最終更新日: 2024年07月29日
タオルの正しい干し方をマスターすれば早く乾いてにおわない!
毎日使うタオルは清潔でいい香りがする、ふわふわで気持ちがいいのがいいですよね。
実は干し方を工夫するだけで、タオルがふんわりやわらかく早く乾きます。
今回は、タオルの正しい干し方をご紹介します。
なかなか乾かない、干し方が悪いのかバリバリする、においなどのトラブル対処法についてもまとめて説明しています。
タオルの正しい洗濯方法
タオルを干す前に正しい洗濯方法をマスターし、清潔できれいなタオルを干しましょう。
洗濯機にタオルを詰め込みすぎない
タオルはまとめて洗うことが多いため、洗濯機に詰め込む人がいますが、量が多いと脱水が不十分になり、十分に水分を取り除けません。
洗濯ものは洗濯機の半分くらいにいれて、量が多いときは、洗濯を2回に分けるようにしましょう。
できればタオルは、タオルだけで洗濯した方が繊維を傷めません。
また、他の衣類などにタオルの繊維がつくのを防ぎます。
タオルは水を吸って膨らみますから、大きな洗濯槽であっても入れすぎには注意してください。
使ったら放置しないですぐに洗うこと
タオルの生乾きのようなにおいは、洗濯で落ち切れていない汚れから雑菌が繁殖することで起っています。
一度においがすると、どれだけ洗濯しても「なんとなくにおいがする」ようになり、なかなか消すことができなくなります。
タオルは水分を含んでいますから、雑菌の繁殖が早く放置すると驚くほどに雑菌だらけとなります。
できれば、使ったら放置せず速やかに洗って汚れを残さないようにしましょう。
においが強く落ちていない時には、洗剤の量ではなく洗濯の時間や水の量、すすぎの回数も変えます。
においのひどいタオルは、そうでないものとは別にし、多めの水と適量の洗剤で洗い、すすぎの回数を多くするとにおいが出にくくなります。
洗濯は水多め、すすぎの回数も多め
洗濯機の中でタオルが大きく動いた方が、汚れは落ちやすくなります。
洗濯物同士が擦れ合って傷むこともないため、たっぷりの水を使いましょう。
タオルは毛羽が落ちるため、タオルは泳げるくらいの水量で洗うのが理想的です。
水の量を洗濯機に任せず、洗濯物に見合った量に自分で調整し、洗濯機のなかでタオルがよく動くようにして洗いましょう。
脱水は適度、放置に注意
タオルの脱水は絞りすぎない程度に水分を残します。
脱水が強すぎると、タオルのパイルがつぶれてやわらかさがなくなってしまいます。
脱水したら、できるだけ早めに取り出して干しましょう。
繊維が硬くなるだけでなく、洗濯機に放置することで雑菌が繁殖してしまいます。
柔軟剤は適量
柔軟剤は、硬くなったタオルをやわらかくしたり靴下など肌に触れる衣類は柔軟剤でやわらかくできます。
この柔軟剤は、繊維をやわらかくするわけでなく、表面をなめらかに整えるものです。
繊維のかたいタオルを柔軟剤でやわらかくするために、入れすぎてしまうと水を吸いにくくなり、繊維が抜けやすくなったりする場合があります。
柔軟剤はタオルが硬く感じられるようになってから使うか、少量に止めておきましょう。
その干し方間違っていませんか?
洗濯が終わったタオルを、洗濯機から取り出してそのまま干してはいませんか?
洗濯直後のタオルは、繊維が潰れた状態のため、このまま乾燥させるとふっくらとしません。
乾燥機にかければ同じと思っている人も、一度タオルをほぐして干してみましょう。
バスタオルのように大きなものは二つ折りに、ハンドタオルやスポーツタオルはひろげ強めに10回〜20回程度、振って繊維を立ち上げましょう。
こうすることによって干したタオルがふんわりとするだけでなく通気性も良くなり、乾きやすくなります。
脱水時間は長くしない
水分をしっかり切るため、脱水時間を長くしていないでしょうか?
実は脱水時間が長いと、衣類の小じわの原因になり仕上がりが悪く、かえって手間になってしまいます。
おしゃれ着の脱水時間が短いのは、傷んだり形が崩れたりする事を防ぐためです。
洗濯機では量に応じて、脱水時間は決まっていますからそれに合わせて洗濯をすすめましょう。
室内では高い位置に干す
外に干場がない・天気が悪い場合には、部屋干しになるのが一般的です。
部屋干し専用の洗剤もありますから、工夫次第でにおいを気にせずに洗濯ものを干すことができます。
室内の洗濯ものは乾きにくく、部屋がじめじめしてしまうので以下のことに注意しましょう。
室内での乾かし方のポイントは以下の3つです。
- 温度が高い
- 湿度が低い
- 風通しが良い
室内は天井に近いほうが温度が高くなるため、室内で洗濯物を干すときはできるだけ高い位置の方が乾きやすくなります。
ポールなどを設置する場合には、できるかぎり高い場所に設置してください。
洗濯物は日陰で干す
天気の良い日は外でお日様に当てて乾かしたい。
洗濯物を干すとき、日光に当てて衣類を干してしまいがちですが、直接日に当てて干してしまうと、洗濯物は紫外線によって色落ちしてしまいます。
とくに色の濃いものは日光に弱いので、色褪せてしまいやすいのだとか。そのため、洗濯物を干すときは「部屋干し」が理想だそうです。
窓際は風通しが良いため、窓際に干す人がいますが、太陽光が届いてしまうため洗濯物を痛めてしまう可能性があります。
カーテンなどが近くにある場合、ほこりや雑菌が増殖していることがあるため、それが洗濯ものに付着すると洗濯物のにおいの原因となるケースがあります。
ベランダで干す場合には、日陰を作り直射日光が当たらないように注意しましょう。
タオルを干す場所は?
