最終更新日: 2024年08月15日
タオルは濡れると臭い!においの取り方と予防方法
洗濯したタオルで汗を拭き、時間がたつと臭いことはありませんか?
原因はタオルに雑菌が繁殖するからで、濡れている間に雑菌はどんどん増えていくのです。
では、これを解決するにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは、タオルが濡れた後の臭いの原因や解決策と予防について解説します。
タオルが濡れると臭い原因
タオルが濡れると臭い原因は、雑菌が原因だけでなく皮脂や汗が原因です。
ここからは、この2つの原因について見ていきましょう。
雑菌の繁殖
タオルが乾いているときは臭いがないのに、濡れると急に臭くなるのは、水に濡れたことによって雑菌が繁殖しているのが原因です。
タオルが水を吸うことで、ニオイ菌を含んで気化するために急激に臭く感じてしまいます。
洗濯で雑菌が落としきれていないと、より臭いが強く感じるでしょう。
皮脂や汗
皮脂や汗には、タンパク質やアンモニアなどが含まれていますから、ニオイ菌の餌になります。
新しいタオルでも、長時間放置しておくと臭いと感じるのは皮脂や汗が原因です。
洗濯でしっかり雑菌が落とせていないところへ、餌になる皮脂や汗がつけば一気に臭くなるのが当然でしょう。
酸化した汚れ
一般的な洗濯洗剤は、中性洗剤もしくは弱アルカリ性洗剤です。
これらの洗剤は環境と衣類に優しい洗剤のため、生地を傷めずに汚れは落せますが「蓄積した汚れ」や「繁殖した雑菌」は完全には落とせません。
皮脂汚れはアルカリ性汚れのため、汚れや雑菌を落とすのであれば酸性洗剤が適しています。
ただし、生地へのダメージが大きいデメリットがあるため、メインの洗濯洗剤は中性洗剤や弱アルカリ性洗剤になっています。
汚れが落ちていない
中性洗剤や弱アルカリ性洗剤では、雑菌臭がまったく落ちないわけではありません。
洗濯機につめこみすぎると、洗濯ものがしっかり洗えないため汚れは落ちません。
また、乾燥が中途半端で生乾きのまま使うと、少し濡れただけで臭います。
タオルの臭いを取る方法
清潔に使いたいタオルが臭いのは困りものです。
定番の方法としては「お湯につける」方法がありますが、漂白剤を使うことや乾燥をしっかり行うことで対応できます。
ここではタオルの臭いを根こそぎ取る方法について解説します。
粉末洗剤と粉末漂白剤を使う
粉末洗剤の方が泡立ちが良く、臭いの原因である雑菌をしっかり落とします。
最近の液体洗剤は洗浄力が上がっているため、同じような効果を得られます。
それでも臭いが落ちない場合には、お湯を使って洗濯しましょう。
熱湯ではなく、ぬるま湯で洗うと臭いがしっかり落とせます。
煮沸消毒する
菌が繁殖しやすい温度は20°C〜40℃のため、それ以上の温度のお湯で洗濯すれば雑菌がいなくなります。
臭い菌が原因でタオルが臭い場合は、「60℃以上の熱湯に20分漬け置き」が必要になるため、鍋で煮沸するのがおすすめです。
一般的な綿100%のタオルであれば問題ありません。が、高級タオルやギフトでいただくようなタオルは傷んでしまうのでおすすめしません。
【煮沸消毒のやり方】
- 鍋でお湯を沸かす(沸騰させる)
- 沸騰したお湯の中にタオルを入れ、タオルを20分間漬け置きする
- タオルを取り出して普段通り洗濯する
一度に消毒できないため、定期的な煮沸消毒が必要になります。
酸素系漂白剤を使った煮沸消毒
熱湯では臭いが改善しないときは、酸素系漂白剤を使った方法を試してみましょう。
オキシクリーンは臭いや汚れを落とす洗剤として有名で、「オキシ漬け」などでしっかり落とします。
刺激臭がなく色落ちもしにくいというメリットもあり、塩素系漂白剤よりも安全に使えるようになっています。
【準備するもの】
・酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)
・ゴム手袋
・お湯
【酸素系漂白剤を使った煮沸消毒のやり方】
- お湯(50〜60℃)を入れた容器に酸素系漂白剤を溶かしてとタオルを入れる。
- 約60分ほど放置する。
- 軽くすすいで水分をしぼり、洗濯機で普段通り洗濯する。
コインランドリーの乾燥機を利用する
タオルが半乾きのまま収納されれば、当然ですが臭い菌が増えますから、ちょっと濡れただけで臭いがするようになります。
コインランドリーの乾燥機の場合は70〜80℃の高温乾燥が使えるので、完全に臭い菌を死滅させられます。
タオルが濡れると臭い!洗濯機を掃除する
乾燥後もなんとなく臭いと感じる場合には、洗濯槽が汚れているケースも考えられます。
洗濯機は常に水分で雑菌が繁殖しやすい状態のため、換気をよくして定期的に掃除しておきましょう。
洗濯機の換気
汚れた洗濯機で洗濯すれば臭い戻りしますから、タオルが臭くなります。
洗濯ものは、洗濯が終わったら取り出す。
蓋はあけて換気することを忘れないようにしてください。
換気をよくすることでカビや雑菌の繁殖を抑えられます。
ドラム式洗濯機を使う場合には、パッキン部分にゴミや洗剤カスが詰まりやすく、カビや菌の繁殖しやすいです。
できるだけこまめにパッキンを掃除し、水滴が残ったままにしておきましょう。
洗濯機の内部を洗浄する
「洗濯機は洗剤で洗われているから清潔」と思ってはいませんか?
