最終更新日: 2024年06月21日
タオルの寿命って?買い替えのタイミングを解説!
生活のあらゆるシーンに欠かせないタオル。
生活に溶け込みすぎているからか、同じものをついついいつまでも使ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、タオルの寿命や買い替えのタイミング、タオルの寿命を伸ばすお手入れ方法などについて詳しく解説します。
タオルの寿命は1年!
なんと、タオルの寿命はたった1年ほどであると言われています。
もっと年季が入ったタオルが家にある場合も多いですが、タオルの力を最大限発揮できるのは1年くらいが限度、というのが通説のようです。
洗濯回数で判断
タオルは、洗濯の回数が30~40回を超えたころからもともとの吸水力が落ち、肌触りが劣化し、ニオイなども気になってくるとされています。
家に何枚タオルがあるか、週に何回洗濯機を回すかによってタオルの洗濯回数も変わってくるため一概には言えませんが、およそ1年ほどで1枚のタオルが30~40回洗濯され、寿命を迎えます。
タオルの買い替えのタイミングは?
タオルの寿命は1年と言われても、使用期間1年ぴったりで家じゅうのタオルを処分するなんてもったいない!という方も多いでしょう。
タオルの寿命は、期間ではなくそれぞれのタオルの状態を見て判断する方が現実的かもしれません。
ここでは、タオルの買い替えを考える上でのチェックポイントを3つご紹介します。
肌触りが劣化したら買い替える
肌触りの劣化は、タオルの買い替えのひとつの目安となります。
買ったときはふわふわだったタオルも、使い込むうちにゴワゴワになってしまうものです。
ゴワゴワになってしまったタオルで肌を強くこすると、皮膚を傷めてしまうことも。
タオルの肌触りが劣化したら、買い替えを検討するとよいでしょう。
吸水力が落ちたら買い替える
タオルの重要な機能面である吸水力が劣化したら、買い替えを検討しましょう。
おろしたてのタオルはパイルが立っているため水をよく吸収しますが、使い込むにつれてパイルが寝た状態になり、吸水力が低下します。
タオルが水を吸わなくなって使いづらいと感じたら、買い替えのタイミングです。
ニオイが気になるタオルは買い替える
ニオイもタオルの買い替えサインの一つです。
頻繁に使ってしっかり洗濯しているつもりのタオルでも、お手入れの仕方によってはいつのまにか汚れや雑菌がタオルに蓄積し、ニオイの原因になっていることも。
浸け置き洗いなどでニオイを落とす方法もありますが、何回洗ってもニオイが取れないタオルは思い切って買い替えてもよいでしょう。
これも買い替え?よくあるタオルのお悩み
タオルの買い替えのタイミングは肌ざわり・吸水力・ニオイの3つですが、その他にも買い替えを迷いやすいポイントを2つご紹介します。
ほつれてパイルが伸びてしまった
ふわふわの肌触りが心地よいパイル生地。
肌ざわりのよさを生み出すパイル生地のループですが、爪などを引っかけてループが伸びてしまいやすいというデメリットもあります。
そのまま放っておくとパイルがどんどん伸びて見た目も使用感も悪くなってしまうので、早めに根元から切り取りましょう。
他のパイルを傷つけないよう、丁寧に切るのがポイントです。
黒いポツポツとした点ができた
タオルを長く使い続けていると、黒いポツポツとした点ができてしまうことがあります。
これはカビです。
そもそもタオルは吸水性が高い製品であるため、素材によっては乾きにくく、生乾きの状態になってしまいやすいという特徴があります。
タオルをしっかりと乾かさないまま収納してしまうと雑菌が繁殖し、カビが生えやすくなるのです。
タオルのカビを予防するには、しっかりと乾かすことが大切です。
もしカビが生えてしまったら、漂白剤などで浸け置きをするか、煮洗いをして雑菌を徹底的に退治するとよいでしょう。
必見!タオルの寿命を伸ばすお手入れ方法
何も気にせずに使っていると、タオルは1年程度で寿命を迎えてしまいます。
いつでも良いコンディションのタオルを使いたいものですが、劣化するごとにどんどんタオルを買い替えるのは大変。
できれば、少しでも長くタオルの寿命を伸ばしたいですよね。
実は、日頃の洗濯の意識を少し変えるだけでタオルの劣化を防ぐことができます。
タオルの劣化を防ぎ、寿命を伸ばす方法をマスターしましょう。
洗濯機に洗濯物を入れすぎない
タオルに限らず、洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎると生地が傷み、肌触りの劣化やほつれ、裂け目が発生しやすくなります。
これは、洗濯物同士の摩擦が生じて繊維が傷つき、生地が傷んでしまうことが原因です。
また、洗濯物を詰め込みすぎると洗濯機の中で衣服やタオルが動きにくくなり、洗いやすすぎといった機能が十分に発揮されなくなるというデメリットもあります。
洗いやすすぎが不十分になることで汚れや洗剤が服に残ったままになると蓄積汚れが発生し、嫌なニオイの原因になることも。