では、タオルはどこで干すのが一番良いのでしょうか。
外干し・部屋干しのそれぞれの特徴を紹介します。
外干し
早く乾かしたい場合には、外で風に当てるのが一番ベストな方法ではありますが、出来る限り直射日光を避けるようにしましょう。
日陰の風通しの良い場所であれば、風でタオルがしっかり乾きますし、紫外線によってタオルの繊維が傷ついたり、色褪せたりすることもありません。
風通しの良い場所で干せば、日陰でも臭いや雑菌問題もありませんので、安心してください。
部屋干し
ライフスタイルの都合上、外に干すことができない人もいるでしょう。
特に花粉や黄砂の季節は、部屋干ししかできませんし天候や時間に関係なく洗濯ができる部屋干しは便利です。
タオルが汚れない、花粉やホコリの付着を避け、色褪せの心配もないなどメリットが多いのも特徴です。
最近は専用の洗剤も出ていますから、部屋干し派の人も増えているのではないでしょうか。
カビや雑菌の増殖を抑える洗剤や柔軟剤を使って、正しい部屋干しをマスターすれば大きな問題もありません。
部屋で干す場合には、換気扇やサーキュレーターなどを使って部屋で干すか、「洗面所」や「浴室」を利用するといいでしょう。
これらには換気機能があるので、タオルが乾きやすく通気効果もあがります。
タオルの干し方の注意点
空気に触れる面積を大きくすると、タオルが乾きやすくなります。
効率的で、臭いや雑菌の発生を押さえるためにもタオルの干し方に注意しましょう。
ここでは、タオルの干し方の注意点を解説します。
空気に触れさせてから干す
タオルを干すときには、できるだけ空気に触れさせてから干しましょう。急いでいると、サッサやハンガーなどにかけてしまいますがそれではしっかり乾かず、生乾きになってしまいます。
しっかりとタオルを振ると、潰れていた繊維が立ち上がり、風に当たる面積が増えるため乾きやすくなります。
繊維がつぶれたまま干してしまうと、乾いた後のふわふわの肌触りがありません。仕上がりを左右するのは干す前のひと手間です。
ほんの少し手間をかけることで、驚くほどに肌触りに違いが出ますから試してください。
タオル同士離して干すこと
タオルはピンチハンガーに吊るすか、ハンガーにかけて干す方が多いかもしれません。
厚手のタオルは風が通りにくくなるため、乾きが遅くなりやすいです。
ハンガーで干す場合には、長さをずらして端を洗濯ばさみで止めれば、ずり落ちることもありません。
ハンガーを2本使って、M字になるように干すと風が入りやすく厚手タオルでも早く乾きます。
場所とハンガーに余裕があれば、チャレンジしてください。
バスタオルのように大判のタオルもこの方法が有効です。
タオルの干し方色々
場所やタオルの枚数によって様々な干し方が可能です。
ここからは、乾きやすいタオルの干し方について解説します。
横向き
洗濯物は上から乾くため、ハンガーにタオルをそのままかけると、下の部分が半乾きになりやすいです。
干すスペースがあり、タオルの枚数が少ないのであれば横方向に干すと早く乾きます。
三角干し
ピンチハンガーを使ったタオルの干し方で、タオルの四隅を対向になるようにピンチでとめる干し方です。
U字干し
タオルの四隅をピンチでとめる干し方です。
タオルがUのカタチになるためU字干しと言われています。
三角と同じように、風がタオルの間に通るため比較的乾きやすくなります。
囲み干し
上辺をピンチで止め、タオルで囲むようにする干し方です。
タオルの面積は大きくなるため、日陰でも乾きやすくなります。
縦長干し
タオルの端をピンチで止め縦長に干す方法です。
一番簡単な干し方で、枚数が多い場合にはピンチがあるだけ干せるので便利です。
タオルを干すのに便利【タオル干し】
タオルを干すのはもちろんですが、すぐに洗濯できない時にかけておくと便利なのがタオル干しです。
ライフスタイルや干す場所で、適しているタオル干しを使いましょう。
タオル干しを選ぶ
タオル干しにはスタンドタイプとハンガータイプがあります。
スタンドタイプは折りたたんで収納できるため、天気や場所で使い分けができます。
コンパクトなデザインであれば、入浴後のタオルを一時的に乾かし洗濯ができるため、におい防止におすすめです。
スタイリッシュなデザインも多く、部屋干しにつかってもインテリア感覚で使えます。
ハンガータイプは、放射状に干せるものや、パラソル状のデザインで物干しざおに使えたりもします。
こちらも場所はとらないため、使いやすい物を選びましょう。
外干し派の方は、タオル同士の間隔を調整できるハンガータイプのものがおすすめです。
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まとめ:タオルは干し方で乾きが違う
タオルは洗濯方法や脱水によって繊維の立ち方に違いがでます。
できるだけタオルの量を控えて洗濯すれば、においの心配もなく繊維がつぶれないため、ふんんわりとした仕上がりになります。
タオルは太陽光に当てず、日陰で時間をかけずにじっくりと干しましょう。そうすることによって、タオルの品質を落とすことなく長く利用できます。タオルは洗濯方法と干し方で長持ちさせられるため、ハンガーなどの使い方を工夫してください。
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