洗濯機の洗濯槽の裏側には、水に溶けきらなかった洗剤が残り、カビの餌になってしまいます。
これが蓄積され、洗濯する毎に汚れが水に溶けだすと、タオルや衣類に汚れが付着し臭いがするようになります。
業者に頼んで分解工事を行うこともできますが、日頃の汚れをため込まないのが大切です。
日常的なお手入れは「洗濯槽クリーナー」を洗濯機に入れ、つけ置きすることで改善できます。
洗濯しても臭いが落ちないなら、自分でオリジナルタオルを作りませんか?
オリジナルプリント業者は多いので、どこがいいのか迷ってしまいますよね。
枚数が多いと割引がある業者もありますから、比較して選びましょう。
こちらの記事では、激安オリジナルタオルが作れる業者を紹介しています。
参考にしてみてください。
激安オリジナルタオルならUP-T!気になる業者比較方法とは?
タオルの臭いを予防する方法
予防にこしたことはありませんし、対策することでお気に入りのタオルを長持ちさせられます。
タオルに臭いがつかないようにするためには、どのような予防方法があるのでしょうか。
濡れたまま放置しない
お風呂に入って体を拭いたバスタオルを皆さんはどうしていますか?
体を拭いたタオルには水滴が着きますから湿ってしまいます。
乾かせば翌日も使えるからと、タオルハンガーにかけて乾かす人がいますが、皮脂がついてしまったタオルは乾かしても雑菌が繁殖します。
雑菌は湿度が高い環境で繁殖しますから、洗濯カゴに入れっぱなしにすると臭いが強くなります。
どうしても洗濯ができない場合は、ハンガーを利用しても構いませんが、できるだけ早く洗濯しましょう。
洗濯機の中にタオルを入れっぱなしにしない
洗濯機の中は湿度が高く、そこに濡れたタオルを入れておくと雑菌が繁殖しやすくなります。
どうしても洗濯ができない時は、洗濯機の中ではなくカゴやハンガーで保管し、雑菌が繁殖しないようにしてください。
洗濯機にタオルを入れすぎない
一度に洗濯する量が多すぎると、きれいに洗えずに汚れが残ってしまう可能性が高くなります。
洗濯物の汚れや皮脂などは雑菌のエサとなってしまうため、きれいに洗わないと菌が繁殖し、臭いの元となるので注意が必要です。
洗濯機のサイズに合わせて適量を洗濯するようにしましょう。
洗剤を入れすぎない
洗剤の量が多いと、すすぎ不足によって洗剤カスが残ってしまい、臭いの原因になります。
どうしても臭いが気になるならば、煮沸消毒してから洗濯するなどひと手間かけましょう。
酵素漂白剤を使うなど、消臭機能のある洗剤を使うのもいいでしょう。
風呂の残り湯を使わない
お風呂の残り湯を再利用している家庭も多いようですが、皮脂などが混ざった残り湯で洗濯すると雑菌がタオルについてしまい臭いの原因となります。
病気になることはありませんが、衛生面を考えるとおすすめできません。
洗濯後は早く干してしまう
洗濯してから干すまでに時間がかかると、雑菌が繁殖し臭い菌がどんどん増えていきます。
できるだけ早くタオルの間隔を空け、風通しがよくなるように干してください。
コインランドリーなどを利用して、高温で乾かしてしまえば臭いに悩むこともなくなります。
仕事から帰って夜間に洗濯する場合、サーキュレーターや除湿機などを使って早く乾燥指せるのがコツです。
UP-Tでオリジナルタオルを作ろう
タオルの臭いが気になると困りますよね。
特にお気に入りのタオルの場合には、ガッカリしてしまうでしょう。
清潔にしていても、繊維が古くなれば洗剤では臭いが落ちにくくなっていくものです。
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まとめ:タオルの臭いは雑菌が原因!清潔にすればしっかり消臭できます
タオルが濡れると臭いがするのは雑菌が原因です。
放置したままにすると、雑菌が繁殖して臭いがどんどん強くなっていきます。
使ったタオルは早めに洗濯し、臭い菌が沈着しないようにしましょう。
臭い菌がタオルに沁みついてしまうと、洗剤だけでは落ちにくくなり、漂白剤や熱湯を使わないと落とせなくなります。
臭いが気になるようでしたら、早めに新しいタオルに交換しましょう。
清潔なタオルの正しい洗濯方法と、干し方で臭いを予防してください。