふと入り込むような誘目性のある色でのぼりを作ることによって、まずは「なんののぼりかな?」と興味を持ってもらうことに繋がります。

見やすい「視認性」

誘目性と同じく、のぼりの集客効果が期待できるのが「視認性」のある色やデザインです。

視認性とは、瞬間的な認識のしやすさ、見やすさの強さを表している言葉。

単色ではなく、明度対比を生かした2色以上の配色のバランスによってその強さは変わります。

のぼりは背景の色と文字を使った販促物なので、例えば文字の色を黄色にした場合、白ではなく黒を背景色に持ってくることで、読み手が見やすいのぼりになります。

読みやすい「可読性」

短い言葉で人を惹きつける必要があるのぼりにとっては、文字の読みやすさを表す「可読性」も重要なポイントです。

伝えたい情報がたくさんあるからといって、小さい文字で長々と表現するのは逆効果。

文字に色縁をつけたり、一部の文字を大きくするなどして、一瞬の読みやすさを意識するようにしましょう。

<可読性のあるのぼりの特徴 ※レギュラーサイズ>

  • 1文字が縦横30㎝以上ある
  • ゴシック体のように太いフォントを使っている
  • 文字数は7文字程度

また近年は、個人でオリジナルグッズを作成する人が増えており、中でも人気なのはオリジナルTシャツです。

Tシャツにおすすめのフォントはコチラの記事で紹介していますのでチェックしてみてください。
▶︎オリジナルTシャツに入れる文字はフォントが大事!up-tのフォント10種類をご紹介


 

目立つのぼりの配色テク

目立つのぼりの配色テク

既述のように集客効果が期待できるのぼりは、誘目性・視認性・可読性が高いという特徴があります。

では、どのような配色にすればそれらを高めつつ、目立つのぼりにすることができるのでしょうか。

ここからは、その具体的な配色テクニックを6つ紹介します。

反対色を使う

反対色とは

目立つのぼりにするには「反対色」を使うのがおすすめです。

反対色とは、色相を環状に配置した色相環の中で正反対に位置する色同士のこと。

補色と呼ばれることもあり、例えば赤の反対色は青緑、黄色の反対色は青紫です。

色相の差が大きいこれらの組み合わせは、お互いの色を引き立たせ、インパクトのある目立つのぼりになります。

明度の差をつける

のぼりは、色の明るさの度合いを表す明度も意識してみましょう。

例えば赤や黄色と一口にいっても、明度が違うだけでその色は全く違う印象になります。

ですが、ただ単に明度が高い色を使えば良いという訳ではありません。

目立たせるには、明るい色と暗い色をバランスよく組み合わせて、明度の差をつけるのがポイント。

文字色と背景色の明るさの差を大きくすることで、はっきりと重量感のある、遠くからでも見やすいのぼりにすることができます

<分かりやすい例>

  • 文字色:白
  • 背景色:黒や緑

彩度の高さを上げる 

目立つのぼりは、彩度も高い傾向にあります。

彩度とは、色の鮮やかさを表す言葉で、全体の派手さ、地味さを表現しています。

色の彩度が高いのぼりは目立ちやすく生き生きとした印象を与え、逆に彩度が低いのぼりは、鮮やかさのないやや地味な印象に。

例えば水色と黄色のような彩度が高めの色を組み合わせることで、集客力効果が期待できる誘目性のあるのぼりになります。

3色程度に抑える

3色程度にまとめる配色

のぼりの配色を考えるときに、気を付けたいのが使用する色の数です。

目立つ配色テクはいくつかありますが、それを気にしすぎるあまりに色を使いすぎるのは逆効果。

肝心の文字がかえって見にくくなってしまう場合があります。

パッと見たときに認識しやすい視認性を意識して、色はできるだけ3色程度に抑えるのがおすすめです。

同型色でまとめる

のぼりには、同型色でまとめるという配色テクが使われる場合もあります。

既述の反対色を使用する方法とは異なり、色相環の中であえて隣合っている色や似ている色を使うという方法。

それぞれの色の差が小さいので、まとまりが出て統一感を出すことができます。

ただし、色によってはぼやけた印象になってしまうため、工夫して組み合わせる必要があります。

暖色・寒色を使い分けている

赤やオレンジ、黄色のような暖かなイメージのある色を暖色系と表現する一方で、青緑や青、 青紫などのような冷たさや爽やかさを感じさせる色を寒色系と言います。

これらの色を使い分けるのも、目立つのぼりの配色テクの一つ。

お店や商品のイメージ、季節によって使い分けるとより効果的です。

のぼりにNGな配色

のぼりには、向いていない配色もあります。

以下の組み合わせはのぼりには不向きですので、避けることをおすすめします。

①金色・銀色・メタリック色
金色や銀色は、目立ちやすい・派手と言われることが多い色。
ですが、実は印刷で再現するのが難しく、イメージ通りののぼりにすることが難しくなります。
特殊印刷を利用することで近づけることもできますが、別途費用が掛かる場合も。
同じ理由でメタリックな色ものぼりには不向きです。
また、目を引きそうな蛍光色を使ったのぼりはオリジナルで作成するとコストが高くなってしまうため、既製品での購入がおすすめです。