洗濯をしてもニオイが残っているという方は、まず洗濯機に入れるものの量を見直すとよいでしょう。
柔軟剤を使いすぎない
タオルを柔らかい肌ざわりにしてくれる柔軟剤ですが、使いすぎると生地の劣化や不快なニオイの原因となる場合があります。
柔軟剤を規定量より多く入れすぎると生地が柔らかくなりすぎてタオルのループが脱落しやすくなってしまうことも。
また、柔軟剤の量が多すぎると生地が過度にコーティングされた状態になり、吸水力が落ちてしまうケースもあります。
洗濯の際は洗濯物の量に合わせて柔軟剤をしっかりと計量するのがおすすめです。
洗濯をしたらすぐにシワを伸ばして干す
洗濯をした後に長時間そのまま放置していると、肌ざわりの悪化やニオイの原因になります。
洗濯したタオル生地のループは、ぺたんと寝た状態になっています。
ループが寝た状態のままタオルが乾くと肌ざわりや風合いが劣化し、ゴワつきが発生してしまいます。
さらに洗濯物を濡れたまま放置すると雑菌が繁殖し、ニオイの原因にもなります。
洗濯をしたらなるべく早く洗濯機からタオルを出し、シワなどを軽く整えてから干しましょう。
風通しのよいところで陰干しする
タオルを干す場所は、風通しのよい日陰がおすすめです。
綿などの天然繊維でできたタオルは、水を吸うと強度が下がります。
タオルを干すときは風通しの良いところで、極力短時間でサッと乾かすようにしましょう。
また、洗濯物を干すときは日が良く当たるところが最適と考えがちですが、紫外線は色褪せや生地を傷める原因となることもあります。
タオルを干す場所は、直射日光が当たるところを避けるとよいでしょう。
使い古しのタオルの活用法
どんなにお手入れなどに気を配ったとしてもタオルはいずれ劣化し、使えなくなってしまう消耗品です。
とはいえ、肌触りが悪くなったから、ニオイがするからと、そのまま捨ててしまうのはもったいないと感じる方も多いでしょう。
ここでは、顔や体を拭くのに使えなくなってしまったタオルを別の用途で活用する方法をご紹介します。
ウエスとして掃除に使う
最もポピュラーな使い古しタオルの活用法は、掃除道具への転用です。
顔や体を拭けるほどの清潔感は失ってしまったタオルでも、水や汚れを吸わせることにはまだまだ使えます。
そのまま使うのはもちろん、手ごろなサイズに切って補強縫いを施せば、長く使える丈夫な雑巾として活用できます。
縫うのは面倒だけどそのままだと大きくて使いにくいという場合は、生地に縦方向に切り込みを入れてから手で割くとほつれにくくなるのでおすすめです。
ゴミ袋に入れて目隠しにする
もう捨てるしかないほどくたびれた古いタオルは、ゴミ捨ての際の目隠しとして最適です。
半透明のゴミ袋でも、ゴミ捨ての際には中身がうっすら見えてしまうのが気になるもの。
見せたくないゴミを古いタオルで包むようにして捨てれば、外側から見えないようにすることができます。
下着や書類など、人から見られたくないものを捨てる際におすすめです。
梱包材・緩衝材の代わりに使う
家族や知人など気心の知れた人へ荷物を送る際に、緩衝材として古いタオルを使うのもおすすめです。
食品や割れ物を送りたいけど破損しないか心配なとき、荷物の隙間に古いタオルを入れ込むことでクッションの代わりとなり、大切な荷物を守ることができます。
ただし、タオルに柔軟剤などの匂いが残っている場合は荷物に匂いが移ってしまうこともありますので、特に食べ物を送る際などは十分注意しましょう。
UP-Tでオリジナルタオルを作ろう
UP-Tなら、オリジナルプリント入りのタオルがお得な値段で作れます。
UP-Tのオリジナルタオルは、販促などにぴったりのハンドタオルやスポーツイベントにもおすすめのマフラータオル、大きいものならバスタオルなど、選べるサイズも豊富。
また、絵心に自信がなくても、UP-Tの簡単デザインツールを使えば誰でも簡単にオリジナルデザインが作れます。
直感的な操作で動かせるので、デザインソフトを使った経験がない方でも安心です。
UP-Tのオリジナルタオルの値段は業界最安水準でお手頃。
何枚発注しても送料無料、1枚からでも発注できてとてもお得です。
お得な値段で、気軽にオリジナルタオルを作ってみてはいかがでしょうか。
オリジナルタオルを作る際は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
オリジナルタオルを1枚から格安で作成できる業者5選!おすすめのアイテムも紹介!
まとめ:タオルは寿命まで賢く使い切ろう
何度も洗濯を繰り返して使うタオルは、それほど寿命の長い製品ではありません。
しかし、お手入れ次第で肌触りや使用感を保つこともできます。
日頃の洗濯の仕方を見直し、少しでも長く大切にタオルを使いましょう。
また、顔や体が拭けなくなった古いタオルは、さまざまなことに活用できる便利アイテムでもあります。
捨てる前に何かに使えないか考え、最後まで賢く使い切りましょう。