②パステルカラー
パステルカラーとは、赤・青・黄色・緑などの原色に白を混ぜた淡い中間色のことを指します。
明度が高く、清潔感のある印象を与えるパステルカラーは人気の高い色味ですが、野外での設置は日光が当たり薄く見えてしまい、目立ちにくく文字も見づらくなってしまう可能性があります。

 

色で変わるのぼりの効果

色で変わるのぼりの効果

赤系の色が暖色、青系の色が寒色と呼ばれるように、色には心理的な効果があり、人は気づかないうちにさまざまな影響を受けています。

先ほど紹介した配色テクと組み合わせて、それぞれの色が持つ効果を活かしたのぼりを目指しましょう。

色が持つ効果と実例

それぞれの色がもたらす効果や影響は以下の通りです。

●赤色
のぼりの実例:中華料理・ラーメン屋・お祭り・伝統行事など
情熱的、興奮、行動力のあるイメージ
強調ができインパクトを与えやすく、購買意欲にも繋がる

●オレンジ色
のぼりの実例:コーヒーのような温かい飲み物・秋の味覚・秋のイベント・エクササイズなど
健康的で活気のあるイメージ、暖かみや家庭的、親しみを感じやすい
食欲促進にも繋がる      

●黄色
のぼりの実例:蜂蜜製品・カレー屋・ビールなどを扱う居酒屋・子ども向けのサービスやイベント
明るく楽しい、賑やかなイメージ 
晴れた日や幸福感、明るい未来を連想させる

●緑色
のぼりの実例:花屋さん・園芸ショップ・工事現場・車関係・病院・薬局
自然、健康、安らぎ感、平和を連想させる

●青色
のぼりの実例:納涼盆踊り・夏フェス・プール・アイスクリーム・寒さを強調したいイベントなど
爽やか、冷静、クリーン、知的なイメージ
涼しさや寒さを連想させる

●紫色
のぼりの実例:仏具関係・日本の伝統芸能や伝統文化・夜のイベント・ワイン関連など
神秘的、上品、厳か、伝統的なイメージ
仏教、神道、宗教を連想させる

●黒色
のぼりの実例:革製品・車・スーツ・高級感を演出したい食材や店舗など
高級感、男性的、重厚感のあるイメージ

●白色
純粋、純潔、美しさ、爽やか、清潔を連想させる
背景を白色にし、他の色と合わせることで効果的に文字を際立たせることができる

のぼりの色はシーンで変えるのも◯

のぼりの色は活用シーンによって変えるのも効果的です。

<季節で変えるのぼりの色>
春:桜をイメージさせるピンク
夏:涼しげなブルー
秋:紅葉を感じさせる黄色やオレンジ、茶色
冬:雪や寒さを感じさせる青

<時間帯で変えるのぼりの色>
昼の明るい時間帯:黒と赤の組み合わせ、青と白の組み合わせ
夜の暗い時間帯:黄色と黒の組み合わせ、赤と白の組み合わせ

 

UP-Tでのぼりを作成する

UP–Tでオリジナルのぼりを作る

クオリティの高いのぼりはUP-Tで作成することができます。

UP-Tは創業85年を誇る丸井織物株式会社が運営する、誰でも気軽にオリジナルグッズが作れるサイト。

初心者でもスマホでできる専用デザインツールがWeb上にあり、PhotoshopやIllustratorなどの有料デザインソフトや技術も不要なので、パソコンを持っていない人でも簡単にデザインから注文が完了します。

気軽にプロへ配色の相談ができ、薄いのに丈夫で風にもよくなびく裏面への色抜けも良いのぼりを作れますよ。

例:店舗周りにぴったり!「レギュラーのぼり (600mm x 1800mm)
UP-Tののぼり

法人様・大口注文窓口の用意はもちろんのこと、まとめて割の利用でさらにお得に!

さらに、UP-Tがのぼりの作成で選ばれている理由はまだまだたくさんありますよ。

<まだまだあるUP-Tの魅力>

  • 日本随一のプリンター保有台数
  • 自社工場で国内生産なので安心
  • 注文から最短3営業日で発送
  • 即日で発送可能なアイテムもある
  • 送料無料
  • グッズ業界では初となるISO取得企業
  • 早朝6時〜深夜12時までの手厚い電話サポート等

 

まとめ:色の効果でのぼりを効果的に使おう!

UP–Tでオリジナルのぼりを作る

集客力のあるのぼりの特徴や、のぼりを目立たせる配色テクについて紹介してきましたが、いかがでしたか?

配色テクを活用して誘目性と視認性と可読性を高め、お店や商品に合ったのぼりを用意しましょう!

UP-Tにのぼりの相談をしたいと思った人は、今すぐ下記のリンクをチェック!

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監修:丸井織物プリント品質管理部門 宮本智行
監修者情報:丸井織物株式会社プリント品質管理部門
オリジナルプリント業界初のISO9001取得企業
弊社、丸井織物株式会社は、オリジナルTシャツプリント会社としては初の品質管理マネジメント・ システムISO 9001、環境マネジメント・システム ISO 14001の取得企業です。
また、継続的な品質管理と人体・環境への配慮を重視したマネジメントシステムにてPDCAサイクルを回しています。技術として最高峰の TPM優秀賞も受賞。
一般社団法人オリジナルTシャツ協会にも加入しております。